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おやじむし

Author:おやじむし
私「おやじむし」の人生のメインテーマである「何をするためにこの世に生まれてきたのか」を知ること、そして、「豊な人生を送る」という目標のために日々読書し、そこから得たことをアウトプットしたものです。

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虜人日記
虜人日記 (ちくま学芸文庫)虜人日記 (ちくま学芸文庫)
(2004/11/11)
小松 真一

商品詳細を見る



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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:虜人日記
 著者:小松真一
 出版:ちくま学芸文庫
 定価:1300円
 購入:本屋さんで購入



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4480088830/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1729852%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 漂浪する椰子の実
 密林の彷徨
 虜人日記



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■■
 勇気  :■□□□□
 豊かな心:■□□□□
 おすすめ:■■■■■



 この本は2004年11月に出版されています。
 
 1975年6月に出版された本の文庫版となります。
 
 著者は、科学者として大蔵省醸造試験場、農林省米穀利用研究所を
 経て、台湾でブタノール工場を創設した方です。
 
 1944年、フィリピンに軍属としてブタノール生産のために
 派遣されます。
 
 敗戦と共に1946年まで捕虜生活をし、復員後、食品加工の
 企業を設立しています。



 捕虜の生活とはどのようなものだったのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)捕虜の生活とはどのようなものなのか?



 体験した人じゃないと分からないです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)捕虜の生活とはどのようなものなのか?

 「ここへ来てから糧秣を腹一杯食べたのは登校後2、3日だけで、
 その後は段々に減り、新しい所長になってからはめっきり悪くなり、
 唯の百グラムの米で2日間暮らせというような事になり、土民
 との物々交換も厳重に取り締まられたので、みな体力はめっきり
 衰えた」
 
 「栄養失調で死ぬ者が続出した。朝起きたら隣の男が死んでいた
 というようなこともあり、一日に平均7人も死亡者が出た。自分
 も腹がペッコリとへこんでしまい、生命の恐怖さえ感ずるように
 なった」
 
 「山の生活で人情味をすっかり失った者が捕虜になり、多少常人
 に返りかかったのが、また逆に戻ってしまった。人の食物を盗ん
 だり、かくれ食い等、盛んに行われた。収容所内の草原で、バッタ、
 蛙を捕らえ食べる者もあった」

 「レイテには、全ミンダナオ、全ビザヤ地区の傷兵が何万と集まった
 が、手足、ことに足を失った者は少なかった。それは戦争で手足
 を失った者が少なかったのではなく、負け戦なので傷病兵のほと
 んどは病死か、自決、他殺されてしまった。それで例外的な者
 以外は来ていないので、見た目には少なく感ずるのだ」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 平和に感謝しよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「捕虜の生活とはどのようなもの」なのでしょうか?

▽この本は、先日紹介した山本七平さんの「日本はなぜ敗れるのか」
 (Vol.573?Vol574,12/7?12/8)で取り上げられていた本です。
 
 太平洋戦争で日本陸軍に徴用され、ブタノールという燃料の研究
 のためにフィリピンへ派遣されますが、敗戦と共にアメリカ軍に
 投降し、その捕虜生活の時に書かれた内容です。
 
 軍人ではなく、一般人として戦争に参加し、その視線で、しかも
 現地でかかれたものであるため、戦争当時の一般人の考え方として、
 貴重な資料となっています。
 
 ところどころに絵も挿入されていて、その絵がまた上手く、当時の
 様子がよくわかるようになっています。
 
 また、文章も読みやすく、なかなか教養の高い人だと思われます。
 
▽日本の軍隊の問題点、そして、日本人の特性というのは、「日本
 はなぜ敗れたのか」でいくつか紹介したので、今回は捕虜の生活
 の様子についていくつか紹介します。
 
 捕虜としてアメリカ軍に投降する直前は、ジャングルの山の中を
 さまよい、食べるものもほとんど無く、中には戦友を殺して、
 その肉を食べて生き延びた人もいたそうです。
 
 捕虜になってみると、最初の数日は食べ物は豊富にあるし、収容所の
 所長も優しい人で、腹一杯食べられたそうです。
 
 しかし、所長が交代するとともに、捕虜の人数もかなり増えて
 しまい、逆に食べ物が不足するようになります。
 
 人間は「食べ物」が無いと、人間らしさを失います。
 
 最低限の食べ物があって初めて人間として生きていけるように
 なるのです。
 
 食べる物がなくなると、他の動物と同じで、食べ物を奪い合い、
 強い者が食物にありつくということになります。
 
 しかも、ジャングルでさまよっているときは、少なくとも自由に
 行動できるため、自然に存在するものは、自分で集めることが
 できれば食べることができましたが、捕虜になると外に出ることが
 できないため、食べ物を与えられないと、ジャングルにいたとき
 よりも「死」が身近になります。
 
 著者はその様子を次のように書いています。
 
 「ここへ来てから糧秣を腹一杯食べたのは投降後2、3日だけで、
 その後は段々に減り、新しい所長になってからはめっきり悪くなり、
 唯の百グラムの米で2日間暮らせというような事になり、土民
 との物々交換も厳重に取り締まられたので、みな体力はめっきり
 衰えた」
 
 「栄養失調で死ぬ者が続出した。朝起きたら隣の男が死んでいた
 というようなこともあり、一日に平均7人も死亡者が出た。自分
 も腹がペッコリとへこんでしまい、生命の恐怖さえ感ずるように
 なった」
 
 「山の生活で人情味をすっかり失った者が捕虜になり、多少常人
 に返りかかったのが、また逆に戻ってしまった。人の食物を盗ん
 だり、かくれ食い等、盛んに行われた。収容所内の草原で、バッタ、
 蛙を捕らえ食べる者もあった」
 
 文章は淡々と書かれていますが、それはおそらく地獄絵のような
 様子だったと思われます。
 
 捕虜となっていて、武器となる物は何もないので殺し合いは起きな
 かったのだと思います。
 
 捕虜となっても生き残るのは大変だったようです。
 
 また、収容所も色々な場所に移動させられ、そこの所長の考え方で、
 食べ物が楽に手に入ったり、厳しくなったりしたようです。
 
▽先日紹介した開高健さんの「ベトナム戦記」にもありましたが、
 捕虜収容所には傷病兵は少なかったみたいです。
 
 著者は次のように書いています。
 
 「レイテには、全ミンダナオ、全ビザヤ地区の傷兵が何万と集まった
 が、手足、ことに足を失った者は少なかった。それは戦争で手足
 を失った者が少なかったのではなく、負け戦なので傷病兵のほと
 んどは病死か、自決、他殺されてしまった。それで例外的な者
 以外は来ていないので、見た目には少なく感ずるのだ」
 
 傷ついた兵隊は、不衛生なジャングルにいて、しかも治療は受け
 られないために、細菌に感染しほとんどは死んでしまうか、移動に
 邪魔になるためにジャングルにおきざりにされるか、仲間に殺さ
 れるか、自殺するか、いずれにしても、戦争で生き残るというのは
 なかなか大変だったみたいです。
 
▽そして、もう一つ。

 所々何度も書かれているのが、現地の人々の対応です。
 
 捕虜になると人数等の関係で、さまざまな収容所に移送される
 ことになります。
 
 トラックに乗ったり歩いたりするのですが、その時沿道に土民
 (現地の人)が沢山並んでいて見物しているそうです。
 
 終戦以前に現地を統括していた日本の軍人の対応の仕方によって
 その人達の対応がまるで違っていたみたいです。
 
 現地の人を大切に扱った地区では、食べ物やたばこなどを差し
 入れてくれたりしたそうです。
 
 しかし、そうではない地区(ほとんどがみたいですが...)では
 「バカ野郎」「ドロボー」「コラー」「コノヤロー」「人殺し」
 「イカオパッチョン(こんちくしょう、ぶっ殺してやる)」等の
 憎しみを込めた言葉と表情で罵られ、石を投げられたり、パチンコを
 打ってきたりと、さんざんなめにあったそうです。
 
 地区によっては、日本軍はかなりひどいことをしてきたみたいです。
 
 また、当時日本領だった、朝鮮や台湾から連れてこられた人たち
 との間でも、トラブルはかなりあったみたいです。
 
 当時の一般的な考え方がそうだったのかもしれませんが、当時の
 日本人が反省すべき点かもしれないです。
 
 軍隊が掲げていたスローガン(アジアの解放等)とは全然違う
 行動をしていたような感じです。





 この本は、捕虜になった時に書かれた著者の日記を本にしたもの
 です。
 
 戦争の様子や、ジャングルをさまよう敗戦国の軍隊の様子がよく
 わかります。
 
 過去には、現在の平和な時代に生きている私たちからは想像も
 つかない世界が現実にあったのです。
 
 現在にいくら不満があったとしても、私たち日本人は平和に感謝
 しなくてはならないのではないかと思います。



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 人生を成功に導く読書術! ?おやじむしの3分書評? より抜粋

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