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おやじむし

Author:おやじむし
私「おやじむし」の人生のメインテーマである「何をするためにこの世に生まれてきたのか」を知ること、そして、「豊な人生を送る」という目標のために日々読書し、そこから得たことをアウトプットしたものです。

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海と毒薬
海と毒薬 (新潮文庫)海と毒薬 (新潮文庫)
(1960/07)
遠藤 周作

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:海と毒薬
 著者:遠藤周作
 出版:新潮文庫
 定価:362円+税



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4101123020/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1652892%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 ※目次はありません。



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、昭和35年7月に出版されています。
 
 昭和33年に出版された単行本の文庫版です。
 
 著者は、日本の小説家で、多数の賞を受賞しています。
 
 紹介文によると、一貫して日本の精神風土とキリスト教の問題を
 追求する一方、ユーモア作品、歴史小説も多数ある、とのこと。
 
 著書も多いです。



 どのような事件だったのでしょうか。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)楽しんで読もう。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)楽しんで読もう。

 ※「もっと知りたい方のために」を参照してください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●楽しんで読もう。

▽何日か前に読んだ、同じ著者の「沈黙」が面白かったので、今回の
 「海と毒薬」を読んでみることにしました。
 
 この作品も著者の作品の中ではよく名前を聞く作品です。
 
 1945年に実際にあった「九州大学生体解剖事件」を題材として
 書かれています。
 
 ウィキペディアで調べてみると、本土空襲によって捕虜になった
 B?29の搭乗員を、九州帝国大学医学部において、軍事医学上の
 実験解剖の試料として使用した事件です。
 
 戦後、GHQによって戦争犯罪を問われたそうですが、内容的には
 ほとんどでっち上げみたいです。
 
 著者の「創作」として読んだ方が良さそうです。
 
▽物語のあらすじを紹介します。

 物語は、新宿から電車で1時間の住宅地に引っ越したある男性の話
 から始まります。
 
 この男性は、肺気胸(肺に穴が空く病気)を患っていて、毎週1回は
 肺に空気を入れなければなりません。
 
 引っ越し先でやっと見つけた医院は、勝呂(すぐろ)という医者が
 一人だけいました。
 
 そこで気胸を入れてもらうことになるのですが、勝呂医者は暗く
 陰気な部屋の中でほとんど話をしません。
 
 しかし、腕は確かで男性は週に一度肺に空気を入れてもらうことに
 しました。
 
 ところが、この男性が義理の妹の結婚式に出席するため、九州の
 F市へ行った際に、勝呂医師の過去を知ってしまいます。
 
 ここから場面は変わって、勝呂医師達の物語が始まります。
 
▽九州帝国大学医学部の研究生である勝呂医師は、初めての患者
 である「おばはん」が、治る見込みがなく死を待つだけであること
 を知っていました。
 
 それを見越して、病院側がおはばんを手術の実験材料に使おうと
 考えていました。
 
 「どうせ死ぬ患者だから」実験に使おうとする病院のやり方に
 納得のいかない勝呂でしたが、研究生の身である彼にはどうしようも
 ありません。
 
▽当時の大学病院は、学部長がかなり力を持っていました。

 その学部長が急死したため、後任を狙って軍部を巻き込んだ派閥
 争いが起きていました。
 
 その派閥争いのため、前学部長の親類の若い女性の手術をして
 得点を稼ごうとした外科部長がいて、この外科部長が勝呂の上司に
 あたります。
 
 若い女性は手厚く看護され、そんなに難しくない手術を受けますが、
 外科部長の手術ミスによって、術中に死亡してしまいます。
 
 術中の死亡は隠され、容態が悪化し死亡したことにされます。
 
 しかし、大学病院内では手術の失敗はばれていて、外科部長の
 昇進はほぼなくなってしまいます。
 
 手術の失敗によって、実験として手術されようとしていた
 「おばはん」の手術は延期されますが、結局おばはんは亡くなって
 しまいます。
 
▽手術に失敗した外科部長は名誉挽回のため、軍部を巻き込んだ
 「生体解剖実験」を引き受けてしまいます。
 
 その実験に勝呂も参加することにしました。
 
 アメリカ人捕虜を実験材料として使用することになっていて、
 実験の内容は「肺を切除した場合、どのくらいの切除まで耐え
 られるか」というものでした。
 
 実験への参加は強制ではなく自由参加でした。
 
 勝呂はなぜこの実験に参加したのか自分でも良く分かっていません。
 
 外科の医師ですから、人間の死と死体には慣れています。
 
 しかも、病院では毎日のように誰かが死んでいたし、街ではB?29
 の空襲によって大量に死者が出ていました。
 
▽生体実験に参加したのは、教授が2名、助手が勝呂を含め3名、
 看護婦が2名、他に、見物に来た軍部のお偉方が数名いました。

 人間の死に対して感覚が麻痺していた勝呂でしたが、いざ実験が
 始まると、「殺す」という意識が頭の中に浮かんできて、実験に
 参加できなくなってしまいます。
 
 やっていることは普段の手術とほぼ同じでしたが、今回の実験では
 確実に死ぬことが分かっています。
 
 やがて実験は終了し、勝呂は参加していないにもかかわらず罪の
 意識に苛まれます。
 
▽ここで物語は終わってしまいます。

 実際に生体実験があったかどうかは、先程も書きましたが疑わしい
 です。
 
 著者がこの作品を発表した後、事件の関係者から抗議を受けた
 こともあったそうです。
 
 いずれにしろ、読んだ後に気分が良くなる物語ではありません。





 この物語は「日本人とはいかなる存在なのか?」を書いた作品
 ということです。
 
 しかし、日本人のみならずどこの国の人間でも結局似たような
 ことはやっています。
 
 「戦争」という狂気がそうさせるのかもしれません。
 
 生体実験も空襲も人殺しには変わりありません。



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 人生を成功に導く読書術! ?おやじむしの3分書評? より抜粋

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