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おやじむし

Author:おやじむし
私「おやじむし」の人生のメインテーマである「何をするためにこの世に生まれてきたのか」を知ること、そして、「豊な人生を送る」という目標のために日々読書し、そこから得たことをアウトプットしたものです。

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空気と戦争
空気と戦争 (文春新書 583) 空気と戦争 (文春新書 583)
猪瀬 直樹 (2007/07)
文藝春秋

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:空気と戦争
 著者:猪瀬直樹
 出版:文春新書
 定価:710円+税
 購入:本屋さんで購入



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4166605836/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f4470346%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 はじめに
 第一章 東条英機に怒鳴られた二十六歳の高橋中尉
 第二章 三十代の模擬内閣のシミュレーション
 第三章 数字が勝手に歩き出す
 第四章 霞ヶ関との戦い
 おわりに



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、2007年7月に出版されています。
 
 著者は、ノンフィクション作家で、大学の客員教授や東京都の
 副知事もしています。
 
 著書も多数あります。



 「空気」とはいったいなんなのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)「空気」とは?



 歴史は続いています。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)「空気」とは?

 「戦前は軍国主義、戦後は平和主義という教科書的な図式では
 現在の自分たちの姿は見つめられない」
 
 「戦前の明治憲法ではたしかに天皇は国家の最高責任者であり、
 天皇主権。戦後の憲法では天皇は象徴に過ぎず、主権在民。正反対
 ではあるが、実質的に日本を動かしていたのは官僚機構であり、
 天皇主権でも主権在民でもない官僚主権が続いているという意味
 では戦前も戦後も連続しているといえる」

 「東條陸相は、人造石油の開発はドイツと同じようにすでに実績を
 あげているはずで、アメリカが石油を禁輸してもじたばたしなくて
 よい、と楽観的に信じていたのだ」

 「『空気』とはまことにおおきな絶対権をもった妖怪である。
 一種の『超能力』かも知れない。何しろ、専門家ぞろいの海軍の
 首脳に、『作戦として形をなさない』ことが『明白な事実』で
 あることを、強行させ、後になると、その最高責任者が、なぜ
 それを行ったかをひと言も説明出来ないような状態に落とし込んで
 しまうのだから、スプーンが曲がるの比ではない。」
 
 「こうなると、統計も資料も分析も、またそれに類する科学的手段
 や論理的論証も、一切は無駄であって、そういうものをいかに精密
 に組み立てておいても、いざというときは、それらが一切消し飛
 んで、すべてが『空気』に決定されることになるかも知れぬ」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「空気」とは何なのでしょうか?

▽著者の書いた本は、資料や取材によって事実を積み重ねていて、
 なかなか面白いので、最近読むようになりました。
 
 今回のテーマは「戦争」です。
 
 太平洋戦争の歴史を描いた本は、ほとんどは何らかの思想(イデ
 オロギー)が入ってます。
 
 右だったり、左だったり。
 
 それがあまり好きではなくて、今まで避けていたのかもしれません。
 
 しかし、今回紹介する本はそういった思想がほとんど書かれて
 いません。
 
 もしかしたら、上手いこと乗せられているのかもしれませんが...
 
▽著者は昔から、

 「なぜ日本は負ける確率が高い戦争を始めてしまったんだろう」
 
 と思っていたそうです。
 
 確かに言われてみればおかしな話です。
 
 現在も経済的に見ても、物資的に見ても、生産力で見ても、軍事力
 で見ても、どうやってアメリカと戦争しても勝てません。
 
 それは太平洋戦争が始まる前も同じだったみたいで、勝てる材料は
 ほとんどなかったのです。
 
 それなのに日本は戦争に突入してしまったのです。
 
 なぜなのでしょうか?
 
▽それを知るためには、「日本を動かしているのは何か?」という
 ことを知らなくてはなりません。
 
 戦前・戦中と戦後はまったく別の日本の歴史が流れていると考えて
 しまうと、歴史が見えなくなってしまいます。
 
 著者は言います。
 
 「戦前は軍国主義、戦後は平和主義という教科書的な図式では
 現在の自分たちの姿は見つめられない」
 
 「戦前の明治憲法ではたしかに天皇は国家の最高責任者であり、
 天皇主権。戦後の憲法では天皇は象徴に過ぎず、主権在民。正反対
 ではあるが、実質的に日本を動かしていたのは官僚機構であり、
 天皇主権でも主権在民でもない官僚主権が続いているという意味
 では戦前も戦後も連続しているといえる」
 
 日本がどうやって動いているかという部分をみてみると、日本
 という国は、実は社会主義国に近いのではないかと思われるくらい
 「官僚」が力を持っていて、実質的に国を動かしています。
 
 たしかに「政治家」という意志決定機関があるのですが、その
 政治家は「官僚」がいないと政治が成り立たないのです。
 
 それは、現在も戦争当時も同じで、明治維新で日本という国を
 作って以来、その構造は変わっていないのです。
 
 その「連続性」というのを考慮して歴史を見てみると、なぜ日本は
 戦争に突入してしまったのか?ということが見えてきます。
 
▽戦争に突入する前、日本は近衛内閣で、陸軍大臣だったのが東条
 英機です。

 中国で諸外国と利害が対立していた日本は、「ABCD包囲網」
 により、石油がほとんど入手できなくなっていました。
 
 望みの綱だったアメリカからの輸入は、「石油製品輸出許可制」が
 実施されてから一滴の石油も入手できなくなってしまったのです。
 
 当時は石油がないと、全てが止まってしまいます。
 
 そこで、陸軍で燃料の研究をしていた部署が、どのくらい持つか?
 という結果を持って、東条陸相のもとへ説明しに行きます。
 
 「インドネシア進駐を決断せよ」と。
 
 そうしないと日本は立ちゆかなくなる、ということを説明したの
 ですが、東條陸相は「泥棒せい、というわけだな」と怒られた
 そうです。
 
 実は、東條陸相は石炭から油を作る「人造石油開発」が上手く
 いっていたと思っていたらしいのです。
 
 官僚が提示する数字にかなりの嘘があって、人造石油はほとんど
 使い物にならなかったのをほとんど知らなかったみたいです。
 
 著者は言います。
 
 「東條陸相は、人造石油の開発はドイツと同じようにすでに実績を
 あげているはずで、アメリカが石油を禁輸してもじたばたしなくて
 よい、と楽観的に信じていたのだ」
 
 何だか、どこかで聞いたことがある構図です。
 
▽米英と戦争をした場合、どうなるか?といった「模擬内閣」を
 30代の優秀な官僚や一般人から選ばれた人たちが利害関係なしで
 シミュレーションしたそうです。
 
 正しいデータを元に、様々なパターンを予想して、様々なシミュ
 レーションを行ってみたのですが、どうシミュレーションしても
 日本は絶対に勝てないという結果が出ました。
 
 当時陸相だった東条英機はそのシミュレーションをよく視察して
 いたそうです。
 
▽戦争突入は避けられないか?といった状況の中、昭和天皇から、
 近衛内閣が決めた戦争開始の決定を白紙撤回するように命を受け、
 東條内閣が誕生します。
 
 天皇を絶対視していた東条英機は何とか戦争を回避しようと考え
 ていました。
 
 そこで、戦争をやるかやらないかもう一度議論をすることになり
 ます。
 
 そのときに、いろいろなデータを出して、「数字」で戦争をするか
 どうか決めるということになりますが、その数字というのがくせ者
 で、日本が有利になるような数字が出てくるようになります。
 
 なぜ、そうなってしまうのでしょうか?
 
 周囲の空気(ムード)で、そう言った数字を出さざるおえなく
 なってしまっていたのです。
 
 戦争を回避しようと苦慮していた東條首相は、周囲の戦争ムードを
 押し切ることができなかったのです。
 
 昭和天皇の元へ戦争決定の報告をしに行った時に、途中で泣き
 出してしまったそうです。
 
 データを出してきた部署も、議論をしていた政治家も、「戦争を
 する」という空気の中で話し合いをしているので、データに現実感
 がなくても、その空気に従わざるを得ないデータを出すしかな
 かったのです。
 
 実は、政治家も官僚も一部の人の除いて、戦争に勝てるとは思って
 いなかったのではないでしょうか。
 
 勝てると思っていたのは、何も知らない一般市民だけだったの
 ではないかと思われます。
 
 評論家の山本七平という人が、「空気」のことを次のように説明
 しています。
 
 「『空気』とはまことにおおきな絶対権をもった妖怪である。
 一種の『超能力』かも知れない。何しろ、専門家ぞろいの海軍の
 首脳に、『作戦として形をなさない』ことが『明白な事実』で
 あることを、強行させ、後になると、その最高責任者が、なぜ
 それを行ったかをひと言も説明出来ないような状態に落とし込んで
 しまうのだから、スプーンが曲がるの比ではない。」
 
 「こうなると、統計も資料も分析も、またそれに類する科学的手段
 や論理的論証も、一切は無駄であって、そういうものをいかに精密
 に組み立てておいても、いざというときは、それらが一切消し飛
 んで、すべてが『空気』に決定されることになるかも知れぬ」
 
 つまり、データ上は絶対に戦争は回避しなければならない、と
 出ているのに、戦争をするのだ、という「空気」だったため、
 データはとことん無視され、戦争へ突き進んでしまったのです。
 
 「空気」で戦争してしまうんですね。





 この本は、戦争を別の方向から観察し、資料や取材を元に書いた
 内容です。
 
 イデオロギー的なものはほとんど入っていません。
 
 私が学校で習ってきた日本の歴史とはかなり違うような気がします。
 
 「空気」は実は現在も同じで、著者がずっと対決していた「道路
 公団民営化」において、「道路を造る」というのは、まさに「空気」
 に支配されているとしか思えない状況で造られてきたのです。
 
 そういった見方をすると、昔も今も歴史は続いています。
 
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 人生を成功に導く読書術! ?おやじむしの3分書評? より抜粋

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