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Author:おやじむし
私「おやじむし」の人生のメインテーマである「何をするためにこの世に生まれてきたのか」を知ること、そして、「豊な人生を送る」という目標のために日々読書し、そこから得たことをアウトプットしたものです。

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二宮金次郎はなぜ薪を背負っているのか?
二宮金次郎はなぜ薪を背負っているのか?―人口減少社会の成長戦略 (文春文庫 い 17-14) 二宮金次郎はなぜ薪を背負っているのか?―人口減少社会の成長戦略 (文春文庫 い 17-14)
猪瀬 直樹 (2007/08)
文藝春秋

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:二宮金次郎はなぜ薪を背負っているのか?
 副題:人口減少社会の成長戦略
 著者:猪瀬直樹
 出版:文春文庫
 定価:495円+税
 購入:ブックオフで300円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4167431149/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f4483727%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 序 章 皇室は鏡のように
 第一章 人口減少社会に挑戦した男
 第二章 積小偉大
 第三章 複利の魔力
 第四章 偉大なる発明「分度」
 第五章 見捨てられた領地の再生
 第六章 希望の未来を指し示す
 第七章 カギは農業にあり
 終 章 二宮金次郎は現代に甦る



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :■□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、2007年8月に出版されています。
 
 著者は、先日紹介した「道路の権力」を書いた猪瀬さんです。
 
 本業は作家ですが、現在は東京都副知事をしています。



 二宮金次郎は「勤勉」というイメージがありますが...



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)なぜ薪を背負っているのか?



 金次郎の本質とは?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)なぜ薪を背負っているのか?

 「現代の感覚では、山に柴刈りにいくことは、落ちているものを
 拾うようなものだが当時、柴や薪はたいへんな貴重品であり、
 村の共有財産である入会地で柴や薪を拾うにも、入山できる期間や、
 採取できる量に厳しい制限があった。大人がやったら村人から
 咎められるが、金次郎は少年でありその境遇から大目に見てもら
 えた」

 「弟子のひとり、福住正兄の『二宮翁夜話』ではこう説明されている。」
 
 「『おおきな事をしたいと思えば、小さな事を怠らず勤めるが
 よい。小が積もって大となるからだ。およそ小人の常として、
 大きな事を望んで小さな事を怠り、できにくいことに気をもんで、
 できやすいことを勤めない。それゆえ、ついに大きな事をしとげ
 られない』」
 
 「金次郎に勤倹、節約のイメージがついてまわるのはこの部分
 だけを強調されたからだが、むしろ金次郎の本質は、コスト削減
 によって生じた余剰をどう活用するか、にある」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 我が家の家計を見直してみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「なぜ薪を背負っている」のでしょうか?

▽先日読んだ「道路の権力」が意外と面白かったので、著者の本を
 探しに行ったところ、面白そうな題名だったのでこの本を選びま
 した。
 
 以前、子供用の本「二宮金次郎」(Vol032、2006/6/7配信)を
 紹介したことがあります。
 
 この本を読んだときは、子ども向けということもあり、金次郎の
 勤勉さ、人を思う心が強調されていました。
 
 しかし、二宮金次郎の「本質」は、別のところにあったのです。
 
▽金次郎が13歳のときに病死したために、金次郎は一家の大黒柱
 として働かなくてはならない状況にありました。
 
 そこで、柴や薪を「入会地(いりあいち)」という所で入手し、
 都市へ行って売りさばくということをやっていたのです。
 
 著者は言います。
 
 「現代の感覚では、山に柴刈りにいくことは、落ちているものを
 拾うようなものだが、当時、柴や薪はたいへんな貴重品であり、
 村の共有財産である入会地で柴や薪を拾うにも、入山できる期間や、
 採取できる量に厳しい制限があった。大人がやったら村人から
 咎められるが、金次郎は少年でありその境遇から大目に見てもら
 えた」
 
 金次郎が背負っていた柴や薪を、努力や根性の象徴ではなく、
 優れた換金商品とする見方をすると、その時代(江戸時代後期)
 の背景や、金次郎の本質が見えてきます。
 
 江戸時代は現在のように「電気」「ガス」というものがありません。
 
 ということは、日々の生活で必要な燃料は柴や薪ということに
 なります。
 
 そして、当時はその燃料費が出費全体のかなりの比重を占めて
 いたそうです。
 
 金次郎は25歳の時に、薪山を安い値段で購入し、柴や薪を拾っ
 ては売り、それで得た現金を使ってしまうのではなく「運用」する
 ことでもっとたくさんの利益が得られることに気がつきます。
 
 金次郎の銅像は「努力」とか「勤勉」を示していると思われて
 ますが、「効率」を意味しているとも考えられます。
 
▽成人した金次郎は、小田原藩家老の服部家の若党として務める
 ようになります。
 
 そこでたちまち頭角を現します。
 
 奉公人の身の上相談に乗ってあげるようになります。
 
 当時の身の上相談はほとんどが金銭の問題で、金次郎は高利の
 借金をできるだけ立て替えてやり、低利で融通していました。
 
 そして、コスト意識を持つように話しをしていたのです。
 
 著者は言います。
 
 「弟子のひとり、福住正兄の『二宮翁夜話』ではこう説明されている。」
 
 「『おおきな事をしたいと思えば、小さな事を怠らず勤めるが
 よい。小が積もって大となるからだ。およそ小人の常として、
 大きな事を望んで小さな事を怠り、できにくいことに気をもんで、
 できやすいことを勤めない。それゆえ、ついに大きな事をしとげ
 られない』」
 
 「金次郎に勤倹、節約のイメージがついてまわるのはこの部分
 だけを強調されたからだが、むしろ金次郎の本質は、コスト削減
 によって生じた余剰をどう活用するか、にある」
 
 著者がなぜ二宮金次郎に目を付けたのかが分かってきました。
 
 最初は、著者と二宮金次郎がどうしてもつながらなかったのですが、
 金次郎の考えていたことが「コスト削減」と「余剰資金の運用」
 にあるとしたら、著者の追いかけているテーマに合致します。
 
 金次郎は、服部家で使用する燃料コストの削減に成功し、そこで
 はたらく使用人たちに節約した分を分け与えます。
 
 さらに、自分で買った薪山に使用人達を連れて行き、薪を町で
 売らせて手に入れた利益で、「金次郎ファンド」を作り運用する
 ようになるのです。
 
 貸し出し、回収の管理は金次郎がやり、出資して何年か経てば
 1両が数倍、数十倍にもなるのです。
 
 昔の日本人にはスゴイ人がいたものです。
 
▽金次郎は、この時代に「複利」の仕組みに気がついていました。
 
 投資した資金は、年数が経過すればするほど有利になって戻って
 きます。
 
 その仕組みを使った仕組みを、金次郎が26歳の時に作った
 「五常講」というシステムでした。
 
 低金利の融資と運用を利用したシステムです。
 
▽こうしたシステムが上手くいくと、それがいろいろな所で話題に
 上がり、財政難に苦しむ藩から財政立て直しの依頼が舞い込む
 ようになります。
 
 財政の立て直しを依頼された金次郎は、いろいろなシステムを
 考え出します。
 
 そのシステムの一つが「分度(ぶんど)」という考え方で、簡単に
 言うと、「収入はこの先10年、これだけしか発生しないので、
 支出はこれ以内に抑えるように」という考え方です。
 
 余剰資金が運用に回されます。
 
 普通に考えると当たり前の話なのですが、これができていないのが
 「日本」という国です。
 
 収入の約2倍の歳出がある現在の日本はおかしいのです。
 
 江戸時代後期にこのような意識を持っていた日本人がいた、という
 驚きと、現在の日本の国を動かしている人たちに、金次郎のような
 意識を持っている人がいない、という驚きがあります。
 
 もしかしたら、現在もいるのかもしれませんが、なかなか日本は
 変わらないです。





 この本は、日本の現状の経済状況と、江戸時代後期のある藩の
 経済状況を比較して、現在の問題点を分かりやすく説明してくれて
 います。
 
 そこから、著者のテーマである特殊法人の見直しにつながります。
 
 「収入の範囲内に支出を抑える」という考え方は、当たり前の
 ことなのですが、その当たり前のことができないと、延々と借金
 地獄に苦しむことになります。
 
 なかなか面白い本です。



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 人生を成功に導く読書術! ?おやじむしの3分書評? より抜粋

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