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おやじむし

Author:おやじむし
私「おやじむし」の人生のメインテーマである「何をするためにこの世に生まれてきたのか」を知ること、そして、「豊な人生を送る」という目標のために日々読書し、そこから得たことをアウトプットしたものです。

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昭和16年夏の敗戦(2回目)
昭和16年夏の敗戦 (文春文庫)昭和16年夏の敗戦 (文春文庫)
(1986/08)
猪瀬 直樹

商品詳細を見る



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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:昭和16年夏の敗戦
 著者:猪瀬直樹
 出版:文春文庫
 定価:400円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4167431017/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f226968%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 プロローグ
 第一章 三月の旅
 第二章 イカロスたちの夏
 第三章 暮色の空
 エピローグ



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、1986年8月に出版されています。
 
 著者は、ノンフィクション作家で、大学の客員教授や東京都の
 副知事もしています。
 
 著書も多数あります。



 敗戦は、昭和20年のはず。




 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)楽しんで読もう。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)楽しんで読もう。
 
 ※「もっと知りたい方のために」を参照してください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●楽しんで読もう。

▽「総力戦研究所」がスタートしたのは、昭和16年4月1日。

 各界の青年エリートが36名選出され、首相官邸の近くに新築
 された木造2階建ての建物で、大学のゼミのような形式で始まり
 ます。
 
 集まった当初は、研究所を作った側(政府)も何をどうしていい
 のか判らず、大学のような講義や体操の時間まであって、もともと
 現場でバリバリ働いていた研究生たちは不満だらけでした。
 
 それから4ヶ月後の昭和16年7月12日、総力戦研究所は、
 やっと方針が固まります。
 
 方針とは、模擬内閣を組閣し米英と戦争をした場合にどうなるかを
 シミュレーションする、というものでした。
 
 総理大臣、外務大臣、陸軍大臣、海軍大臣等を決め、当時の第3次
 近衛内閣をシミュレーションする、窪田各一という研究生が総理
 大臣の「窪田内閣」が組閣されました。
 
 各界の青年エリート達が選出されていて、それぞれが専門の内閣の
 役に就いたため、情勢判断やさまざまな数値は実際に近い値で
 シミュレーションが可能となっていました。
 
▽窪田内閣が導き出した結論は、以下のようなものでした。

 「12月中旬、奇襲作戦を敢行し、成功しても緒戦の勝利は見込
 まれるが、しかし、物量において劣勢な日本の勝機はない。戦争は
 長期戦になり、終局ソ連参戦を迎え、日本は敗れる。だから日米
 開戦はなんとしてでも避けねばならない」
 
 午前9時に始まった、実際の政府閣僚を前にした窪田内閣の閣議
 報告は午後6時まで続きました。
 
▽当時、第3次近衛文麿内閣は、陸相に東條英機がいて、この報告を
 聞きながらずっとメモを取っていたそうです。
 
 東條陸相は、主戦派の急先鋒で「米英と戦争すべし」という立場を
 明確にしていました。
 
 近衛内閣は、昭和天皇の意思でもあった「戦争回避」を期待して
 組閣された内閣でしたが、思うようにまかせず、内閣が総辞職して
 しまいます。
 
 近衛首相は内閣を投げ出した形になっていました。
 
 そこで、白羽の矢が立ったのが主戦派の東條英機でした。
 
 天皇に呼ばれ、組閣を指示されます。
 
 ただし、戦争を避けるように指示されるのです。
 
 陸軍内で強い力を持つ東條に対し、「戦争を避けよ」との組閣を
 昭和天皇に提言した木戸幸一内府は、昭和天皇から「虎穴に
 入らずんば虎児を得ず、だね」という言葉をもらったとのこと。
 
 天皇の忠実な僕だった東條は断ることができずに、組閣を始めま
 した。
 
 もちろん、戦争を回避する組閣をしたために、メディアからかなり
 叩かれ、主戦派の陸軍と海軍からも突き上げを食らっていたそう
 です。
 
 現在の歴史では、東條英機が中心となって戦争を始めたような
 ことが書かれていますが、実状はそうではなく、首相になった
 東條は、天皇の意思を実現すべく戦争を避けようと奔走します。
 
 しかし、当時の日本で力を持っていたのは、軍部が握る統帥部で
 政府ではありません。
 
 結果的に、戦争を始めざる終えない状況に追い込まれてしまい、
 日米開戦が閣議決定され、御前会議が開かれ戦争が決定します。
 
 御前会議は、天皇のいる席で開かれる会議でしたが、単なるセレ
 モニーで、天皇は決定に対して何にも言わなかったそうです。
 
▽「日本必敗」のシミュレーション結果を聞いた当時の東條陸相は、
 次のように言ったそうです。
 
 「諸君の研究の労を多とするが、これはあくまでも机上の演習で
 ありまして、実際の戦争というものは、君たちの考えているような
 ものではないのであります」
 
 「日露戦争でわが大日本帝国は、勝てるとは思わなかった。しかし、
 勝ったのであります。あの当時も列強による三国干渉で、止むに
 止まれず帝国は立ち上がったのでありまして、勝てる戦争だからと
 思ってやったのではなかった」
 
 「戦というものは、計画通りにいかない、意外裡なことが勝利に
 つながっていく。したがって、君たちの考えていることは、机上の
 空論とは言わないとしても、あくまでも、その意外裡の要素という
 ものをば考慮したものではないのであります」
 
 「なお、この机上演習の経過を、諸君は軽はずみに口外しては
 ならぬということであります」
 
 一番真剣に聞いてメモを取っていた東條陸相は、上記のようには
 言ったけれど、そのシミュレーションはかなり現実に近いものだと
 思っていたらしく、その証拠に「口外するな」と釘を刺しています。
 
 実際の内閣側でも、当然シミュレーションをしていると思いきや
 全くそのようなことはなく、「場の空気」で戦争開始を決定し、
 結果的に模擬内閣がシミュレーションした通りに物事は進行し、
 日本は敗戦するに至ります。
 
 真珠湾奇襲攻撃と原爆投下以外は、現実の戦況と酷似していた
 とのこと。
 
 「昭和16年夏の敗戦」シミュレーションは、何のための行われた
 のでしょうか...





 この本は、日本がどのようにして戦争を始めるに至ったのか、
 その歴史をひもとくと共に、開戦前にその戦争のシミュレーション
 を行い、結論として必ず負けると判っている戦争を始めた結果
 どうなったのかが良く分かるノンフィクションです。
 
 歴史を見てみると、日本はどうやら長期的な物事の見方という
 のが下手くそのような気がします。
 
 そして、決定事項に対して融通が利かないのも、今も昔も変わら
 ないようです。
 
 おすすめの本です。



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 人生を成功に導く読書術! ?おやじむしの3分書評? より抜粋

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