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おやじむし

Author:おやじむし
私「おやじむし」の人生のメインテーマである「何をするためにこの世に生まれてきたのか」を知ること、そして、「豊な人生を送る」という目標のために日々読書し、そこから得たことをアウトプットしたものです。

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欲望という名の電車
欲望という名の電車 (新潮文庫)欲望という名の電車 (新潮文庫)
(1988/03)
T.ウィリアムズ小田島 雄志

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:欲望という名の電車
 著者:テネシー・ウィリアムズ
 出版:新潮文庫
 定価:440円
 購入:eブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4102109064/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f323693%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 ※目次はありません



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、昭和63年3月に出版されています。
 
 著者(1911/3/26?1983/2/25)は、アメリカの劇作家です。
 
 この作品で「ピューリツァー賞」を受賞しています。
 
 いくつか翻訳されているようです。



 どのような物語なのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)楽しんで読もう。



 楽しめるでしょうか。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)楽しんで読もう。
 
 ※「もっと知りたい方のために」を参照してください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●楽しんで読もう。

▽この本は、中島義道さんの「どうせ死んでしまう...」におす
すめ本として書かれていた本です。
 
 中島さんのおすすめ本をいくつか読んでみましたが、何となく
 傾向が分かってきました。
 
 不条理であるとか、底辺で生きている人々のことえを描いたり、
 ごく普通の人のどうにもならない人生を描いたり、向上心を持って
 とか努力してとか、そういった前向きな作品ではありません。
 
 そして、今回紹介する作品も中島さんのおすすめ本です。
 
 内容の方向性はなんとなくわかります。
 
▽この作品は、1947年にニューヨークで初演され、1951年に映画化
 されています。
 
 作品は著者が劇作家ということもあって、それぞれのセリフの
 上に登場人物の名前が書かれていて、ほとんどが会話で成り立って
 いて、その合間に現場の説明が書かれています。
 
 形式的にはゲーテの「ファウスト」やチェーホフの「かもめ・
 ワーニャ伯父さん」と同じですが、哲学的なことは書かれてい
 ないので、読みやすさは全然違います。
 
 物語の舞台は、1930年代のアメリカのニューオリンズという
 場所です。
 
 「欲望という名の電車」とは、当時舞台となったニューオリンズを
 走っていた路面電車についていた名前です。
 
 「欲望」と名の付いた通りと、「極楽」と名の付いた通りがあって
 電車の先頭に「欲望(行き)」と書いた電車があったとのこと。
 
 登場人物は、ステラという若い女性と、その夫のスタンリー。
 
 スタンリーの男友達が4人、その他に何人か登場します。
 
▽ステラとスタンリーの夫婦が住む所へ、ステラの姉のブランチが
 尋ねてきます。
 
 「欲望」という名の電車に乗って、「墓場」という電車に乗り
 換えて、六つ目の角、「極楽」という場所にブランチは降り立ち
 ます。
 
 ブランチはステラより5つほど年上で、そのイメージは次のように
 書かれています。
 
 「繊細な美しさで強い光には耐えられないように見える。白い服
 とともに、そのどことなく頼りなげな物腰は、蛾を思わせるものが
 ある」
 
 ステラとブランチは、もともとどこかの田舎の大きな屋敷(ベルリーブ)
 で育った、いいとこの子供だったらしく、ステラはそこを出て、
 現在の場所(極楽通り)で結婚しました。
 
 ステラ夫婦が住んでいるのは貧しい地区で、そこに姉のブランチが
 尋ねてきたのです。
 
 ブランチは、学校で英語の教師をしています。
 
 ブランチは妹がこのような貧しい所に住んでいるとは思っていな
 かったみたいで、その境遇を嘆きます。
 
 姉妹の出会いの後で出会うことになる、ステラの夫のスタンリーの
 粗暴さにも驚き、ここを出ることをすすめたりもします。
 
▽学校が夏休みの間、ステラ夫婦のところへお世話になることに
 なったブランチですが、粗暴なスタンリーとはソリが合いません。
 
 ブランチは神経質な面を持っていて、言葉一つで傷ついたり、
 現実から逃避するような行動を見せます。
 
 何日かすると、スタンリーの男友達のミッチとブランチが接近
 します。
 
 ミッチは、まだ独り者で、この町に住む女性とは違う雰囲気を持つ
 ブランチに惹かれてしまいます。
 
 ソリの合わないスタンリーとブランチでしたが、スタンリーには
 次第にブランチの正体が分かってきました。
 
 神経質そうに見えるブランチでしたが、家にいる間に、スタンリー
 のお酒を飲んでいたり、外見とは違う行動を見せたりします。
 
 そしてとうとう、スタンリーは仕事の仲間からある情報を得て
 しまいます。
 
 その情報とは、ある町でブランチが娼婦?をしていて、その町から
 退去命令が出されたというものでした。
 
 ブランチは、その町ではかなり有名な存在だったのです。
 
 昔は教師をしていたのですが、学校の生徒に手を出してしまい、
 学校も辞めさせられていたのです。
 
 そのことをステラとミッチに話したスタンリーは、ブランチに
 詰め寄ります。
 
 するとブランチは...
 
 続きが気になる方は読んでみてください。





 この本は、歳とともに次第に美しさも財産も身よりも失っていく
 女性が何かに頼って生きていくしかない様が描かれています。
 
 物語の展開と会話が「アメリカ」といった感じです。
 
 もちろん、ハッピーエンドではありません。



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 人生を成功に導く読書術! ?おやじむしの3分書評? より抜粋

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波動の報告書
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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:波動の報告書
 副題:足立育郎の世界
 著者:小林正観
 出版:弘園社
 定価:1500円
 購入:講演会会場で購入



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 弘園社
 http://www.koensha.com/



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 確信まで
 第2章 さまざまな構造
 第3章 雑談対話編
 第4章 不思議な流れ(付記)



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :■■■■□
 豊かな心:■■■■□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、1996年6月に出版されています。
 
 著者は、先日講演会で話をしていた小林正観さんです。
 
 他にも著書はたくさんあります。



 波動とは何なのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)波動とは何なのか?



 宇宙は波動で成り立っているようです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)波動とは何なのか?

 「足立さんに出会う数年前、毎日何百人かの人と接する交通関係の
 人から、おもしろい話を聞いたことがあります」
 
 「毎日毎日数百人のお客さまを相手にしているのだが、日によって、
 良いお客ばかりの日とか、イヤな客ばかりの日だとか、そういう
 ようにわかれてしまう」
 
 「日によって客がちがうとは思えないが、自分にとっては明らかに
 『良い客ばかりの日』がある。それがなぜなのか、分かった。
 それは、自分が心地よくておだやかで平和な気持ちのときは、
 関わってくる人がみな同じような気持ちの人なのだ」
 
 「逆に、自分がイライラしているときは、関わってくる人がそう
 いう人ばかりだから、さらにトゲトゲしくなったり、不機嫌に
 なったりする。どうも自分のその日の気分に“同調”するお客さん
 が自分に関わってくるようだ、との結論に達した...」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 波動の周波数を上げよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●波動とは何なのか?

▽先日、著者の講演会に行ったときに買った2冊のうちの1冊です。

 足立育郎さんは、以前このメルマガでその著書「波動の法則
 (Vol.107,2006/8/21配信分)」を紹介したことがあります。
 
 足立育郎とは何者かというと、大雑把に言うと宇宙と交信し、
 宇宙の情報を得ることができる人、いわゆる「チャネラー」と
 呼ばれる人です。
 
 これだけ書くとかなり怪しいです。
 
 ただ、本人はその情報を元に何とか教の教祖になるといった類の
 人ではなく、宇宙から得た情報を講演会等を通して、広く伝えて
 いる人です。
 
 本業は建築家ですが、「形態波動エネルギー研究所」を設立されて
 います。
 
 足立育郎さんの妹の足立幸子さん(すでに故人)も同じように
 宇宙と交信し、その情報をアートとして表現していた人です。
 
 著書「あるがままに生きる(Vol.356,2007/5/2配信分)」も、この
 メルマガで紹介しました。
 
 今回紹介する、「波動の報告書」は足立育郎さんの「波動の法則」
 が出版される前に、著者によって解説された「波動」の話です。
 
▽波動とは何かというと、宇宙に常時飛び交っている「情報」です。

 そして人間は、道具を使わずにその波動をキャッチすることが
 できるそうです。
 
 いわゆる「直感」や「ひらめき」というのがそうです。
 
 宇宙からの情報によると、波動は「電磁波」とか「磁気派」と
 いった分類で言うと、10の65万乗種類存在するそうです。
 
 人類が現在発見している波動はほんの数種類しかありません。
 
 しかも、「電磁波」という波動は、用途や特性に応じて「赤外線」
 とか「電波」とか「X線」と呼び方を分けていますが、この特性は
 1種類の波動の形態ごとに10の3兆乗の特性があるそうです。
 
 波動の種類が10の65万乗種類、そして、それぞれに10の
 3兆乗の特性がある、それが宇宙を飛び交っている「波動」です。
 
 大雑把に言うと、宇宙は波動で成り立っています。
 
▽人間の脳はテレビやラジオの受信機と同じ役割を持っているそう
 です。
 
 例えばテレビの受信機は微弱な電波を発信していて、それに合致
 した電波を受信し映像として映し出しているそうです。
 
 人間の脳も同じで、波動を発信しそれに合致する範囲の波動を
 受信しているとのこと。
 
 したがって、同じ波動を発信している人たちは、引き寄せ合います。
 
 それが「類は友を呼ぶ」という言葉になっています。
 
 つまり、自分の波動を変えることができれば、自分のまわりに
 集まってくる人の種類も変わるということになります。
 
 自分の周りが嫌な奴ばかりなら、自分が嫌な奴なのかもしれません。
 
 著者は言います。
 
 「足立さんに出会う数年前、毎日何百人かの人と接する交通関係の
 人から、おもしろい話を聞いたことがあります」
 
 「毎日毎日数百人のお客さまを相手にしているのだが、日によって、
 良いお客ばかりの日とか、イヤな客ばかりの日だとか、そういう
 ようにわかれてしまう」
 
 「日によって客がちがうとは思えないが、自分にとっては明らかに
 『良い客ばかりの日』がある。それがなぜなのか、分かった。
 それは、自分が心地よくておだやかで平和な気持ちのときは、
 関わってくる人がみな同じような気持ちの人なのだ」
 
 「逆に、自分がイライラしているときは、関わってくる人がそう
 いう人ばかりだから、さらにトゲトゲしくなったり、不機嫌に
 なったりする。どうも自分のその日の気分に“同調”するお客さん
 が自分に関わってくるようだ、との結論に達した...」
 
 こういうのは私もよくあります。
 
 なんとなくイライラしている時は、イライラしたくなるような
 出来事が自分の身の回りにたくさん起こります。
 
 逆に何か一つ良いことがあって、気分よくしていると、次から次に
 気分の良いことが起きる場合もあります。
 
 これが、人間自身が発振している「波動」による影響のようです。
 
 自分の波動を変えることができれば、その波動に合った人が集まる
 ことになるし、宇宙に飛び交っている様々な情報にもアクセス
 することができるとのことです。
 
 そして、決意するだけで波動は変わるそうです。





 この本は、足立育郎さんの話を著者が解説したものです。
 
 2人の対談も掲載されています。
 
 そして、著者が足立さんに出会うまでの偶然の軌跡も書かれてい
 ます。
 
 「波動の法則」と併せてお勧めです。



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 人生を成功に導く読書術! ?おやじむしの3分書評? より抜粋

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斜陽
斜陽 (新潮文庫)斜陽 (新潮文庫)
(1950/11)
太宰 治

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:斜陽
 著者:太宰治
 出版:新潮文庫
 定価:240円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4101006024/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1654570%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 ※目次はありません。


──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■□□□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■□□□



 この本は、昭和25年11月に出版されています。
 
 長く読まれている本です。
 
 著者は、本を読む人なら誰もが知っている日本の作家です。
 
 著書も多数あります。



 どのような物語なのでしょうか。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)楽しんで読もう。



 著者の本は楽しめる雰囲気の本ではないですが...



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)楽しんで読もう。
 
 ※「もっと知りたい方のために」を参照してください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●楽しんで読もう。

▽著者は、明治42年(1909年)に生まれ、昭和23年(1948年)に
 亡くなっています。
 
 昭和を代表する日本の作家です。
 
 著者が書いた小説で読んだことがあるのは、「走れメロス」と
 「人間失格」の2冊だけです。
 
 思い返して見ても、日本の「文豪」と呼ばれる人たちの本はあまり
 読んでません。
 
 私が持っている著者の作品イメージは、「人間失格」。
 
 暗いです。
 
 「走れメロス」という少し元気のある作品も読みましたが、生い
 立ちや、大人になってからの言動を知ると、著者のイメージは
 「人間失格」です。
 
▽著者は、青森県北津軽に生まれます。

 実家は津軽屈指の大地主で、父親は貴族院議員、衆議院議員にも
 なった人です。
 
 著者はその6男、11人兄弟の10番目として生まれます。
 
 父親は仕事で忙しく母親は病弱だったため、乳母や叔母に育てられ
 親の愛情はほとんど知らずに育ちます。
 
 当時の6男は、家の跡継ぎにもなれず、財産も分けてもらえる
 ような身分ではなかったようです。
 
 その生い立ちのためか、著者は生涯で3度の自殺(3度とも心中)
 を体験し、とうとう3度目に亡くなってしまいます。
 
 亡くなる年に書き上げたのが「人間失格」。
 
 この作品は、ほぼ著者の自伝のように思われます。
 
 最後の作品は「グッド・バイ」で、まだ読んでませんがユーモア
 小説なのだそうです。
 
▽今回紹介する「斜陽」は、著者が亡くなる前年に書き上げた小説で
 「斜陽族」という言葉を生み出しました。
 
 意味は、没落していく上流階級の人たちのことを示すとのこと。
 
 著者の生家の記念館は「斜陽館」と呼ばれているそうです。
 
 主な登場人物は、かず子、その母、かず子の弟直治、東京に住んで
 いる作家上原二郎です。
 
 簡単にあらすじを紹介します。
 
 時代は、戦争が終わった昭和20年頃。
 
 親は没落した貴族で、父親が亡くなってしまいます。
 
 残されたかず子と母は、生活が苦しくなり、住んでいた家を売って
 伊豆の田舎の別荘を買い、そこで生活することになります。
 
 元貴族のため、母親もかず子も基本的には「労働」して自活する
 ことができません。
 
 家を売って得たわずかなお金と、家にあった服や貴金属等を売って
 生活していました。
 
 なくなっていく不安だけで生活していた親子です。
 
 かず子は一度嫁いだのですが、いろいろ訳あって出戻っています。
 
 伊豆の田舎に移ったのは、かず子が30少し前のこと。
 
 かず子には、戦地に行って行方知れずになっている弟の直治が
 いて、伊豆に移ってまもなく、直治が生きていて復員することを
 知らされます。
 
 しかし、直治も元貴族の子供。
 
 戦争に行く前は麻薬中毒で、母親は直治が薬を買うために作った
 借金を返すのに相当な期間かかったそうです。
 
 復員する前に直治の話を聞くと、戦地では阿片中毒になったという
 情報も入ってます。
 
 実際に直治が帰ってくると、穀潰しのごとく残り少ない財産を
 消費していきます。
 
 家の財産を持ち出し、東京に住んでいる小説家上原二郎のところへ
 身を寄せ、荒れ果てた生活を送ります。
 
 金がなくなると伊豆に帰ってきてお金を持って出て行きます。
 
 かず子は弟の直治の存在を通して東京の上原と出会い、よく分から
 ないですが上原に恋をしてしまいます。
 
 なんとなく無理矢理な展開です。
 
 財産もなくなりかけてきたところで、母親が結核にかかって亡く
 なってしまいます。
 
 それを追って、弟の直治も長い遺書を残して自殺してしまいます。
 
 そして、これも無理矢理な展開で、弟の自殺と前後してかず子は
 上原の子を身ごもります。
 
 あらすじをざっと書くと以上のようになります。
 
 お金持ちが没落していく様は良く分かりますが、物語が突飛すぎて
 なんとなく嘘くさいです。(小説に嘘くさいもなにもないですが...)
 
 とりあえず不幸を並べてみたのと、かず子も良く分からない性格
 をしていて、考えが突飛過ぎるような気がします。
 
 個人的には「人間失格」の方が好きです。





 文豪の作品ということで読んでみましたが、私の感受性が良く
 ないのか、あまり面白いとは思えませんでした。
 
 ただ、「走れメロス」も「人間失格」も面白かったので、もう少し
 別な作品も読んでみたいと思います。



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精神分析入門(上)(2回目)
精神分析入門 (上巻) (新潮文庫)精神分析入門 (上巻) (新潮文庫)
(1977/01)
フロイト高橋 義孝

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:精神分析入門(上)
 著者:フロイト
 出版:新潮文庫
 定価:629円
 購入:ブックオフで350円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4102038051/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1128156%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第一部 錯誤行為
 第二部 夢
 第三部 神経症総論



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、昭和52年1月に出版されています。
 
 著者(1856?1939)は、紹介文によるとモラビアのフライベルク
 (現チェコ)で、貧しいユダヤ羊毛商人の子として生まれました。
 
 ウィーンで開業医となり、人間の心の大部分は無意識の領域で
 あることを発見、従来の催眠療法にかわる、自由連想法による
 治療技術としての精神分析を確立したそうです。
 
 20世紀前半の思想界、文学等に大きな影響を与えた人です。
 
 文献も多数残っています。



 精神分析とはどのように行うのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)夢とは何なのか?



 なぜ夢を見るのでしょうか?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)夢とは何なのか?

 「小児の夢は残念な気持ち、憧れ、満たされなかった願望などを
 あとに残すような日中の体験に対する反応なのです。夢はこの
 願望を、直接むきだしに満たしてくれます」
 
 「成人の眠りを妨げるのは、たいていこの心的な興奮であることを、
 われわれはよく知っているではありませんか。心的な興奮は、
 成人が眠り込むのに必要な心的状態、すなわち外界から感心を
 引き上げてしまうことの邪魔をするのです」
 
 「成人は、できれば生活を続けて中断せず、自分が現在かかわり
 あっている事物を相手に仕事を続けたいのです。それで眠らない
 わけです」
 
 「つまり、このような眠りを妨げる心的な刺激は、小児の場合は
 満たされなかった願望であり、小児はこれに対して、夢を通じて
 反応しているわけです」

 「願望が夢の誘発者であること、そして、この願望の充足が夢の
 内容であること、以上は夢の主要な性格の一つです」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 自分の夢を分析してみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●夢とは何なのか?

▽人間において、まだ解明されていないことの一つが「睡眠」です。

 人はなぜ睡眠が必要なのでしょうか?
 
 睡眠が必要なことは分かっていますが、その理由は分かっていま
 せん。
 
 人が睡眠を取らないとどうなってしまうかというと、以前読んだ
 本には「幻覚を見はじめる」と書いてありました。
 
 そして、最終的には眠ってしまうそうです。
 
 ずっと睡眠を取らなかったら死んでしまうのではなく、眠って
 しまうとのこと。
 
 死にはしないけれど、どうしても必要なのが睡眠のようです。
 
 もう一つ不思議なことに、人は寝ている間に夢を見ます。
 
 現実世界では起きていないことを、夢の中で体験する場合があり
 ます。
 
 「夢」とは何なのでしょうか?
 
 朝起きたときに夢を見たことは覚えていますが、時間が経つにつれ
 その内容は記憶から薄れて行く場合がほとんどです。
 
 それとは逆に、子供の頃に見た夢でも未だに鮮明に覚えている夢
 もあります。
 
 個人的な話をすると、小学生の時に何度も何度もみた夢があって、
 その内容は今でも鮮明に覚えています。
 
 はたしてその夢が何なのか、何の意味があるのかは未だに分かって
 いません。
 
 小学生を過ぎてからは見た覚えがありません。
 
 どの本か忘れましたが、スピリチュアル系の本を読むと「睡眠」の
 意味が次のように書かれていました。
 
 「とても自由で身軽な存在の魂が、この世で肉体をまとって現世を
 体験するということは、魂にとってはとてもエネルギーを消耗する
 ことである。したがって、通常は1日のうちの数時間睡眠を取り
 魂は肉体から離れエネルギーを充填しにあの世へ戻る」
 
 嘘か本当か分かりませんが、これが事実だとしたら未だに謎と
 されている睡眠の必要性が理解できるし、睡眠不足が身体と心に
 悪影響を及ぼす理由が分かります。
 
 「夢」は、もしかしたらその時の魂の体験を何らかの映像として
 脳の中で再現しているものなのかもしれないです。
 
▽「夢」の意味を詳細に分析したのが著者で、著書に「夢判断」
 という本があります。
 
 今回紹介している「精神分析入門」にも「夢」について書かれて
 いて、200ページくらいが費やされています。
 
 夢というのは、その意味がはっきりと理解できる場合もありますが、
 覚えている限り、ほとんどは意味不明な場合が多く謎に満ちてい
 ます。
 
 意味がはっきりしている場合を考えてみると、起きている時の
 何らかの欲求を満たそうとしていることが多いような気がします。
 
 著者によると、夢が意味不明なのは大人の場合であって、子供の
 夢はストレートに欲求を満たす場合が多いとここと。
 
 著者は言います。
 
 「小児の夢は残念な気持ち、憧れ、満たされなかった願望などを
 あとに残すような日中の体験に対する反応なのです。夢はこの
 願望を、直接むきだしに満たしてくれます」
 
 「成人の眠りを妨げるのは、たいていこの心的な興奮であることを、
 われわれはよく知っているではありませんか。心的な興奮は、
 成人が眠り込むのに必要な心的状態、すなわち外界から感心を
 引き上げてしまうことの邪魔をするのです」
 
 「成人は、できれば生活を続けて中断せず、自分が現在かかわり
 あっている事物を相手に仕事を続けたいのです。それで眠らない
 わけです」
 
 「つまり、このような眠りを妨げる心的な刺激は、小児の場合は
 満たされなかった願望であり、小児はこれに対して、夢を通じて
 反応しているわけです」
 
 子供は大人と違って、夢の中で自分の願望を直接満たすことが
 できるそうです。
 
 著者によると、「夢の定義」は次のように現されます。
 
 「願望が夢の誘発者であること、そして、この願望の充足が夢の
 内容であること、以上は夢の主要な性格の一つです」
 
 現実の世界で実現されなかった願望が夢を見る原因であり、満た
 されなかった願望を夢の中で満たすことができる、ということです。
 
▽しかし、大人が見る夢は意味不明な夢がほとんどです。

 一見して何を示している夢なのか分からない場合が多いです。
 
 それでも、現実の世界の満たされなかった願望を満たしているのが
 夢なのです。
 
 大人の場合、子供と違って「余計」な理性が働いてしまいます。
 
 自分の心にある様々な願望に、現実世界の道徳にしたがって様々な
 フィルタを掛けて自制しています。
 
 そうしないと大変な社会になってしまいます。
 
 それは、国によって違っていて、宗教がその役割を果たしている
 場合もあるし、世間がその役割を果たしている場合もあります。
 
 夢を見る場合も同じで、大人は様々なフィルタを掛けて夢を見て
 しまうのです。
 
 夢の中でも自分の願望を直接表現することができないのです。
 
 だから意味不明な夢が多いのです。
 
 その夢で見る物とか現象をある程度解明したのが著者で、この
 本にも夢の判断の方法がいくつか書かれています。
 
 興味のある方は読んでみて下さい。





 夢は私たち人間にとって、その日一日の気分を左右することなる
 可能性もあります。
 
 それほど重要な夢ですが、科学的には証明されていません。
 
 そこで著者が提唱した「夢判断」が様々な本として出版されてい
 ます。
 
 解明できたら面白いかもしれません。
 
 
 この本には下巻もあって、500ページ近くあります。
 
 今回の上巻を読むのに相当な時間を必要としました。
 
 下巻はまた気が向いた時に読もうと思います。



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精神分析入門(上)
精神分析入門 (上巻) (新潮文庫)精神分析入門 (上巻) (新潮文庫)
(1977/01)
フロイト高橋 義孝

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:精神分析入門(上)
 著者:フロイト
 出版:新潮文庫
 定価:629円
 購入:ブックオフで350円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
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 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4102038051/oyajimushicom-22/ref=nosim/
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──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第一部 錯誤行為
 第二部 夢
 第三部 神経症総論



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、昭和52年1月に出版されています。
 
 著者(1856?1939)は、紹介文によるとモラビアのフライベルク
 (現チェコ)で、貧しいユダヤ羊毛商人の子として生まれました。
 
 ウィーンで開業医となり、人間の心の大部分は無意識の領域で
 あることを発見、従来の催眠療法にかわる、自由連想法による
 治療技術としての精神分析を確立したそうです。
 
 20世紀前半の思想界、文学等に大きな影響を与えた人です。
 
 文献も多数残っています。



 精神分析とはどのように行うのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)錯誤行為の意味とは?



 なかなか面白いです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)錯誤行為の意味とは?

 「仕事というものは、強い注意をはらっていない時に、とくに
 正確にできるものなのです。錯誤行為という不運の多くは、しく
 じりをしないようにと注意する時にこそ起こってくるのです。
 つまり、必要な注意力を絶対に他にそらしていない時にこそ起こって
 くるものです」

 「ある衆議院議長は会議を開くに当たって、『諸君、私は議員
 諸氏のご出席を確認致しましたので、ここに閉会を宣言いたします』
 と言ってしまったというのです」
 
 「衆議院議長がその第一声で開会を宣言する代わりに、閉会を
 宣したとすると、この錯誤行為には深い意味があると考えざるを
 えないのです。つまり、議長は議会の形成が思わしくないで、
 できることならすぐ閉会してしまいたいと思っていたのです」

 「ある夫人がもう一人の夫人に、自分としてはほめるつもりだった
 のでしょうが、『このすばらしい新品の帽子はあなたご自身で
 aufgepatzt(ぞんざいに作った)ものですか』と聞いたとすれば、
 いかなる合理主義者といえども、この言い違いから『あなたの帽子
 はできがわるいPatzereiですね』という文句を聞き取らざるを
 えないでしょう」
 
 aufgepatzt(ぞんざいに作った)は、aufgeputzt(飾り立てる)の
 言い違いなのだそうです。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 人間をもっと観察してみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●錯誤行為の意味とは?

▽私たちは普通の会話の中で、何の迷いもなく「無意識」という
 言葉を使います。
 
 自分では特に何も考えていないのに、勝手に身体が行動してしまい
 特定の言動をとってしまう時に使います。
 
 つまり、意識されない言動のことを無意識と呼びます。
 
 この「無意識」という領域を研究し、その理論を確立したのが
 今回紹介する本の著者、ジークムント・フロイトです。
 
 「無意識」の言動は、人間が隠すことができない部分で、その
 言動から様々な心理状態が分かることがあります。
 
 この本は、その分析手法を詳細に説いていて、素人向けの講義
 形式で書かれているため、かなり分かりやすくなっています。
 
▽一番最初に解説されているのが「錯誤行為」。

 錯誤行為とは何かと言うと、「言い間違い」や「書き間違い」、
 「読み違い」、「聞き間違い」、「度忘れ」、「置き忘れ」、
 「紛失」、「もの忘れ」、「思い違い」等があります。
 
 このような錯誤行為は、誰でも経験があることで、時と場所に
 よって違いますが、そんなに気にするほどのことでもないと考え
 ていました。
 
 誰にでもあることだと。
 
 ところが、いろいろと分析してみると様々な心理状態が見えて
 きます。
 
 錯誤行為がどのような状態の時に起きるかというと、普通考えると
 「注意力が散漫」なときに起きるものと思いがちですが、実際は
 集中している時に起きやすいのです。
 
 著者は言います。
 
 「仕事というものは、強い注意をはらっていない時に、とくに
 正確にできるものなのです。錯誤行為という不運の多くは、しく
 じりをしないようにと注意する時にこそ起こってくるのです。
 つまり、必要な注意力を絶対に他にそらしていない時にこそ起こって
 くるものです」
 
 ぼーっとしている時に「言い間違い」や「書き間違い」等が起きる
 わけではなくて、何かに集中して心が奪われている時に起きるのが
 「錯誤行為」なのです。
 
 したがって、錯誤行為を分析してみると、その人の心理状態が
 分かるようになります。
 
▽「言い間違い」に関して次のような例が挙げられています。

 「ある衆議院議長は会議を開くに当たって、『諸君、私は議員
 諸氏のご出席を確認致しましたので、ここに閉会を宣言いたします』
 と言ってしまったというのです」
 
 「衆議院議長がその第一声で開会を宣言する代わりに、閉会を
 宣したとすると、この錯誤行為には深い意味があると考えざるを
 えないのです。つまり、議長は議会の形成が思わしくないで、
 できることならすぐ閉会してしまいたいと思っていたのです」
 
 他の例としては、
 
 「ある夫人がもう一人の夫人に、自分としてはほめるつもりだった
 のでしょうが、『このすばらしい新品の帽子はあなたご自身で
 aufgepatzt(ぞんざいに作った)ものですか』と聞いたとすれば、
 いかなる合理主義者といえども、この言い違いから『あなたの帽子
 はできがわるいPatzereiですね』という文句を聞き取らざるを
 えないでしょう」
 
 aufgepatzt(ぞんざいに作った)は、aufgeputzt(飾り立てる)の
 言い違いなのだそうです。(読み方と発音が分からないので、
 どのくらい似ているか分かりませんが...)
 
 このように、錯誤行為とはなんの意識もしていないときには出て
 こない言動なのですが、逆に心の中で強く意識しているために
 言葉や行動として出てきてしまうものなのです。
 
 普通に考えるとあり得ないような「言い間違い」や「聞き違い」、
 「読み間違い」等が起きた場合、その人の単純な間違いなのでは
 なく、その人が心で強く思っていたことが表面上に出てしまった
 と考えてもよさそうです。
 
▽また、「度忘れ」、「置き忘れ」、「紛失」、「もの忘れ」も
 何らかの心理状態によって起きやすくなるとのこと。
 
 例えば、ある人の名前を度忘れしてしまうような場合、それは
 深層心理として、その人のことを「忘れたい」と思っているから
 ど忘れしてしまうそうです。
 
 また、「置き忘れ」や「紛失」も同じで、ある物をどこに置いた
 のか忘れてしまうということは、深層心理として、その物に関連
 する人物や出来事のことを忘れてしまいたいと思っている現れ
 なのです。
 
 そう言われてみると思い当たるフシが多々...





 この本は、人間の心理状態が引き起こす様々な言動を研究すると
 いろいろなことが分かる、という著者の分析方法を詳細に解説
 した内容となっています。
 
 今回紹介した錯誤行為は、自分でも思い当たる場面が多々あるため
 なかなか興味深く読むことができました。
 
 何気ない普段の行動が、実はいろいろな意味を持っているという
 のがなかなか面白いです。
 
 人間の言動を観察し、そこからその人の心理を推測するのはなか
 なか面白いです。
 
 次回、もう一度紹介します。




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哲学の教科書(2回目)
哲学の教科書 (講談社学術文庫)哲学の教科書 (講談社学術文庫)
(2001/04)
中島 義道

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:哲学の教科書
 著者:中島義道
 出版:講談社学術文庫
 定価:1100円+税
 購入:ブックオフで600円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4061594818/oyajimushicom-22/ref=nosim/
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──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 死を忘れるな!(Memento Mori!)
 第2章 哲学とは何でないか
 第3章 哲学の問いとはいかなるものか
 第4章 哲学は何の役にたつか
 第5章 哲学者とはどのような種族か
 第6章 なぜ西洋哲学を学ぶのか
 第7章 なぜ哲学書は難しいのか



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :■□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、2001年4月に出版されています。
 
 1995年に出版された単行本の文庫版となります。
 
 著者は、元大学の教授で、専攻はドイツ哲学です。
 
 時間論、自我論、コミュニケーション論を専門としています。
 
 
 
 「哲学」とはどのようなものなのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)哲学は何の役に立つのか?



 知りたいことばかりです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)哲学は何の役に立つのか?

 「はっきり言って、医学や法学が役に立つという意味で哲学は
 何の役にたちません」
 
 「医学とか法学は、木々が切り倒されて船や棺桶になるという
 意味で役に立つのですが、哲学は何の道具にもなることができ
 ないのですから、最後まで『木』として生き続けるほかないわけ
 です」
 
 「医学者や法学者は、木としてではなく木材としての価値によって
 評価されるのに対して、哲学者はいかなる木材にもなりえないの
 ですから、まさに木であること、すなわち『生きること』そして
 木もいずれ死ぬのですから『死ぬこと』そのことにこだわり続ける
 他はないということです」

 「つまり、哲学は全てのことを徹底的に疑うところから出発します。
 普通の人々が前提している善悪の骨格を揺さぶります。したがって、
 例えば、『戦争が悪である』のは第一に戦争は人を殺すからですが、
 哲学者は『聖戦はあるのか』とか『原爆投下は正しかったか』
 といったレベルの議論にではなく『なぜ人を殺すことが悪なのか』
 といったレベルの議論に照準を合わせます」
 
 「もちろん哲学者とて、その社会に適応した人間ですから『人を
 殺してよい』と思っているわけではなく、殺人犯をえらいとは
 思いませんが、ありとあらゆる論調が殺人を当然のごとく非難
 する現状を見ますと、そこに思考の停止を認めて揺さぶりをかけ
 たくなるのです」

 「哲学は何の役にもたちません。しかし、それは、確実に見方を
 変えてくれる。有用であること、社会の役立つこと以外の価値を
 教えてくれる、人のために尽くすこともいいでしょう。老後を
 趣味に明け暮れるのもいいでしょう」
 
 「しかし、本当に重要な問題はそこにはない。それは『生きて
 おりまもなく死ぬ、そしてふたたび生き返ることはない』という
 この一点をごまかさずに凝視することです」
 
 「そして、このどうすることもできない残酷さを冷や汗の出る
 ほど実感し、誰も逃れられないこの理不尽な徹底的な不幸を自覚
 することです」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 哲学書にチャレンジしてみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●哲学は何の役に立つのか?

▽医学とか科学とか物理学といった学問は、専門家が分析・実験し
 それを世間に広める、あるいは商品化し、世の中の役に立つ場合が
 多いです。
 
 逆に、地球を破壊する場合も多々ありますが...
 
 普通、学問とは何らかの役に立つものであるという認識を持って
 いますが、難しい言葉を使い、一般読者をわざと遠ざけている
 ような気がする哲学は、人間にとって何の役に立つのでしょうか。
 
 著者は言います。
 
 「はっきり言って、医学や法学が役に立つという意味で哲学は
 何の役にたちません」
 
 「医学とか法学は、木々が切り倒されて船や棺桶になるという
 意味で役に立つのですが、哲学は何の道具にもなることができ
 ないのですから、最後まで『木』として生き続けるほかないわけ
 です」
 
 「医学者や法学者は、木としてではなく木材としての価値によって
 評価されるのに対して、哲学者はいかなる木材にもなりえないの
 ですから、まさに木であること、すなわち『生きること』そして
 木もいずれ死ぬのですから『死ぬこと』そのことにこだわり続ける
 他はないということです」
 
 なぜ何の役にも立たないのに、2000年以上も昔から哲学を
 する人がいて、有名な哲学者が現れ、名前を残してきたのかと
 いうと、おそらく人間が持っている根本的な疑問である、「生きる
 こと」と「死ぬこと」に焦点を当ててきたからだと思われます。
 
 「なぜ生まれてきて、なぜ死んでいくんだろう」といったような
 誰にも永遠に分からない問いについて、ただしい答えは見つから
 ないと知りつつも、延々と分析していくのが哲学という学問の
 ようです。
 
▽したがって、哲学者はこだわるポイントが普通の人とは違って
 います。
 
 この本で1章分を使って説明されているのが「哲学の問い」で、
 哲学が何を問題としているかということが解説されています。
 
 そこに書いてある「哲学のテーマ」は「時間」「因果律」「私」
 「他人」「意志」「存在」といったことで、確かにこれまでに
 あまり深く考えたことはありません。
 
 普通の人とはポイントとするレベルが違うそうです。
 
 著者は言います。
 
 「つまり、哲学は全てのことを徹底的に疑うところから出発します。
 普通の人々が前提している善悪の骨格を揺さぶります。したがって、
 例えば、『戦争が悪である』のは第一に戦争は人を殺すからですが、
 哲学者は『聖戦はあるのか』とか『原爆投下は正しかったか』
 といったレベルの議論にではなく『なぜ人を殺すことが悪なのか』
 といったレベルの議論に照準を合わせます」
 
 「もちろん哲学者とて、その社会に適応した人間ですから『人を
 殺してよい』と思っているわけではなく、殺人犯をえらいとは
 思いませんが、ありとあらゆる論調が殺人を当然のごとく非難
 する現状を見ますと、そこに思考の停止を認めて揺さぶりをかけ
 たくなるのです」
 
 哲学とは「思考の停止」を許さない、つまり普遍的な何かを突き
 詰めるまで思考を続けることのようです。
 
 なぜ哲学はこのようにとことんまで突き詰めて考えるのでしょうか?
 
 これは先程も書いた、人にとっての一番の疑問である「生きる
 こと」そして「死ぬこと」に行き着くからだと考えられます。
 
 著者は言います。
 
 「哲学は何の役にもたちません。しかし、それは、確実に見方を
 変えてくれる。有用であること、社会の役立つこと以外の価値を
 教えてくれる、人のために尽くすこともいいでしょう。老後を
 趣味に明け暮れるのもいいでしょう」
 
 「しかし、本当に重要な問題はそこにはない。それは『生きて
 おりまもなく死ぬ、そしてふたたび生き返ることはない』という
 この一点をごまかさずに凝視することです」
 
 「そして、このどうすることもできない残酷さを冷や汗の出る
 ほど実感し、誰も逃れられないこの理不尽な徹底的な不幸を自覚
 することです」
 
 個人的な意見を言うと、哲学が追い求めている問いの答えは、私
 には分からないし、おそらくこの世に存在する人間には正しい
 答えは得られないと思います。
 
 「なぜ生まれてきたのか、そしてなぜ死んでいくのか、そして
 どうやって生きていくべきか」をいくら考えてみたところで、
 基本的には生まれてから死ぬまでの期間のことしか記憶がない
 わけですから、分かりようがないのです。
 
 この世に存在していくら考えてみても正解は得られない。
 
 だとしたら、考えるのはその部分ではないのではないか?と思考
 停止してしまうのが普通の人で、そこにとことん疑問を感じる
 ことができる人が哲学の適性がある人みたいです。
 
 私には哲学の適性はあまりなさそうです。





 この本は、これまで読んできた哲学の入門書と違って、過去の
 哲学者のことを一切知らなくても十分に読める入門書となって
 います。
 
 ただ、この本を読んでやっと哲学の入り口がうっすらと見えてきた
 だけで、本棚にある「ハイデッガー」という人が書いた哲学書を
 ほんの少しだけ読んでみても何の事やらさっぱり分かりません。
 
 哲学者になりたいとか、哲学研究者になりたいとか、哲学をしたい
 というわけではなくて、哲学書に何が書いてあるかを知りたい
 だけです。
 
 いつか普通に読める日がくるのでしょうか?



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哲学の教科書
哲学の教科書 (講談社学術文庫)哲学の教科書 (講談社学術文庫)
(2001/04)
中島 義道

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:哲学の教科書
 著者:中島義道
 出版:講談社学術文庫
 定価:1100円+税
 購入:ブックオフで600円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4061594818/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
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──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 死を忘れるな!(Memento Mori!)
 第2章 哲学とは何でないか
 第3章 哲学の問いとはいかなるものか
 第4章 哲学は何の役にたつか
 第5章 哲学者とはどのような種族か
 第6章 なぜ西洋哲学を学ぶのか
 第7章 なぜ哲学書は難しいのか



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :■□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、2001年4月に出版されています。
 
 1995年に出版された単行本の文庫版となります。
 
 著者は、元大学の教授で、専攻はドイツ哲学です。
 
 時間論、自我論、コミュニケーション論を専門としています。
 
 
 
 「哲学」とはどのようなものなのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)哲学とは何なのか?



 私に理解できるものなのでしょうか?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)哲学とは何なのか?
 
 ※「もっと知りたい方のために」を参照してください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 哲学書を読んでみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●哲学とは何なのか?

▽哲学書が苦手な私が唯一読める哲学者がこの本の著者です。

 おそらく意識して一般の読者向けに言葉を選んで書いていると
 思われます。
 
 哲学書を理解したいがために、過去何度か入門書を探してチャ
 レンジしてみたのですが、入門書すら理解できずに投げ出して
 いました。
 
 なぜ投げ出してしまうのかというと、哲学の入門書を語る哲学者
 は、必ず「?はこう言った」「?がこう述べている」「?によると」
 という言葉で、過去の有名な哲学者の名前と、その著書を引用して
 語ります。
 
 ある哲学の入門書には「哲学書を理解するには、過去の偉大な
 哲学者が書いた哲学書を読んで覚えておく必要がある」と書いて
 ありました。
 
 だから「時間がかかる」と。
 
 確かに哲学を「研究する人」には、それが必要かもしれません。
 
 しかし、哲学書に何が書いてあるのか、著者が何を言わんとして
 いるのか、ということを知りたい私にとってみると、過去の偉大な
 哲学者が書いた哲学書を読む気はさらさらなく、過去に誰がどう
 いったのかなんて知りたくもないのです。
 
 哲学をする人にとっては、誰がどの著書で何を主張しているのか
 が重要らしいのですが、哲学者ではない私には、そんなことは
 知る必要がありません。
 
 著者が何をどう考えているのかが知りたいのです。
 
 哲学の入門書を読んでみると、先程も書いた「?によると」という
 過去の哲学者の頭の中で考えたことばかりで、著者の主張がほとんど
 見えてこない本があります。
 
 これが私が哲学書を嫌う理由の一つです。
 
 もう一つ別の理由は、その過去の偉大な哲学者の本でも、入門書
 でも何でも同じですが、「難しい言葉」を使って何かを語って
 いて、わざと分かりづらくしているようにしか思えないという
 ことです。
 
 聞いたこともない言葉を使って、わずか数行を読んだだけでも
 その数行が何を言わんとしているのか全然見えてこないのです。
 (これには理由があるらしいです)
 
 なぜわざわざ理解しづらいように書かなければならないのか、
 その理由が分からないのと、それがどうしても「言葉遊び」の
 ように思えてきます。
 
 「哲学」とは、自分の頭の中で思い描いている思考を、いかに
 余さず緻密に文章にするのか、ということではないのかと思って
 いるのですが、現実は違うみたいです。
 
▽何度も入門書に挑戦して、挫折しているということは、もしか
 したら選んでいる入門書が悪いのか?と他人に責任の責任にする
 ことにしました
 
 現在、唯一私が読むことができる哲学者が今回紹介する本の著者で、
 ブックオフでブラブラしている時に「哲学の教科書」という題名
 が目に入ってきたのと、著者が中島さんだったのできっと何とか
 なるはずと迷わず買ってしまいました。
 
 その結果はというと、私が予想していた通り、私にも理解できる
 言葉で哲学のことが書かれていました。
 
▽では、哲学とは何なのか、それを簡単に紹介したいと思います。

 最大の哲学問題は「死」なのだそうです。
 
 極言すると、人は死ぬために生まれてきます。
 
 2000年以上も昔から、死は人々にとって永遠のテーマでした。
 
 なぜなら「死」は体験することができないから。
 
 正確に言うと「死」を体験することはできますが、死んでからの
 様子をこの世にいる人たちに伝えることはできないし、たとえ
 少しでも体験できた人がいたとしても(つまり生き返ったということ)、
 万人が体験できるわけではないのです。
 
 人は確実に死んでしまう。
 
 そして死んでしまうと、確実に物質的な身体はこの世から消えて
 しまいます。
 
 だから物質世界にいる人々は「死んでしまうと全てが無になって
 しまう」と、死に恐怖を感じていました。
 
 しかも、死には苦痛が伴っているように見えてしまいます。
 
 「生老病死」と言われるように生きているのも苦痛が伴います。
 
 そして最終的には苦痛を伴った死が待っています。
 
 なぜそうなのか?ということを人は昔からずっと考えてきました。
 
 それが哲学の最大の問題となっているそうです。
 
 「死」をいかに考えるかということを、言葉を使ってとことん
 表現するのが「哲学」というもののようです。





 この本は、哲学とは何なのかということを、延々と書いている本
 です。
 
 ほんの少しだけ私の疑問が解決したように思います。
 
 正確に言うと、もしかしたら「入門書」ではないのかもしれません。
 
 ただ、哲学書の入り口としては最高の本ではないかと思われます。
 
 次回もう一度紹介します。



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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

かもめ・ワーニャ伯父さん
かもめ・ワーニャ伯父さん (新潮文庫)かもめ・ワーニャ伯父さん (新潮文庫)
(1967/09)
チェーホフ神西 清

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:かもめ・ワーニャ伯父さん
 著者:チェーホフ
 出版:新潮文庫
 定価:362円+税
 購入:eブックオフで278円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4102065024/oyajimushicom-22/ref=nosim/



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 かもめ
 ワーニャ伯父さん


──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は昭和42年9月に出版されています。
 
 「かもめ」は1896年に書かれていて、「ワーニャ伯父さん」は
 1899?1900年に書かれています。
 
 長く読まれている本です。
 
 著者は、ロシアを代表する劇作家で、優れた小説家でもあるそう
 です。
 
 紹介文によると、人間観察に優れた短編の他、晩年には劇作に
 主力を注ぎ、演劇史に残る戯曲も多いとのこと。
 
 代表作に「桜の園」「3人姉妹」「かもめ」「ワーニャ伯父さん」
 「かわいい女」「犬を連れた奥さん」等があります。



 どのような物語なのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)楽しんで読もう。



 楽しめるでしょうか?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)楽しんで読もう。
 
 ※「もっと知りたい方のために」を参照ください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「楽しんで読もう。」

▽ロシアの作家というと、読んだことがあるのはトルストイ、
 ドストエフスキーくらいでしょうか。
 
 今回紹介する本は、厚みとしては薄くページ数も200ページ弱
 の本ですが読むのにかなり時間がかかっています。
 
 特徴としては、ゲーテのファウストと同じように、「かもめ」も
 「ワーニャ伯父さん」も劇として書かれていて、それぞれのセリフ
 の上に誰が話したのか名前が書かれています。
 
 また別の特徴としては「くどい」です。
 
 トルストイもなかなかくどいですが、ドストエフスキーの罪と罰
 を読んだ時は、そのくどさのために読むのにかなり時間がかかり
 ました。
 
 ロシア人の会話とはこんなにくどいものなのでしょうか。
 
 「くどい」というのは、セリフの言い回しがまわりくどいという
 意味です。
 
 原文がそうなっているのか、翻訳の問題なのか良く分かりませんが
 日本では絶対ないような話し方がされています。
 
 例えば、「かもめ」のセリフから抜粋してみます。
 
 「私の歩いた字面に接吻したなんて、なぜあんなことをおっしゃ
 るの?わたしなんか、殺されても文句はないのに。すっかり、
 へとへとだわ!一息つきたいわ、一息!わたしは?かもめ。いいえ、
 そうじゃない。わたしは?女優。そ、そうよ!」
 
 独り言でもこのような話し方はしないし、普通の会話でも上記の
 ような話し方はしません。
 
 ドストエフスキーの罪と罰に出てくる登場人物たちの話も一つ
 一つがかなり長いし、独特の言い回しをします。
 
 慣れが必要です。
 
▽この本は、中島義道さんの本で「ただしくグレるための本」として
「ワーニャ伯父さん」が紹介されていました。
 
 話が二つ収録されてますが、今回はワーニャ伯父さんのあらすじ
 を簡単に紹介したいと思います。
 
 登場人物は全部で9名。
 
 セレブリャコーフ(アレクサンドル・ヴラジーミロヴィチ)…退職の大学教授
 エレーナ(アンドレーヴナ)…その妻、27歳
 ソーニャ(ソフィア・アレクサンドロヴナ)…先妻の娘
 ヴォイニーツカヤ夫人(マリヤ・ワシーリエヴナ)…三等官の未亡人、先妻の母
 ワーニャ伯父さん(イワン・ペトローヴィチ・ヴォイニーツキイ)…その息子
 アーストロフ(ミハイル・リヴォーヴィチ)…医師
 テレーギン(イリヤ・イリイーチ)…落ちぶれた地主
 マリーナ…年寄りの乳母
 下男
 
 舌を噛みそうな名前ばかりで、しかも、同一人物の名前が必ず
 二つあります。
 
 その同一人物の二つの名前に何のつながりも見られないので、
 話の中で、どちらの名前も出てくる場合、訳が分からなくなって
 しまいます。
 
 この「ワーニャ伯父さん」はそんなでもありませんが、罪と罰の
 中では、それが頻繁に使われていて、同一人物の名前が3種類
 くらい使われている場合もあります。
 
 「ワーニャ伯父さん」は100ページにも満たない本ですが、
 最後まで登場人物の名前が書いたページを見ながらじゃないと
 誰が誰だか分かりませんでした。
 
▽物語の舞台背景は、たぶん19世紀頃のロシアの貧しい田舎での
 話です。

 多少人間関係が複雑です。
 
 セレブリャコーフの亡くなった先妻の娘がソーニャ。
 
 先妻の母親がヴォイニーツカヤ夫人。
 
 ワーニャ伯父さんは、ヴォイニーツカヤ夫人の息子。
 
 セレブリャーコフとワーニャ伯父さんは、形式的には義理の兄弟
 になります。
 
 セレブリャーコフは務めていた大学を退職し、田舎の領地へ戻って
 きました。
 
 この領地は、セレブリャーコフの先妻の母、ヴォイニーツカヤ夫人
 の名義だったのを、先妻に名義を譲り、現在はソーニャが後を
 継いでいます。
 
 つまり田舎の領地はセレブリャーコフのものではなく、ヴォイ
 ニーツカヤ夫人系列の家系の人間のものでした。
 
 退職して田舎へ戻ってきたセレブリャーコフは、リューマチとか
 痛風とかの病気のこともあって、そうとうなわがままジジイです。
 
 ロシア経済の発展とともに、ロシアの農村では地主が没落し、
 ワーニャとソーニャは自分の家の領地を守るために田舎に残り、
 生活を切りつめ必死で働き、貧しい中でも何とか生活していました。
 
 ワーニャは、その貧しい家系の中から、自分の姉の夫に当たる
 セレブリャーコフを誇りに思い、仕送りをしていました。
 
 ところが、先妻の自分の姉は亡くなり、その後妻に27歳の若くて
 美しい女性をもらい、しかも、退職して田舎に帰ってくると、
 わがままのし放題。
 
 ひっそりと暮らしていた田舎での生活リズムをひっかきまわして
 しまいます。
 
 ただ、ワーニャは後妻のエレーナの美しさに惹かれ、我慢して
 いました。
 
▽話をかなり飛ばしますが、ある日セレブリャーコフは田舎の生活に
 嫌気がさして、この領地を売ってその利子で生活することを皆を
 集めて提案します。
 
 それに激怒したのがワーニャ伯父さんでした。
 
 この土地はソーニャの名義であってセレブリャーコフのものでは
 ないのです。
 
 しかも、ワーニャとソーニャは貧しい中、身を粉にして必死に
 働いてこの領地を守ってきました。
 
 しかも、そのなかからセレブリャーコフに仕送りしていたのです。
 
 そりゃワーニャ伯父さんじゃなくても怒ります。
 
 怒ったワーニャは銃を持ち出してセレブリャーコフを追い回します。
 
 結果的にセレブリャーコフとエレーナは田舎を出て行くことに
 なります。
 
 元の普通の生活に戻ることができたわけですが、元の生活が楽し
 かったわけではありません。
 
 貧しくて、しかも相当働かなくては生きていけないのです。
 
 その気持ちは次のセリフのなかに凝縮されています。
 
 「どうにかしてくれ!ああ、やりきれん。僕はもう四十七だ。
 仮に、六十まで生きるとすると、まだあと十三年ある。長いなあ!
  その十三年を、僕はどう生きていけばいいんだ。どんなことを
  して、その日その日をうずめていったらいいんだ」
 
 「わかるかい、せめてこの余生を、何か今までと違ったやり口で、
 送れたらなあ。きれいに晴れわたった、しんとした朝、目がさめて、
 さあこれから新規蒔直しだ、過ぎたことはいっさい忘れた、煙
 みたいに消えてしまった、と思うことができたらなあ」
 
 どうしようもない自分のこれまでの境遇と、明るくない未来に
 悲観的になっています。
 
 妹のソーニャは「それでも生きて行かなくちゃ...」と仕事を
 再開します。
 
 そして、これまでと同じ生活が続くことになります。
 
 前途は暗いです。





 この本は、ロシアの劇作家が書いた有名な作品で、ロシアの貧しい
 田舎での物語です。
 
 もう一つの話「かもめ」もそうですが、著者が生きていた当時の
 ロシア文学は暗いです。
 
 テーマは「貧」。
 
 読んで希望が湧いてくる作品ではありません。






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人生論(2回目)
人生論 (角川文庫)人生論 (角川文庫)
(2004/05)
トルストイ

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:人生論
 著者:トルストイ
 出版:角川文庫
 定価:400円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4042089267/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1676034%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 一 人間生活の根本矛盾
 二 人生の矛盾は大昔から人類によって意識されている。人類の
   教師たちは人生の定義を人々にしめして、この内面の矛盾を
   解決したのに、パリサイの徒と学者はそれを人々の目から
   かくしている
 三 学者のあやまち
 四 学者たちは、人間の生命という観念を人間の動物的生存という
   目に見える現象ととりちがえていて、人生の目的についても、
   そうしたまちがった観点から、結論をくだしている
 五 パリサイの徒と学者たちのにせの教えは、真の生活の意味も、
   生活の指針も、しめしてくれはしない。こうして、いま、
   人々の生活の指針となっているのは、唯一つ、理性的な意味
   などなにもない生活のただの惰性だけである
 
 他、多数あるので省略します。


──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :■■■□□
 豊かな心:■■■■□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、昭和33年12月に出版されています。
 
 最初は1888年に発表されています。
 
 著者は19世紀を代表するロシアの作家で、1828年に生まれ、
 1910年に亡くなっています。
 
 著書も多数あります。
 
 
 
 何を語っているのでしょうか?
 
 
 
 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)生命とは?



 考えれば考えるほど不思議です。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)生命とは?

 「人は、自分がふっと生まれてきたようなものではなくて、これ
 までいつも存在してきたし、いまも、また、これからさきも存在し
 続けるということを認めるとき、はじめて、自分が死ぬものでは
 ないということを知るのである」
 
 「つまり、自分の生命が波のようなものではなくて、ただこの
 人生で波のような形をとってあらわれるだけの永遠の運動だと
 理解するとき、はじめて、自分の不死が信じられるのである」

 「我々には、人が死ななくても良いときに死ぬように思えてなら
 ないのだが、そんなばかなことがあるはずはない」
 
 「人は、自分の幸福のため、どうしても死が必要となる場合に、
 初めて死ぬのだ。ちょうど、それは人間が成長して、大人になる
 のと、おなじような理屈なのである」
 
 「人が死んでいくのは、この世では真の生活の幸福を、もうこれ
 以上、増やしてくことができなくなってしまったからなのであって、
 肺が悪かったとか、癌ができたとか、ピストルで撃たれたとか、
 爆弾を投げつけられたとかいったようなことが原因となっている
 のでは、さらさらない」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 人生楽しく生きよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「生命とは?」

▽人間はこの世に生まれると、何だか良く分からないけれど、何ら
 かの活動を始めます。
 
 自動的に心臓の筋肉を動かし全身に血液を送り、口と鼻から空気を
 吸って肺へ運び、肺で酸素を吸収し血液に酸素を取り入れ、これを
 全身へ送ります。
 
 この他にも内臓や手足は自由に動かす事ができるし、脳では記憶
 したり計算したり想像したりさまざまなことをやってのけます。
 
 そして圧巻なのはDNA。
 
 1000ページの本1000冊程の情報量を、一つのDNAが
 保持して、人の身体を形作っています。
 
 人間の細胞は常に入れ替わっていて、6ヶ月くらいすると全く
 新しい細胞になっているにもかかわらず、容姿やほくろの位置等
 は見た目はそんなに変わらずに存在します。
 
 ところが、これらの肉体的な活動は、死んでしまうと全てが停止し
 やがて骨格だけになってしまいます。
 
 「生きている」という状態と「死んでいる」という状態は何が
 違うのでしょうか?
 
 その状態は、ある一瞬で入れ替わります。
 
 まるで魂が抜けてしまったように...
 
 考えれば考えるほど不思議です。
 
▽太古の昔から「死」は恐ろしいもの、死んでしまうと全てが「無」
 になってしまう等の考え方があったため、人は死についてひたすら
 考えてきました。
 
 そして、権力を握ると「不老不死」を求めてさまざまな研究を
 始めるようになります。
 
 人間にとって「死」とはそれほど恐ろしいことなのです。
 
 「死んでしまうと全てが無になってしまう...」
 
 これは事実なのでしょうか?
 
 確かに物質的には全てが無くなってしまいます。
 
 そして、その人が生きていたときに持っていた「記憶」もなく
 なってしまうし、その人が自分の家族や親友だと定義していた
 「意識」もなくなってしまいます。
 
 著者は、肉体は滅んでも何かが永遠に残っていくと主張しています。
 
 「人は、自分がふっと生まれてきたようなものではなくて、これ
 までいつも存在してきたし、いまも、また、これからさきも存在し
 続けるということを認めるとき、はじめて、自分が死ぬものでは
 ないということを知るのである」
 
 「つまり、自分の生命が波のようなものではなくて、ただこの
 人生で波のような形をとってあらわれるだけの永遠の運動だと
 理解するとき、はじめて、自分の不死が信じられるのである」
 
 つまり「生命」という決してなくなることがない何かがあって、
 その生命の何らかの運動によって人間という形が作られるのだと
 主張しているのです。
 
 ただそれだけのことで、死によって全てが「無」になってしまう
 のではなく、生命は永遠に続いていきます。
 
 著者はつまり「輪廻転生」のことを言っているのだと思われます。
 
▽人は何らかの目的があって、「生命」という形式に肉体と意識を
 まとってこの世に生まれてきます。
 
 その目的は実際のところ良く分かりません。
 
 おそらく修行するために、わざわざ不自由な肉体をまとってこの
 世に物質として出現するのです。
 
 この辺のことは、スピリチュアル系の本を読めばよく理解できます。
 
 では「寿命」とは何なのでしょうか?
 
 肉体はなぜ人それぞれによってこの世に存在する期間が違って
 いるのでしょうか?
 
 70年なら70年と決めてしまえば、それなりに人生計画を立てら
 れるような気がしますが、いつ何時この世から肉体がなくなって
 しまうのか実際は誰にも分かりません。
 
 しかも、出会い頭の事故等によって、突然死んでしまうことも
 あります。
 
 どうして人それぞれこの世に肉体をまとっている期間が違って
 いるのでしょうか?
 
 そのことについて著者は次のように書いています。
 
 「我々には、人が死ななくても良いときに死ぬように思えてなら
 ないのだが、そんなばかなことがあるはずはない」
 
 「人は、自分の幸福のため、どうしても死が必要となる場合に、
 初めて死ぬのだ。ちょうど、それは人間が成長して、大人になる
 のと、おなじような理屈なのである」
 
 「人が死んでいくのは、この世では真の生活の幸福を、もうこれ
 以上、増やしてくことができなくなってしまったからなのであって、
 肺が悪かったとか、癌ができたとか、ピストルで撃たれたとか、
 爆弾を投げつけられたとかいったようなことが原因となっている
 のでは、さらさらない」
 
 人は必要だから死ぬのです。





 この本は、著者の愚痴から始まり、生命に対する自分自身の答えを
 見つけるために、延々と書いたのではないかと思われます。
 
 昔から誰もが恐れている「死」は、「死んでみなければわからない」
 ということもあって、人間の最大の恐怖の一つになっていました。
 
 きっと、著者もそのことについて相当考えたのだと思います。
 
 そして得た答えは、キリスト教の教えに根ざした「愛」でした。
 
 今なら飯田史彦さんをはじめたくさんの人の著書を紹介してあげる
 のに...



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人生論
人生論 (角川文庫)人生論 (角川文庫)
(2004/05)
トルストイ

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:人生論
 著者:トルストイ
 出版:角川文庫
 定価:400円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4042089267/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1676034%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 一 人間生活の根本矛盾
 二 人生の矛盾は大昔から人類によって意識されている。人類の
   教師たちは人生の定義を人々にしめして、この内面の矛盾を
   解決したのに、パリサイの徒と学者はそれを人々の目から
   かくしている
 三 学者のあやまち
 四 学者たちは、人間の生命という観念を人間の動物的生存という
   目に見える現象ととりちがえていて、人生の目的についても、
   そうしたまちがった観点から、結論をくだしている
 五 パリサイの徒と学者たちのにせの教えは、真の生活の意味も、
   生活の指針も、しめしてくれはしない。こうして、いま、
   人々の生活の指針となっているのは、唯一つ、理性的な意味
   などなにもない生活のただの惰性だけである
 
 他、多数あるので省略します。


──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :■■■□□
 豊かな心:■■■■□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、昭和33年12月に出版されています。
 
 最初は1888年に発表されています。
 
 著者は19世紀を代表するロシアの作家で、1828年に生まれ、
 1910年に亡くなっています。
 
 著書も多数あります。
 
 
 
 何を語っているのでしょうか?
 
 
 
 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)人生の幸福とは?



 「愛」が必要です。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)人生の幸福とは?

 「まったく、理性の意識が、心のうちで、疑いようもないくらい
 きっぱりと断言しているとおり、自分という個人の立場にたって
 世界を見ようとする限り、人間には、ひとりひとりの人間には、
 幸福になることなど絶対に望めないのである」
 
 「つまり、人間の生活は自分が、この自分が幸福になりたいという
 願いにほかならないのに、人間はそんな幸福など不可能だと認めぬ
 わけにはいかないのだ」
 
 「ところが、おかしなことに、そんな幸福など不可能だとはっきり
 認めているにもかかわらず、それでも、やっぱり、人はこの不可能
 な幸福?自分一人の幸福を手に入れたいという一心で生きている
 のである」

 「『幸福になりたいというこの願いが、結局、俺の人生だ』と
 人は考える」
 
 「『俺は幸福になりたい。俺が本当に幸福になるには、他人が、
 みんな、自分自身よりこの俺を愛しさえすればいいのだ。ところが、
 みんなはただ自分自身だけを愛しているのだから、俺が他人に
 この俺を愛させようとしてやっていることなど、何もかも、
 徒骨(むだぼね)折りでしかない。徒骨折りだが、俺には、それ
 以外、どうすることもできない』」

 「『おまえは全ての人がおまえのために生きるのを望んでいる
 だろう?全ての人が自分自身よりももっともっとお前を愛すのを
 望んでいるだろう?』理性の意識は、今度こそ、はっきりと力強く
 人に語りかけるに違いない」
 
 「『おまえのこの望みが叶えられるような状態は、ただ一つしか
 ないのだ。それは、全ての人が他人の幸福のために生き、自分
 自身よりもいっそう他人を愛するような状態である。そのとき、
 はじめて、全てのものが全てのものによって愛されるようになる
 だろう。もちろん、おまえも、そのひとりとして、望んでいた
 とおりの幸福を手に入れることになるだろう。こうして、全ての
 人が自分より他人を愛するようになるとき、はじめて、お前が
 幸福になれるとすれば、おまえも、人間のひとりとして、当然、
 自分よりも他人をいっそう愛さねばならぬはずではないか』」
 
 「理性の意識の示すとおり、この条件が整って、はじめて、人間の
 幸福、人間の生活は可能となるのである。この条件が整って
 はじめて、人間の生活を毒するようなものはなくなるのである。
 生存競争も、なやましい苦痛も、死の恐怖もなくなるのである」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 自分の周りの人を愛するように心掛けよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「人生の幸福」とは?

▽今回紹介する本は、ブックオフでブラブラしていた時に目に入って
 きた本で、そういう「目に入ってきた本」は買うことにしています。
 
 著書は、読んだことはありませんが「戦争と平和」が有名です。
 
 ウィキペディアで調べてみると、その他にも「アンナ・カレーニア」
 「人生読本」が有名らしいです。
 
 「過去も未来も存在せず、あるのは現在と言う瞬間だけだ」
 
 という言葉を残したそうです。
 
▽この本の前半は、私にはかなり難解な内容でした。

 何度も投げ出そうかと思いましたが、何とか最後まで読み切り
 ました。
 
 かなり時間が掛かってます。
 
 何について書かれているかというと、「人間が幸福になるためには
 どうすればいいか?」ということが延々と書かれています。
 
 きっと、キリスト教の知識があるともっと分かりやすく読めたの
 かもしれないです。
 
 後半は、かなり読みやすくなってきます。
 
▽人々は、誰でも人生の幸福を願っています。

 不幸になりたくて生きているわけではありません。
 
 ところが、よくよく周りを見渡してみると、幸福な状態よりも
 不幸(に見える)な状態の人の方が多いです。
 
 著者は言います。
 
 「まったく、理性の意識が、心のうちで、疑いようもないくらい
 きっぱりと断言しているとおり、自分という個人の立場にたって
 世界を見ようとする限り、人間には、ひとりひとりの人間には、
 幸福になることなど絶対に望めないのである」
 
 「つまり、人間の生活は自分が、この自分が幸福になりたいという
 願いにほかならないのに、人間はそんな幸福など不可能だと認めぬ
 わけにはいかないのだ」
 
 「ところが、おかしなことに、そんな幸福など不可能だとはっきり
 認めているにもかかわらず、それでも、やっぱり、人はこの不可能
 な幸福?自分一人の幸福を手に入れたいという一心で生きている
 のである」
 
 人間は「個人の人生の幸福」を一所懸命追い求めているのに、
 絶対に手に入らないと言っているのです。
 
 その絶対に手に入らない幸福を追い求めて生きているのが人間だと
 言うのです。
 
 「個人の人生の幸福」を求めても何の問題もなさそうな気がしますが、
 ここで言っている「個人の人生の幸福」とは、独りよがりの幸福の
 ことです。
 
 著者は言います。
 
 「『幸福になりたいというこの願いが、結局、俺の人生だ』と
 人は考える」
 
 「『俺は幸福になりたい。俺が本当に幸福になるには、他人が、
 みんな、自分自身よりこの俺を愛しさえすればいいのだ。ところが、
 みんなはただ自分自身だけを愛しているのだから、俺が他人に
 この俺を愛させようとしてやっていることなど、何もかも、
 徒骨(むだぼね)折りでしかない。徒骨折りだが、俺には、それ
 以外、どうすることもできない』」
 
 他人が自分のことを愛しさえすれば、自分は幸せな人生を送ることが
 できるのに、他人は自分のことを愛してなんてくれない、幸福に
 なりたいのに幸福になれない、でもどうすることもできない、
 人はそうように考えていると言っているのです。
 
 人は、何世紀にもわたって人生の幸福を追い求めてきました。
 
 人間がこの世に生まれてくる目的も「幸福になること」だと言って
 もおかしくはないです。
 
 だからどうしても、自分自身の幸福を願ってしまいます。
 
 これは、人間の本性から言っても当たり前なのかもしれません。
 
 ところが、この謎はかなり昔に解決されていたのです。
 
 ブッダが言った事であり、イエスが言ったことであり、その他にも
 沢山の人たちが説いていたことでもあるのです。
 
 著者は言います。
 
 「『おまえは全ての人がおまえのために生きるのを望んでいる
 だろう?全ての人が自分自身よりももっともっとお前を愛すのを
 望んでいるだろう?』理性の意識は、今度こそ、はっきりと力強く
 人に語りかけるに違いない」
 
 「『おまえのこの望みが叶えられるような状態は、ただ一つしか
 ないのだ。それは、全ての人が他人の幸福のために生き、自分
 自身よりもいっそう他人を愛するような状態である。そのとき、
 はじめて、全てのものが全てのものによって愛されるようになる
 だろう。もちろん、おまえも、そのひとりとして、望んでいた
 とおりの幸福を手に入れることになるだろう。こうして、全ての
 人が自分より他人を愛するようになるとき、はじめて、お前が
 幸福になれるとすれば、おまえも、人間のひとりとして、当然、
 自分よりも他人をいっそう愛さねばならぬはずではないか』」
 
 「理性の意識の示すとおり、この条件が整って、はじめて、人間の
 幸福、人間の生活は可能となるのである。この条件が整って
 はじめて、人間の生活を毒するようなものはなくなるのである。
 生存競争も、なやましい苦痛も、死の恐怖もなくなるのである」
 
 自分自身を愛するよりも、自分以外の人を愛することができれば
 自分が望んでいる幸福を手に入れることができる、と著者は主張
 しています。
 
 確かに、理屈上はそうなりますが、そう上手くいかないから人間は
 争ってしまいます。
 
 愚かです。





 この本には、「人生の幸福」を手に入れるために必要な考え方が
 書いてあります。
 
 今回紹介した部分は、キリスト教でいう「隣人愛」を解説した
 ものです。
 
 人間は2000年以上も昔から、答えが分かっていたにもかか
 わらず、それを納得できないでいるみたいです。
 
 逆に言うと、だから様々な感情を体験することができる、という
 ことも言えるのではないかと思います。
 
 人の心は上手いことできています。
 

 次回もう一度紹介させていただきます。



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 人生を成功に導く読書術! ?おやじむしの3分書評? より抜粋

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溺レる
溺レる (文春文庫)溺レる (文春文庫)
(2002/09)
川上 弘美

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:溺レる
 著者:川上弘美
 出版:文春文庫
 定価:400円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4167631024/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
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──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 さやさや
 溺レる
 亀が鳴く
 可哀相
 七面鳥が
 百年
 神虫
 無明



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■□□□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■□□□



 この本は、2002年9月に出版されています。
 
 1999年に出版された単行本の文庫版です。
 
 著者は、小説家で様々な賞を受賞しています。
 
 著書も多数あります。



 何に溺レてしまうのでしょう?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)楽しんで読もう。



 久々の短編。たくさん楽しみましょう。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)楽しんで読もう。
 
 ※「もっと知りたい方のために」を参照してください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「楽しんで読もう」。

▽普段、短編小説というのをあまり読みません。

 なんとなく「浅い」感じがして、読み応えがないイメージがあり
 ます。
 
 今回紹介する本は、中島義道さんの「どうせ死んでしまう・・・」
 で「上手にグレるための本」として紹介されていました。
 
 著者は、昭和33年生まれの女性で、芥川賞受賞作家です。
 
 その他にも、「紫式部文学賞」「伊藤整文学賞」「女流文学賞」
 「芸術選奨文部科学大臣賞」「谷崎潤一郎賞」等、沢山の賞を
 受賞されています。
 
 申し訳ないけれど、全く知りませんでした。
 
 また、谷崎潤一郎賞を受賞した「センセイの鞄」はベストセラーと
 なったそうです。
 
 そう言えばどこかで聞いたことがあるような気がします。
 
▽今回紹介する「溺レる」で「伊藤整文学賞」を受賞されています。

 伊藤整文学賞とはウィキペディアには次のように書いてありました。
 
 「伊藤整文学賞(いとうせいぶんがくしょう)は、地元・小樽市
 出身の文学者伊藤整を記念して1990年に小樽市が創設した文学賞
 である。小説と評論の2部門がある」
 
 これも全然知りませんでした。
 
 選考基準は全くわかりません。
 
▽200ページ弱の中に八つのストーリーが描かれています。

 この本の中で著者が描くのは、大人の男女のストーリーです。
 
 特徴としては、主人公の男女は名前がカタカナで書かれています。
 
 そのせいもあってか、全ての物語に登場する男女は似たような
 性格をしているように感じてしまいます。
 
 大人の男女の物語と言っても、「ラブストーリー」と呼べるような
 ものではなく、もっとドロドロした「アイヨクにオボレる」という
 言葉で表現されるような物語です。
 
 男女の恋愛に清らかな夢を見ている青少年は読まない方がいいと
 思われる小説ばかりです。
 
▽「さやさや」は蝦蛄(しゃこ)を食べにいって酔っぱらった男女が
 暗い夜道を歩きながら、女性が子供の頃にいた叔父のことを思い
 出しつつ、最後に草むらで「さやさや」と放尿する話です。
 
 本の題名になっている「溺レる」は、何か分からないけど理不尽な
 何かから逃げている男女が、少し働いてはまたどこかへと各地を
 転々としながら、アイヨクにオボレていく話が描かれています。
 
 「亀が鳴く」は、物事を全うすることができずに上手く生きて
 いけない女性と、何事にもキチッとしている男性が同棲をはじめ、
 結局は男性に捨てられてしまう女性の話です。
 
 最後、男性が引っ越すときに飼っていた亀も持っていこうとします
 が、「亀は自分が飼う」と初めてはっきりと自己主張したところで
 終わります。
 
 この他の物語も男女の話ばかりですが、決して切なくなるような
 恋の話はなく、どちらかというとやはりドロドロした話ばかりです。
 
 興味がある方は読んでみて下さい。
 





 短編小説で、しかも男女の物語は、私には合わないです。
 
 合わないと分かりつつも、この日持っていった本がこれしかなくて
 しっかり最後まで読んでしまいました。
 
 もしかしたら似たような境遇にある人には共感できる話かもしれ
 ないです。



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門 (新潮文庫)門 (新潮文庫)
(1948/11)
夏目 漱石

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:門
 著者:夏目漱石
 出版:新潮文庫
 定価:324円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
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──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 ※目次はありません。



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、昭和23年11月に出版されています。
 
 著者は、言わずと知れた日本の文豪です。
 
 著書も多数あります。



 どのような物語なのでしょうか。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)楽しんで読もう。



 小説は楽しむに限ります。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)楽しんで読もう。
 
 ※「もっと知りたい方のために」を参照ください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 文豪の本をもっと沢山読んでみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「楽しんで読もう」。

▽著者が書いた本で読んだことがあるのは、「坊っちゃん」しか
 ありません。
 
 他には「我が輩は猫である」の出だしの数頁くらいしか読んだ
 ことがないです。
 
 先日読んだ「どうせ死んでしまう・・・」に紹介されていたのが
 この本で、久々に文豪の本を読んでみることにしました。
 
 薄い文庫本だったので、すぐに読めるかなあ、と思ってたら、
 よくよく見てみると200ページを超えています。
 
 読むのにそれなりの時間が必要です。
 
▽読んでみて気がついたのは、現在出版される本と比べて、漢字が
 たくさん使われているということです。
 
 旧漢字が使われていたり、現在ではひらがなで書くような言葉が
 漢字で書かれていたりして、慣れるまでに少し時間がかかります。
 
 しかし、慣れてくると逆に漢字が多い方が楽に読めることに気が
 つきます。
 
 それでも、巻末に記されている「文字づかいについて」という
 ページを読むと、旧仮名づかいは新仮名づかいに改められているし、
 その他にも、漢字で書かれている部分を現代仮名づかいに則して
 ひら仮名で書かれていたりもします。
 
 現在の私たちが読む本がいかに漢字を使っていないかが分かります。
 
 本を読むには漢字がたくさんあった方が読みやすいと思うのですが、
 現在出版されている本は、わざと漢字を使っていないように思え
 ます。
 
▽ストーリーを簡単に紹介します。

 読み終わってから巻末にある「解説」を読んでみると、今回紹介
 する「門」という作品は、「三四郎」「それから」に続く3部作
 のうちの最後の作品らしいです。
 
 3部作といっても物語が全て繋がっているわけではなく、それ
 ぞれの物語の結末の状況を、次の物語の設定にしているらしいです。
 
 物語の主人公は「宗助」、名字は「野中」です。
 
 おそらく30代の半ばくらいの役所に勤める、あまり目立たない
 人です。
 
 宗助の妻は「御米」。
 
 年齢は宗助と同じくらいか、いくつか下だと思われます。
 
 宗助には10歳離れた弟、小六がいます。
 
 宗助は、何処にでもいそうな、毎日を何事もなく過ごすことだけを
 考えている男性です。
 
 なるたけ、他人との付き合いをしない、ご近所とも付き合わない、
 親戚ともできる限り付き合わない、どちらかというと「ひっそり」
 暮らしている人間です。
 
 その妻の御米も今で言う専業主婦で、ずっと家にいて、他人との
 関わり合いをできる限りしないで過ごしています。
 
 宗助は裕福な家に育ち、大学にも通っていました。
 
 宗助の弟小六は、まだ学生で、学費は父親が出していましたが、
 父親が他界し、学費が出せなくなってしまいます。
 
 宗助の親類に伯父夫婦がいて、宗助は父親の実家の土地と建物の
 処分を伯父にまかせ、その代わり、小六の学費の面倒を見てもらって
 いました。
 
 しかし、その伯父も亡くなってしまい、叔母とその息子だけに
 なってしまい、小六の学費が出せないと言ってきたのです。
 
 その交渉毎をまかされた宗助ですが、なるたけ人と付き合わないで
 暮らしている宗助には、そのような交渉毎は煩わしいだけで、
 やる気が起きないでいました。
 
 もともと宗助は、現在のようにひっそりと暮らすような性格の
 人間ではなく、実家が裕福だったせいもあって、豪勢な学生生活を
 送っていました。
 
 学生時代の親しい友人に「安井」という男性がいました。
 
 ある日、安井は女性と同棲を始めます。
 
 宗助には「妹だ」と紹介していました。
 
 最初はごく普通に話をしていた宗助と、安井の内縁の妻でしたが、
 ある時、宗助と手を取って安井の元からいなくなってしまいます。
 
 その女性が妻の御米でした。
 
 つまり、宗助は親友の安井の内縁の妻を奪ってしまったのです。
 
 その後、2人はいくつかの土地と転々とし、東京で生活することに
 なったのです。
 
 2人に子供はありません。
 
 過去3度、子供ができましたが、いずれも生まれる前か生まれた
 直後に死んでいます。
 
▽できるだけ他人と接触せずに暮らしていた宗助でしたが、ある時
 から、家主の坂井とは普通につきあえるようになります。
 
 その坂井と話をしているうちに、消息不明だった安井の話がでて
 きました。
 
 坂井の息子の友人で、今度家に連れてくるということだったのです。
 
 宗助は坂井には何も言えず、妻の御米にも言わず、ただ一人で
 悩んでいました。
 
 安井が来る予定の日は、何事もなく過ぎたのですが、宗助は過去の
 自分の行動からくる後ろめたさから、どうしようもない不安と、
 どうにもできない自分が嫌になり、10日間仕事の休みをとって、
 何らかの解決策を得るために鎌倉の禅寺へ行くことにします。
 
 しかし、10日間の修行だけでは何の悟りも得られず、来たときと
 何も変わらない自分のまま家にかえります。
 
 そして、何もかわらないまま時間だけが過ぎていきます。





 この本の題名「門」は、小説の連載を始める前に決めた題名で、
 著者自身、あまり題名を意識しないで物語を書き始めたみたいです。
 
 ところが、題名とはあまり関係のない物語の展開になってきた
 みたいで、最後のほうは無理やり「門」につなげようとしている
 ような気がします。
 
 読んでいて、「面白い!」とか「なるほど」と考えさせるような
 物語ではありません。
 
 できるだけひっそりと暮らそうとしている夫婦の話ですから、
 物語は淡々と語られ、それに付随する出来事が語られているだけ
 で今一つ盛り上がりに欠けます。
 
 それでも、読み応えは十分にあって、「久々に日本語を読んだ」
 という気にさせてくれる作品です。



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CD付[新版]生きがいの創造(10回目)
CD付[新版]生きがいの創造CD付[新版]生きがいの創造
(2003/03/20)
飯田 史彦

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:CD付[新版]生きがいの創造
 著者:飯田史彦
 出版:PHP研究所
 定価:2400円
 購入:ブックオフで1250円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4569627943/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1539848%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 過去の人生の記憶
 第2章 人生のしくみ
 第3章 愛する故人とのコミュニケーション
 第4章 「永遠の生命」を科学する意味
 第5章 「ブレイクスルー思考」による生きがい論



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■■
 勇気  :■■■■■
 豊かな心:■■■■■
 おすすめ:■■■■■



 この本は2003年4月に出版されています。
 
 1996年6月に初版の単行本が出版されています。
 
 本の帯には「50万部を越えるベストセラーを全面改訂」とあり
 ます。
 
 「生きがいの創造」はかなり売れているようです。

 著者の本職は、「人間の価値観について研究する経営心理学者」
 と紹介されています。

 著書も多数あります。



 今回はどのような発見があるのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)人生の自己計画とは?



 ここのところがけっこう重要です。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)人生の自己計画とは?

 「この時、何度もの人生を通じて太いきずなを築き上げてきた、
 ほかの意識体たち(ソウルメイト)と相談しながら、次の人生を
 計画することが多いこともわかっています」
 
 「この相談の時、物質界での再会のチャンスをのがさないよう、
 互いの誕生の時と場所をきちんと打ち合わせておかなければなり
 ません」
 
 「被験者たちの証言によると、このような『グループ転生』は、
 ひんぱんに繰り返されており、互いに中が良い場合も悪い場合も、
 過去生に登場した人物と、ふたたびかかわりあることになるのだ
 そうです」

 「自分が解決しなければならない課題にふさわしい状況に身を
 置くために、わざわざ逆境を選択して生まれてくるように助言
 された被験者が、何人もいます」
 
 「ある女性は、こう証言しています。『指導役の意識体たちが、
 私に、次の人生では父親のいない家庭で育てられる体験を味わう
 べきだ、と助言してくれたのです。それに、この両親を選んだ
 ことによって、結婚相手となるべき男性と出会うために、理想的な
 立地条件におかれることも知ってました』」

 「生まれる前に立てた計画は、必ずしも、理想的なシナリオどおり
 に実行されるとは限りません。中間生で立てる計画は、いわば
 下絵のようなものであり、実際にこの物質世界に生まれて来ると、
 さまざまな制約や、自分でしかけておいた数々の試練がおそって
 くるため、理想的な下絵のとおりに絵を描くことは難しいののです」
 
 「その結果、悪い方悪い方へと選択肢を選んで、自分で仕掛けて
 おいた試練に負けてしまい、もっとも望ましくないシナリオを
 選んでしまうこともあるわけです」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 何の心配もなく生きていこう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「人生の自己計画とは?」

▽この本の紹介も今回で10回目です。

 前回(Vol.666,2008/5/2配信分)に引き続き、「人生の自己計画」を
 紹介します。
 
 私たちの人生は、この世に生まれる前に自分自身で計画を立てる
 ことになっています。
 
 その人生設計は全てを自分一人(魂?)で計画するわけではなく、
 「指導役の意識体たち」の助言の元、前に終えてきた人生を振り
 返って反省し、生まれ変わった時の人生設計をたてることになり
 ます。
 
 つまり、私たちの人生は「全てが計画通り」ということになります。
 
▽人生の設計を行う場合、指導役の意識体たちの他にも、他の意識体
 たちと相談する場合もあるそうです。
 
 著者は言います。
 
 「この時、何度もの人生を通じて太いきずなを築き上げてきた、
 ほかの意識体たち(ソウルメイト)と相談しながら、次の人生を
 計画することが多いこともわかっています」
 
 「この相談の時、物質界での再会のチャンスをのがさないよう、
 互いの誕生の時と場所をきちんと打ち合わせておかなければなり
 ません」
 
 「被験者たちの証言によると、このような『グループ転生』は、
 ひんぱんに繰り返されており、互いに中が良い場合も悪い場合も、
 過去生に登場した人物と、ふたたびかかわりあることになるのだ
 そうです」
 
 現在、自分の周りにいる嫌な奴も、ウマが合う人も、たまにしか
 話す機会がない人も、全ては生まれる前に一緒に人生設計をして
 きた意識体たちなのです。
 
 日本には「袖振れ合うも多生の縁」という言葉があります。
 
 この言葉はまさに「グループ転生」のことを示しているのでは
 ないでしょうか。
 
 一生に一度しか会わない人もいるし、人生のある時点で深く関わり
 会う人もいるし、その時点で自分がある条件満たしていないと、
 大切な助言がもらえない場合もあります。
 
 「一期一会」という言葉は、人生で出会う人、出来事を大切に
 することによって、自分の人生に重要なメッセージがもらえるかも
 しれない、というような考えがあるからだと考えられます。
 
▽人生の計画は、様々なシチュエーションが考えられます。

 富と名声を得てとても幸せな人生を送る場合もあるし、何の変哲も
 ない普通の人生を送る場合もあるし、どん底の人生を送る場合も
 あります。
 
 著者は言います。
 
 「自分が解決しなければならない課題にふさわしい状況に身を
 置くために、わざわざ逆境を選択して生まれてくるように助言
 された被験者が、何人もいます」
 
 「ある女性は、こう証言しています。『指導役の意識体たちが、
 私に、次の人生では父親のいない家庭で育てられる体験を味わう
 べきだ、と助言してくれたのです。それに、この両親を選んだ
 ことによって、結婚相手となるべき男性と出会うために、理想的な
 立地条件におかれることも知ってました』」
 
 ということは、結婚相手は自分が生まれる前に、相手となる意識体
 (ソウルメイト)と相談して決めている、いわゆる「運命の赤い糸」
 というのが存在することにもなります。
 
 お互いに好きあって結婚したにもかかわらず、現在は憎み合って
 いる夫婦がいるかもしれません。
 
 これも、すべては人生の自己計画のとおりなのです。
 
 問題は、その時点から何を選択するかです。
 
 自分が計画している人生は、「シナリオが一つだけ」ということは
 ありません。
 
 その時点での選択によって、さまざまなシナリオを用意しています。
 
 著者は言います。
 
 「生まれる前に立てた計画は、必ずしも、理想的なシナリオどおり
 に実行されるとは限りません。中間生で立てる計画は、いわば
 下絵のようなものであり、実際にこの物質世界に生まれて来ると、
 さまざまな制約や、自分でしかけておいた数々の試練がおそって
 くるため、理想的な下絵のとおりに絵を描くことは難しいののです」
 
 「その結果、悪い方悪い方へと選択肢を選んで、自分で仕掛けて
 おいた試練に負けてしまい、もっとも望ましくないシナリオを
 選んでしまうこともあるわけです」
 
 つまり、人生には様々な選択肢が用意されていて、何を選択するか
 によって、計画した人生のどの部分を歩むことになるのかが決まる
 のです。
 
 現在、過酷な人生を送っている人も、楽な人生を送っている人も
 人生のある時点でいくつもの選択肢があった場面で、そうなるべく
 選択してきたため、現在の人生があるのです。
 
 しかし、どの人生も間違いではありません。
 
 悪い選択をしたとしても、あくまでも人生計画通り、あらゆる
 選択をしてきた結果として現在の人生があります。
 
▽「計画通り」と書くと、例えば先日起きた「秋葉原通り魔事件」
 では、犯人と被害者は何の面識もない人たちで、偶然その場に
 居合わせたために被害にあってしまったとしか思えない場合が
 あって、矛盾を感じてしまいます。
 
 何の恨みもないはずですが、運悪く事件に巻き込まれてしまい
 被害者の遺族はやりきれない思いが多々あることと思います。
 
 しかし、この事件を人生の自己計画にあてはめて考えてみると
 人生に「偶然」はないですから、計画の一部であることに間違いは
 ないです。
 
 この事件に関連する人たち、犯人、被害者、被害者の家族や遺族、
 友人、知人すべての人が大きな人生計画の中で起きた事件だと
 考えられなくもないのです。
 
 そこで、事件に関連した人たちが何を感じ、何を選択し、何を
 学ぶのか?
 
 過酷な人生ではありますが、そういったことも人生の計画の一部
 なのではないかと思われます。
 
 被害者に関わるひとたちにとっては到底納得できないことでは
 あると思いますが...





 「人生の自己計画」は、個人的にはこの本の中で最も重要な部分
 だと思います。
 
 このことを知ったため、人生に関する漠然とした「恐れ」がなく
 なってしまいました。
 
 物質界でどん底の人生でも、人生を失敗しているわけではない
 ことがわかっただけで気が楽になりました。
 
 人生に失敗はありません。
 
 全ては自分で計画した通りです。



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生活者の日本統治時代
生活者の日本統治時代―なぜ「よき関係」のあったことを語らないのか生活者の日本統治時代―なぜ「よき関係」のあったことを語らないのか
(2000/12)
呉 善花

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:生活者の日本統治時代
 副題:なぜ「よき関係」のあったことを語らないのか
 著者:呉善花(オ・ソンファ)
 出版:三交社
 定価:1500円+税
 購入:図書館から借用



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
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──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 植民地朝鮮の虚像と実像
 第2章 聞き書き―日本人の体験から
 第3章 聞き書き―韓国人の体験から
 第4章 朝鮮殖産銀行の日本人と朝鮮人
 第5章 「和解できないわけ」はどこにあるのか



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :■■■□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、2000年12月に出版されています。
 
 著者は、韓国出身の方で1983年に来日し、大東文化大学の
 留学生となります。
 
 現在は、執筆のかたわら拓殖大学の客員教授をされています。
 
 著者も多数あります。



 庶民の暮らしはどのようなものだったのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)日本統治下で一般市民はどのような生活を送っていたのか?



 人によって取り方は違うのではないかと思います。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)日本統治下で一般市民はどのような生活を送っていたのか?

 ※「もっと知りたい方のために」を参照ください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「日本統治下で一般市民はどのような生活を送っていたのか?」

▽メルマガで紹介している以外にも、韓国人が日本、及び、日本人に
 ついて書いた本を何冊か読んでみました。
 
 世代的には、私と同じか少し上の人たちが書いた本です。
 
 日本人が書いた日韓の歴史認識について書かれた本にはさまざま
 なものがあります。
 
 「日本は朝鮮を植民地化して搾取し、非道いことをしてきた」
 
 という主張と、
 
 「植民地といっても、日本が朝鮮の発展を後押ししてきた」
 
 という主張があります。
 
 数的に言うと、後者の方の主張が多いように思われます。
 
 日本には「言論の自由」があるので、いかようにも主張できます。
 
 一方、日本で出版される韓国人が書いた本も2種類あります。
 
 主張は、同じように上記の2つ。
 
 しかし、後者の主張をする韓国人は、日本に帰化していたり、
 活動の場が主に日本だったりします。
 
 韓国には「言論の自由」というのが建前上あるにはありますが、
 「親日派」と言われる人たちが書いた本は、出版されなかったり
 します。
 
 日本と同じような「言論の自由」はないと思った方が良さそうです。
 
 ましてや、北朝鮮では「言論の自由」はなく、「親日派」は
 「生きる自由」すらないみたいです。
 
 そして、韓国人が書いた日韓の歴史に関する本を何冊か読んでみて、
 そこに書いてあることは印を押したように同じ事が書いてあります。
 
 日本の植民地化を体験したことがないにもかかわらず、同じ歴史
 認識で書かれています。
 
 「搾取された、生命が脅かされた、強制的に労働させられた、
 強制的に徴兵された、強制的に従軍慰安婦にさせられた、強制的に
 氏名を変えられた」
 
 等々、まるで教科書に書かれているかのような書き方です。
 
 ところが、日本人と韓国人以外の国の人が書いた本「日本帝国の
 申し子」を読んでみると、確かに労働者階級では「搾取されていた」
 と見られる記述もありますが、当時の欧米列強に見られるような
 「労働力の搾取のみ」を目的とした植民地支配ではなく、日本が
 巨額の資本を投入し、朝鮮の資本家階級のレベルを引き上げ、
 経済的に発展させてきた様子が書かれています。
 
 戦後、その遺産を元に韓国が経済発展してきたのはまぎれもない
 事実のようです。
 
 しかし、そこに見えないのが一般市民の生活です。
 
 経済的には「搾取」していなかったのが理解できました。
 
 普通に暮らしている一般市民はどのように感じながら生活して
 いたのでしょうか?
 
 そこに光を当て、当時朝鮮に住んでいた日本人と韓国人、双方
 の人たちに著者がインタビューしてきた内容が紹介されているのが
 この本です。
 
 当時朝鮮に住んでいた日本人へのインタビューを拾ってみると
 以下のような話がされています。
 
 ・当時住んでいた地域では、日本人と朝鮮人が衝突したという
  話を聞いたことはない。子供どうしのいざこざがあったような
  話を聞いたことはあるが、虫けらのように扱われたとか、日本人
  によるイジメがあったとかいう話は聞いたことがない。
  
 ・大人数の朝鮮人の中に少人数の日本人が生活していたので、
  日本人が朝鮮人をいじめるといったようなことはなかった。
  
 ・警察署長も裁判所の判事・検事などにも朝鮮人がいたし、朝鮮
  総督府の幹部にも朝鮮人がいたし、警察官も朝鮮人だろうと
  日本人だろうと同じ権限をもっていた。そんな中で、少数の
  日本人が朝鮮人を虫けらのように扱うはずがない。まして、
  従軍慰安婦で言われているように、強制的に娘を連れて行く
  なんてことは、生活者の連帯意識・民族意識が強い朝鮮人が
  黙って見ているはずがない。
  
 ・創始改名は強制的に行われたことはない。満州に移住した朝鮮人
  から出た「日本名を使えるようにして欲しい」という要望で
  実現したもので、役所の中でも名前を変える人も変えない人も
  いた。
  
 この他にもいろいろありますが、おおむね
 
 「一体誰が、どこで彼らをそんなに苦しめたのか不思議でならない」
 
 というのが、当時朝鮮に住んでいた日本人の意見です。
 
▽次に、韓国人へのインタビューを読んでみると、意見はばらばら
 です。
 
 ・学校では生徒たちからも先生たちからも、差別をされたことは
  ない。日本人の恩師もいて、戦後も付き合いを続けていた。
  
 ・わずかだが、昇級や昇給に日本人と朝鮮人の差別があった。
 
 ・家をたくさん持っている朝鮮人は、日本人に割高で貸していた。
  多くの日本人は高いことを知っていて借りていた。
  
 ・日本人と韓国人の関係は仲が悪いといったことはなかった。
  しかし、朝鮮総督府の政策は気に入らなかった。
  
 ・日本人が韓国人の家を奪ってとか、土地や財産を搾取するような
  ことはまったくなかった。
  
 ・創始改名は希望者のみとなっていたが、「無言の圧力」があった。
  変えないと言って迫害を受けるようなことは見たことはない。
  
 この他にもいろいろな意見がありますが、一般市民どうしの付き
 合いは何の問題もなく、搾取されたとか、いじめられたといった
 話は出てきません。
 
 しかし、支配する側とされる側の感情の違いと、戦後韓国での
 「日帝36年支配の歴史」教育による歴史感が入り交じった意見
 もあって、一般市民としての生活には何の支障もなかったけれど
 日本の政策はひどかった、という矛盾した意見が多いように
 感じます。
 
 もっと、当時のことを知る人たちに意見を聞いてみるべきだと
 思いますが、正しい歴史は時間とともに薄れていきます。
 
 そして、人の命も...





 この本には、日本が朝鮮を統治している間に、朝鮮で実際に生活
 していた人たちにインタビューをした内容が書かれています。
 
 時間的にはそうとう昔の話で、「当時性」は薄れていますが、
 貴重な意見だと思います。
 
 双方の意見を聞く限り、植民地支配といいながらも親密な人間関係が
 築かれていたように感じます。
 
 それがなぜ現在のような歴史認識になってしまうのか、良く分かり
 ません。



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田園交響楽
田園交響楽 (新潮文庫)田園交響楽 (新潮文庫)
(1952/07)
ジッド神西 清

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:田園交響楽
 著者:ジッド
 出版:新潮文庫
 定価:324円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/410204504x/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
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──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 ※目次はありません。



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :□□□□□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:■■■■□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、昭和27年7月に出版されています。
 
 平成17年9月現在で89刷とあります。
 
 長く読まれています。
 
 著者は、1947年にノーベル文学賞を受賞したフランスの作家
 です。
 
 著書も多数あります。



 どのような物語なのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)楽しんで読もう。



 楽しいと言うより、悲しいというか...



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)楽しんで読もう。
 
 ※「もっと知りたい方のために」を参照してください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「楽しんで読もう」。

▽本当は著者の別の本を探していましたが、この本しか発見できず
 とりあえず買ってしまいまいた。
 
 全然知りませんでしたがノーベル賞作家です。
 
 フランスの作家で、厳格なプロテスタントの家庭に生まれました。
 
 従姉と恋に落ち結婚します。
 
 この時の体験と結婚生活が後の作品のテーマとなっているそうです。
 
▽ストーリーを簡単に紹介します。

 舞台背景は、1890年代のフランスです。
 
 主人公はプロテスタントの牧師です。
 
 プロテスタントは牧師、カトリックは神父。
 
 牧師は一般の信者と同じ扱いなので結婚ができます。
 
 一方、神父は生涯結婚できません。
 
 しかし、一般信者よりも一段高いところから罪を許したりする
 ことができます。
 
 主人公は牧師で、結婚していて子どもが5人います。
 
 ある日、牧師が家に帰ってくると、見知らぬ娘が迎えにきました。
 
 ある家で老婆が息を引き取りそうだから来てくれというので、
 牧師はその娘を馬車にのせ案内されるまま老婆の家に向かいます。
 
 牧師は、自分が住んでいる村の大抵のことは知っているつもり
 でしたが、案内された家のことは知りませんでした。
 
 老婆の家に行ってみると、すでに息を引き取った後で、暖炉の
 そばには15歳くらいの汚らしい小娘が座っていました。
 
 老婆は聾(聴覚障害者のこと)で、言葉をしゃべったことがない
 そうです。
 
 そして、娘は盲目です。
 
 耳が聞こえず、話もしない老婆と一緒に住んでいた娘は、目が
 見えず、口もきけない状態でした。
 
 娘の身よりは亡くなった老婆しかなく、可哀想に思った牧師は
 葬儀の手はずを整え、娘を家に連れて帰ります。
 
▽家に帰ると、牧師の妻のアメリーに小言を言われ続けます。

 子供が5人もいるのに、さらにやっかいなものを連れてきてしまった
 のです。
 
 「これを、どうなさるおつもりなの?」
 
 妻は、忙しくて家庭のことはほとんど何もしない牧師に対して
 小言を続けます。
 
▽娘の名前は「ジェルトリュード」と名付けました。

 聞き取れるけれど言葉を話すことはできない盲目のジェルトリュード
 を牧師は熱心に教育します。
 
 家庭のことは何もしなかったはずの牧師の姿を見て、妻のアメリー
 は文句タラタラです。
 
 牧師がジェルトリュードに熱心に教育したり、音楽会へ連れて
 行ったりすることに納得がいきません。
 
 自分の子供にはそんなことは一切しなかったのに、拾ってきた
 娘には親切に教える牧師に我慢がならなかったのです。
 
▽牧師の熱心な教育のせいもあって、ジェルトリュードは話ができる
 ようになり、さまざまなことに興味を持つようになります。
 
 そのころから、妻のアメリーの態度がさらに悪化します。
 
 牧師は、ジェルトリュードを別の女性の家にあずけ、そこで音楽
 等さまざまなことを教えてもらうようにしました。
 
 ある日牧師は、神学校に進学していた息子のジャックがその女性の
 家でジェルトリュードと一緒にいるのを目撃します。
 
 その仕草から、2人が緊密な仲にあるのではないかと危惧し、
 牧師は息子と話をします。
 
 息子は牧師に何かを言われる前に、ジェルトリュードと結婚したい
 という旨を牧師に伝えます。
 
 しかし、牧師は反対します。
 
 ジェルトリュードがまだ若すぎること等いくつかの理由をあげて
 反対します。
 
 牧師は、ジェルトリュードにもそのことを話すとジェルトリュードは
 ジャックに対しては何の感情もなくて、愛しているのは牧師だけで
 あることを告白します。
 
 牧師もジェルトリュードを愛していましたが、その愛は慈悲から
 くる愛だとばかり思ってました。
 
 しかし、気が付いていないのは牧師だけで、妻のアメリーも息子の
 ジャックも、ジェルトリュードも、牧師の愛が男女の愛である
 ことに気が付いていたのです。
 
 嫉妬のために憔悴するアメリー。
 
 その言葉を聞いて、アメリーに好かれていないことを察している
 ジェルトリュード。
 
 しかし、目が見えないジェルトリュードは、人の表情を読みとる
 ことはできないし、まだ見ぬ世界は美しいもので満ちあふれている
 と思っていました。
 
 牧師のことを「愛している」とハッキリと口にするジェルトリュード
 に対し、牧師も次第に答えていくようになってしまいます。
 
 息子のジャックに、ジェルトリュードとの結婚はあきらめるように
 言い、また本人からも結婚する気はないと言われたジャックは
 あきらめたようでした。
 
▽ある日、ジェルトリュードは開眼手術を受けることになりました。

 手術は成功し、目が見えるようになって帰ってきてすぐジェルト
 リュードは自殺を図ります。
 
 なぜ彼女は自殺しなければならなかったのか?
 
 結末が気になる方は、読んでみてください。





 この本は、113頁しかないのですぐに読めます。
 
 この物語は、切ない恋の物語ではなく、結果的にたくさんのものを
 失ってしまうことになる苦渋に満ちた牧師の物語です。
 
 目が見えないということは、いろいろなことが見えるということ
 でもあるみたいですが、やはり見えてない現実もたくさんあると
 いうことだと思います。
 
 でも、一番見えていなかったのは牧師でした。



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ファウスト 第2部
ファウスト〈第2部〉ファウスト〈第2部〉
(2000/01)
ゲーテGoethe

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:ファウスト 第2部
 著者:ゲーテ
 出版:集英社
 定価:3360円
 購入:図書館から借用



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4087733165/oyajimushicom-22/ref=nosim/
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──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 ※多数あるので省略します。



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■□□□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■□□□



 この本は、2000年1月に出版されています。
 
 ファウストの第2部は、1833年に発表されています。
 
 著者は、18世紀から19世紀(1749年8月28日?1832年3月22日)
 のドイツの詩人、劇作家、小説家、科学者、哲学者、政治家で、
 特に文学において優れた作品を多く残しているそうです。
 
 著者も多数あります。



 有名な作品の第2弾です。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)楽しんで読もう。



 楽しめればいいのですが...



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)楽しんで読もう。
 
 ※「もっと知りたい方のために」を参照してください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「楽しんで読もう」。

▽ファウストの第1部を読んでみた結果、はっきり言って私には
 荷が重すぎることが分かりました。
 
 第1部を一通り読んでみてもストーリーすらハッキリせず、巻末の
 あらすじを読んで初めて「そういう話だったんだ」と納得した
 次第です。
 
 「戯曲」という形式に慣れていないのか、読んでいるうちに必要
 なさそうな部分は飛ばして読んでしまい、結局何が何だか分から
 ないうちに「悲劇 第1部」が終了してしまいました。
 
 第2部は読もうかどうしようか迷ったのですが、ここで読まずに
 おくとおそらく一生読まないことになるだろうな、と思い、チャ
 レンジしてみることにしました。
 
▽第2部は第1部の1.5倍くらいあります。

 読み終わった感想は、「やっぱりわからん」です。
 
 途中でギリシャ神話の神々や悪魔?がたくさん出てきて、気の
 利いたことを話しているらしいのですが、ギリシャ神話自体に
 まったくなじみがないので、そのイメージが全然浮かばないのです。
 
 というわけで、第1部に引き続きあらすじを紹介しますが、解説と
 ウィキペディアのあらすじを参照しながら紹介したいと思います。
 
 第1幕はファウストが眠りから覚めて元気になる場面から始まり
 ます。
 
 解説によると、第1部で最愛の女性マルガレーテが処刑されて
 しまった悲しみから立ち直る場面らしいのですが、どこにもそんな
 ことは書いてありません、がそういうことらしいです。
 
 いつの時代のローマ帝国かよくわかりませんが、財政が破綻しかけ
 ている帝国の皇帝に対し、メフィストフェレスが天文博士の口を
 借りて「錬金術」の方法を進言し、さらに仮面舞踏会でファウストを
 皇帝に紹介します。
 
 メフィストとファウストの2人は、皇帝に幻術を楽しませたりします。

 また、嘘っぱちの錬金術が功を奏し、あっというまに財政が立ち直ります。
 
 皇帝は、次に、ギリシャ神話上の人物であるパリスとヘレナを
 連れてくるようにファウストに言いつけます。
 
 ファウストは悪魔であるメフィストに、何とかしてくれとたのみ
 ますが、メフィストはキリスト系の悪魔で、ギリシャ神話の悪魔
 のことまでは知りませんでした。
 
 ただ、「闇の世界(ウィキペディアでは、神秘に満ちた虚無の世界
 『母達の国』)」へ行けば2人の霊を呼ぶことができるとファウ
 ストに言います。
 
 ファウストは闇の世界へ旅立っていきます。
 
 冒険の末、ようやく2人の神々を連れてきたファウストでしたが、
 闇の世界から連れてきたヘレナに恋をしてしまいます。
 
 そして、何だかよくわかりませんが、ファウストがヘレナに触れた
 とたん、爆発が起きてファウストは気を失い、霊は霧となって
 消えてしまいます。
 
▽気を失ったファウストをメフィストが昔の書斎に運んでいきます。

 そこでは、ファウストの弟子だったワーグナーが大先生になっていて、
 ホムンクルス(人造人間)の合成に没頭していました。
 
 そしてついに瓶の中で生まれたホムンクルスは、失神している
 ファウストの夢を読みとって、自分も人生を体験したいと思い、
 ファウストに付いていくことを決めます。
 
 目を覚ましたファウストはヘレナを探すため、時空を超えてギリシャ
 の古典的ワルプルギスの夜へと旅立ちます。
 
 「ギリシャの古典的ワルプルギスの夜」が何なのかは分かりません。
 
 さまざまな場所を探し歩く様子が延々と書かれています。
 
 ファウストとヘレナはなんとか巡り会い、遂に結婚します。
 
 2人の間にオイフォリオンが生まれますが、高みから墜落死して
 しまいます。
 
 オイフォリオンは冥府から母親であるヘレナを呼び、ヘレナは
 ファウストの腕の中で雲散霧消していまします。
 
 ここからファウストの新たな旅立ちが始まります。
 
 もう、どの部分が現実なのか、過去なのか、地獄なのか良く分かり
 ません(笑)
 
▽ファウストは次に「名声を挙げて支配権、所有権を得たい、偉大な
 事業を成し遂げたい」とメフィストに言います。
 
 そこでメフィストは、先程書いた、嘘っぱちの財政再建策が破綻し、
 国内に反乱が起きている国へ行き、皇帝側について巻き返しを
 図れば海岸地帯を褒美としてもらえる、とファウストに言います。
 
 皇帝側について戦ったファウストは、メフィストの力によって
 戦いに勝利し、海岸地帯をもらうことになります。
 
▽ファウストは高齢になり、干拓事業が着々と進み、広大な土地が
 生み出されていました。
 
 ただ、一つだけ立ち退きを拒んでいる老夫婦がいて、ファウストは
 それが目障りでなりません。
 
 メフィストはそれを聞いて、音便に済ませたいファウストの意向
 は無視され、老夫婦の元に訪れていた旅人もろとも殺してしまい、
 しかも、家に火を付けて燃やしてしまいます。
 
▽その夜ふけに、ファウストのもとに4人の灰色の女が現れます。

 その中の一人に息を吹きかけられると、ファウストは視力を失い
 ます。
 
▽メフィストは悪魔たちにファウストの墓穴を掘るように命じます。
 
 ファウストは見えない目で自分の大事業を見届けようとします。
 
 しかし、その事業の音はファウストの墓穴を掘っている音でした。
 
 「瞬間よ止まれ、汝はいかにも美しい」という言葉とともに
 ファウストに死が訪れます。
 
▽その後ファウストの魂をめぐって、天使とメフィストの争いが
 始まりますが、天使が勝ちファウストの魂は天国へと登って行き
 ます。
 
 以上がファウストの第2部です。
 
 私には物語のつながりがめちゃくちゃに思えてなりません。
 
 そんなに素晴らしい作品とは思えないのですが、有名な作品です。
 
 興味がある方は読んでみてください。





 この物語から何を掴めばいいのか、私にはよく理解できません
 でした。
 
 ローマ帝国のことも、ギリシャ神話のこともよく知らないので
 そう感じたのかもしれません。
 
 ひとつだけ理解できたのは「人間欲深いとろくなことにならない」
 ということです。


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虫たちの生き残り戦略
虫たちの生き残り戦略 (中公新書)虫たちの生き残り戦略 (中公新書)
(2002/05)
安富 和男

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:虫たちの生き残り戦略
 著者:安富和男
 出版:中公新書
 定価:700円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4121016416/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
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──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 あの手この手の生き残り戦略
 第2章 愛のことば、愛のかたち
 第3章 虫と植物は持ちつ持たれつ
 第4章 奇妙な行動の裏に隠された秘密



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、2002年5月に出版されています。
 
 著者は、農学博士で専攻は昆虫学です。
 
 国立予防衛生研究所に勤務、衛生昆虫部室長をされているそうです。
 
 著書も多数あります。



 昆虫の生き残り戦略とは?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)昆虫の面白い生態とは?



 知らないことばかりです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)昆虫の面白い生態とは?
 
 ※「もっと知りたい方のために」を参照してください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「昆虫の面白い生態」とは?

▽昆虫というと真っ先に思い浮かぶのがカブトムシとクワガタです。

 カブトムシに関しては、2年前に会社の同僚から幼虫をもらい、
 現在は小型の衣装ケースにくぬぎマットを敷いて約10匹くらいの
 幼虫を育てています。
 
 季節的にそろそろ羽化する頃だと思います。
 
 カブトムシとクワガタの他にも、アリやトンボ、セミ等々、子ども
 の頃はよく「遊び道具」になってました。
 
 その他にも、たくさんの昆虫がいます。
 
 昆虫の種類数は全動物の70%を占めていて、未発見の種類を
 加えれば世界で300万種以上といわれているそうです。
 
 そして現在でも「新種」の昆虫が発見されているとのこと。
 
 2002年の4月には、昆虫の世界で大発見があったそうです。
 
 生物は「種」「属」「科」「目」で分類されますが、一番大きな
 分類「目」に新たな発見があったそうです。
 
 目の数は29だったそうですが、一つ増えて30になったのです。
 
 おそらく、天文学で言うと、太陽系の星を一つ発見したような
 感じなのでしょうか。
 
 昆虫は種類数が豊富なだけでなく、一種毎の数も多く、総数は
 人類の10億倍に及ぶそうです。
 
 別の本には「地球に幅を利かせているのは人類だけど、本当に
 世界を征服しているのは昆虫だ」と書いてありました。
 
 確かに言う通りかもしれません。
 
 人類は昆虫によって病気にもなるし、食物に影響を与え飢饉に
 なって人間の命を奪う場合もあります。
 
 また逆に、食物の成育を助けてもらい、人間の命の糧を実らせる
 手助けをしてしる場合もあります。
 
 人類は、昆虫に支配されているのかもしれないです。
 
▽この本を読んでいたら、子どもの頃に読んだ「ファーブル昆虫記」
 を思い出しました。
 
 私が読んだのは「フンコロガシ」の部分だったと思います。
 
 機会があったらまた読んでみたいと思います。
 
 きっと、子どもの頃に昆虫に興味を持った人たちがそのまま大人に
 なり、研究者になっているのではないかと思います。
 
▽この本では、たくさんの昆虫の生態が紹介されています。

 身近な、よく知っている昆虫から少しずつその生態を紹介します。
 
 まずは、「チャバネゴキブリ」。
 
 日本全国、ほとんどの家庭で見ることができるかなり身近な昆虫
 です。
 
 北海道に住んでいた時は、寒いせいかあまり姿を見かけません
 でした。
 
 したがって、北海道出身の嫁さんは、家の中にゴキブリが出現
 すると、動けなくなってしまいます。
 
 ゴキブリは、今から3億年前の古生代石炭記から生息していた
 そうです。
 
 そのころの化石から「原ゴキブリ類」が見つかっていて、そこ
 から少しずつ進化してきたそうです。
 
 人間よりも歴史がぜんぜん古いです。
 
 ゴキブリの特徴は、なんと言ってもその生命力にあります。
 
 著者は言います。
 
 「ゴキブリは飢餓にきわめて強い。ワモンゴキブリなどは飲まず
 食わずで、オスが30日間、メスが40日間も生き抜くが、その
 秘密は脂肪体にある」
 
 「種」が長く生きるためには「飢餓」に強くないとダメみたいです。
 
 ゴキブリに比べると人間は弱い存在です。
 
 実は、ゴキブリとシロアリは近縁な昆虫で、原ゴキブリ類の祖先
 からシロアリが分化したそうです。
 
 シロアリって蟻の仲間かと思ってたら、そうではなかったみたい
 です。
 
 次は「オオアメンボ」。
 
 「アメンボ」の名前の由来は、アメンボには特有の「臭気」が
 あって、昔の人はそれを「飴の匂い」と受け取って「飴ん棒(飴ん坊)」
 の和名が生まれたそうです。
 
 子どもの頃、アメンボを捕まえて触ったときに、独特な匂いが
 したのを覚えています。
 
 ただ、その時は飴の匂いはせず、けっこう臭かったように記憶
 しています。
 
 それもそのはずで、アメンボは「カメムシ」と類縁が近いとのこと。
 
 アメンボが水に浮くのは、中足と後ろ足の先に毛が密生し、そこに
 脂肪が分泌され、水をはじくようになっているためです。
 
 昆虫の進化の多様性を考えると、人間の将来も...





 この本では、身近な昆虫に関する様々な生態を少しずつ紹介して
 います。
 
 読んでいると、もっと別の昆虫のことが知りたくなってきます。
 
 日本版のファーブル昆虫記みたいな本がないか探してみたいと
 思います。



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異邦人
異邦人 (新潮文庫)異邦人 (新潮文庫)
(1954/09)
カミュ窪田 啓作

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:異邦人
 著者:カミュ
 出版:新潮文庫
 定価:400円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4102114017/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1618654%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 ※目次はありません。



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、昭和29年9月に出版されています。
 
 かなり長く読まれている本です。
 
 著者は、アルジェリア出身の作家で、ノーベル文学賞を受賞して
 います。
 
 著書も多数あります。



 何を語っているのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)不条理とは?



 感情が伴わない人の物語です。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)不条理とは?
 
 ※「もっと知りたい方のために」を参照してください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「不条理」とは?

▽今回紹介する本の著者はノーベル文学賞作家です。

 この本の他に、有名なのは「ペスト」や「転落」等たくさんある
 そうです。
 
 また、戯曲やエッセイ・評論も書いています。
 
 今回の本のテーマは「不条理」です。
 
 不条理とは何でしょうか?
 
 ウィキペディアで調べてみると次のように書かれています。
 
 「不合理であること、あるいは常識に反していることを指す」
 
 「不条理とは何よりもまず高度の滑稽である」
 
 「なんらかのものあるいは人とうまく調和しないことを意味する」
 
 「不条理な行動とは通常の予測を外れた行動であり、不条理な
 推論とは非論理的な推論である」
 
 簡単に言うと、常識的ではない言動のことを「不条理」という
 みたいです。
 
 不条理について書かれた代表作が、今回紹介する「異邦人」や
 「ペスト」のようです。
 
▽物語のあらすじを簡単に紹介します。

 主人公は、アルジェリアに住む「ムルソー」という男性で、この
 男性は物事に対する感じ方が他人とは少し違っています。
 
 世間一般の常識とは違う考え方をしていて、そのため他人と感情を
 共有することが難しい人です。
 
 どうやらそのことを「不条理」と呼んでいるみたいです。
 
 物語は「きょう、ママンが死んだ」で始まっていて、この出だしの
 訳が有名らしいです。
 
 ある日、ムルソーの母親が入っている養老院から、母親が死んだ
 という内容の電報が届きます。
 
 取り急ぎ養老院へ行ったムルソーは通夜や葬儀の時に涙を見せる
 どころか、自分の母親の死に対して普通の人が持つ感情がわから
 ない人でした。
 
 ムルソーは葬儀が終了した直後の休日に、海辺で昔同じ職場で
 働いていた女性(マリイ)に再会し、関係を持ってしまいます。
 
 また、ムルソーが住んでいるアパートの住人に「レエモン」という
 女衒(ぜげん)をしている男性がいて、レエモンが「騙された」
 という女性に対して復讐するためのアイディアを出してしまいます。
 
 レエモンがその女性に復讐し殴ってしまったため、その女性の
 家族?であるアラビア人にムルソーともどもつけ回されてしまい
 ます。
 
 ある日、ムルソーとマリイ、レエモンとレエモンの友人夫婦が
 海水浴をしていると、例のアラビア人が復讐に現れます。
 
 ムルソーとレエモン、2人のアラビア人はもみ合いになり、一旦
 分かれますが、たまたまムルソーがレエモンの拳銃を持って歩いて
 いる時に、先程のアラビア人の一人に出会ってしまい、ムルソーは
 「偶然」アラビア人を射殺してしまいます。
 
 一発撃った後、冷静に4発打ち込んでしまいます。
 
 この辺にも「不条理」な感情が現れていて、人を殺すのにも感情の
 揺れがあまりなく、殺した後も冷静でいることができます。
 
 殺人罪で逮捕されたムルソーは判事に取り調べを受けますが、
 母親の死から殺人までの行動や言動の取り調べで、その不条理な
 感情が「冷酷」と判断されてしまいます。
 
 判事は「キリスト教」の教えに基づいて、「人間は罪を犯すと
 悔い改めるはずだ」といった認識を持っていますが、ムルソーは
 母親が死んでも、人を殺しても無感情で、他人の言動に対して
 無関心で共感することができない冷酷な人間だと思われてしまう
 のです。
 
 ムルソーは取り調べはもとより、自分自身の裁判に対しても無関心で
 「早く終わってほしい」くらいにしか思っていません。
 
 裁判の終わりの方で、人を殺した動機に対して「太陽が眩しかった
 から」と答えてしまいます。
 
 本人にとってはその通りの表現なのですが、不条理ではない判事
 や陪審員、裁判官には「冷酷」としか映らなかったのです。
 
 裁判の結果、ムルソーは異例の「死刑」が宣告されてしまいます。
 
 しかし、ムルソーは死刑にすらあまり感心を示さず、また「特赦
 請願」も行わなかったため死刑が確定してしまいます。
 
 刑務所ではキリスト教の司祭がムルソーの元を訪れ、キリスト教の
 教えに基づいて「悔い改めるように」諭します。
 
 しかし、神の存在を否定しているムルソーは押しつけがましい
 司祭の言葉を一切聞き入れず、「私は神のことで時間を無駄に
 したくなかったのだ」という考えのもと、とうとう司祭に向かって
 怒りをぶちまけてしまいます。
 
 「消えてなくならなければ焼き殺すぞ」
 
 そう言い放ったムルソーの望みは「私の処刑の日に大勢の見物人が
 集まり憎悪の叫びをあげて私を迎えることだった」のです。





 この本は、不条理な心情といいますか、他人と感情を共有できない、
 かなり生きづらいと思われる人を主人公にした小説です。
 
 淡々と進んでいく物語は、主人公の語りであるにもかかわらず、
 感情の起伏がなく、司祭に怒りをぶちまけたのが唯一感情が表に
 出た場面でした。
 
 面白いと言えば面白いですが、とても面白いか?と聞かれると
 そうでもないです。



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ファウスト 第1部
ファウスト (第1部)ファウスト (第1部)
(1999/10)
ゲーテ池内 紀

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:ファウスト 第1部
 著者:ゲーテ
 出版:集英社
 定価:2200円+税
 購入:図書館から借用



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4087733157/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1101765%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 ※多数あるので省略します。



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■□□□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■□□□



 この本は、1999年10月に出版されています。
 
 ファウストの第1部は、1808年に書かれています。
 
 著者は、18世紀から19世紀(1749年8月28日?1832年3月22日)
 のドイツの詩人、劇作家、小説家、科学者、哲学者、政治家で、
 特に文学において優れた作品を多く残しているそうです。
 
 著者も多数あります。



 有名な作品です。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)楽しんで読もう。



 どの様なストーリーなのでしょうか。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)楽しんで読もう。
 
 ※「もっと知りたい方のために」を参照ください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「楽しんで読もう」。

▽「ファウスト」という題名は過去に何度も見たことがあって、
 本屋さんで何度か手にとって見たことがあります。
 
 しかし、チラッと見ただけで、戯曲形式で書かれているのが分かって
 今一つ「戯曲」というのがなじみがないのと、読みづらいのも
 あって買わずにいました。
 
 先日読んだ「どうせ死んでしまう・・・」に「哲学するなら」
 ということで紹介されていたのがこの本です。
 
 最後まで読めるかどうか不安だったので、たまたま行った図書館で
 借りてきました。
 
 借りてきたのは、集英社の大判の本で読みやすいことは読みやす
 かったです。
 
▽「ファウスト」は15世紀から16世紀に実在したと言われる
 魔術師ファウスト博士という実在した人物を題材にしているそう
 です。
 
 ストーリーをかいつまんで紹介します。
 
 この物語は「悲劇」と銘打ってあります。
 
 「ファウスト」とは人の名前で、法学・医学・哲学、神学を究め
 ようとしてがんばってきた人です。
 
 当時の大学は、この4つの学問から構成されていたそうです。
 
 ファウストは、4つの学問を勉強してきたにもかかわらず、よく
 理解できたのは「何一つ知ることはできない」ということでした。
 
 そして、何か一つでも知ることができればと魔術にまで手を出して、
 みたものの、何も知ることはできませんでした。
 
 そこでファウストは、霊に問いかけたりもしますが、低級霊が
 現れてしまいます。
 
▽ある日、助手?のワーグナーと外を歩いている時に、黒いむく犬
 に出会い、その犬を家へ連れて帰りました。
 
 その犬は「メフィスト(正しくはメフィストフェレス)」でした。
 
 メフィストは「悪魔」です。
 
 この本は戯曲形式で、それぞれのセリフを言う前に、誰が言った
 のか名前が書かれています。
 
 「ファウスト」と「メフィスト」の会話の部分では、「ファウスト」
 「メフィスト」が何度も出てきて、名前の最後の「スト」が同じ
 なので、どちらがどちらだか分からなくなってしまいます。
 
 「ファウスト」は、学問で得ることができなかった充実感を、
 生きることで得ようと、悪魔の「メフィスト」と契約をします。
 
 契約の内容は、この世ではメフィストがファウストに対して仕え、
 自分の術で人生の楽しみを謳歌させてやろう、しかし、あの世に
 行った時は、自分に同じように仕えて欲しい、という内容でした。
 
 あの世を信じていないファウストはメフィストと契約をします。
 
▽魔女の薬を飲んで若返ったファウストは、メフィストに連れられて、
 待ちを歩くうちに、「マルガレーテ」という若い女性に一目惚れ
 してしまいます。
 
 メフィストに「あの女をものにしたい」と頼み、メフィストは
 いろいろと手を尽くしてメフィストとマルガレーテを引き合わせ
 ます。
 
 こうして恋に落ちた2人でしたが、やがて2人のことが町中の
 噂になってしまいます。
 
 いろいろあって、ファウストは戦士であるマルガレーテの兄の
 ことを剣で殺してしまいます。
 
 マルガレーテは、ファウストと逢い引きするために、同居している
 母親を眠らせるのにファウストにもらった小瓶を使いますが、
 やがて母親も死んでしまいます。
 
▽一次の気晴らしに、メフィストはファウストを「ワルプルギスの夜」
 という、魔女だの悪魔だのがたくさんいるお祭り?のようなもの
 に連れて行きます。
 
 そこでファウストが見たのは、首に赤いスジを付けたマルガレーテ
 でした。
 
 首に赤いスジを付けているということは、やがて斬首されるという
 事らしいです。
 
 それを知ったファウストはメフィストに詰め寄ります。
 
 実は、マルガレーテ(別名グレートヒェン)はファウストの子を
 身ごもってしまったのですが、手に余して水に沈めて殺してし
 まったのでした。
 
 婚前交渉と子ども殺害の罪で牢獄に入れられていたのです。
 
 牢獄に助けに行ったファウストとメフィストでしたが、マルガレーテは
 すでに気が狂っていて、助け出すことはできずに時間切れとなり
 メフィストはファウストを無理やり連れて牢獄を後にします。
 
 と、ここまでが第1部です。





 ハッキリ言うと、読んでいてストーリーがよく理解できません
 でした。
 
 巻末の「解説」を読んでやっと全体の流れが掴めた感じです。
 
 実は、第2部というのがあって、これが第1部の倍近くあります。
 
 続きを読もうかどうか思案中です。



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自殺って言えなかった。
自殺って言えなかった。 (サンマーク文庫)自殺って言えなかった。 (サンマーク文庫)
(2005/09)
自死遺児編集委員会あしなが育英会

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:自殺って言えなかった。
 著者:自死遺児編集委員会・あしなが育英会
 出版:サンマーク文庫
 定価:629円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4763184105/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f3644045%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 学生たちの体験 ずっと、生きていてほしかった。
 自死遺児たちの文集を読んで ボールを投げてくれて、ありがとう
 妻と子どもの思い いつまでも、忘れられない。
 座談会 たくさんの壁を乗り越えて。
 自死遺児の心の傷とケアに関する調査・14の発見
 資料編



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■□□□
 勇気  :■■■□□
 豊かな心:■■■■□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、2005年9月に出版されています。
 
 2002年11月に出版された単行本の文庫版です。
 
 「自死遺児編集委員会」は、自殺で親を亡くし、「あしなが育英会」
 から奨学金を受けている大学生、専門学校生の有志11人で組織
 されています。
 
 この本の企画・構成等も彼らが担当しています。
 
 「あしなが育英会」は、自殺、病気、犯罪被害など交通事故以外
 の原因で親を亡くしたり、親が重度後遺障害のために働けない
 子どもたちに奨学金と心のケアで支援している民間非営利団体です。



 とにかく生きることです。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)なぜ自殺してしまうのか?



 頑張りすぎです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)なぜ自殺してしまうのか?

 ※「もっと知りたい方のために」を参照ください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 がんばらないで生きよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「なぜ自殺してしまう」のでしょうか?

▽現在、日本の自殺者数は年間3万人を超えています。

 そして、自殺未遂者はその10倍はいるといわれているそうです。
 
 さらに、一人の自殺者や自殺未遂者から、強い心理的影響を受けて
 いる人が、その5倍はいるといわれているとのこと。
 
 (3万人+3万人×10倍)×5倍=165万人
 
 単純に計算すると、165万人の人が、誰かの自殺によって心が
 深く傷つき苦しんでいます。
 
 自殺大国になってしまった日本ですが、その原因はいろいろな
 ことが考えらると思います。
 
 しかし、どのような要因があるにしろ、絶対に自殺してはならない
 です。
 
 自殺によって悲しむ人がいるから。
 
 一番心に深い傷を負ってしまうのは遺された家族です。
 
 子どもが自殺しても、親が自殺しても、遺された家族は深く傷つき、
 何年も癒されることがありません。
 
 幼少の頃に父親が自殺してしまった人は、父親との思い出があり
 ません。
 
 父親の記憶がある人も、まったくない人も同じように心に深い
 傷を負っています。
 
 この本には、主に父親が自殺してしまった体験を持つ「自死遺児」
 たちの手記が書かれています。
 
▽その感情というのは、体験した者じゃないと決して理解できないと
 思います。
 
 人は自殺を考えると、家族に対し何かとサインを送るみたいです。
 
 普段やらないことをやってみたり、「自殺」という言葉を使って
 みたり、いつもとは違う言動で自分の危機を伝えようとします。
 
 しかし、普通は「父親の自殺」なんてことは考えもしません。

 すると「父親がサインを送っていたのに気が付いてやることが
 できなかった」といって自分を責めてしまうのです。
 
 自責の念が短い期間で終わればいいのですが、その感情は一生
 つきまとうようです。
 
 他人の何気ない一言に傷つき、世間の冷たい視線に傷つき、助けて
 やることができなかった自分のふがいなさにずっと悔しい思いを
 します。
 
 「自分があのとき何かしてあげられれば、父が発していたサインに
 気づいていれば父は助かったかもしれない」
 
 「父が自死という道を選んでしまったのは、父のまわりにいた
 私自身を含めた家族にも責任があると思っている」
 
 このように考えている遺族がたくさんいます。
 
 また、自死遺児が大きくなるにつてれ、自分の責任を感じて、
 自分も死んでしまいたいと思うことも多々あるようです。
 
 「私は父のことが大嫌いでした。本気で憎んでいました。『私たち
 家族を残していってこんなに苦しませて、自分だけ逃げたのだ』
 『私は父に嫌われているからおいてかれたのだ、生きている意味
 なんかどこにもない。死にたい。どうせ自殺するのなら、私も
 いっしょに連れていってほしかったのに』と、父を恨みました」
 
 中には、父親が自殺して、残されたのが母と2人の姉妹。
 
 姉がうつ病で精神的に苦しみ、妹も重度の精神障害を患ってしまい、
 精神科に入退院を繰り返していた遺族がいました。
 
 妹が精神科を退院して母親の元へ戻ってきたときに、妹が母親を
 殺害してしまう、といった悲惨な家族もあるそうです。
 
▽しかし、自殺をする父親も、かなり苦しんでいるみたいです。

 ただ、読んでいると自殺する人にはある傾向が見られます。
 
 「完璧主義」
 「仕事がうまくいかない」
 「仕事一筋の人間」
 「いつも強い人」
 「借金がある」
 「まじめを絵に描いたような人」
 「会社とトラブルがあった」
 「責任感が強い人」
 「弱音を吐いているところなんて一度も見たことがない」
 …
 
 ほとんどが仕事に関することで、仕事が原因で借金が増えてたり、
 責任感が強いために、とことん仕事にのめり込んでしまったり。
 
 やはり、自殺する人は「がんばる人」に多いみたいです。
 
 がんばるのはやめてしまった方がいいです。
 
 最後に、残された子どもたちがどのように感じているか、次の
 言葉に凝縮されていると思います。
 
 「どうかお父さんやお母さん、生きるということは大変なこと
 ですが、自殺だけはほんとうにしてほしくない。あなたのため
 にも、家族のためにも」
 
 「生きることはつらくて苦しいかもしれませんが、ほんとうに
 家族のことを思うなら、生きていてほしいと思います」
 
 とにかく生きることが大切です。





 この本を読むと、自殺した親を持つ子どもたちがどのような気持
 ちでいるのか、世間からどのように見られているのか、どのくらい
 苦しんでいるのか、そして、どうやってその感情を癒しているのか
 を理解することができます。
 
 個人的には、どのような理由があれ自殺する人のことは評価でき
 ません。
 
 生まれる前に自分が決めた寿命は、全うしないとならないです。
 
 じゃないと、次の人生でも同じ事で苦しむことになります。
 
 しっかりした人間になることをやめる。
 
 しっかりした父親になることもやめる。
 
 責任感のある人間であることもやめる。
 
 仕事一筋の人生もやめる。
 
 完璧主義もやめる。
 
 強い人もやめる。
 
 簡単に弱音を吐く人間になる。
 
 つまり、いい加減(良い加減)な人間になった方が、結果的に
 皆が幸せになるのではないでしょうか。
 
 残された母親は、「自分がしっかりしなきゃ」と一生懸命に生きて
 しまいます。
 
 それを見ている子どもたちは、「自分がしっかりして母親を楽に
 してあげなきゃ」と考え、これも一所懸命に生きてしまいます。
 
 とにかく「がんばる」とか「一所懸命に生きる」とかいうのを
 やめてしまった方がいいです。
 
 苦しかったら家族になんと言われても、あっさり逃げてしまいま
 しょう。
 
 トータルで考えると、それが一番の幸せだと思います。



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どうせ死んでしまう・・・
どうせ死んでしまう・・・・・・私は哲学病 (私は哲学病。)どうせ死んでしまう・・・・・・私は哲学病 (私は哲学病。)
(2004/06/26)
中島 義道

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:どうせ死んでしまう・・・
 副題:私は哲学病。
 著者:中島義道
 出版:角川書店
 定価:1200円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4048838865/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1697071%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 1 死
 2 悪と反抗
 3 隠遁



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:■□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、2004年7月に出版されています。
 
 著者は、元大学の教授で、専攻はドイツ哲学です。
 
 時間論、自我論、コミュニケーション論を専門としています。
 
 著書も多数あります。



 「哲学病」とはどのような病気なのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)正しく引きこもるための技術とは?



 体験者は語ります。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)正しく引きこもるための技術とは?

 1.自殺しないこと
 
 2.ひきこもりつつ学び続けること
 
 3.いかに苦しくとも、絶望してはならないが、逆にけっして
   傲慢になってはならない



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「正しく引きこもるための技術」とはどのような技術なのでしょうか?

▽私は哲学が性に合わなくて、哲学者が書いた本はとりあえず購入の
 選択から外してしまいます。
 
 哲学は抽象的な事柄について、理解不能な難しい言葉を使って
 延々と分析するために、読んでいるうちに著者が何を主張したい
 のか分からなくなってしまうためです。
 
 単純に読解力がないだけだとは思うのですが、ほんの数行読んで
 いるだけで目が泳ぎ始めます。
 
 それでも「もう一度チャレンジしよう」と何ヶ月かに一度は哲学者
 が書いた簡単そうな入門書を買って読んでみますが、結果的に
 数頁と持たずに投げ出してしまいます。
 
 哲学者の中で唯一読めるのがこの本の著者で、一般の人向けの
 本をいくつか書いています。
 
 著者の独特な思考が面白くて、これまでにも何冊か読んでいます。
 
 最近印象に残ったのは「うるさい日本の私」で、身の回りでまき
 散らす「騒音」に対して猛然と立ち向かっていく自身のことを
 書いた本は、なかなか面白かったです。
 
 今回読んだ本は、副題に「哲学病」とあるので、覚悟して買って
 きました。

▽著者は小学生の頃から今まで、あることで悩んでいます。

 それは、
 
 「どうせ死んでしまうのに、なぜ生まれてきたんだろう」
 
 という問いです。
 
 小学生の頃から悩みに悩んでいるためにとても生きづらく、大学生
 の時に引きこもり、一度自殺未遂を図ったこともあるそうです。
 
 答えの出ないまま現在に至るそうです。
 
 常にそういったことで悩んでいるために、著者のもとへ同じ悩みを
 抱える人たちが近寄ってくるそうです。
 
 「どうせ死んでしまうのに、なぜ生まれてきたんだろう」という
 問いに対しては、生きている限り答えなんて分かるはずもないの
 ですが、悩んでいる人はそうとう悩んでいて、集まってくる人の
 中には本当に自殺する人もいるそうです。
 
 残念ながら私には、著者が悩んでいることを真剣に悩んだことは
 ありません。
 
 「何をするためにこの世に生まれてきたのだろう」と悩んだことは
 ありますが、「どうせ死んでしまうのに」と悩んだことはありま
 せん。
 
 どうせ死んでしまうのは十分に理解しているので、どうやって
 後悔しないようにやりたいことをやって死んでいけば良いかを
 考えています。
 
 目標は、その日が来たときに「あー面白かった」とひとこと言い
 放って死んでしまいたいと常々思っています。
 
▽この本では、著者が哲学者として「哲学」している部分と、哲学
 しない人向けに書かれた部分が混在します。
 
 はっきり言ってしまうと、哲学している部分は私にはほとんど
 理解できませんでした。
 
 「どうせ死んでしまうのに、なぜ生まれてきたんだろう」という
 問いに対する答えは、個人的には確実な答えを持っていますが、
 それを言葉で論理的に証明しようとするとできないと思います。
 
 それは、神様の存在を言葉で証明するのと同じです。
 
 私たちの身体と心が存在する世界は、人間の言葉で証明できない
 部分がほとんどである、という認識がないと著者の問いに対する
 答えは導き出せないと思います。
 
 したがって、「哲学」している部分は、申し訳ないけれど読み
 飛ばし、それ以外で気になった部分を紹介します。
 
▽著者は大学生時代に断続的に2年間ほど引きこもっていた時期が
 あったそうです。
 
 団塊の世代の人なので、青年時代は引きこもる余裕がある家庭は
 なかなかなかったそうです。
 
 著者の家は比較的裕福だったせいもあって、大学は全部で20年弱
 通い、その間引きこもりも体験したそうです。
 
 だから、現在引きこもっている若い人たちの心情もいくらかは
 理解できるとのことです。
 
 引きこもりは社会問題になってますが、少し前までは、国のために
 命を投げ出して戦わなければならなかったことに比べれば、社会
 問題でも何でもない、著者に言わせると「この国もそうとうまとも
 になった」という意見になります。
 
 確かに言われてみればそうです。
 
 引きこもる理由も人それぞれだと思いますが、おそらく「何を
 やればいいのかがわからない」という状態だと思います。
 
 著者は言います。
 
 「ひきこもりを『直す』ことばかりに心を砕くおとなたちは、
 みずからの日々なしていることを虚心坦懐に反省してもらいたい」
 
 「『どうせ死んでしまうこと』を知りながらごまかしていないか。
 ほんとうにしたいことをしないで、『これでいいのだ』と呟いて
 自己欺瞞に陥ってないか。明日死ぬとしたら、あなたはそれで
 いいのか・・・と」
 
 「どうせ死んでしまう」という部分を省けば私と同じ考え方を
 しています。
 
 「どうせ死んでしまう」からこそ、ごまかさないで生きて行か
 なくてはならないです。
 
▽著者は自らの経験から、「正しく引きこもるための3カ条」という
 のを提案しています。
 
 1.自殺しないこと
 
 2.ひきこもりつつ学び続けること
 
 3.いかに苦しくとも、絶望してはならないが、逆にけっして
   傲慢になってはならない
 
 この3カ条を心に誓って引きこもれば、それはいつか自分のために
 なる、と著者は言います。
 
 「そして、人生の妙味と言おうか、こうして真剣に引きこもる者
 のみ、いつか端緒をつかんだら、外に出てもしっかり生きていける
 ような気がするのである」
 
 引きこもりにもいろいろタイプがあると思いますが...





 この本は、著者の悩みをもとに、真剣に哲学をしている部分も
 あり、一般の哲学しない人向けに書かれた部分もある内容となって
 います。
 
 著者は今でも真剣に悩んでいて、おそらくこのまま問いに対する
 答えは見つからないまま死んでいくと思っているようです。
 
 人間は決して死ぬために生まれてきたんじゃなくて、生きるのを
 楽しむために生まれてきたと思うのですが、それも個々の考え方
 であって、押しつけるわけにもいかないです。



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 人生を成功に導く読書術! ?おやじむしの3分書評? より抜粋

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