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おやじむし

Author:おやじむし
私「おやじむし」の人生のメインテーマである「何をするためにこの世に生まれてきたのか」を知ること、そして、「豊な人生を送る」という目標のために日々読書し、そこから得たことをアウトプットしたものです。

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僕はパパを殺すことに決めた
僕はパパを殺すことに決めた 奈良エリート少年自宅放火事件の真実 僕はパパを殺すことに決めた 奈良エリート少年自宅放火事件の真実
草薙 厚子 (2007/05/22)
講談社

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:僕はパパを殺すことに決めた
 副題:奈良エリート少年自宅放火事件の真実
 著者:草薙厚子
 出版:講談社
 定価:1500円+税
 購入:本屋さんで購入



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4062139170/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f4368218%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 序 章 逮捕/焼け落ちた絆
 第一章 計画/殺害カレンダー
 第二章 離婚/学歴コンプレックス
 第三章 神童/飛び級と算数オリンピック
 第四章 家出/継母が打ち明けた苦悩
 第五章 破綻/カンニング
 第六章 決行/6月20日、保護者会当日
 第七章 逃亡/ひたすら北へ
 第八章 葛藤/娘を殺した「孫」との面会
 第九章 鑑定/少年が抱えていた「障害」
 終 章 慕情/裁判所で流した涙



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■■
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■■■



 この本は、2007年5月に出版されています。
 
 出たばかりの本です。
 
 著者は、元東京少年鑑別所の法務教官をしていた方で、現在は
 フリージャーナリストをされています。
 
 著書も何冊かあります。



 少年にいったい何が起きていたのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)加害少年の育った環境とは?



 かなり追いつめられていたようです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)加害少年の育った環境とは?
 
 ※「もっと知りたい方のために」を参照ください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 自分の幸せをかみしめよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「加害少年の育った環境」とはどのようなものだったのでしょうか?

▽私は新聞を読みません。

 ただ、一週間に一度土曜だったか日曜だったか忘れましたが、
 我が家でとっている産経新聞には、見開き2ページに本の紹介
 記事が載ります
 
 そこに書かれていたのが今回紹介する本です。
 
 題名が衝撃的ですね。
 
 でも、こんな事件があったことすら忘れてました。
 
 それほど最近は「親殺し」というのはめずらしくなくなっています。
 
▽この本を興味本位で読めば、そんなに意味のある本ではありません。

 しかし、「家族」という視点で読んでいくと、涙が出るくらい
 悲しい本です。
 
 この家族には何があったのでしょうか。
 
▽この事件は奈良で起きた放火事件です。

 父親(47歳)は医師で、この日は夜勤で家にいませんでした。
 
 亡くなったのは、母親(38歳)と次男(7歳)、長女(5歳)
 でした。
 
 死因はいずれも一酸化炭素中毒です。
 
 犯人は、この家の長男(16歳)でした。
 
▽この長男は、奈良県でも有名な進学校に通う高校1年生で、いわ
 ゆるエリート校といわれる学校に通学していました。
 
 成績は平均点くらいでしたが、それでも京大とか大阪大をねらえる
 学力はあったそうです。
 
▽今回少年が殺すことになった母親は継母で、生みの母は少年が
 幼稚園のころに離婚しています。
 
 その離婚の原因は、父親の暴力と金銭問題、そして女性問題でした。
 
 父親の暴力の原因は、長男への教育です。
 
 この父親は、抜き打ちで長男が通う幼稚園に参観し、長男が積極的
 に手を挙げなかったと言っては、「お前の教育が悪い」と妻に対し
 殴る蹴るの暴行を働いていたのです。
 
 長男が幼稚園のころから、父親が勉強をさせていました。
 
 しかし、その出来が悪いときは、母親が殴られていたのです。
 
 それが続くと、母親も長男につらく当たるようになります。
 
 「お前がもっとしっかりしていれば...」
 
 母親も、まだ幼稚園の長男に厳しく勉強を教えるようになります。
 
▽しかし、母親はこの父親に我慢ができず、とうとう離婚することに
 なります。
 
 父親の両親と、母親の両親を交え話をしても埒があかず、この
 父親は怒りが抑えられず、母親の父つまり自分の義理の父に対し
 ても殴りかかります。
 
 こんな所にはいられない、そう判断した母親の父は、娘を連れて
 家を出ようとしました。
 
 そのとき、この少年の妹は母親に泣きついてきたので、抱きかかえ
 られてそのまま2度と帰ることはありませんでした。
 
 少年はなぜか父方の祖母にそばから離れず、そのまま残ってしま
 います。
 
 これも、理由があったのですが...
 
 この夫婦は4年間争って離婚します。
 
 娘は母親が引き取り、長男は父親が引き取ることになったのです。
 
 少年は、産み母親のことを聞くと、父親や祖母が機嫌が悪くなる
 ことを知って、聞くことがなかったそうです。
 
 まだ4、5歳であるにもかかわらずです。

▽ここから、少年が高校1年生になるまで「教育」という名の拷問が
 続きます。
 
 母親というクッションがなくなった少年は、父親から勉強を強制
 されながら、同時に暴力も受けるようになります。
 
 「なんでこんな簡単な問題ができないんだ」「時間がかかりすぎる」
 等々、小学生のころから殴られて勉強していたのです。
 
 そして、異常に成績に執着します。
 
 小学校一年生の通知表を見て、「なぜ全てが『よくできました』
 ではないのか?」と担任を自宅に呼び出し、説明させるという
 徹底ぶりです。
 
 塾にも通っていて、学校が終わると塾で勉強、塾が終わって家に
 帰ってくると、父親の指導と暴力で夜まで勉強。
 
 家族旅行に行っても、勉強道具を持っていかされ、ホテルで勉強。
 
 しかも、成績が悪いと殴る蹴るの激しい暴行を受けます。
 
▽離婚が成立してすぐ、父親は別の女性と結婚します。

 継母と長男はすぐに慣れ、長男はもともとやさしい性格で、その後
 に生まれた次男と長女の面倒を良く見ていたそうです。
 
 この継母も父親の暴力をときどき受けていました。
 
 また、この父親は長男以外の子どもには興味がなかったそうです。
 
 そんなこともあり、この継母も少年につらく当たることもあり
 ました。
 
▽少年が小学校の時期は、天才と呼ばれるほど成績がよく、全国
 でも100番以内に入っていたそうです。
 
 塾では、飛び級で勉強するほどでした。
 
 しかし、名門の中高一貫校に入学すると、周りは天才だらけで、
 少年は後ろから数えた方が早い、という成績になってしまいます。
 
 これは、父親には耐えられないことでした。
 
 中学合格と同時に、終わるかと思っていた父親の教育は、エスカ
 レートすることになります。
 
 成績が平均点以下だと、髪の毛を持って引きずり回すくらいの
 暴力を受けるようになります。
 
▽あるとき、テストの成績が悪くて、父親の暴力を恐れた少年は、
 答案用紙をコピー機で改ざんします。
 
 最終的に、父親にばれてしまいますが、この時は殺されるかと
 思うほどの暴行を受けます。
 
 その後も、良い点数を取らなきゃと思うあまり、テスト中に教科書
 を見てカンニングをしてしまうのです。
 
 これも当然父親の知るところとなり、この時も激しい暴行を受け
 ます。
 
▽この父親は、なぜこのような大人になってしまったのでしょうか?

 その原因は、この父親の親、少年の祖母にあります。
 
 父親はその母親から同じ事をされていました。
 
 この父親の家系は代々医師になる人が多かったそうで、祖母も
 父親もそのプレッシャーの中で生きてきました。
 
 祖母が父親に勉強の指導中にケガをさせたこともあったようです。
 
 私がこの本を読んで、腹が立つことがたくさんありましたが、
 その中で、涙が出そうになったのは、次の部分でした。
 
 「僕はよくパパ側のお祖母ちゃんから、顔を見るたびに、頑張って
 勉強しいや、親戚は医者や薬剤師が多いんやと言われてきました」
 
 「お祖母ちゃんの口から出る言葉はそのことばかりで、僕はいつも、
 もうええわ、うるさいと思って、はいはい、と返事をしていました」
 
 「そんなお祖母ちゃんでしたから、僕が激しくパパから勉強させ
 られ、いろいろ悩んでいる話もできませんでした。いままで、
 親戚の人などのなかに、僕の悩みを聞いてくれる人は誰一人と
 していませんでした」
 
 普通、お祖母ちゃんは孫にやさしいはずです。
 
 この祖母の価値観は「医者・薬剤師」になるということに価値が
 あって、それ以外は価値がないと思っていたのです。
 
 存在するだけ、ただ生きているだけでは価値がないと思っています。
 
 祖母がこの状態であれば、父親が成績に執着し、将来は医師にする
 ということしか頭にないのは納得がいきます。
 
 ここでも、間違った世代間連鎖が起きています。
 
 父親の価値観は、成績と医師という立場だけなのです。
 
 しかも、この祖母の家では、長男に対してはジュースがでたりして
 待遇がよいのですが、次男や長女には何も出さない、という差別
 をします。
 
 時代錯誤も甚だしいですが、長男、つまり跡取り息子にしか価値
 がないという考えの家で育ったのです。
 
 それが、この父親の考え方の中にあります。
 
 長男には執着するけれど、同じ自分の子どもである次男、長女には
 全く感心を示さないのです。
 
 自分が普通の家庭に生まれて、本当に幸せだと思ってます。





 父親の異常性、そのまた親の異常性が理解していただけたでしょうか。
 
 少年は、今回3人を殺害した「凶悪犯」ですが、この本を読む限り
 どうしても被害者にしか思えません。
 
 そして、父親は3人の家族を殺された被害者なのですが、やはり
 加害者としか思えないです。
 
 間接的にではありますが、父親が3人を殺害したといっても言い
 過ぎではないと思います。
 
 次回は、いよいよ事件の核心に迫ります。



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 人生を成功に導く読書術! ?おやじむしの3分書評? より抜粋

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