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おやじむし

Author:おやじむし
私「おやじむし」の人生のメインテーマである「何をするためにこの世に生まれてきたのか」を知ること、そして、「豊な人生を送る」という目標のために日々読書し、そこから得たことをアウトプットしたものです。

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日本帝国の申し子(2回目)
日本帝国の申し子?高敞の金一族と韓国資本主義の植民地起源 1876-1945日本帝国の申し子?高敞の金一族と韓国資本主義の植民地起源 1876-1945
(2004/01/25)
カーター・J・エッカート

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:日本帝国の申し子
 副題:高敞の金一族と韓国資本主義の植民地起源 1876-1945
 著者:カーター・J・エッカート
 出版:草思社
 定価:2400円+税
 購入:ブックオフで950円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4794212755/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1635754%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1部 朝鮮における資本主義の誕生
  第一章 商人と地主?資本の蓄積、一八七六年?一九一九年
  第二章 産業資本家?胎動と誕生、一九一九年?四五年)
 第2部 発展のパターン
  第三章 資本家階級と国家?金融面での結びつき
  第四章 資本家階級と国家?経営上のパートナー
  第五章 本国と後背地のはざまで?原料と技術獲得
  第六章 本国と後背地のはざまで?市場を求めて
 第3部 資本家階級と市民社会
  第七章 「文句をいわずに」?資本家は労働者階級をどう扱ったか
  第八章 祖国よりも階級の利益を?内鮮一体と朝鮮の資本家階級
 結 論 植民地時代の遺産



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■■
 勇気  :■■■□□
 豊かな心:■□□□□
 おすすめ:■■■■■



 この本は、2004年1月に出版されています。
 
 著者は、ハーバード大学教授で、「朝鮮史」が専門です。
 
 この本で賞を二つ貰っています。
 
 著書はこの1冊しか見あたりません。



 日本の植民地統治とは、どのようなやり方をしていたのでしょうか。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)日本が韓国に残してきたものとは?



 戦後、韓国の経済発展に重要なものを残してきたみたいです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)日本が韓国に残してきたものとは?

 「植民地時代におこなわれた工業化の遺産は、朝鮮の資本家階級を
 生み育てたことにとどまらない。植民地化は戦後の経済発展に
 必要な社会基盤を残したのみならず、この時代の資本主義発展は
 (少なくとも急速な工業化を促進したという意味での)成功モデル
 として、のちの経済発展に影響を与えることになったのである」
 
 「当然ながらこのモデルは、現代日本の資本主義発展モデルに
 共通する要素を与えることになったのである。当然ながらこの
 モデルは、国家主導による経済活動、少数の巨大企業グループ
 (財閥)による民間経済の寡占、輸出の重視、戦争あるいは戦争の
 脅威に刺激された経済成長などである」
 
 「しかし一方で、このモデルは日本的というより、むしろ植民地
 朝鮮特有の性格を有している。日本の植民地支配とその独特な
 支配体制によって、朝鮮の資本主義は日本のそれとは大きく異なる
 独自のパターンで発展を遂げたのである」

 「植民地下での工業化は特殊な方法で行われ、急速な工業化に
 成功した。そのためのちに工業化を進めるさいにはそれを手本と
 するのが、最も簡単かつ最も効果的であった」
 
 「植民地時代には、資本主義の発展に必要な要素が全て揃って
 いたといえる。たとえば植民地支配は資本家階級を生み育てたが、
 その資本家は植民地政府の指令と保護を従順に受け入れ、より
 強くより進んだ日本の資本主義システムに大きく依存し、体制の
 内部に組み込まれていたのである」
 
 「資本主義の発展に必要な要素が再びそろうのは、1960年代に
 経済優先政策を掲げる朴政権が出現してからのことである。65年
 に日本との国交が正常化され、日本の資本と技術の流入が始まると、
 韓国の工業化のパターンは、大きく異なる部分もあったとはいえ、
 植民地時代の開発パターンにますます類似していったのである」

 「この国の近年の変容、特に急激な工業化を促進した朴政権時代の
 20年間の変容をみれてば、植民地研究者はまるでデジャビュ
 (既視感)のような不思議な感覚に襲われる。歴史はやはり圧倒的
 勝利を収めた。つまり、過去は現在のなかに能動的に作用して
 生きているのである」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 もっといろいろなことを勉強しよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「日本が韓国に残してきたもの」とはどのようなものだったので
 しょうか?
 
▽日本が植民地としていた大韓民国では、国民が属する階級によって
 扱われ方はさまざまだったようです。
 
 優遇されていたのは資本家階級で、総督府は民族運動をきっかけに
 韓国の資本家階級を取り込み、労働者と労使者を分かつように
 し向けていったのです。
 
 結果的に、朝鮮半島で実現した資本主義経済は、日本の経済シス
 テムとも、他の国の経済システムとも違う独特な、官と民が複雑に
 からみあった経済システムでした。
 
▽1945年8月の時点で、日本の植民地統治から解放された朝鮮の
 資本主義は日本帝国の崩壊によって、重大な危機に直面します。
 
 経済に必要な資金、技術、流通ルート等が断ち切られてしまい、
 また、政治的には複雑に絡み合っていた「朝鮮総督府」の存在が
 なくなってしまったためです。
 
 結果的に、朝鮮半島の資本主義は南側(韓国)でしか存続できず、
 しかも、政治、経済、軍事面で多くのアメリカの支援があって
 初めて可能となったのです。
 
 しかし、日本の植民地時代に起きた資本主義システムは、太平洋
 戦争後も脈々と受け継がれていたのです。
 
 1965年に日本との国交が正常化してから、日本経済界との
 緊密な関係を維持するようになります。
 
 このときに活躍したのが、植民地時代に資本家をしていた人たち
 でした。
 
 著者は植民地時代の遺産について次のように書いています。
 
 「植民地時代におこなわれた工業化の遺産は、朝鮮の資本家階級を
 生み育てたことにとどまらない。植民地化は戦後の経済発展に
 必要な社会基盤を残したのみならず、この時代の資本主義発展は
 (少なくとも急速な工業化を促進したという意味での)成功モデル
 として、のちの経済発展に影響を与えることになったのである」
 
 「当然ながらこのモデルは、現代日本の資本主義発展モデルに
 共通する要素を与えることになったのである。当然ながらこの
 モデルは、国家主導による経済活動、少数の巨大企業グループ
 (財閥)による民間経済の寡占、輸出の重視、戦争あるいは戦争の
 脅威に刺激された経済成長などである」
 
 「しかし一方で、このモデルは日本的というより、むしろ植民地
 朝鮮特有の性格を有している。日本の植民地支配とその独特な
 支配体制によって、朝鮮の資本主義は日本のそれとは大きく異なる
 独自のパターンで発展を遂げたのである」
 
 植民地下での経済発展の形式は、戦後も「そのまま」引き継がれ
 韓国の経済発展の原型となったのです。
 
▽著者の分析によると、朝鮮資本主義の発展のパターンというのが
 2つあって、1つは「国家による圧倒的な経済支配」です。
 
 朝鮮総督府の絶大な権力による独裁政権下で、政府と実業界は
 緊密に結びつき、両者とも恩恵を得ていました。
 
 2つ目の特徴は、「日本の資本主義に対する従属」です。
 
 日本の資本主義の方が進んでいたことと、「日本の植民地」という
 立場を考えるとあたりまえなのかもしれません。
 
 原料の調達から販売、設備、技術者等は、提携していた日本の
 企業に大きく依存していました。
 
▽このような植民地開発モデルは、二つのかたちで戦後に受け継がれ
 ます。
 
 一つは「植民地開発にかかわった朝鮮人の経験という生きた財産」
 で、もう一つは「日本統治下で推進された最初の工業化は、戦後の
 経済発展モデルになった」です。
 
 著者は言います。
 
 「植民地下での工業化は特殊な方法で行われ、急速な工業化に
 成功した。そのためのちに工業化を進めるさいにはそれを手本と
 するのが、最も簡単かつ最も効果的であった」
 
 「植民地時代には、資本主義の発展に必要な要素が全て揃って
 いたといえる。たとえば植民地支配は資本家階級を生み育てたが、
 その資本家は植民地政府の指令と保護を従順に受け入れ、より
 強くより進んだ日本の資本主義システムに大きく依存し、体制の
 内部に組み込まれていたのである」
 
 「資本主義の発展に必要な要素が再びそろうのは、1960年代に
 経済優先政策を掲げる朴政権が出現してからのことである。65年
 に日本との国交が正常化され、日本の資本と技術の流入が始まると、
 韓国の工業化のパターンは、大きく異なる部分もあったとはいえ、
 植民地時代の開発パターンにますます類似していったのである」
 
 日本の植民地政府という独裁政権の庇護を受け、これとの密接な
 協調関係の下で成長した資本家たちは、戦後も同じようなパターン
 で経済を発展させていくことになります。
 
 著者はさらに次のように書いています。
 
 「この国の近年の変容、特に急激な工業化を促進した朴政権時代の
 20年間の変容をみれてば、植民地研究者はまるでデジャビュ
 (既視感)のような不思議な感覚に襲われる。歴史はやはり圧倒的
 勝利を収めた。つまり、過去は現在のなかに能動的に作用して
 生きているのである」
 
 歴史は、短いスパンで見てしまうと、正しい見方ができなくなって
 しまいます。
 
 経済発展のように時間がかかるシステムを研究する場合は、長い
 スパンで歴史を見ていかないと、前後の流れがみえないのでは
 ないでしょうか。





 日本の植民地統治というのは、一番の目的は「日本のため」でした。
 
 日本の発展のためには朝鮮を工業化した方が得策である、という
 考えの下に、朝鮮の資本家階級を上手く取り込み、植民地政府の
 監視と保護のもとに工業を発展させてきました。
 
 この意味においては、日本は大韓帝国を搾取していたわけでは
 ありません。
 
 逆に経済的な発展を促したと言えます。
 
 しかし、労働者階級にとってみると、植民地政府の庇護にある
 朝鮮人資本家の会社では、搾取されていたとしか言いようがない
 ようです。



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 人生を成功に導く読書術! ?おやじむしの3分書評? より抜粋

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