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おやじむし

Author:おやじむし
私「おやじむし」の人生のメインテーマである「何をするためにこの世に生まれてきたのか」を知ること、そして、「豊な人生を送る」という目標のために日々読書し、そこから得たことをアウトプットしたものです。

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道路の決着(2回目)
猪瀬直樹 道路の決着 猪瀬直樹 道路の決着
猪瀬 直樹 (2006/04/05)
小学館

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:道路の決着
 著者:猪瀬直樹
 出版:小学館
 定価:1429円+税
 購入:アマゾンマーケットプレイスで650円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/409394167X/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f4008190%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第一章 摘発
 第二章 分裂
 第三章 謀略
 第四章 決断
 第五章 追跡



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、2006年5月に出版されています。
 
 著者の本職はノンフィクション作家です。
 
 現在は、東京都副知事をしています。



 各組織・人が民営化に反対する理由とは?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)どのように決着したのか?



 著者の執念が実ったようです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)どのように決着したのか?

 ※「もっと知りたい方のために」を参照して下さい。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「どのように決着」したのでしょうか?

▽当時の小泉総理に任命された道路公団民営化委員会は、「有識者」
 としていろいろな人の推薦を受けて選んだ人のようですが、実際は
 裏でさまざまな組織の覇権争いが行われていました。
 
 国土交通省、日本道路公団、JR、それぞれの組織の利益を実現
 すべく民営化委員会に送り込まれ話し合いが始まったのです。
 
 こういった諮問委員会というのは、話し合いをまとめ、「意見書」
 として総理大臣へ提出します。
 
 それぞれの利害を意識しつつ話し合いが行われるので、まとまる
 方が難しいのかもしれません。
 
 お互いに「ここだけは譲れない」という部分があって、それぞれの
 委員のそれぞれの意見の裏を読み説くと、利益がどこへ向いている
 のかが見えてきます。
 
 国土交通省は当然自分たちの権力がいつまでも及ぶように、意見
 を出してくるし、道路公団代表は、道路公団の利益が最大限取れる
 ように意見を出してきます。
 
 JRは列車と車で利益が自分の組織に有利になるように、意見を
 出します。
 
 著者ともう一人の委員はバックに組織はなく、国民の利益を考えて
 意見を出します。
 
 その意見の裏側が著者によって一つ一つ暴かれていくのです。
 
▽民営化委員会はさまざまな妨害に会います。

 資料の提出を日本道路公団や国土交通省に依頼しても、委員会が
 開かれる前日の夜に提出してきたり、数字を改ざんして提出して
 きたり、重要な計算式を全て抜いてエクセルのデータを提出して
 きたり、政治家からいきなり電話がかかってきたり、とさまざま
 です。
 
 著者の事務所には、連日、無言電話や脅迫電話、脅しの文句が
 書いてあるファックスが流れてきたりしていたそうです。
 
 さまざまな組織のさまざまな妨害工作にもかかわらず、なんとか
 意見調整をして、最後の最後、小泉総理に意見書を提出する時に
 なって、自分の組織の意見が通らないと分かった民営化委員が
 辞任し、多数決を取るという「異例の事態」になってしまったの
 です。
 
 「多数決」は民主主義の基本かと思っていたのですが、こういった
 諮問委員会では多数決はほとんどないそうです。
 
 普通は、官僚が原案を作って、有識者の意見をつのり、おおむね
 官僚の思惑通りに意見がまとまり、全員一致の意見が提出される
 とのこと。
 
 したがって、「改革」に関するほとんどの意見書というのは、
 「骨抜き」にされてしまうのだそうです。
 
 そこを、今回の道路公団民営化委員会は著者の作戦と執念深さで
 官僚の言いなりにはなっていない意見書が作成されるところまで
 たどりついたのです。
 
 しかし、最後の最後で、自分の意見が通らないと分かった、委員会
 の委員長が自ら辞任してしまいます。
 
 意見書を提出した後にも、委員の辞任は続き、最終的に7人いた
 委員会のメンバーの内5名が辞任、欠席となり、残ったのは著者と
 もう一人だけでした。
 
 2人とも、日本国民の利益を優先して考える委員です。
 
 民営化委員を辞任、欠席したそれぞれの組織の人たちは、意見書に
 対して文句を言い始めます。
 
 自分たちのやってきた仕事をけなしているのです。
 
 その意見に乗せられたマスコミや政治家が大騒ぎしたり、国交省や
 道路公団からリークされたデマ情報をマスコミが報道したりと、
 道路という権力に群がる人たちの醜い争いがさまざまな形で表面に
 表れてきます。
 
▽提出された意見書は、「基本的に尊重する」という小泉総理の
 意見の通り、法案化の基礎資料になります。
 
 強制力は一切無くて、どれだけ意見書が尊重されるかは、政治家と
 官僚の思惑と決断にかかっているのです。

 問題は、法案化するのは国土交通省だということ。
 
 せっかく意見書を提出しても、法案化の段階で骨抜きにされて
 しまう可能性が高いのです。
 
 日本の意志決定の構造自体が、幾重の壁になって立ちはだかって
 います。
 
 残り2人になった民営化委員会は、道路公団が民営化されるまで
 地道に活動を続け、法案の細かい部分もチェックし、道路公団に
 関する「膿」を出し続けます。
 
▽結局、妥協した部分もあったみたいですが、著者らの踏ん張りに
 よって、ほぼ思惑通りの法案になりました。
 
 簡単に説明すると、次のようになります。
 
 道路公団は三つの民営化会社に分割され、資産の保有と債務の
 返済は別の機構が請負い、民営化会社は資産保有・債務返済機構
 に対し、リース料を払います。
 
 民営化会社の収入は、通行料金となり、税金や郵貯からお金が
 流れることはありません。
 
 また、返済も別会社にリース料として払うため、誤魔化すことも
 できないのです。
 
 談合のない競争入札のため、落札率は下がり、道路の維持・管理に
 関しても、ファミリー企業が独占することもなくなり、全て競争
 になったのです。
 
 その結果、維持・管理コストは下がります。
 
 民営化会社には、国交省OBの天下りは禁止されました。
 
 通行料に関しても柔軟に対応することができ、時間帯別の値下げが
 実施されたりしています。
 
 現在、首都高と、阪神高速で距離別の通行料に移行しようとして
 いますが、これも利用者の方を向いて考えて欲しいと思います。





 道路公団民営化は著者が民営化委員会にいなければ実現しなかった
 のではないかと思われます。
 
 新聞では決して報道されない事実や、政治家や役人の嘘、マスコミ
 のいい加減な報道、裏側で暗躍している官僚や官僚OB等々、
 現場の人間でなければ分からない情報が満載です。
 
 この本を読むと、日本の意志決定システムが恐ろしい構造で
 行われていることに気が付きます。



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 人生を成功に導く読書術! ?おやじむしの3分書評? より抜粋

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