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おやじむし

Author:おやじむし
私「おやじむし」の人生のメインテーマである「何をするためにこの世に生まれてきたのか」を知ること、そして、「豊な人生を送る」という目標のために日々読書し、そこから得たことをアウトプットしたものです。

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犠牲(サクリファイス)
犠牲(サクリファイス)―わが息子・脳死の11日 (文春文庫) 犠牲(サクリファイス)―わが息子・脳死の11日 (文春文庫)
柳田 邦男 (1999/06)
文藝春秋

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:犠牲(サクリファイス)
 副題:わが息子・脳死の11日
 著者:柳田邦男
 出版:文春文庫
 定価:514円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4167240157/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1067679%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 百年の孤独
 溢れる涙
 断章・日記との対話
 ぼく自身のための広告
 断章・カフカの香り
 夜間飛行
 脳死・「二人称の死」の視点を



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■□□□□
 豊かな心:■■■□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、1999年6月に出版されています。
 
 1995年7月に単行本が出版されていて、その文庫版になります。
 
 著者は、NHK記者を経て作家活動をされている人で、ノンフィ
 クション作家として有名です。
 
 著書も多数あります。



 脳死と普通の死との違いとは?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)脳死とは?



 他人の死と自分の肉親の死は全く違います。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)脳死とは?

 「われわれは人の死というものを考えるとき、自分の死も他人の
 死もいっしょくたにしていることが多い。しかし、死というもの
 には、『一人称の死』『二人称の死』『三人称の死』があり、
 それぞれにまったく異質である」
 
 「『一人称(私)の死』では、自分はどのような死を望むかという、
 事前の意志決定が重要になる」
 
 「『二人称(あなた)の死』は、連れ合い、親子、兄弟姉妹、
 恋人の死である。人生と生活を分かち合った肉親(あるいは恋人)
 が死にゆくとき、どのように対応するかという、辛く厳しい試練に
 直面することになる」
 
 「『三人称(彼・彼女、ヒト一般)の死』は、第3者の立場から
 冷静にみることのできる死である。交通事故で若者が5人即死
 しようと、アフリカで百万人が餓死しようと、われわれは夜眠れ
 なくなることもないし、昨日と今日の生活が変わることもない」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 自分の子どもより早く死のう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「脳死」とはどのようなものなのでしょうか?

▽著者の作品は「零戦燃ゆ(全6巻)」しか読んだことがありません。

 ノンフィクション作家らしく、事実を淡々と述べていく作品で、
 飛行機好きの私には興味深く読めました。
 
 著者のその他の本を読んでいないので、良く分かりませんが、
 この本のテーマは、自分の息子の死について書かれていて、その
 心の動きをどのように表現しているのか少し興味があったのです。
 
▽著者の家族構成は、著者、妻、長男、次男の4人家族です。

 亡くなったのは次男の洋二郎さんで、生きていれば私と同い年です。
 
 長男は、次男より3つ年上です。
 
 次男の死の原因は自殺。
 
 うつ病に苦しんでいたみたいです。
 
 妻も精神障害で苦しんでいて、一家四人のうち2人が精神障害を
 抱えているという崩壊寸前の家族だったようです。
 
▽次男のうつ病の発端は、中学2年生の時。

 学校の教室でチョークの投げ合いをして遊んでいたところ、その
 一つが右目に当たってしまい、ひどいケガをしてしまいます。
 
 その治療のために都立病院に行って治療をしてもらうことになった
 のですが、その時の失明恐怖がきっかけで、その後視線恐怖と
 対人恐怖と強迫思考を併発する神経症になってしまったのです。
 
 もちろん、右目のけがは単なるきっかけで、根本的な原因はもっと
 別なところにあったみたいです。
 
 そのことは、著者も認識しています。
 
 「対人恐怖や強迫神経症の原因は、一般に、親の育て方、両親
 それぞれの性格と生き方の影響、兄弟関係、洋二郎自身の性格、
 学校の教育環境、社会環境などが絡み合っていると言われるが、
 洋二郎の場合も、その通りだと思う。目の怪我は、発症のきっかけ
 になった事件として捉えるべきなのだろう」
 
 著者の妻、つまり自殺した次男の母親は、次男がまだ4歳だった
 頃、路上で車にはねられ、まる一日次男の意識が戻らなかった
 という事件があって、それをきっかけに、激しい不安と抑うつの
 神経症に陥り、以来20年以上も神経症に苦しんでいたそうです。
 
 子どもの頃、次男は3歳違いの兄にすっかり依存しきっていて、
 反抗期らしいものもなかったそうです。
 
 おそらく、幼少期の他者への依存と親の過干渉によって、成長
 するにつれて、精神的に自立できない状況になっていたのでは
 ないかと思われます。
 
▽自宅の部屋で、自殺しているのを発見したのは著者で、心停止
 状態で病院にはこばれましたが、蘇生します。
 
 蘇生はしますが意識は戻らず、脳の反応もない状態になってしまった
 のです。
 
 こうなると、意識が戻るのは難しいみたいで、後は「脳死」という
 状態になり、やがて数日から2週間くらいで、確実に死に至ります。
 
 病院に担ぎ込まれてから11日目に息を引き取るのですが、著者は
 その間の自分の心の動きや、次男の日記に書かれていた心の動き
 などを書いています。
 
 著者は、それと平行して「脳死」というテーマにも言及しています。
 
 著者の作品には病院と人間の死をテーマにした作品も多く、脳死に
 関しても一定の見識を持っていました。
 
 しかし、著者が考えていた「脳死」は、自分の肉親に対する脳死
 ではなく、あくまで他人の「死」に対する脳死でした。
 
▽現在、日本では「脳死は人の死」ということになっているみたい
 です。
 
 残念ながら、このあたりのことはサッパリ分かりませんが、臓器
 移植が可能になっているということは、法律的には「脳死は人の死」
 ということになっているみたいです。
 
 ただ、「脳死」という状態は、脳の機能は停止していて、やがて
 確実に死に至るのですが、まだ呼吸はしているし、体温はあるし、
 眠っているようにしか見えないのです。
 
 その状態の患者の肉親を前にして、「脳死は人の死です。もう
 死んでいます」ということはできない、ということに著者は気が
 付いたのです。
 
 著者は言います。
 
 「われわれは人の死というものを考えるとき、自分の死も他人の
 死もいっしょくたにしていることが多い。しかし、死というもの
 には、『一人称の死』『二人称の死』『三人称の死』があり、
 それぞれにまったく異質である」
 
 「『一人称(私)の死』では、自分はどのような死を望むかという、
 事前の意志決定が重要になる」
 
 「『二人称(あなた)の死』は、連れ合い、親子、兄弟姉妹、
 恋人の死である。人生と生活を分かち合った肉親(あるいは恋人)
 が死にゆくとき、どのように対応するかという、辛く厳しい試練に
 直面することになる」
 
 「『三人称(彼・彼女、ヒト一般)の死』は、第3者の立場から
 冷静にみることのできる死である。交通事故で若者が5人即死
 しようと、アフリカで百万人が餓死しようと、われわれは夜眠れ
 なくなることもないし、昨日と今日の生活が変わることもない」
 
 たしかに著者のいうとおりだと思います。
 
 死にゆく人と自分との関係が、同じ死に対する考え方に出てきます。
 
 そして、「脳死」を議論している人たちは、とうぜん「三人称の死」
 を思いながら議論しているのです。
 
 そこへ、「二人称の死」という考え方は入っていません。
 
 著者は自分の息子の脳死を体験するにあたって、「脳死は人の
 死ではない。死に至るプロセスの一段階にすぎない」と気づきます。
 
 脳死を議論する際は、「二人称の死」を考慮しながら勧める必要が
 あります。





 この本には、自分の息子の死に直面した親の心情がかかれています。
 
 しかし、ノンフィクション作家の性なのか、なかなかその感情が
 伝わってきません。
 
 「零戦燃ゆ」のように、淡々と語っていて、肉親の死に対する
 著者の熱い思いが伝わってこないのです。
 
 きっと、「脳死」というテーマと結びつけて書いているので、
 そうなってしまっているのだと思います。



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 人生を成功に導く読書術! ?おやじむしの3分書評? より抜粋

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