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おやじむし

Author:おやじむし
私「おやじむし」の人生のメインテーマである「何をするためにこの世に生まれてきたのか」を知ること、そして、「豊な人生を送る」という目標のために日々読書し、そこから得たことをアウトプットしたものです。

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パニック・裸の王様(2回目)
パニック・裸の王様 (新潮文庫)パニック・裸の王様 (新潮文庫)
(1960/06)
開高 健

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:パニック・裸の王様
 著者:開高健
 出版:新潮文庫
 定価:440円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4101128014/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f137666%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 パニック
 巨人と玩具
 裸の王様
 琉亡記



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、昭和35年6月に出版されています。
 
 著者は、小説家です。
 
 著書も多数あります。



 どのような物語なのでしょうか。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)楽しんで読もう。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)楽しんで読もう。
 
 ※「もっと知りたい方のために」を参照して下さい。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●楽しんで読もう。

▽前回に引き続き、開高健の「パニック・裸の王様」から、今回は
 「裸の王様」を紹介します。
 
 「裸の王様」は1958年に芥川賞を受賞した作品です。
 
▽子供が描く絵には、その子の、その時々の様々な感情が表現され
 ます。
 
 例えば、長い間戦争を体験している国の子どもたちに自由に絵を
 描いてもらうと、楽しくてワクワクしてくる絵は書けません。
 
 暗い色の絵の具を使って、暗いテーマの絵を描きます。
 
 逆に、毎日を楽しく過ごしている子供が描く絵には明るい色が
 使われ、明るいテーマの絵が描かれます。
 
 技術を身につけていない子供の絵は、表面を覆うことない心の
 様子がストレートに表現されるみたいです。
 
 物語の主人公「ぼく」は、子供を対象に画塾を開いています。
 
 小学校の教師をしながら自分でも絵を描いている、知り合いの
 山口から、あることを依頼されます。
 
 山口が担任のクラスの生徒の大田太郎を、「ぼく」の画塾で面倒
 見てくれないだろうか、という依頼でした。
 
 山口は個展の準備で忙しく、太郎の親からの申し出を引き受ける
 ことができなかったのです。
 
▽太郎の父親の大田氏は、山口のパトロンで、絵具会社を経営して
 います。
 
 その一人息子の太郎は、生みの母親とは死別し、現在は後妻の
 大田夫人が太郎の面倒を見ています。
 
 「ぼく」が開いている画塾では、子供の本来の個性を引き出す
 ために、絵のテクニックを教えるのではなく、いろいろな方法で
 殻に閉じこもった子供の心を開かせる工夫をしています。
 
 初めて連れてこられた太郎は、画塾の壁に掛かっている、様々な
 絵には何の興味も示さず、じっと椅子に座っているだけでした。
 
 太郎は、仕事で忙しい父親には構ってもらえず、家では後妻の
 大田夫人にいろいろなことを制限され、遊ぶ友だちすら親が選んで
 いたのでした。
 
 太郎の心は厚い殻の中に閉じこもっていて、小学校2年生の子供
 らしい振る舞いができずにいたのです。
 
▽太郎の面倒を引き受けた「ぼく」は、様々な方法で太郎の殻を
 破ろうと試みます。
 
 最初は殻に閉じこもって出てこない太郎でしたが、少しずつ厚い
 殻が破られてきました。
 
 時間はかかりましたが、太郎は自分の絵の中に、自分の感情を
 込めることができるようになってきたのです。

▽ある日「ぼく」は、デンマークの文部省宛に手紙を書き、昔からの
 宿願だった外国の児童画を入手しようと計画します。
 
 子供にアンデルセンの童話を話して、その絵を描かせて、お互いに
 交換しようというものです。
 
 何通かの手紙を出した後、コペンハーゲンのアンデルセン振興会
 というところから「ぼく」のところへ手紙が届きます。
 
 しかし、この試みは偶然、太郎の父親が同じアンデルセン振興会
 と連絡をつけ「ぼく」と同じように絵の交換をしようとしていた
 ことが判明します。
 
 「ぼく」は大田氏に呼ばれ、一緒に手を組んで企画をやらないか
 と誘われます。
 
 大田氏は、この企画を全国の小学校へ広げ、全国的な運動にしよ
 うとしていたのです。
 
 子供のためというよりは、自分の商売のために。
 
 「ぼく」はその考えに反対します。
 
 イベントにして、学校で入選者を選ぶということは、子供の自由な
 発想を阻害する可能性がある。
 
 絵は、どうせ絵本に書いてある絵の模倣になるだけで、入選した
 子供は得意になって、以後その模倣を繰り返し、他の子どもたちは
 その入選作を真似するようになる。
 
 これが「ぼく」の主張でした。
 
 確かに、何らかの基準で入選作を選考するとなると、そこには
 絵のテクニックが必要とまります。
 
 技術的に上手い子供の絵が選ばれることになり、その絵の発想は
 子供が持っている想像力から捻出されるわけではなく、何かの
 模倣になってしまいます。
 
 「ぼく」はそのような児童画が欲しいのではなく、子供が本来
 持っている想像力から描かれた絵が欲しかったのです。
 
 テキストは見せずに話を聞かせて自由に絵を描いてもらう。
 
 そうすることによって、子供の心理が理解できるようになる。
 
 「ぼく」はそう考えて大田氏に訴えますが、結局その考えは無視
 され、アンデルセン童話の絵は全国的な展開を始めてしまうのです。
 
▽「ぼく」の画塾では、アンデルセンの話をアレンジして子どもたち
 に聞かせ、現在開催されているアンデルセンのコンクールとは関係
 ないように見せて子どもたちに絵を描いてもらいます。
 
 「ぼく」がアレンジした話とは「裸の王様」でした。
 
 「裸の王様」とは分からないように、話のスジはそのままで、
 周辺の環境はまったくそれとは分からないように話して聞かせたの
 でした。
 
 次の日の昼、画塾の日ではなかったけど、太郎が運転手に連れ
 られてやってきました。
 
 昨日の話の絵を描いたから見て欲しいとのこと。
 
 この頃には、太郎はすっかり自分の感情を絵に込めることができる
 ようになっていて、テクニックはないけれどすばらしい絵が書か
 れていたのです。
 
 昨日、子どもたちに話して聞かせたのは「マッチ売りの少女」
 「人魚姫」「シンデレラ」、そしてアレンジした「裸の王様」
 でした。
 
 太郎が書いた「裸の王様」は、背後に松並木とお堀端が描かれていて
 越中フンドシにチョンマゲを載せた「大名」が描かれていたのです。
 
 太郎のイメージの中には「えらい男」が大名になっていたのでした。
 
 「ぼく」が欲しかった子供の自由な発想が、まさにこれだったの
 です。
 
▽アンデルセンコンクールは全国の小学校で開催され、選考会場
 には全国から大量の絵が届けられていて、名だたる選考委員が
 絵を選んでいました。
 
 そこへ大田氏に呼ばれた「ぼく」は、太郎が書いた越中フンドシの
 裸の王様を持って選考会場へ向かいます。
 
 選考委員が選んでいる絵は、西洋のお城をバックに描かれた、
 明らかに何かの参考書を見て書いた素晴らしい絵ばかりでした。
 
 そこへ、こっそり「裸の王様」の絵を持ち込んだ「ぼく」は、
 選ばれた素晴らしい絵と、太郎が書いた「裸の王様」の絵を比べ、
 子どもたちの心が表現されていないことを、選考委員の前で話
 はじめます。
 
 口々に「裸の王様」の絵をけなしていた選考委員たちは、その絵が
 自分のパトロンの大田氏の子供の絵だとわかると、うつむいたまま
 何も言えなくなってしまうのでした。





 この作品は、当時の教育のあり方を風刺した作品に仕上がってい
 ます。
 
 それは、現在でも同じかもしれません。
 
 教育とは何か?という問いを投げかけると、大人はそれぞれ自分の
 考えを持っています。
 
 何を大切にするかは、人それぞれ違うので一概にどれが正しいか
 ということは分かりません。
 
 子供が描く絵を心の奥の現れだと見ると、○○コンクールは
 それを阻害するイベントでしかないのかもしれません。
 
 芥川賞を受賞したこの作品は、テーマとしては固い感じがしますが、
 なぜか引き込まれてしまう著者の文章力によって、あっという間に
 読めてしまいます。
 
 著者の別の作品を読むのが楽しみになってきました。



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 人生を成功に導く読書術! ?おやじむしの3分書評? より抜粋

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