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私「おやじむし」の人生のメインテーマである「何をするためにこの世に生まれてきたのか」を知ること、そして、「豊な人生を送る」という目標のために日々読書し、そこから得たことをアウトプットしたものです。

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武士道―サムライはなぜ、これほど強い精神力をもてたのか? 武士道―サムライはなぜ、これほど強い精神力をもてたのか?
新渡戸 稲造 (1997/07)
三笠書房
この商品の詳細を見る



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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:武士道
 副題:サムライはなぜ、これほど強い精神力をもてたのか?
 著者:新渡戸稲造
 出版:三笠書房
 定価:1076円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4837917003/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 
 ビーケーワン
 



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第一章 武士道とは何か
 第二章 武士道の源をさぐる
 第三章 「義」?武士道の光り輝く最高の支柱
 第四章 「勇」?いかにして肚を練磨するか
 第五章 「仁」?人の上に立つ条件とは何か
 第六章 「礼」?人とともに喜び、人とともに泣けるか
 第七章 「誠」?なぜ「武士に二言はない」のか?
 第八章 「名誉」?苦痛と試練に耐えるために
 第九章 「忠義」?人は何のために死ねるか
 第十章 武士は何を学び、どう己を磨いたか
 第十一章 人に勝ち、己に克つために
 第十二章 「切腹」?生きる勇気、死ぬ勇気
 第十三章 「刀」?なぜ武士の魂なのか
 第十四章 武士道が求めた女性の理想像
 第十五章 「大和魂」?いかにして日本人の心となったか
 第十六章 武士道は甦るか
 第十七章 武士道の遺産から何を学ぶか



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■■□□□
 豊かな心:■□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、1997年七月に出版されています。
 
 原書は英語で、「Bushido: The Soul of Japan」として、1900年
 に出版されています。
 
 著者は、5千円札の肖像画で有名な方です。
 
 ずっと、教育に携わっていて、青年の教育に情熱を注いだそうです。
 
 奈良本達也という人が訳してます。



 武士道精神とはどのようなものだったのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)武士道精神とは?



 100年以上前に書かれた本です。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)武士道精神とは?

 「義」「勇」「仁」「礼」「誠」「名誉」「忠義」

 「義」とは、正義のことで、不正をはたらかない心のことを言い
 ます。
 
 武士道にとっては「勇」と並び、一番大切な項目です。
 
 「勇」とは、勇気のことで、正しいことをする勇気のことです。
 
 また、たとえ自分に危険が迫ったとしても、動じることなく、
 落ち着き払って対応できること。
 
 「仁」とは、人望のことで、人の上に立つ者が持っていなければ
 ならないものです。
 
 愛、寛容、他者への同情、憐れみの情等を持っていないと人の
 上には立てません。
 
 「礼」とは、礼儀正しさ、品性の良さのことです。
 
 他人の気持ちに対する思いやりを目に見える形で表現することです。
 
 礼はその最高の姿として、ほとんど愛に近づくそうです。
 
 「誠」とは、真実性と誠意のことです。
 
 簡単な言葉で言うと、嘘を付かないこと、ごまかしをしないこと
 です。
 
 「名誉」とは、幼児のころから教え込まれるサムライの特色を
 なすものです。
 
 「忠義」とは、主君に対する臣従の礼と忠誠のことです。
 
 武士道で最も重きが置かれる項目です。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 自分の武士道精神を養おう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「武士道精神」とはどのようなものなのでしょうか?

▽日本には、宗教教育というものがありません。

 宗教選択の自由は憲法で保障されています。
 
 それは、現在も昔も同じだったようで、明治になる以前も、特定
 の宗教教育というのは行われていなかったみたいです。
 
 日本には古来から「仏教」と「神道」という宗教がありますが、
 どちらも教育している訳ではありませんでした。
 
 仏教は「葬式仏教」で、死んだときにお世話になるだけで、神道は
 明文化されておらず、「宗教」として明確に教育されていたわけ
 ではないそうです。
 
▽著者がベルギーの法学者と話をしている時に、宗教の話になり
 「日本には宗教教育はない」と答えると、驚いたそうです。
 
 今から100年以上前の話です。
 
 「宗教がないとは。いったいあなたがたはどのようにして子孫に
 道徳教育を授けるのですか」と言われたそうです。
 
 国教を定めている国は、道徳教育は宗教の教義の中で行います。
 
 しかし、日本には今も昔も国教がありません。
 
 昔の日本人は、どうやって道徳心を学んだのか?というテーマで
 書かれたのが、この「武士道」です。
 
 日本人の行動規範は「武士道」によって定められていたのです。
 
 あくまでも、今から100年以上前の話です。
 
 しかし、今でも少しだけ面影は残っているみたいです。
 
▽著者が解説している武士道の基本原理には、以下のようなものが
 あります。
 
 「義」「勇」「仁」「礼」「誠」「名誉」「忠義」
 
 これらに影響を及ぼしているのは、確かに仏教や神道の影響も
 少なからずありますが、一番影響を与えているのは、「孔子や
 孟子の教え」つまり「儒教」の影響が大きいです。
 
▽簡単に解説してみます。

 「義」とは、正義のことで、不正をはたらかない心のことを言い
 ます。
 
 武士道にとっては「勇」と並び、大切な項目です。
 
 「勇」とは、勇気のことで、正しいことをする勇気のことです。
 
 また、たとえ自分に危険が迫ったとしても、動じることなく、
 落ち着き払って対応できることです。
 
 「仁」とは、人望のことで、人の上に立つ者が持っていなければ
 ならないものです。
 
 愛、寛容、他者への同情、憐れみの情等を持っていないと人の
 上には立てません。
 
 「礼」とは、礼儀正しさ、品性の良さのことです。
 
 他人の気持ちに対する思いやりを目に見える形で表現することです。
 
 礼はその最高の姿として、愛に近づくそうです。
 
 「誠」とは、真実性と誠意のことです。
 
 簡単な言葉で言うと、嘘を付かないこと、ごまかしをしないこと
 です。
 
 「名誉」とは、幼児のころから教え込まれるサムライの特色を
 なすものです。
 
 命よりも名誉の方が大切にされていました。
 
 「忠義」とは、主君に対する臣従の礼と忠誠のことです。
 
 武士道で最も重きが置かれる項目です。
 
▽今では、実際の武士を見ることはできません。

 しかし、現代人よりは礼節を重んじ、不正を嫌い、愛を持って
 生きていたのがサムライという存在だったようです。
 
 その存在は、違う身分の人たちからも尊敬されていたみたいです。





 この本には、明治の日本人が、昔を懐かしんで書いた本です。
 
 明治の世は、武士階級というのはなくなり、天皇を中心とする
 国創りが行われていた時期です。
 
 その時期には、まだ、武士道精神のかけらが残っていたのでは
 ないかと思われます。
 
 現在の日本は、そんなものはどこかへ置き去りにしてきてしまった
 みたいです。
 
 もう、戻れないです。



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道路の決着(2回目)
猪瀬直樹 道路の決着 猪瀬直樹 道路の決着
猪瀬 直樹 (2006/04/05)
小学館

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:道路の決着
 著者:猪瀬直樹
 出版:小学館
 定価:1429円+税
 購入:アマゾンマーケットプレイスで650円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/409394167X/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f4008190%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第一章 摘発
 第二章 分裂
 第三章 謀略
 第四章 決断
 第五章 追跡



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、2006年5月に出版されています。
 
 著者の本職はノンフィクション作家です。
 
 現在は、東京都副知事をしています。



 各組織・人が民営化に反対する理由とは?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)どのように決着したのか?



 著者の執念が実ったようです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)どのように決着したのか?

 ※「もっと知りたい方のために」を参照して下さい。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「どのように決着」したのでしょうか?

▽当時の小泉総理に任命された道路公団民営化委員会は、「有識者」
 としていろいろな人の推薦を受けて選んだ人のようですが、実際は
 裏でさまざまな組織の覇権争いが行われていました。
 
 国土交通省、日本道路公団、JR、それぞれの組織の利益を実現
 すべく民営化委員会に送り込まれ話し合いが始まったのです。
 
 こういった諮問委員会というのは、話し合いをまとめ、「意見書」
 として総理大臣へ提出します。
 
 それぞれの利害を意識しつつ話し合いが行われるので、まとまる
 方が難しいのかもしれません。
 
 お互いに「ここだけは譲れない」という部分があって、それぞれの
 委員のそれぞれの意見の裏を読み説くと、利益がどこへ向いている
 のかが見えてきます。
 
 国土交通省は当然自分たちの権力がいつまでも及ぶように、意見
 を出してくるし、道路公団代表は、道路公団の利益が最大限取れる
 ように意見を出してきます。
 
 JRは列車と車で利益が自分の組織に有利になるように、意見を
 出します。
 
 著者ともう一人の委員はバックに組織はなく、国民の利益を考えて
 意見を出します。
 
 その意見の裏側が著者によって一つ一つ暴かれていくのです。
 
▽民営化委員会はさまざまな妨害に会います。

 資料の提出を日本道路公団や国土交通省に依頼しても、委員会が
 開かれる前日の夜に提出してきたり、数字を改ざんして提出して
 きたり、重要な計算式を全て抜いてエクセルのデータを提出して
 きたり、政治家からいきなり電話がかかってきたり、とさまざま
 です。
 
 著者の事務所には、連日、無言電話や脅迫電話、脅しの文句が
 書いてあるファックスが流れてきたりしていたそうです。
 
 さまざまな組織のさまざまな妨害工作にもかかわらず、なんとか
 意見調整をして、最後の最後、小泉総理に意見書を提出する時に
 なって、自分の組織の意見が通らないと分かった民営化委員が
 辞任し、多数決を取るという「異例の事態」になってしまったの
 です。
 
 「多数決」は民主主義の基本かと思っていたのですが、こういった
 諮問委員会では多数決はほとんどないそうです。
 
 普通は、官僚が原案を作って、有識者の意見をつのり、おおむね
 官僚の思惑通りに意見がまとまり、全員一致の意見が提出される
 とのこと。
 
 したがって、「改革」に関するほとんどの意見書というのは、
 「骨抜き」にされてしまうのだそうです。
 
 そこを、今回の道路公団民営化委員会は著者の作戦と執念深さで
 官僚の言いなりにはなっていない意見書が作成されるところまで
 たどりついたのです。
 
 しかし、最後の最後で、自分の意見が通らないと分かった、委員会
 の委員長が自ら辞任してしまいます。
 
 意見書を提出した後にも、委員の辞任は続き、最終的に7人いた
 委員会のメンバーの内5名が辞任、欠席となり、残ったのは著者と
 もう一人だけでした。
 
 2人とも、日本国民の利益を優先して考える委員です。
 
 民営化委員を辞任、欠席したそれぞれの組織の人たちは、意見書に
 対して文句を言い始めます。
 
 自分たちのやってきた仕事をけなしているのです。
 
 その意見に乗せられたマスコミや政治家が大騒ぎしたり、国交省や
 道路公団からリークされたデマ情報をマスコミが報道したりと、
 道路という権力に群がる人たちの醜い争いがさまざまな形で表面に
 表れてきます。
 
▽提出された意見書は、「基本的に尊重する」という小泉総理の
 意見の通り、法案化の基礎資料になります。
 
 強制力は一切無くて、どれだけ意見書が尊重されるかは、政治家と
 官僚の思惑と決断にかかっているのです。

 問題は、法案化するのは国土交通省だということ。
 
 せっかく意見書を提出しても、法案化の段階で骨抜きにされて
 しまう可能性が高いのです。
 
 日本の意志決定の構造自体が、幾重の壁になって立ちはだかって
 います。
 
 残り2人になった民営化委員会は、道路公団が民営化されるまで
 地道に活動を続け、法案の細かい部分もチェックし、道路公団に
 関する「膿」を出し続けます。
 
▽結局、妥協した部分もあったみたいですが、著者らの踏ん張りに
 よって、ほぼ思惑通りの法案になりました。
 
 簡単に説明すると、次のようになります。
 
 道路公団は三つの民営化会社に分割され、資産の保有と債務の
 返済は別の機構が請負い、民営化会社は資産保有・債務返済機構
 に対し、リース料を払います。
 
 民営化会社の収入は、通行料金となり、税金や郵貯からお金が
 流れることはありません。
 
 また、返済も別会社にリース料として払うため、誤魔化すことも
 できないのです。
 
 談合のない競争入札のため、落札率は下がり、道路の維持・管理に
 関しても、ファミリー企業が独占することもなくなり、全て競争
 になったのです。
 
 その結果、維持・管理コストは下がります。
 
 民営化会社には、国交省OBの天下りは禁止されました。
 
 通行料に関しても柔軟に対応することができ、時間帯別の値下げが
 実施されたりしています。
 
 現在、首都高と、阪神高速で距離別の通行料に移行しようとして
 いますが、これも利用者の方を向いて考えて欲しいと思います。





 道路公団民営化は著者が民営化委員会にいなければ実現しなかった
 のではないかと思われます。
 
 新聞では決して報道されない事実や、政治家や役人の嘘、マスコミ
 のいい加減な報道、裏側で暗躍している官僚や官僚OB等々、
 現場の人間でなければ分からない情報が満載です。
 
 この本を読むと、日本の意志決定システムが恐ろしい構造で
 行われていることに気が付きます。



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道路の決着
猪瀬直樹 道路の決着 猪瀬直樹 道路の決着
猪瀬 直樹 (2006/04/05)
小学館

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:道路の決着
 著者:猪瀬直樹
 出版:小学館
 定価:1429円+税
 購入:アマゾンマーケットプレイスで650円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/409394167X/oyajimushicom-22/ref=nosim/
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──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第一章 摘発
 第二章 分裂
 第三章 謀略
 第四章 決断
 第五章 追跡



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、2006年5月に出版されています。
 
 著者の本職はノンフィクション作家です。
 
 現在は、東京都副知事をしています。



 利権に群がり執着する組織・人というのは醜いです。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)何が起きていたのか?



 報道では分からない部分がたくさんあります。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)何が起きていたのか?
 
 ※「もっと知りたい方のために」を参照してください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません> 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「何が起きていた」のでしょうか?

▽日本国はなぜ膨大な借金を抱えているのでしょうか?

 お小遣い帳的に考えてみると、「入ってくるお金より出ていくお金
 の方が多いから」です。
 
 お小遣いの場合は、手元にある現金しか使えないため借金をする
 ことはなく赤字になることはありません。
 
 国の場合は「国債」というのを発行し借金をします。
 
 借金をするのは別に悪いことではなくて、企業や個人の商売を
 考えても、借金ができるからいろいろなことができるようになり
 発展していくことができます。
 
 しかし、借金にも限度というものがあります。
 
 企業や個人は借金が多くなると、「債務超過」で立ち行かなくなり
 破産や倒産という形になります。
 
 しかし、国がいくら借金をしても倒産することはありません。
 (もしかしたらあるのかもしれませんが...)
 
▽著者や当時の総理大臣の小泉さんがやろうとしていたのは、道路
 公団の民営化です。
 
 道路公団とは、「日本道路公団」「首都高速道路公団」「阪神
 高速公団」「本州四国連絡橋公団」の4公団です。
 
 当時、この4公団の借金の合計はなんと40兆円!
 
 年間売上高は2兆6千億円なのに、さらに借金をして道路を造ろう
 としていたのです。
 
 毎年、借金の返済に7千億もの税金が投入されていました。
 
 道路を造り維持するにはお金がかかるのは分かりますが、その内訳
 が問題です。
 
 経営努力をしてそのような状態になっているのであれば、「しかた
 ないな」と思えるのかもしれません。
 
 しかし、経営努力というものは一切無く、談合による発注も高
 コスト、道路公団に巣くっているファミリー企業には潤沢に資金が
 流れていました。
 
 そのファミリー企業には、国土交通省や道路公団のOBが多数
 天下っています。
 
 まるでブラックホールのように、名前のついていない「税金」、
 郵貯から泉のごとく湧いてくる「財政投融資」を吸い込み、私服を
 肥やし、しかし表面上は膨大な借金という構図になっていました。
 
 その入り口と出口にメスを入れたのが、道路公団民営化と郵政
 事業民営化です。
 
 立場によっては、賛成反対が分かれると思います。
 
 しかし、日本国という見方をした場合は、民営化はしなければ
 ならなかった、と個人的には思っています。
 
▽この本が面白いのは、当時のテレビや新聞で報道されていた内容
 とは違って、霞ヶ関の役人や、道路公団の総裁や副総裁等の偉い
 人たち、道路族の異名を持つ政治家、マスコミ等々の裏事情が
 分かるという部分です。
 
 道路工事は競争落札のはずですか、その落札率が97%もあります。
 
 落札率とは、発注側が算出した予算に対し、受注側がどのくらいの
 金額で受注したかというのを数値で表したものです。
 
 97%ということは、発注側と受注側が出した金額がほぼ一致する
 ということで、競争落札をしている限りありえないはずなのです。
 
 それが、何年間分の落札率を平均して97%ということは、明ら
 かに発注側と受注側が話し合って決める「談合」が行われていた
 としか考えられない事態になってました。
 
 そのことを日本道路公団の技術系のトップである、副総裁に著者が
 問いただしたところ、「そんなことは知らない」と突っぱねます。
 
 最終的にこの副総裁は逮捕されてしまいます。
 
 こういったことが、一つ々暴かれていきます。
 
 著者は道路公団民営化会議を全てをメディアに公開し、自らも
 報道番組に出演し、巧みにマスコミを利用します。
 
 この作戦は功を奏し、報道を見ていたさまざまな機関が動き始め
 ます。
 
 道路公団に強制捜査が入り、いろいろな人が逮捕され、「膿出し」
 が始まります。
 
 著者の作戦は大成功で、道路族は世論の声を無視するわけにも
 いかず、鳴りを潜めます。
 
▽このような状況になるまでには、いろいろな裏事情があります。

 最初に行われ著者が参加していた「行革断行評議会」から、
 「民営化委員会」へ移行する際に、著者がそのまま選ばれたのか
 というと、そう簡単にはいかなかったみたいです。
 
 与党の政治家からは「猪瀬外し」を小泉総理に進言したり、族議員
 と呼ばれる政治家からの圧力もありました。
 
 しかし、一番の敵は霞ヶ関の国土交通省であり、日本道路公団
 だったのです。
 
 小泉総理は「サプライズ人事」が有名で、自民党内に基盤を一切
 持たない代わりに、そういった圧力にも関係のない人だったみたい
 です。
 
 民営化委員会には一番嫌われていた著者も選ばれました。
 
 著者は言います。
 
 「道路公団職員は、監督官庁の国交省道路局と表向きは利害が
 一致する限り協調関係を装うが、実際には面従腹背なのだ。民営化
 のかけ声を巧みに利用して国交省のくびきから逃れて独立王国を
 築きたいのである」
 
 「国交省道路局対公団技術系、国交省対公団事務系、公団技術系
 対公団事務系と三つどもえの覇権争いは、際限のない陰湿な喧嘩
 と妥協の繰り返しの世界であり、隠語が支配する奇妙な秩序の
 保たれた閉鎖的な空間だった」
 
 「そこへアウトサイダーの僕が、小泉首相の”代理”として国民
 の利益代表の立場で闖入(ちんにゅう)することで強烈なアレルギー
 反応が引き起こされたのである」
 
 民営化委員の選別は小泉総理が決めるのですが、それぞれの委員を
 推薦する人がいて、その水面下ではさまざまな利権争いが行われて
 いたのです。
 
 結果、民営化委員に選ばれたのは7人でその内訳は、国交省の
 代弁者2名、道路公団事務系の代弁者が2名、高速道路と競合
 関係にあるJRの利害の代弁者が1名、利害関係がない国民の
 代弁者は著者ともう一人の2名となりました。
 
 選んだ小泉総理は委員の背後関係を調べるまでにはいたらなかった
 ためこのような人選になってしまったみたいです。
 
 民営化委員会は、さまざまな利権と権力が絡み合ってはじまたの
 です。





 この本には、私達がテレビや新聞等の報道では決して知ることが
 できなかった、裏事情がたくさん書かれています。
 
 日本の政治家、霞ヶ関の役人、競争する企業の代表者が繰り広げる
 争いは、よくできたドラマより面白いかもしれません。
 
 次回、民営化が結果的にどうなったのかを紹介したいと思います。



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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:肝心なときにいつも失敗する人たち
 著者:杉田峰康
 出版:PHPエディターズグループ
 定価:1300円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4569612237/oyajimushicom-22/ref=nosim/



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 序 章 筋書きどおりの人生?
 第1章 あなたは自他肯定派?それとも…
 第2章 愚かなゲームをくり返す人たち
 第3章 「禁止令」につまずく人たち
 第4章 肯定的ストロークで対人関係を変える
 終 章 人生脚本に気づき、自分を変える



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :■■□□□
 豊かな心:■■□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、2000年7月に出版されています。
 
 著者は、日本の交流分析の第一人者として高く評価されていて、
 全国各地で講演、講座を行っている方です。
 
 著書も多数あります。



 なぜ肝心なときに失敗してしまうのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)人生ドラマの脚本とは?



 脱出するには時間が掛かるみたいです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)人生ドラマの脚本とは?

 「交流分析でいうゲームとは、繰り返し人間関係をこじらせたり、
 比建設的な結果を招いたりする行動パターンのことを指します。
 なぜゲームと呼ぶのかというと、このような行動パターンの裏には
 必ず、おかしなルールと隠された目的が潜んでいるからです」

 この本で紹介されているゲームを題名だけ書き出してみます。
 
 「キック・ミー」…拒絶を誘う人
 「はい、でも」…水掛け論ばかりする人
 「愚か者」…いつも肝心なところで失敗する人
 「ひどいもんだ」…つねに悲劇の主人公になりたがる人
 「不幸な私」…特別扱いされたがる人
 「弱みの正当化」…もっともらしい理屈をつける人
 「すみません」…謝りたおす人
 「私を捕まえて!」…自ら墓穴を掘る人
 「泥棒に追い銭」…金の無心を断りきれない人
 「ヒステリー糾弾」…人のあら探しばかりする人
 「あなたのためなのに」…好意の押し売りをする人
 「責任転嫁」…何でも人のせいにする人
 「思い込み」…いつも自分のことを棚上げする人
 「ラポ」…男女関係のトラブルメーカー

 この本で紹介されている禁止令を、題名だけ書き出してみます。
 
 「人生を楽しんではいけない」…ワーカー・ホリックの人
 「存在してはいけない」…けがや事故ばかりする人
 「成熟した女性(男性)になってはいけない」…子離れできない親たち
 「親から自立してはいけない」…なぜか結婚できない人
 「人のやり方に従ってはいけない」…かたくななプライドの持ち主
 「まともに考えてはいけない」…破滅的な行動をする人
 「人を愛してはいけない」…離婚、幼児虐待を繰り返す人
 「決して成功してはいけない」…肝心なところで失敗する人
 「健康であってはいけない」…病気ばかりする人
 「どうしてもホンネが言えない人」…感情を言葉に出してはいけない
 「皆の仲間入りをしてはいけない」…皆と同じことを楽しめない人



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 自分の脚本を考えてみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「人生ドラマの脚本」とはどのようなものなのでしょうか?

▽人間はおかしな動物で、同じ事を繰り返す傾向があります。

 例えば仕事も人生も途中までは上手く立ち回っているのに、もう
 少しで昇進とか、もう少しで結婚となると、本人にも理由はわから
 ないのですが、仕事で大失敗をしてしまうとか、破談になって
 しまう、といった人がいるそうです。
 
 しかも、一度だけではなく何度も繰り返してしまいます。
 
 そういった人たちは「自分の人生はついてない」と思って、運命の
 せいにしてしまいます。
 
 このように、人が無意識のうちに演じてしまう人生のドラマを
 「脚本」といいます。
 
 運命で決まっているのではなくて、描かれた脚本どおりに自分で
 人生を演じてしまうのです。
 
▽例えば、何度も何度も遅刻をする社員がいて、その上司は寛大に
 遅刻を注意し、社員も「気を付けよう」と決心しますが、遅刻は
 どうやっても改まりません。
 
 そのうち上司にも愛想をつかされてしまいます。
 
 本人は「どうして自分は、いつもこうなんだろう?」と自分でも
 理由がわからないけれど、なぜか遅刻を繰り返してしまうのです。
 
 この社員はたとえ職場を変えたとしても、同じ事を繰り返します。
 
 長年サラリーマンをしていると、いろいろな人が新たにやってきて
 いろいろな理由でいなくなります。
 
 その中には、「この人はずっとこうやって生きてきたんだろうな」
 と思う人がたくさんいます。
 
 口だけは達者だけど、実行が全然ともなわなくて、最終的に周りの
 人に迷惑をかけ、いつの間にかいなくなってしまう人。
 
 なぜかいつも、他人が気に障る言動をとってしまい、誰にも相手
 にされなくなってとうとう会社に来なくなってしまう人。
 
 そういえばいるな...と思った方もいるかと思います。
 
 このような、何度も繰り返される行動パターンは、交流分析では
 「ゲーム」と言います。
 
 著者は言います。
 
 「交流分析でいうゲームとは、繰り返し人間関係をこじらせたり、
 比建設的な結果を招いたりする行動パターンのことを指します。
 なぜゲームと呼ぶのかというと、このような行動パターンの裏には
 必ず、おかしなルールと隠された目的が潜んでいるからです」
 
 先程の遅刻を繰り返す社員は、「キック・ミー(私を蹴飛ばして
 くれ、私を拒絶してくれ)」のゲームを演じているのです。
 
 つまり、上司の怒りを自ら誘っている、ということになるのです。
 
 なぜ、こんな手の込んだややこしいことをするかというと、そう
 いう「脚本」に沿って人生ドラマを演じているからなのです。
 
▽「ゲーム」にはどのような種類があるのでしょうか。

 この本で紹介されているゲームを題名だけ書き出してみます。
 
 「キック・ミー」…拒絶を誘う人
 「はい、でも」…水掛け論ばかりする人
 「愚か者」…いつも肝心なところで失敗する人
 「ひどいもんだ」…つねに悲劇の主人公になりたがる人
 「不幸な私」…特別扱いされたがる人
 「弱みの正当化」…もっともらしい理屈をつける人
 「すみません」…謝りたおす人
 「私を捕まえて!」…自ら墓穴を掘る人
 「泥棒に追い銭」…金の無心を断りきれない人
 「ヒステリー糾弾」…人のあら探しばかりする人
 「あなたのためなのに」…好意の押し売りをする人
 「責任転嫁」…何でも人のせいにする人
 「思い込み」…いつも自分のことを棚上げする人
 「ラポ」…男女関係のトラブルメーカー
 
 もしかして...と思った方は読んでみてください。
 
▽人生の脚本は、(予想通り)子どもの頃の親との関係によって
 構築されます。
 
 したがって、ドラマを演じる人は、そのことに気が付かなければ
 どうしようもないことなのです。
 
 でも、気が付いてしまえば何とかなるのではないかと思います。
 
 子どもの頃に与えられる脚本には「禁止令」というのもあります。
 
 種類は数え切れないくらいあるみたいですが、この本で紹介されて
 いる禁止令を、これも題名だけ書き出してみます。
 
 「人生を楽しんではいけない」…ワーカー・ホリックの人
 「存在してはいけない」…けがや事故ばかりする人
 「成熟した女性(男性)になってはいけない」…子離れできない親たち
 「親から自立してはいけない」…なぜか結婚できない人
 「人のやり方に従ってはいけない」…かたくななプライドの持ち主
 「まともに考えてはいけない」…破滅的な行動をする人
 「人を愛してはいけない」…離婚、幼児虐待を繰り返す人
 「決して成功してはいけない」…肝心なところで失敗する人
 「健康であってはいけない」…病気ばかりする人
 「どうしてもホンネが言えない人」…感情を言葉に出してはいけない
 「皆の仲間入りをしてはいけない」…皆と同じことを楽しめない人
 
 職場の、私の隣の席には、一年中何らかの病気をしている「健康
 であってはいけない」禁止令の人がいます。
 
▽では、このような「脚本」は書き換えることはできないのでしょうか?
 
 子どもがいる方は、子どもとの接し方が書いてあるので、子どもの
 将来のために、ぜひ読んでみて下さい。
 
 問題は、大人になってからどうするかです。
 
 まずは自分が人生ドラマを脚本に従って演じていることに気が
 付くことです。
 
 そして、専門家に相談することです。
 
 おそらく自分ではどうしようもないし、素人でもおそらくどう
 しようもないです。
 
 専門のカウンセラーの相談するのが一番確実で早いです。





 この本は、じぶんではなぜか分からないが、いつも何らかの失敗を
 何度も繰り返してしまう人のことを解説した本です。
 
 自分のことを思い返してみると、確かに何度か繰り返している
 ことがあります。
 
 それは、「苦しい現実を何年も我慢する」ということです。
 
 どのような脚本が描かれているのか分かりませんが、おそらく
 2度と繰り返さないと思います。
 
 次に苦しい現実が来たときは、とにかく逃げます(笑)
 
 まずは、気が付くことです。



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空気と戦争
空気と戦争 (文春新書 583) 空気と戦争 (文春新書 583)
猪瀬 直樹 (2007/07)
文藝春秋

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:空気と戦争
 著者:猪瀬直樹
 出版:文春新書
 定価:710円+税
 購入:本屋さんで購入



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4166605836/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f4470346%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 はじめに
 第一章 東条英機に怒鳴られた二十六歳の高橋中尉
 第二章 三十代の模擬内閣のシミュレーション
 第三章 数字が勝手に歩き出す
 第四章 霞ヶ関との戦い
 おわりに



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、2007年7月に出版されています。
 
 著者は、ノンフィクション作家で、大学の客員教授や東京都の
 副知事もしています。
 
 著書も多数あります。



 「空気」とはいったいなんなのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)「空気」とは?



 歴史は続いています。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)「空気」とは?

 「戦前は軍国主義、戦後は平和主義という教科書的な図式では
 現在の自分たちの姿は見つめられない」
 
 「戦前の明治憲法ではたしかに天皇は国家の最高責任者であり、
 天皇主権。戦後の憲法では天皇は象徴に過ぎず、主権在民。正反対
 ではあるが、実質的に日本を動かしていたのは官僚機構であり、
 天皇主権でも主権在民でもない官僚主権が続いているという意味
 では戦前も戦後も連続しているといえる」

 「東條陸相は、人造石油の開発はドイツと同じようにすでに実績を
 あげているはずで、アメリカが石油を禁輸してもじたばたしなくて
 よい、と楽観的に信じていたのだ」

 「『空気』とはまことにおおきな絶対権をもった妖怪である。
 一種の『超能力』かも知れない。何しろ、専門家ぞろいの海軍の
 首脳に、『作戦として形をなさない』ことが『明白な事実』で
 あることを、強行させ、後になると、その最高責任者が、なぜ
 それを行ったかをひと言も説明出来ないような状態に落とし込んで
 しまうのだから、スプーンが曲がるの比ではない。」
 
 「こうなると、統計も資料も分析も、またそれに類する科学的手段
 や論理的論証も、一切は無駄であって、そういうものをいかに精密
 に組み立てておいても、いざというときは、それらが一切消し飛
 んで、すべてが『空気』に決定されることになるかも知れぬ」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「空気」とは何なのでしょうか?

▽著者の書いた本は、資料や取材によって事実を積み重ねていて、
 なかなか面白いので、最近読むようになりました。
 
 今回のテーマは「戦争」です。
 
 太平洋戦争の歴史を描いた本は、ほとんどは何らかの思想(イデ
 オロギー)が入ってます。
 
 右だったり、左だったり。
 
 それがあまり好きではなくて、今まで避けていたのかもしれません。
 
 しかし、今回紹介する本はそういった思想がほとんど書かれて
 いません。
 
 もしかしたら、上手いこと乗せられているのかもしれませんが...
 
▽著者は昔から、

 「なぜ日本は負ける確率が高い戦争を始めてしまったんだろう」
 
 と思っていたそうです。
 
 確かに言われてみればおかしな話です。
 
 現在も経済的に見ても、物資的に見ても、生産力で見ても、軍事力
 で見ても、どうやってアメリカと戦争しても勝てません。
 
 それは太平洋戦争が始まる前も同じだったみたいで、勝てる材料は
 ほとんどなかったのです。
 
 それなのに日本は戦争に突入してしまったのです。
 
 なぜなのでしょうか?
 
▽それを知るためには、「日本を動かしているのは何か?」という
 ことを知らなくてはなりません。
 
 戦前・戦中と戦後はまったく別の日本の歴史が流れていると考えて
 しまうと、歴史が見えなくなってしまいます。
 
 著者は言います。
 
 「戦前は軍国主義、戦後は平和主義という教科書的な図式では
 現在の自分たちの姿は見つめられない」
 
 「戦前の明治憲法ではたしかに天皇は国家の最高責任者であり、
 天皇主権。戦後の憲法では天皇は象徴に過ぎず、主権在民。正反対
 ではあるが、実質的に日本を動かしていたのは官僚機構であり、
 天皇主権でも主権在民でもない官僚主権が続いているという意味
 では戦前も戦後も連続しているといえる」
 
 日本がどうやって動いているかという部分をみてみると、日本
 という国は、実は社会主義国に近いのではないかと思われるくらい
 「官僚」が力を持っていて、実質的に国を動かしています。
 
 たしかに「政治家」という意志決定機関があるのですが、その
 政治家は「官僚」がいないと政治が成り立たないのです。
 
 それは、現在も戦争当時も同じで、明治維新で日本という国を
 作って以来、その構造は変わっていないのです。
 
 その「連続性」というのを考慮して歴史を見てみると、なぜ日本は
 戦争に突入してしまったのか?ということが見えてきます。
 
▽戦争に突入する前、日本は近衛内閣で、陸軍大臣だったのが東条
 英機です。

 中国で諸外国と利害が対立していた日本は、「ABCD包囲網」
 により、石油がほとんど入手できなくなっていました。
 
 望みの綱だったアメリカからの輸入は、「石油製品輸出許可制」が
 実施されてから一滴の石油も入手できなくなってしまったのです。
 
 当時は石油がないと、全てが止まってしまいます。
 
 そこで、陸軍で燃料の研究をしていた部署が、どのくらい持つか?
 という結果を持って、東条陸相のもとへ説明しに行きます。
 
 「インドネシア進駐を決断せよ」と。
 
 そうしないと日本は立ちゆかなくなる、ということを説明したの
 ですが、東條陸相は「泥棒せい、というわけだな」と怒られた
 そうです。
 
 実は、東條陸相は石炭から油を作る「人造石油開発」が上手く
 いっていたと思っていたらしいのです。
 
 官僚が提示する数字にかなりの嘘があって、人造石油はほとんど
 使い物にならなかったのをほとんど知らなかったみたいです。
 
 著者は言います。
 
 「東條陸相は、人造石油の開発はドイツと同じようにすでに実績を
 あげているはずで、アメリカが石油を禁輸してもじたばたしなくて
 よい、と楽観的に信じていたのだ」
 
 何だか、どこかで聞いたことがある構図です。
 
▽米英と戦争をした場合、どうなるか?といった「模擬内閣」を
 30代の優秀な官僚や一般人から選ばれた人たちが利害関係なしで
 シミュレーションしたそうです。
 
 正しいデータを元に、様々なパターンを予想して、様々なシミュ
 レーションを行ってみたのですが、どうシミュレーションしても
 日本は絶対に勝てないという結果が出ました。
 
 当時陸相だった東条英機はそのシミュレーションをよく視察して
 いたそうです。
 
▽戦争突入は避けられないか?といった状況の中、昭和天皇から、
 近衛内閣が決めた戦争開始の決定を白紙撤回するように命を受け、
 東條内閣が誕生します。
 
 天皇を絶対視していた東条英機は何とか戦争を回避しようと考え
 ていました。
 
 そこで、戦争をやるかやらないかもう一度議論をすることになり
 ます。
 
 そのときに、いろいろなデータを出して、「数字」で戦争をするか
 どうか決めるということになりますが、その数字というのがくせ者
 で、日本が有利になるような数字が出てくるようになります。
 
 なぜ、そうなってしまうのでしょうか?
 
 周囲の空気(ムード)で、そう言った数字を出さざるおえなく
 なってしまっていたのです。
 
 戦争を回避しようと苦慮していた東條首相は、周囲の戦争ムードを
 押し切ることができなかったのです。
 
 昭和天皇の元へ戦争決定の報告をしに行った時に、途中で泣き
 出してしまったそうです。
 
 データを出してきた部署も、議論をしていた政治家も、「戦争を
 する」という空気の中で話し合いをしているので、データに現実感
 がなくても、その空気に従わざるを得ないデータを出すしかな
 かったのです。
 
 実は、政治家も官僚も一部の人の除いて、戦争に勝てるとは思って
 いなかったのではないでしょうか。
 
 勝てると思っていたのは、何も知らない一般市民だけだったの
 ではないかと思われます。
 
 評論家の山本七平という人が、「空気」のことを次のように説明
 しています。
 
 「『空気』とはまことにおおきな絶対権をもった妖怪である。
 一種の『超能力』かも知れない。何しろ、専門家ぞろいの海軍の
 首脳に、『作戦として形をなさない』ことが『明白な事実』で
 あることを、強行させ、後になると、その最高責任者が、なぜ
 それを行ったかをひと言も説明出来ないような状態に落とし込んで
 しまうのだから、スプーンが曲がるの比ではない。」
 
 「こうなると、統計も資料も分析も、またそれに類する科学的手段
 や論理的論証も、一切は無駄であって、そういうものをいかに精密
 に組み立てておいても、いざというときは、それらが一切消し飛
 んで、すべてが『空気』に決定されることになるかも知れぬ」
 
 つまり、データ上は絶対に戦争は回避しなければならない、と
 出ているのに、戦争をするのだ、という「空気」だったため、
 データはとことん無視され、戦争へ突き進んでしまったのです。
 
 「空気」で戦争してしまうんですね。





 この本は、戦争を別の方向から観察し、資料や取材を元に書いた
 内容です。
 
 イデオロギー的なものはほとんど入っていません。
 
 私が学校で習ってきた日本の歴史とはかなり違うような気がします。
 
 「空気」は実は現在も同じで、著者がずっと対決していた「道路
 公団民営化」において、「道路を造る」というのは、まさに「空気」
 に支配されているとしか思えない状況で造られてきたのです。
 
 そういった見方をすると、昔も今も歴史は続いています。
 
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大丈夫。人は必ず生まれ変われる。
大丈夫。人は必ず生まれ変われる。 大丈夫。人は必ず生まれ変われる。
岩井 喜代仁 (2005/07/14)
文藝春秋

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:大丈夫。人は必ず生まれ変われる。
 著者:岩井喜代仁
 出版:文藝春秋
 定価:1200円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4163672400/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
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──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 子どもたちへ
 第2章 こうして不良になっていった
 第3章 再生への道
 第4章 忘れられない仲間たち



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■■■■■
 豊かな心:■■■■■
 おすすめ:■■■■■



 この本は、2005年7月に出版されています。
 
 著者は、薬物依存社のための民間の社会復帰施設・茨城ダルク
 「今日一日ハウス」の代表をされています。
 
 ヤクザの組長もやってました。



 薬物依存の恐ろしさとは?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)薬物依存の恐ろしさとは?



 一生治らないそうです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)薬物依存の恐ろしさとは?

 ※「もっと知りたい方のために」を参照ください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 気を付けよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「薬物依存の恐ろしさ」とはどのようなものなのでしょうか?

▽普通に生活していると、ニュース等で「覚醒剤所持で逮捕」の
 報道を聞いても「自分には関係のない世界だ」とずっと思って
 ました。
 
 遠い世界のでの出来事だと。
 
 しかし、この本を読んでしまうと、その遠い世界の話は、実は
 障子を挟んだすぐ隣の部屋での出来事みたいです。
 
 薬物依存といっても様々なものがあって、覚醒剤、シンナー、
 合法・非合法の薬物、そして、ベンザブロック等の風邪薬も使用法
 によっては立派な薬物依存になるそうです。
 
 そして、自分で意識して薬物に依存する場合と、病院や少年院等で
 大量の鎮静剤や、入眠剤、筋肉弛緩剤等を投与され、薬物依存に
 なる場合もあるそうです。
 
 いずれにしろ薬物依存になると、一生治らないそうです。
 
 どんな治療をしても、薬物依存からは絶対に抜けられない。
 
 抜けられたという状態は、「身体はとても薬物を欲しがっている
 のだけれど、何とかそれを思いとどまっている状態」なのだそう
 です。
 
 その状態は死ぬまで治らないし、何年薬を使わない期間があった
 としても、気を抜くとあっという間にドップリと浸かってしまう
 のが薬物依存の恐ろしさです。
 
▽この本を書いているのは、23歳でヤクザの組長になった男で、
 そのときは組員が100名以上いたそうです。
 
 覚悟決めて背中に刺青を入れてしまいます。
 
 ついでに書いておくと、刺青をすると「C型肝炎」をもらって
 しまうそうです。
 
 C型肝炎は一生治らない病気で、しかも何時死ぬか分からない
 病気です。
 
 だから、絶対に刺青は入れちゃいけないとのこと。
 
 背中一面に刺青を入れた元ヤクザの親分が言うのですから説得力が
 あります。
 
▽23歳で組長になった著者は、とにかく稼がないとならないらしく
 一番手っ取り早いのが覚醒剤でした。
 
 覚醒剤の売人を始めた著者は、初めは「絶対に使わない」と決め
 ていたそうですが、あるとき覚醒剤を買った人に「効かない」と
 言われ、「いっぺん、おまえ、使ってみろ」と言われ、試しに
 使ってみたそうです。
 
 そこから転落の人生がはじまります。
 
 「一度くらいなら」と興味本位から覚醒剤に手を出しても、絶対に
 抜けられなくなるそうです。
 
 それは、シンナーも同じで、著者が言うには身体への影響を考える
 と覚醒剤よりシンナーの方が悪いそうです。
 
 覚醒剤は、幻覚や幻聴などがするようになりやがて精神に破綻を
 きたします。
 
 シンナーは、その作用は覚醒剤と同じですが、脳を溶かしてしまう
 そうです。
 
 歯はボロボロになり、骨もボロボロになり火葬場で焼いても骨は
 残らず灰にしかなりません。
 
 シンナー依存者を見てきた著者が言うには、だいたい14歳くらい
 から始まるそうです。
 
 友達がやっているのを見て、興味本位から一度だけやってみる、
 というのがおきまりのパターンです。
 
 そこで3?4年やって、シンナーを止める子も多いそうですが、
 脳に影響が出る薬物なので脳の成長は14歳で止まってしまう
 とのこと。
 
 恐ろしいです。
 
▽著者は覚醒剤が原因で、27歳で指を2本落とし、33歳のときに
 とうとうヤクザをクビになってしまいます。
 
 それから、覚醒剤の売人になって全国を渡り歩くのですが、とう
 とう逮捕されてしまいます。
 
 それでも、子どもが嘆願書を裁判所に提出したために執行猶予が
 ついてしまい、刑務所に入ればやっと薬から抜けられると思って
 いたのに、入ることができなかったのです。
 
 拘置所を出た著者は、その足で薬を手に入れ、使ってしまいます。
 
 もう抜けられなくなっていました。
 
 山の中に逃げたらもう覚醒剤使わないだろう、と思い山に登って
 気が付いたら右手に注射器、左手に覚醒剤を持って登っていた
 そうです。
 
 「もう死ぬしかない」、そう思ってロープを木に掛けて首を吊ろう
 としてもなかなか死ねず、「覚醒剤をもう一回使ってから死のう」
 という気持ちになってしまうのです。
 
 覚醒剤依存のために死ぬこともできなかったのです。
 
▽どん底の人生も、ある人の出会いで変わります。

 その人は、薬物依存者のための社会復帰施設「ダルク」を設立
 した人で、著者をその一つの施設の長に任命したのです。
 
 そこから、著者の人生は少しずつ変わっていくことになります。
 
 そうしたなかで出会ったある神父にこう言われます。
 
 「岩井さん、大丈夫、人間は生まれ変われます。どんな人でも
 生まれ変わることができるんです」
 
 「昨日までのことはいいんです。生まれ変わればいいんです」
 
 そう言われて、著者はやっと救われた気持ちになります。
 
 そして、今度は薬物依存に苦しむ人たちを救う側になります。
 
▽何でもそうですが、「依存症」というの恐ろしい病気です。
 
 人間の弱い部分にたくみに入ってきて、ドップリとはまってしまい、
 そこから抜けられなくなってしまうのです。
 
 アルコール依存もそうだし、人間関係の依存(共依存)も同じです。
 
 何かを必死に求めているけど、手に入らないという状態を、別の
 何かにすり替えてその思いを満たそうとするのです。
 
 その他にも、「興味本位でやってみたら抜けられなくなった」と
 いう状態が起きるのが「薬物依存」の恐ろしい部分かもしれません。
 
 シンナーに依存している子も、ごく普通の子が多いそうです。
 
 だから、まずはそういう環境に置かないことが大切なのです。
 
 そして、依存症になったら絶対に自分や家族では治せないのです。
 
 抱え込まないで、専門の矯正施設等へ相談することが解決への道
 です。





 この本は、自ら薬物依存に苦しんでいる著者のすさまじい体験が
 語られています。
 
 今回は薬物依存の恐ろしい部分を主に紹介しましたが、人が人を
 思い、助ける気持ちに感動できる内容でもあります。
 
 思春期の子どもがいる親にはぜひ一度読んでもらいたい一冊です。
 
 おすすめです。



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ピーターの法則
ピーターの法則 ピーターの法則
ローレンス・J・ピーター、レイモンド・ハル 他 (2003/12/12)
ダイヤモンド社

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:ピーターの法則
 副題:創造的無能のすすめ
 著者:ローレンス・J・ピーター
 出版:ダイヤモンド社
 定価:1400円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4478760853/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1624486%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 世界には無能がはびこっている?ピーターの法則
 ピーターの法則に支配される社会?“検証”ピーターの法則
 ついに例外は発見されなかった?擬似昇進の研究
 能力によらない昇進?引きと昇進
 がむしゃらな昇進の追求?押しと昇進
 服従する者と指導する者?昇進のパラドックス
 政治家と役人はなぜ無能なのか??階層社会学と政治
 無能を発見した人々?先駆的研究の紹介
 なぜ人は無能へと突き進むのか??階層社会の心理学
 無能が無能を生む?ピーターの悪循環
 あなたの病気の本当の原因は??成功の病理学
 無能ゆえの奇妙な行動?ピーターの人間観察
 無能レベルでの健康と幸福?すりかえの術
 創造的無能のすすめ?知恵と戦略
 ピーターの法則が世界を救う?進化論的応用



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■■
 勇気  :■■■□□
 豊かな心:■□□□□
 おすすめ:■■■■■



 この本は、2003年12月に出版されています。
 
 著者は、南カリフォルニア大学の教授です。同大学で規範教育
 研究所ディレクター、情報障害児支援プログラムコーディネーター
 を歴任されています。
 
 さまざまな教育に関する経験から「階層社会学」を提起している
 方です。



 創造的な「無能」とはどのような状態なのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)創造的無能とは?



 著者は創造的無能をすすめています。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)創造的無能とは?

 「階層社会では、すべての人は昇進を重ね、おのおの無能レベルに
 到達する」
 
 「やがて、あらゆるポストは、職責を果たせない無能な人間に
 よって占められる」
 
 「仕事は、まだ無能レベルに達していない者によって行われている」

 「初めから昇進の話を持ちかけられないように工夫することに
 よって、上のポストに昇るのを避ける」
 
 「これこそが、最終的な昇進を避けるための確実な方法です。
 仕事においても、私生活においても、健康と幸福を手に入れる
 ための秘訣なのです」
 
 「これが『創造的無能』と呼ばれるものです」

 いくつか紹介されていますので箇条書きにしてみます。
 
 ・変人ぶりを発揮する
 ・一匹狼たれ(無愛想な変人ぶり)
 ・車の使い方で一工夫する
 ・外見を演出する

 「あなたが昇進を回避したいと思っている事実を、絶対にまわりに
 悟られてはいけません」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 有能なままでいよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「創造的無能」とはどのような状態なのでしょうか?

▽「ピーターの法則」というのは、知っている人もたくさんいるかと
 思います。
 
 人間が属するあらゆる組織で、身分や等級や階級に従って構成員や
 従業員の配置が決まる組織であれば「階層社会」と言えます。
 
 一番多いのは会社組織です。
 
 学校もそうだし、宗教団体も階層社会です。
 
 小さな単位で見ると「家族」というのも階層社会で、大きな単位で
 見ると「生物」というのも階層社会です。
 
 その階層社会でかならず見られるのが、「ピーターの法則」です。
 
 ピーターの法則を簡単に解説すると以下のように表現されます。
 
 「階層社会では、すべての人は昇進を重ね、おのおの無能レベルに
 到達する」
 
 「やがて、あらゆるポストは、職責を果たせない無能な人間に
 よって占められる」
 
 「仕事は、まだ無能レベルに達していない者によって行われている」
 
 以上がピーターの法則の中核をなす考え方です。
 
 確かに、言われる通りです。
 
 会社組織にいる限り、人間は昇進を目指します。
 
 自分の年収を上げるには昇進するのが一番手っ取り早い方法です。
 
 皆が管理職に向かって仕事をしていると言っても過言ではありま
 せん。
 
 しかし、会社の人間全員が全員、管理職に向いているわけでは
 ないのです。
 
 「縁の下の力持ち」で自分の力を最大限発揮する人もいれば、
 他人に何かを売るセールスという仕事で自分の才能を最大限発揮
 できる人もいます。
 
 誰もが皆、管理職で力を発揮できるというわけではありません。
 
 「適材適所」を無視した昇進が、組織内で人を「無能」にして
 しまうことになります。
 
 これを「ピーターの法則」と言います。
 
▽無能に到達した人々は、そのポストにいることによってストレスを
 感じ、やがて病気を患うことになります。
 
 成功を収めた人たちが、背負った責任の大きさのために、身体的に
 無能状態に達すると以下の様な病気になるそうです。
 
 消化性潰瘍、けいれん性大腸炎、粘液性大腸炎、高血圧、便秘、
 下痢、糖尿、アルコール中毒、過食と肥満、食欲不振、不眠等々...
 
 せっかく以前のポストで実力を認められて昇進したのに、昇進
 したポストは自分の力は発揮できず「無能」状態に陥ってしまい、
 挙げ句の果てに病気になってしまうというのは、何ともばからしい
 ことです。
 
 また、病気にはならなくても、「無能」状態に到達した人を見分
 けるための症状が紹介されているので書き出してみます。
 
 ・デスクのまわりに表れる無能の症状
 
  電話依存症
  書類恐怖症
  書類溺愛症
  ファイル偏執症
  巨大デスク依存症
  デスク恐怖症
 
 ・無能の心理学的症状
 
  自己憐憫症
  フローチャート狂信症
  難癖症
  シーソー症候群
  外見偏屈症
  惰性的バカ笑い症
  建造物執着症
  チックや奇癖
 
 ・話し方に表れる無能の症状
 
  頭文字・略称愛好症
  万能会話・万能スピーチ
 
 詳細が知りたい方は、本を読んでみてください。
 
▽では、どうすれば組織に属している人間は「無能」に到達しなく
 なるのでしょうか。
 
 組織に属した最初から「無能」であれば、昇進しないので、なんら
 気にすることはありません。
 
 ただ、最近では「リストラ」という別の事態に遭遇する可能性は
 ありますが...
 
 仕事は他人よりすばらしくできる、いわゆる「有能」の部類に
 入る人たちが、どうすれば昇進しないで「有能」の状態のまま
 そこにいることができるようになるのでしょうか?
 
 簡単に考えられるのは、「昇進を断る」ことです。
 
 これを「ピーターの受け流し」と言うそうです。
 
 しかし、「ピーターの受け流し」もなかなか成功しないそうです。
 
 そこで、「ピーターの受け流し」よりも賢いやり方というのが
 紹介されています。
 
 その方法とは、
 
 「初めから昇進の話を持ちかけられないように工夫することに
 よって、上のポストに昇るのを避ける」
 
 「これこそが、最終的な昇進を避けるための確実な方法です。
 仕事においても、私生活においても、健康と幸福を手に入れる
 ための秘訣なのです」
 
 「これが『創造的無能』と呼ばれるものです」
 
 「意図的に」とはどのような方法なのでしょうか?
 
 いくつか紹介されていますので箇条書きにしてみます。
 
 ・変人ぶりを発揮する
 ・一匹狼たれ(無愛想な変人ぶり)
 ・車の使い方で一工夫する
 ・外見を演出する
 
 あくまでも仕事は「有能」でなくてはならないです(笑)
 
 一つだけ注意事項があります。
 
 「あなたが昇進を回避したいと思っている事実を、絶対にまわりに
 悟られてはいけません」
 
 じゃないと「昇進」させられてしまいます。





 この本は、「有能であればあるほど無能に近づく」という階層
 社会でのおかしな現象について解説された本です。
 
 「階層社会学」という堅苦しい言葉が出てきたので、難しそうに
 思うかもしれませんが、全くそんなことはなく、なかなか楽しく
 読むことができました。
 
 仕事でストレスを溜めない方法として、「創造的無能」を目指
 すのが良いかもしれません。
 
 ただ、お金に関しては期待できないです。



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日本人はなぜ無宗教なのか
日本人はなぜ無宗教なのか (ちくま新書) 日本人はなぜ無宗教なのか (ちくま新書)
阿満 利麿 (1996/10)
筑摩書房

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:日本人はなぜ無宗教なのか
 著者:阿満利麿
 出版:ちくま新書
 定価:680円
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4480056858/oyajimushicom-22/ref=nosim/
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──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 「無宗教」の中身
 第2章 「無宗教」の歴史
 第3章 痩せた宗教観
 第4章 日常主義と宗教
 第5章 墓のない村



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、1996年10月に出版されています。
 
 2003年7月時点で第18刷発行とあります。
 
 長く読まれているようです。
 
 著者は、明治大学の教授で、専攻は「日本思想史」です。
 
 特に日本人にとっての宗教の意味を探求しているそうです。
 
 著書も多数あります。




 本当に無宗教なのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)日本人はなぜ無宗教になったのか?



 元々は違っていたようです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)日本人はなぜ無宗教になったのか?

 「日本人の多くが、『無宗教だ』と言うときには、『特定の宗派の
 信者ではない』という意味なのであり、キリスト教徒などがいう
 『無神論者』ということはない」
 
 「だいたい日本人の多くはこれから述べるように、むしろ宗教心は
 豊かなのである。ただ、その宗教心を『特定の宗派』に限定され
 ることに抵抗があるのだ」

 「『創唱宗教』とは、特定の人物が特定の教義を唱えてそれを
 信じる人たちがいる宗教のことである」
 
 「これに対して『自然宗教』とは、文字通り、いつ、だれによって
 始められたのかも分からない、自然発生的な宗教のことであり、
 『創唱宗教』のような教祖や教典、教団を持たない」
 
 「あくまでも自然に発生し、無意識に先祖たちによって受け継がれ、
 今に続いてきた宗教のことである」

 「天皇を絶対視する神道を、『信教の自由』の見地からただちに
 国教化できないとすれば、その神道を宗教とはみなさなければ
 よいのである。もし神道を宗教と見なさないということになれば、
 神道を国民に強制しても、『信教の自由』には一向に抵触しない
 ことになる」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 自分の宗教観をもう一度見つめ直してみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「日本人はなぜ無宗教になった」のでしょうか?

▽日本人は、自ら「無宗教だ」と主張します。

 ある調査によると、全体の(何の全体か分かりませんが)7割の
 人が「無宗教だ」と答えているそうです。
 
 しかし、その7割のうちの75%の人たちが「宗教心は大切だ」と
 答えているそうです。
 
 つまり、大半の人は「個人的には無宗教だが、宗教心は大切だ」
 と思っていることになります。
 
 これは本当なのでしょうか?
 
 自分のことを考えてみると、確かに、キリスト教やイスラム教、
 仏教にも入信していません。
 
 その他、宗教に関する団体には全然係わっていません。
 
 にも関わらず、宗教心、もしくは宗教観というのは確実に持って
 います。
 
 著者は言います。
 
 「日本人の多くが、『無宗教だ』と言うときには、『特定の宗派の
 信者ではない』という意味なのであり、キリスト教徒などがいう
 『無神論者』ということはない」
 
 「だいたい日本人の多くはこれから述べるように、むしろ宗教心は
 豊かなのである。ただ、その宗教心を『特定の宗派』に限定され
 ることに抵抗があるのだ」
 
▽このような状態は、外国に行くと信じられない状態なのだそうです。

 特定の宗派に属していないということは「道徳がない」という
 理屈になるみたいです。
 
 外国に長期滞在すると、必ず「あなたの宗教は?」と聞かれる
 とのこと。
 
 それによって、その人のものの見方が理解されるのです。
 
 だから、外国へ行って「あなたの宗教は?」と聞かれたら、
 「仏教か神道だ」と答えておきなさい、と言われるそうです。
 
 かと言って、その先のことを聞かれても困りますが...
 
▽著者の分析によると、日本には「自然宗教」と「創唱宗教」の
 2つが存在するそうです。
 
 著者は言います。
 
 「『創唱宗教』とは、特定の人物が特定の教義を唱えてそれを
 信じる人たちがいる宗教のことである」
 
 「これに対して『自然宗教』とは、文字通り、いつ、だれによって
 始められたのかも分からない、自然発生的な宗教のことであり、
 『創唱宗教』のような教祖や教典、教団を持たない」
 
 「あくまでも自然に発生し、無意識に先祖たちによって受け継がれ、
 今に続いてきた宗教のことである」
 
 たしかに「自然宗教」だと、「あなたの宗教は?」と聞かれても
 答えようがありません。
 
 しかも、そこには日本人特有の「曖昧さ」が加わってきます。
 
▽では、日本人は昔から現在と同じように、特定の宗教に参加して
 いなかったのでしょうか?
 
 まず、日本の中世では現在とは違い、日常生活の全てが神仏と
 ともに営まれていたそうです。
 
 人々は、神仏の存在を信じ、仏教の考え方である輪廻転生も信じ
 られていて、死後、地獄に堕ちないように、死後の世界の救済が
 切実に求められていたそうです。
 
 元々日本人は、しっかりとした宗教を持っていたのです。
 
 しかし、そのうちに「儒教」という思想が中国から日本に入って
 きます。
 
 儒教の考え方は「仁義礼智信」という言葉で表されるように、
 人間関係のあり方を教えるものです。
 
 儒教の考え方が広まるにつれて、神道や仏教は、個人の私的な
 頼み事になってしまったのです。
 
▽それ以降、江戸時代まで、日本の仏教や神道はいろいろな変遷を
 たどります。

 その時々の考え方に合うように形を変えることになります。
 
 仏教は葬式を司るようになります。
 
 そして、明治維新が起こり、新政府はどのような国家にするかを
 考えます。
 
 最終的に「天皇を中心とした国家を創る」ということになります。
 
 明治政府は、神道を国教にしたかったみたいですが、それは諸外国
 や国内からの反発を買い、断念します。
 
 しかし、ここからがとても日本的な考え方になりますが、「神道は
 宗教ではない」という「神道非宗教論」を唱えるようになります。
 
 むりやりです(笑)
 
 著者は言います。
 
 「天皇を絶対視する神道を、『信教の自由』の見地からただちに
 国教化できないとすれば、その神道を宗教とはみなさなければ
 よいのである。もし神道を宗教と見なさないということになれば、
 神道を国民に強制しても、『信教の自由』には一向に抵触しない
 ことになる」
 
 この考え方を元に、廃仏毀釈により、仏教は葬式仏教だけになり、
 神社も統制されるようになります。
 
 そして、太平洋戦争は終わり、宗教とはみなされない神道の行事
 のみが残ったのです。
 
 現在の状況が良いのか悪いのかは分かりませんが、特定の宗派には
 参加しなくても、宗教観があれば良いのではないかと思います。





 この本には、日本の宗教に関する歴史が詳細に分析されています。
 
 確かに日本は、特定の宗教が存在しないために、道徳心をしっかり
 教えることもありません。
 
 そのために様々な問題が起こっているのも事実です。
 
 しかし、特定の宗教が存在するために、世界では昔から今日まで
 様々な争いが起きています。
 
 個人的には、今の日本の「無宗教だけど宗教観を持つ」という
 考え方で良いのではないかと思います。



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「困った人たち」とのつきあい方
「困った人たち」とのつきあい方 「困った人たち」とのつきあい方
ロバート・M. ブラムソン (1997/06)
河出書房新社

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:「困った人たち」とのつきあい方
 著者:ロバート・M・ブラムソン
 出版:河出書房新社
 定価:1600円+税
 購入:ブックオフで105円



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 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
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──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 どこにでもいる「困った人たち」
 第2章 敵意を秘めた攻撃型の3タイプ?シャーマン重戦車型・
     狙撃手型・爆発手型
 第3章 完全な不平家型?「それにもう一つ…」
 第4章 貝型?無言で反応しない人たち
 第5章 過剰同調型と愛想がよすぎる人たち
 第6章 否定型?消極論者の影響力
 第7章 自信過剰の専門家型?ブルドーザー型と風船型
 第8章 優柔不断な決定回避型
 第9章 効果的な対処法の基本的な手順
 第10章 考え方のスタイル?対処する際にさらに気をつけたいこと
 第11章 対処法の適用?相手を窮地に追い込む?対上司と自己防衛



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :■■□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、1997年6月に出版されています。
 
 著者は、国際的に非常に著名なアメリカのコンサルタント、と
 紹介されています。
 
 アメリカ心理学学会、全米作家協会、応用行動科学学会などに属し、
 UCLAで講義をするかたわら、テレビ・ラジオへの出演、主要
 新聞雑誌などへの記事や連載など、各方面で活躍しているそうです。



 今のところ夫婦で悩んでいます。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)困った人たちとは、どのような人たちなのか?



 いろいろなタイプがいます。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)困った人たちとは、どのような人たちなのか?

 ・敵意を秘めた攻撃型(以下の3タイプがあるそうです)
  シャーマン戦車型
  狙撃手型
  爆発手型
 ・完全な不平家型
 ・貝型(無言で反応しない人たち)
 ・過剰同調型と愛想が良すぎる人たち
 ・否定型
 ・自信過剰の専門家型
 ・優柔不断な決定回避型



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 自分のことを客観的に見てみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「困った人たちとは」どのような人たちなのでしょうか?

▽ちょうどいま、私と嫁さんが2人とも「困った人たち」の対処法で
 困っています。
 
 2人とも「決断回避型」のリーダーがいて、どうしたものか話し
 合いをしています。
 
 決断回避型の人の他にも「困った人たち」の種類はたくさんあり
 ます。
 
 著者は「困った人たち」を以下の7種類に分けています。
 
 ・敵意を秘めた攻撃型(以下の3タイプがあるそうです)
  シャーマン戦車型
  狙撃手型
  爆発手型
 ・完全な不平家型
 ・貝型(無言で反応しない人たち)
 ・過剰同調型と愛想が良すぎる人たち
 ・否定型
 ・自信過剰の専門家型
 ・優柔不断な決定回避型
 
 人はそれぞれいろいろな性格があるので、誰でも少しはどれかに
 当てはまっているのではないかと思います。
 
 この本に書いてある「困った人たち」とは、周りにいる人たちを
 巻き込んで不快な気分にさせたり、困らせたりすることが得意な
 人たちです。
 
 もちろん本人は、他人を不快にさせているとは少しも思ってません。
 
 おそらく指摘しても聞かないと思います。

 だから、周りにいる人たちはどう対処していいのかわからないの
 です。
 
▽そのような人たちにどう対処すればいいのか、著者が詳細に説明
 しています。
 
 全ては説明できないので、今のところ私と嫁さんが困っている
 「優柔不断な決定回避型」の困った人たちへの対処法を紹介したい
 と思います。
 
 優柔不断な人はたくさいます。
 
 私も時と場合によっては、いつまでも決定しない優柔不断型に
 なります。
 
 ただ、ここで書かれている優柔不断型はいつでもどこでもどんな
 ことでも決断しない人たちのことです。
 
 どのような人たちか、「まとめ」があるので書き出してみます。
 
 ・決定回避型は、他人に迷惑をかけるかもしれないのに決定を
  先延ばしするような、親切すぎて優柔不断なタイプである。

 ・時間が経つに連れ、決定すべきもののほとんどを先送りして
  ゆけば、いずれすぐに決定しなくてもよくなるので、このやり方
  が「うまくいく」ことになる。

 ・彼らは正直であることと、誰も傷つけたくないという気持ちの
  板挟みから逃れるために、回りくどい話し方をする。
 
 一番困るのは自分に決定権がなくて、それをお願いした人が
 優柔不断な決定回避型の困った人の場合で、その依頼は延々と
 先送りされることになります。
 
 特に、そんなにせっぱ詰まった依頼でもない場合は、何ヶ月でも
 放って置かれます。
 
 結果的に、その依頼が必要なときになってあわててどうにかしよう
 としますが、そこでも決定を回避するためズルズルと先延ばしに
 されてしまうのです。
 
 結局困るのは依頼した人です。
 
 しかも、問いつめたとしても、決定的なことは絶対に言いません。
 
 ひどいときには、別の人や別の部署の責任にしてしまうのです。
 
▽「いるいる!」と思った方も多いと思います。

 では、どういう人たちにはどのように対処すればいいのでしょうか?
 
 これにも「まとめ」があるので紹介します。
 
 ・決定を妨げている葛藤や心配事について、彼らが話しやすい
  ようにすること。

 ・どこに問題があるかを知る手がかりにするために、回りくどい
  表現、言いよどみ、言い忘れなどがあるかどうかに注意して
  話を聞くこと。

 ・問題をうまく浮き彫りにすることができたら、彼らがそれを
  解消して決定ができるよう協力すること。

 ・もし彼らの問題行動の原因があなた自身に関することである
  場合には、
  …過去の問題をすべて認識する。
  …関連のあるデータを客観的に述べる。
  …計画を提案する。
  …協力を求める。

 ・あなら自身が決定回避の原因でない場合には、彼らが事実を
  検討するのに全力で協力すること。事実に照らし合わせて、
  実現できる解決策に順位をつけること。こうすれば、彼らが
  他人の意見を退けなければならない場合に、よりやりやすくなる。

 ・それが実現された場合の、あなたの提案の質の高さとその有効性
  の見通しを強調すること。

 ・決定が行われたと思われる時にはそれをサポートすること。

 ・決定の実行段階で、できれば主導権を取ること。

 ・話の途中で相手が突然怒りだしたり、そわそわしたりしてい
  ないか、注意深く観察すること。もしそんな兆候があれば、
  決定を迫られている目の前の状況からいったん彼らを引き離す
  努力をすること。
  
 要するに、言葉は悪いかもしれませんが
 
 「腹を立てるより、手玉に取る」
 
 と思った方が上手くいくのかもしれません。
 
 でも、面倒くさいです(笑)





 この本は、上記の7つの「困った人たち」について、詳細な分析と
 その対処法が書かれています。
 
 私もこれまでいろいろな人に出会ってきて、いくつかのタイプにも
 会ってきました。
 
 そこで、いつも思うのは「こういう人にはなりたくないな」と
 いうことです。
 
 最近は、何かと腹は立ちますが「人のフリ見て我がフリ直せ」で、
 反面教師として見るようにしています。
 
 本当は受け入れてしまえばいいのですが、そんなに簡単にはいか
 ないです。



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会議で事件を起こせ
会議で事件を起こせ (新潮新書) 会議で事件を起こせ (新潮新書)
山田 豊 (2006/11/16)
新潮社

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:会議で事件を起こせ
 著者:山田豊
 出版:新潮新書
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──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
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──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 1 会議室で何が起きていますか
 2 きちんと始める―会議の序盤
 3 どんどんもりあげる―会議の中盤
 4 しっかりとまとめる―会議の終盤にかけて
 5 可能性をもっと広げる
 6 「会議改革」を考える



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :■■□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、2006年11月に出版されています。
 
 著者は、株式会社日本能率協会コンサルティング経営戦略事業部
 チーフ・コンサルタントという肩書きを持っています。
 
 幅広い業種、分野における業務改善や、組織の活性化に関する
 多くのコンサルティング実績を持つそうです。
 
 著書がもう一冊あります。



 つまらない会議は参加したくないです。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)会議を良くするには?



 色々なテクニックがあるみたいです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)会議を良くするには?

 「組織の中で何かを変えていこう、改善していこうというときに
 第1歩は、問題を問題だと認識することから始まります。
 『これって問題だよね』と認識することによって、初めて『改善
 しようか』という動機につながります」
 
 「このとき注意すべきことは、『あなたが問題です』と言わない
 ようにすることです。『あなたが問題』なのではなく、『こういう
 現象が問題だよね』と、人と現象を分離して話すことがポイント
 です」
 
 「『こういう困った現象は、目的(例えば、創造的な会議を効率的
 に行うこと)からみたら、もっと良くしていく余地があるよね』
 というふうに、『目的から見た問題であること』を認識することが
 重要なのです」

 「きちんと問題意識を持つこと」
 「明確な思いを持つこと」

 ・会議序盤
  …会議のデザインと参加メンバーとの共有化
  …会議のマクロデザインを決める
  …会議のミクロデザインを決める
  
 ・会議中盤
  …発言しても安全な場を作る
  …人の話を論理的に聴き、論点を整理する
  …参加メンバーの気持ちを理解する
  …発散(発言)を促す
  …他人の意見を「反映」する
  …他人の意見を「称賛」する
  …他人の意見を「尊重」する
  …コンテンツ発言とプロセス発言を使い分ける
  …相手の意見を引き出す
  …要約して確認する
  …話をつなげる
  …意見の対立を活用する
  …ホワイトボード等に書く
  
 ・会議終盤
  …発言をまとめる
  …会議のゴールの再確認
  …時間を味方につける
  …確認することにこだわる
  …会議を振り返る



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 有意義な会議の時間を過ごそう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「会議を良くする」にはどうすればいいのでしょうか?

▽私が会議が大嫌いです。

 なぜ嫌いかというと「時間がもったいない」から。
 
 それでも、年に1、2回は面白い会議に参加することがあります。
 
 何かを生み出すクリエイティブな会議は参加していてとても面白い
 です。
 
 逆に嫌いなのは進捗会議や、一方的に聞くだけの会議とは呼べ
 ない会議です。
 
 他にも、楽しくない会議を上げればキリがないです。
 
 今までに一番最悪だった会議は、総勢80名くらいが集まった
 毎週1回2時間開催される進捗会議です。
 
 自分が関係する時間は5分もないのに、2時間参加しなくては
 ならないのです。
 
 2時間のうち、いつ自分が関係する話が出るのか分からないので
 途中で抜けるわけにもいかないのです。
 
 チームの代表で参加していたので話を聞き逃すわけにもいかず、
 毎週その日だけは「うつ状態」になってました。
 
▽著者は、そのような会議で起きる現象をいくつか上げています。
 
 読んでいると「あるある!」と思わず言ってしまうものばかりです。
 
 題名だけ書き出してみます。
 
 ・独演会現象
 ・様子見現象
 ・被告人現象
 ・盛りだくさん現象
 ・百家争鳴現象
 ・脱線現象
 ・ダメダメ現象
 ・自己防衛現象
 ・評論家現象
 ・カチン現象
 ・我関せず現象
 
 私は、どの現象も体験したことあります。
 
 著者は、このような現象を解消する場合のポイントを次のように
 説明しています。
 
 「組織の中で何かを変えていこう、改善していこうというときに
 第1歩は、問題を問題だと認識することから始まります。
 『これって問題だよね』と認識することによって、初めて『改善
 しようか』という動機につながります」
 
 「このとき注意すべきことは、『あなたが問題です』と言わない
 ようにすることです。『あなたが問題』なのではなく、『こういう
 現象が問題だよね』と、人と現象を分離して話すことがポイント
 です」
 
 「『こういう困った現象は、目的(例えば、創造的な会議を効率的
 に行うこと)からみたら、もっと良くしていく余地があるよね』
 というふうに、『目的から見た問題であること』を認識することが
 重要なのです」
 
 改善したいといっても、決して個人攻撃をしてはならないという
 ことです。
 
▽では、具体的にどのような方法で会議を進めていけば良いので
 しょうか?
 
 その前提として、著者は次の2つの注意事項を上げています。
 
 「きちんと問題意識を持つこと」
 「明確な思いを持つこと」
 
 この二つを意識して会議を変えていこうとしなければ、会議は
 決して変わることはないのです。
 
▽実際のテクニックは、会議を、序盤、中盤、終盤の3段階に分けて
 考えます。
 
 それぞれの段階で使えるテクニックを箇条書きにしてみます。
 
 ・会議序盤
  …会議のデザインと参加メンバーとの共有化
  …会議のマクロデザインを決める
   「会議の回数」
   「参加メンバー」
   「会議の時間」
  …会議のミクロデザインを決める
   「会議の目的」
   「議題・論点」
   「議論の範囲」
   「必要なメンバー」
   「情報」
   「場所」
   「準備事項」
   「時間」
   「議論の進め方」
   「運営ルール」
  
 ・会議中盤
  …発言しても安全な場を作る
  …人の話を論理的に聴き、論点を整理する
  …参加メンバーの気持ちを理解する
  …発散(発言)を促す
  …他人の意見を「反映」する
  …他人の意見を「称賛」する
  …他人の意見を「尊重」する
  …コンテンツ発言とプロセス発言を使い分ける
  …相手の意見を引き出す
  …要約して確認する
  …話をつなげる
  …意見の対立を活用する
  …ホワイトボード等に書く
  
 ・会議終盤
  …発言をまとめる
  …会議のゴールの再確認
  …時間を味方につける
  …確認することにこだわる
   「結論」
   「作業分担」
   「作業内容」
  …会議を振り返る
 
 
 ざっと、書いてみました。
 
 自分が参加している会議にも早速使ってみたいと思います。





 この本は、効率的に、しかも的確に会議を進め結論を導くための
 心構えやテクニックがたくさん書かれています。
 
 「会議はきらいだ、きらいだ」と文句を言う前に、有意義な会議を
 開催するように導かなければならなかったみたいです。
 
 会議、会議でウンザリしている方にはおすすめの本です。



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あなたの話はなぜ「通じない」のか
あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫) あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫)
山田 ズーニー (2006/12)
筑摩書房

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:あなたの話はなぜ「通じない」のか
 著者:山田ズーニー
 出版:ちくま文庫
 定価:480円+税
 購入:ブックオフで300円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4480422803/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f4242494%2f



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 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 コミュニケーションのゴールとは?
 第2章 人を「説得」する技術
 第3章 正論を言うとなぜ孤立するのか?
 第4章 共感の方法
 第5章 信頼の条件



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 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■■
 勇気  :■■■□□
 豊かな心:■□□□□
 おすすめ:■■■■■



 この本は、2006年12月に出版されています。
 
 2003年10月に出版された単行本の文庫版です。
 
 著者は、進研ゼミ小論文編集長として高校生の「考える力・書く力」
 の育成の尽力し、以降、小論文の枠組みに留まらない思考力、文章
 表現力、コミュニケーションの教育に取り組んでいる方です。
 
 著書も多数あります。



 なぜ通じないのでしょうね?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)メディア力とは?
 2)正論を言うとなぜ孤立するのか?



 正論は正しいはずなのに...



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)メディア力とは?

 「表現されない自己は、無に等しい」

 「情報は、先に入った方が、あとの情報を規定する。私たちは、
 イメージに惑わされ、情報に踊らされる。みな悪気があるのでは
 ない。ただ、選ぶ側の疲れというか、持久力のなさというか。
 何かを判断するのにかける時間、手間、意欲、粘り、がすりへって
 いる。みんな、忙しすぎるのだ」

 「私がちは、中身をよく知って判断されるのではない。先に
 『メディア力』ありきだ」


 2)正論を言うとなぜ孤立するのか?

 「正論を拒むのは、人間の本能かもしれないと私は思うように
 なった。正論は強い、正論には反論できない。正論は人を支配し、
 傷つける」

 「正論を言うとき、自分の目線は、必ず相手より高くなっている
 からだ。教えようとする人間を、好きにはなれない。相手の目線が
 自分より高いからだ。そこから見下ろされるからだ」
 
 「そして、相手の指摘が、はずれていれば、それくらいわかって
 いる、バカにするなと腹が立ち、相手の指摘が当たっていれば、
 自分の非が明らかになり、いっそう腹が立つ」

 「望んでもいない相手に、正論を振りかざすのは、道行く人の
 首根っこを捕まえるような暴威だ。まして、あなたと対等でいたい、
 あなたより立場が上でいたい、と思っている相手なら、無理やり
 その座から引きずり下ろし、プライドを傷つけ、恥をかかせる」
 
 「だから、相手は、あなたの言っていることの効能を理解する
 よりずっとはやく、感情を害してしまう。理性より感情の方が、
 ずっとコミュニケーションスピードが速い」

 「相手は、あなたを『自分を傷つける人間だ』と警戒する。正論を
 かざすことで、あなたの相手に対する『メディア力』は下がって
 しまう」
 
 「先にメディア力ありき、相手は、そういう人間からの言葉を
 受け取らない。だから、あなたの言う内容が、どんなに正しく
 利益になることでも、なかなかうまくことが運ばないのだ。言葉は、
 関係性の中で、相手の感情に届く」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 自分のメディア力に注目してみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「メディア力とは」どのようなことなのでしょうか?

▽最近あまり見なくなりましたが、テレビでは、ひっきりなりに
 CMが流れます。
 
 夏場になると各社のビールのCMが流れ、冬になるとシチューや
 鍋物等さまざまな内容のCM放送されています。
 
 なぜこのようにCMを流すのかというと、もちろん買ってもらう
 ためです。
 
 しかし、例えばビールを買おうとして店に行くと、選択肢はたく
 さんあります。
 
 その中からどうやって、自社製品を選んでもらうかというと、
 その決定は、実はお店に入る前から決まっているのです。
 
 だから、メーカー各社はお金を掛けてCMを流すのです。
 
 つまり「手に取る前にすでに何を買うかが決まっている、中身
 なんて選んでない」ということです。
 
 別の言い方をすると、「情報に上がらないモノはないに等しい」
 ということです。
 
 私が本屋さんに行くときは、一応何を買うかを決めて行きますが、
 それ以外の本を探す時間の方が長いです。
 
▽著者は、この状況を人間のコミュニケーションに置き換えて、
 次のように表現しています。
 
 「表現されない自己は、無に等しい」
 
 確かにその通りです。
 
 著者は言います。
 
 「情報は、先に入った方が、あとの情報を規定する。私たちは、
 イメージに惑わされ、情報に踊らされる。みな悪気があるのでは
 ない。ただ、選ぶ側の疲れというか、持久力のなさというか。
 何かを判断するのにかける時間、手間、意欲、粘り、がすりへって
 いる。みんな、忙しすぎるのだ」
 
 ということは、人間どうしのコミュニケーションで大切なのは
 初対面の時で、出会った時の最初の印象で決まってしまう、と
 いうことになります。
 
 著者は言います。
 
 「私たちは、中身をよく知って判断されるのではない。先に
 『メディア力』ありきだ」
 
 「メディア力」とは、この本で良く出てくる概念で、様々な条件で
 複雑に編み上げられた、そのときの、その人が放っている世界の
 ことを言います。
 
 簡単に言うと、その人が放っている「イメージ」ということになる
 でしょうか。
 
 人は、このイメージによって他人を判断します。
 
 特に初対面の人とは、事前に何らかの情報を与えられると、その
 情報のイメージでその人の印象を作り上げてしまっていて、実際に
 会ったとしてもそのメディア力はなかなか払拭されません。
 
 何の情報も無しに出会った場合は、出会ったときの最初の印象で
 全てが決まってしまいます。
 
 別な本によると、出会った時の最初の1分で決まってしまうそう
 です。
 
 人間どうし会話をするときは、この「メディア力」の存在を意識
 しないとならないのです。
 
●「正論を言うとなぜ孤立する」のでしょうか?
 
▽会議や議論している場で、白熱してくると自分の方が正しいと
 思って意見を言います。
 
 しかも、まったく正しい意見を言われると、反論のしようがあり
 ません。
 
 いわゆる「正論」というやつですが、なぜか正論を面と向かって
 言われると、その意見は正しいにもかかわらず素直に聞くことが
 できません。
 
 著者も自らの経験から次のように言ってます。
 
 「正論を拒むのは、人間の本能かもしれないと私は思うように
 なった。正論は強い、正論には反論できない。正論は人を支配し、
 傷つける」
 
 著者が言うとおり、正論を言われると、正しいので反論できません。
 
 でも素直に聞けません。逆に腹が立ちます。
 
 「そんなこと分かってるんだよ!」と。
 
 何故なんでしょう。
 
 著者は言います。
 
 「正論を言うとき、自分の目線は、必ず相手より高くなっている
 からだ。教えようとする人間を、好きにはなれない。相手の目線が
 自分より高いからだ。そこから見下ろされるからだ」
 
 「そして、相手の指摘が、はずれていれば、それくらいわかって
 いる、バカにするなと腹が立ち、相手の指摘が当たっていれば、
 自分の非が明らかになり、いっそう腹が立つ」
 
 なるほど、「目線」が問題だったのですね。
 
 これは、立場や地位のよっては致命的になりそうです。
 
 著者は言います。
 
 「望んでもいない相手に、正論を振りかざすのは、道行く人の
 首根っこを捕まえるような暴威だ。まして、あなたと対等でいたい、
 あなたより立場が上でいたい、と思っている相手なら、無理やり
 その座から引きずり下ろし、プライドを傷つけ、恥をかかせる」
 
 「だから、相手は、あなたの言っていることの効能を理解する
 よりずっとはやく、感情を害してしまう。理性より感情の方が、
 ずっとコミュニケーションスピードが速い」
 
 人間は感情の動物ですから、意見の正当性よりも、自分が恥を
 かいたとか、気分を害したといった方が先に立ってしまいます。
 
 そうなってしまうと、話し合いができなくなってしまうのです。
 
 しかも、一度こういったことで意見の対立があると、よほどの
 ことがない限り、相手が持っている自分に対する感情というのは
 変わらないのです。
 
 著者は言います。
 
 「相手は、あなたを『自分を傷つける人間だ』と警戒する。正論を
 かざすことで、あなたの相手に対する『メディア力』は下がって
 しまう」
 
 「先にメディア力ありき、相手は、そういう人間からの言葉を
 受け取らない。だから、あなたの言う内容が、どんなに正しく
 利益になることでも、なかなかうまくことが運ばないのだ。言葉は、
 関係性の中で、相手の感情に届く」
 
 自分のことを考えてみると、私もどちらかと言うと、正論を言う
 方だと思います。
 
 確かに、その場合に相手の感情までは考えていないです。
 
 もっと速く気が付いていれば良かった...





 この本には、自分の伝えたいことを相手にどうやって伝えるか、
 ということをかなり詳しく分析して書いてあります。
 
 他人とのコミュニケーションでは普段からあまり相手の感情のこと
 まで意識してないです。
 
 自分の言ったことを、相手の立場や、持っている意見、考え方、
 性格等がいろいろと複雑にからみあって、相手が受け取ります。
 
 そこまで、考えながらコミュニケーションできるなら、人間関係も
 上手くいくと思います。
 
 今回紹介した部分以外にも、いろいろと役に立つ事が書いてあり
 ます。
 
 おすすめの本です。


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ビジネスマンの精神病棟
ビジネスマンの精神病棟 ビジネスマンの精神病棟
浅野 誠 (1996/05)
筑摩書房

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:ビジネスマンの精神病棟
 著者:浅野誠
 出版:ちくま文庫
 定価:600円
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4480031499/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f805754%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第一話 ビワの花
     【精神分裂病】システムエンジニア 三十三歳
 第二話 マノン
     【うつ病】薬品販売会社営業部次長 四十三歳
 第三話 胴長おじさん
     【うつ病】エンジニアリング会社部長代理 四十三歳

 他、多数あるので省略します。



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:■□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、1996年5月に出版されています。
 
 1991年に出版された単行本の文庫版になります。
 
 著者は精神科医で、紹介文には千葉県精神科医療センター診療
 部長とあります。
 
 著書も多数あります。



 暗い話で申し訳ないです。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)ビジネスマンの悲しみとは?



 根本的な原因はやはり家庭にありそうです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)ビジネスマンの悲しみとは?
 
 ※「もっと知りたい方のために」を参照ください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「ビジネスマンの悲しみ」とはどのようなものなのでしょうか?

▽この本は約16年前に出版された本です。

 おそらくまだバブルの余韻が残っている時代で、現在では「リス
 トラ」という、新たな心の病気の原因が追加されています。
 
 しかし、心の病を考えると、時代はあまり関係ないみたいです。
 
 この本には、12名のビジネスマン男性の物語が書かれています。
 
 ビジネスマンと言っても、普通のサラリーマンもいれば、成功
 した経営者もいます。
 
 心の病には、成功や地位というのは関係ありません。
 
 成功していくらお金や財産を持っていようと、心を病む時は財産を
 持っていない人と同じです。
 
 もしかしたら、立場的なプレッシャーからサラリーマンよりも
 精神的に辛い立場にあるかもしれません。
 
▽この本で紹介されている12名の男性は、どの人も真面目に働い
 ていました。
 
 家族を持ち、ひたすら仕事にのめり込み、日本を経済発展させて
 きた人たちなのですが、いつからか心の病に冒され、人生が大きく
 狂い始めてしまったのです。
 
 その狂いは、もしかしたら幼少期から始まっていたのかもしれま
 せん。
 
 幼少期に排便に関して母親から厳しくしつけられたために、トイレ
 を確認してからではないと外出できなくなり、家を出るときも、
 人と会うときも排便を済ませないとできないという、成功した
 経営者の男性は、全てのスケジュールが日に3回の排便の時間に
 よって決められています。
 
 また、祖父が飲食業で成功していて、長男の長男だったため、
 赤ん坊の時に祖父の元に引き取られ、母親の愛情なしに育った
 男性は、誰をも信用することができず、会社を継ぐことになり
 ますが、そのプレッシャーに耐えられず、精神的におかしくなって
 しまいます。
 
▽この本の最初に紹介されているシステムエンジニアの男性は、
 田舎の実家の納屋で首を吊って自殺してしまいます。
 
 この男性は33歳で、あるコンピュータ会社のシステムエンジニア
 をしていて、妻と2人の子どもがいました。
 
 おとなしくて、真面目で、コツコツと仕事をし、華々しいところは
 なく、冗談もめったに言えなかったそうです。
 
 この男性の父親は子どもたちよりも律儀で、無口で、目立たない
 存在でした。
 
 その代わり、祖母はボケもせず、働き者で一家の経済を握ってい
 ました。
 
 男性の祖父は、男性が生まれる前に死んでいて、母親は男性が
 小学生の時に焼身自殺しています。
 
 男性は母が自殺するのを見ていました。
 
▽母親と祖母は折り合いが悪く、母親はしだいに精神を蝕まれて
 いきます。
 
 末の弟を生んでから、母の寝込む頻度は増していましたが、母親の
 実家もすでに両親は亡く、里帰りすることもできなかったのです。
 
 元もと、海沿いの商家から農家へ嫁いできた母親は、農作業が
 出来るわけではなく、朝早く起きられるわけでもなく、それが
 祖母にとっては癪にさわるところだったのです。
 
 家は田舎にあったので、よく猿が出没し家の中を荒らしたそうです。
 
 しかし、猿が怖かった母親は家から出ることができなくなって
 しまい、いつしか寝室で閉じこもってしまうようになります。
 
 納屋を荒らした猿は、灯油が入った容器を倒してしまい、祖母は
 その後かたづけを床に伏せっていた母親に命じます。
 
 嫁と姑の激しい争いの末、この母親は灯油を浴び、自分に火を
 つけしまったのです。
 
 少年だったこの男性は、炎に包まれながら納屋から出てきた母親
 発見します。
 
▽そのような少年時代を送ってきた男性は、小学校も中学校も、
 表情に変化の乏しいおとなしい男で通っていました。
 
 かなり敏感な子どもで、教師が他の子どもを叱っているときでも
 自分が叱られているように感じてしまうのです。
 
 男性は、叱られるのを極端に恐れていたのです。
 
 しかし、男性はとても責任感が強く、周囲に混乱が生じたら身を
 挺してでも収めなくてはならない、と思っていました。
 
 男性の家庭がそういう役割を彼に押しつけたのです。
 
 この男性が大人になり、社会に出ると、コツコツ真面目に仕事を
 します。
 
 しかし、部署が変わったことで、攻撃的な上司の下に付くことに
 なってしまったのです。
 
 男性は、こどもの頃から叱られることを極端に恐れていたため、
 一日中怒鳴っている上司が怖くてしかたがありません。
 
 男性は会社にいる間中ずっと緊張を強いられるようになったのです。
 
 それでも、陽気な女性と結婚し娘が生まれます。
 
 しかし、妻は浪費家で、男性の実家からお金を融通してもらい
 ますが、それでも足りず、妻は男性に「もっと稼げ」と言うように
 なります。
 
 男性は率先して残業するようになり、次第に睡眠時間は短くなり、
 結婚して以来、彼は慢性的な睡眠不足が続いていたのです。
 
 睡眠不足に加え、妻は「昇進しろ」とせまり、男性は管理職試験の
 勉強もするようになります。
 
 しかし、ほとんど寝ることができなくなった男性は、仕事でミスを
 連発し、それが上司の怒りを買い、毎日怯えて過ごすようになり
 ます。
 
 そのうち、妻は「マンションに住みたい」と言いだします。
 
 管理職試験に合格し課長になれば、上司から逃れられるし、給料も
 上がってマンションも買えるかもしれない。
 
 そう思った男性は、眠らずに勉強を始めますが、すでに現実的な
 判断力を失いつつありました。
 
 管理職試験の3日くらい前から、ブツブツと独り言を言うように
 なり、試験は白紙で提出し、試験の最中もは「全面解除。オール解除。
 ストップ」と答案用紙に向かって何度も呟いていたそうです。
 
 妻は彼を支えようとせず、祖母と父親がいる実家に彼を一人で
 返してしまいます。
 
 一度、職場に復帰しますが、現状は何も変わらず、再び男性は
 おかしくなり始めます。
 
 妻はまた、実家へ男性を追い払ってしまいます。
 
 実家に連れてこられた翌日、男性は納屋で首を吊って自殺して
 しまったのです。
 
▽どこかでボタンの掛け違いが起きているのですが、その掛け違いは
 幼少期にあり、男性にはどうすることも出来ませんでした。
 
 人生に流されるしか方法がなく、会社の上司も、一番身近な妻も
 彼を追いつめてしまったのです。
 
 どこかで逃げてしまえばよかったのですが、男性にはそれができ
 ませんでした。
 
 やっと手に入れた大切なものを失いたくなかったのだと思います。
 
 人生はなんて過酷なんでしょうか。





 この本には、心の病で苦しみ、著者の所へ相談にきた12名の
 男性の人生が物語調で書かれています。
 
 私にとっては所詮他人事ではあるのですが、何とかならないもの
 でしょうか。
 
 どうしようもない事だとは思いますが、日本の自殺者数が3万人を
 超えているのも、逃げることができないからではないでしょうか。
 
 もっと「現実から逃げること」を考えた方が良いのではないかと
 思います。



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キラー・リーディング
キラー・リーディング  「仕事脳」が劇的に回り出す最強の読書法 (JBシリーズ) キラー・リーディング 「仕事脳」が劇的に回り出す最強の読書法 (JBシリーズ)
中島 孝志 (2007/09/19)
実業之日本社

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 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:キラー・リーディング
 副題:「仕事脳」が劇的に回り出す最強の読書法「速読」「多読」「省読」
 著者:中島孝志
 出版:実業之日本社
 定価:1500円+税
 購入:本屋さんで購入



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4408107107/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f4570861%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 仕事脳をたちまち変える!キラー・リーディングの秘密
 第2章 「速読」×「多読」×「省読」でキラー・リーディングを
     完全にモノにする!
 第3章 芋づる式にアイデアがひらめく!キラー・リーディング
 第4章 どんどん情報が得られる!キラー・リーディング
 第5章 3000冊をとことん消化しつくす!キラー・リーディング



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、2007年9月に出版されています。
 
 出て間もないです。
 
 著者は、企業経営のかたわら、経営コンサルタント、経済評論家、
 ジャーナリスト、作家、大学・ビジネススクール講師、テレビ
 コメンテーター、映画プロデューサーなど、多才な顔を持つ
 「マルチ人間」と紹介されています。
 
 著書も多数あります。



 キラー・リーディングとはどのような読み方なのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)キラー・リーディングの方法とは?



 早速やってみよう...



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)キラー・リーディングの方法とは?

 「ビジネスマンの読書は、絶対に『知的消費』のレベルで満足
 してはいけない。知的消費の読書とは、本を読んで、『あぁ面白
 かった』で終わりの読書法だ。平たく言えば、読んでいるそば
 からどんどん消えてなくなり、せいぜいうんちくやトリビアに
 しかならない読書である」
 
 「キラー・リーディングはこんな暇つぶしの読書法ではない。
 仕事に活用でき、結果を出し、成果を生む知的生産の読書法である。
 いわば、読めば読むほど、どんどんお金が生み出されていく読書法
 なのだ」

 「『精読すべきは本文異常に、頭(まえがき)と尻尾(あとがき)と
 目次だ』というのが、わたしの読書法のポイント。すなわち、
 『キラー・リーディング』のコツである」
 
 「まえがき、目次、あとがきの3点セットで『アタリ』をつける」

 「闇雲に魚を追いかけない。魚群探知機でアタリをつけたのだ。
 キラー・フレーズは必ずある。見つけたら、このキラー・フレーズ
 の中にキラー・ワードが含まれているはずだ。キラー・ワードは
 タイトル、まえがきや目次、章見出し、帯コピーになっている
 ケースも多い。それも注目しておこう」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「キラー・リーディングの方法」とはどのような方法なのでしょ
 うか?

▽この本は、「ビジネス・ブック・マラソン」という土井英司さん
 という方が発行するメルマガで紹介されていた本です。
 
 「読書法」の本は、たくさん出版されています。
 
 「速読」を解説した本や、どうやって本から情報を得るかといった
 本、本から情報を得ていかに使うかといった本等、たくさんあります。
 
 この本は、どれも一緒につめこんだ本です。
 
▽著者は、年間3000冊の本を読むそうです。

 「3000冊の本を読む」と書いてはありますが、正確には購入
 する本が年間3000冊。
 
 その中から「当たり」が出る本の確率は約20%しかないそうです。
 
 つまり3000冊のうち600冊くらいが、読むに値する本だと
 いうことです。
 
 しかも、目次を開いて中身を読まずにダンボール箱に放り込む本が
 20%、なんとか読む本が80%、読んで正解だったと思える本が
 20%ということです。
 
 お金かかりますね(笑)
 
 それだけリターンも多いということでしょうか。
 
▽ビジネスマンの読書について、著者は冒頭で次のように書いています。

 「ビジネスマンの読書は、絶対に『知的消費』のレベルで満足
 してはいけない。知的消費の読書とは、本を読んで、『あぁ面白
 かった』で終わりの読書法だ。平たく言えば、読んでいるそば
 からどんどん消えてなくなり、せいぜいうんちくやトリビアに
 しかならない読書である」
 
 「キラー・リーディングはこんな暇つぶしの読書法ではない。
 仕事に活用でき、結果を出し、成果を生む知的生産の読書法である。
 いわば、読めば読むほど、どんどんお金が生み出されていく読書法
 なのだ」
 
 キラー・リーディングの目的はそういうことみたいです。
 
▽では、キラー・リーディングの方法とはいったいどのような方法
 なのでしょうか?
 
 まず、「キラー」の意味は、「ダントツの、他を寄せ付けない、
 並はずれた」という意味なのだそうです。
 
 そして、キラー・リーディングのコツは「速読」「多読」「省読」。
 
 この三つの読み方で「キラー・ワード」「キラー・フレーズ」を
 見つけるのです。
 
 「速読」は読んで時のごとく、時間当たりのスピードを早めること。
 
 「多読」は、たくさん読むということ。
 
 「省読」とは、「キラー・ワード」「キラー・フレーズ」にポイ
 ントを絞りながらトレースしていく読み方です。
 
 つまり、「当たり」を付けて読む方法です。
 
▽みなさんも興味があるのは「速読」の方法だと思います。

 著者は集中すれば1日50冊は読めるそうです。
 
 1日12時間読めたとして、1時間で約4冊の本を読まなくては
 ならないです。
 
 その方法としては、読みながら「付箋(ふせん)」を貼り付けて
 読み進め、まとめるときは付箋部分をチェックし直す、という
 やり方です。
 
 でも、現在も実際にそうやって読んでいる方も多いのではないで
 しょうか?
 
 私も以前はそうやって読んでました。
 
 今では赤ペンで線を引くようになりましたが...
 
 そして、どんなにすばらしい本でも大切なことは20%しか書いて
 ないそうです。
 
 その20%をどうやって素速く見つけるかが問題です。
 
 その部分を著者は以下のように解説しています。
 
 「『精読すべきは本文以上に、頭(まえがき)と尻尾(あとがき)と
 目次だ』というのが、わたしの読書法のポイント。すなわち、
 『キラー・リーディング』のコツである」
 
 「まえがき、目次、あとがきの3点セットで『アタリ』をつける」
 
 と、これも普段私がやっている方法に近いです。
 
 これもおそらく実践している人も多いのではないでしょうか?
 
 問題は、アタリをつけた部分から、以下に素速く大切な部分、
 この本で言うところの「キラー・フレーズ」「キラー・ワード」
 を発見するかです。
 
 その部分は以下のように表現されています。
 
 「闇雲に魚を追いかけない。魚群探知機でアタリをつけたのだ。
 キラー・フレーズは必ずある。見つけたら、このキラー・フレーズ
 の中にキラー・ワードが含まれているはずだ。キラー・ワードは
 タイトル、まえがきや目次、章見出し、帯コピーになっている
 ケースも多い。それも注目しておこう」
 
 分からないでしょう?(笑)
 
 実は、「速読」で一番のポイントになるのは、
 
 「どうやって重要な部分を見つけ出すのか?」
 
 ということなのですが、それがぼやけてます。
 
 これに関しては、著者も表現のしようがないのではないかと思い
 ます。
 
 著者は「蝶のように舞い、蜂のように刺す」という表現も使って
 います。
 
 実はこの表現が一番分かりやすいかもしれません。
 
 別に表現すると、「空から獲物を狙う鳥のような感じ」という
 ことになります。
 
 その感覚をつかめば速く読めるようになります。
 
 しかし、著者のポイントは別のところにあって、本から得た情報を
 どうやってビジネスで活用するかという部分に重きが置かれてい
 ます。
 
 個人的に、読む量は少なくても多くてもどちらでもいいと思って
 ます。





 この本は、「速読」の技術本かと思って買うと、おそらく損したと
 思います。
 
 書いてあることは、いかに多量の情報を取り入れるか?いかに
 その情報を管理するか?いかにその情報をアウトプットするか?
 といったことです。
 
 著者と似たようなビジネスをされている方で、お金がある方は
 チャレンジしてみるのもいいかもしれません。



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ぼくは「奴隷」じゃない
ぼくは「奴隷」じゃない―中学生「5000万円恐喝事件」の闇 ぼくは「奴隷」じゃない―中学生「5000万円恐喝事件」の闇
中日新聞社会部 (2000/09)
風媒社

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 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:ぼくは「奴隷」じゃない
 副題:中学生「5000万円恐喝事件」の闇
 著者:中日新聞社会部
 出版:風媒社
 定価:1600円+税
 購入:ブックオフで105円



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 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
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──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 告白
 第2章 混乱
 第3章 放置
 第4章 連鎖
 第5章 処分
 第6章 父として 母として
 第7章 手紙



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、2000年9月に出版されています。
 
 著者は、中日新聞社会部と写真部の方たちです。



 なぜ5000万円も?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)何が起きていたのか?



 誰かがどこかで気が付かなかったのでしょうか?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)何が起きていたのか?
 
 ※「もっと知りたい方のために」を参照ください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「何が起きていた」のでしょうか?

▽今から約7年半前、2000年4月頃、中学校を卒業した少年が、
 同級生等のグループから約5000万円のお金を恐喝されていた
 事件が発覚しました。
 
 「5000万円」という巨額のお金を中学生がなぜ持っていた
 のか、という驚きがあったのが記憶にありますが、事件の詳細は
 ほとんど知りません。
 
 事件が発覚したのは、2000年2月頃にスキー旅行から帰って
 きた被害少年が暴行によるけがが原因で、母親に付き添われて
 病院へ入院したところから始まります。
 
 被害少年は、顔のあちこちが内出血で紫色にうっ血し、顔全体が
 3倍くらいに腫れ上がっていたそうです。
 
 胸や腕にはタバコの火を押しつけた痕があり、治りかけのやけどの
 痕が身体全体に散らばっていました。
 
 表情はうつろで、いつもうつむき加減で他人を警戒していたそう
 です。
 
 少年は暴行による入院がこれで2度目。
 
 普通、病院はこういった暴行による傷を発見した場合、警察に
 届ける義務があるそうですが、少年の母親がそれを拒否したのです。
 
 被害少年と同じ部屋に入院していた3人の人たちの協力と説得
 により、被害少年と母親は被害にあったことを公にします。
 
 そこから、連鎖的に逮捕者が続出し、最終的に15名の逮捕者が
 出ることになったのです。
 
▽なぜ、このようなことになってしまったのでしょうか。

 5000万円のお金の出所ですが、被害少年の父親が事件発覚の
 3年前に交通事故で死亡していて、その保険金等で5000万円を
 越す金額があったそうです。
 
 実際は、この母子はそんなに裕福な家庭ではなく、かなり切り
 つめて生活していたようです。
 
 少年が暴行を受け、お金を恐喝されていると知った母親は、学校に
 相談すると「警察に行った方がいい」と言われ、近くの警察署に
 相談しに行きますが、仕返しを恐れた少年は何も無かったように
 警察に説明してしまったため、事件が表に現れることがありません
 でした。
 
 被害少年は、その後も母親が事件を表に出すことを暴れてでも
 阻止しようとします。
 
 なぜ、そこまで?と思いますが、被害少年は死を覚悟するほどの
 暴行を何度も受けていて、その恐怖心から「親や警察にちくった」
 と、さらなる暴行を恐れていたのです。
 
 スキー旅行に行ったのも、加害者グループに金づるとして無理やり
 連れて行かれ、しかも入院するほどの暴行を受けていました。
 
 そのままでも恐怖、誰かに伝えても恐怖、事件を知った大人たちは
 「よく生きていてくれた」と言っていたそうです。
 
▽事件がもっと早めに発覚するチャンスは何度もありました。

 まず、最初に何十万円か恐喝されたとき、母親は中学校へ相談しに
 行ってます。
 
 その中学校が適切な対応をとっていれば、そこで事件は発覚して
 いたかもしれません。
 
 しかし、中学校では「警察に相談したら」という助言を母親に与え
 、母親は近くの警察署に相談しに行きます。
 
 警察署では、何十万円も恐喝されたという話を聞いているにも
 かかわらず、被害届が出されなかったのと、少年が「恐喝ではない」
 と言い張ったため、何も処理しなかったのです。
 
 その後、被害母子が病院で知り合った人と、加害者宅を訪れ、
 被害額の返還請求をしたときに、その加害少年の親が警察署に
 相談しにきたときも、警察署ではそれを放置したのです。
 
 それ以前から、この警察署では、その他にも加害少年等の暴行の
 被害を受理していたにもかかわらず、それを放置していたことが
 あったのです。
 
 そして、事件発覚後マスコミにそれらの点を追求されると、学校
 も警察署も当然、罪のなすり合いを始め、責任を逃れようとする
 のです。
 
 この中学校では、恒常的に上級生から下級生への暴力による恐喝
 が行われていたにのですが、「市立でも進学校」という自負の
 ため、それをずっと見過ごしてきました。
 
 また、加害少年等はどこかへ移動するときはタクシーを使ってい
 ました。
 
 タクシーの運転手の間では有名な少年たちだったみたいです。
 
 しかし、タクシーの運転手たちは「おかしい」と感じながらも、
 お金を落としてくれるため、お得意様でもあり、何も行動を起こさ
 なかったのです。
 
 どいつも、こいつも、って感じです。
 
▽最終的に15名の逮捕者を出したのですが、その中には主犯格の
 少年から、恐喝したヤツもいて、さらにそこから恐喝していた
 ヤツもいたという、2重3重の恐喝が行われていました。
 
 結果、被害少年を恐喝したのは合計12名。
 
 恐喝の延べ回数は130回にもなったのです。
 
 被害少年は、死を恐怖する暴力に怯え、その母親も息子の死を
 恐怖し、息子に言われるがままに、一度に何百万というお金を
 渡していました。
 
 そして、それに群がるハイエナのような少年達。
 
 何とも醜い奴らです。
 
▽主犯格の2人の加害少年の家庭ですが、思った通り、仕事に熱心な
 父親と家庭ベッタリの母親、息子に異常に厳しい父親がいたりと
 どこかで読んだことがある典型的な家庭で育っています。
 
 その他の加害少年達も、暴走族やら、チーマーやら、家庭に何ら
 かの問題を抱えている少年が多かったようです。
 
 大きな事件の元をたどっていくと、どうしても家庭に行き当たり
 ます。





 この本は、新聞社の取材班が入手した様々な情報と、徹底的な
 取材の結果、書かれた本です。
 
 結果的に、刑事告発された少年は一人もいませんでした。
 
 主犯格2名は少年院に長期に入院したみたいです。
 
 少年法に守られた形になりました。
 
 被害者親子の元にはお金は戻ったのでしょうか?
 
 2人が生きていくための大切なお金です。


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思考の整理学
思考の整理学 (ちくま文庫) 思考の整理学 (ちくま文庫)
外山 滋比古 (1986/04)
筑摩書房

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:思考の整理学
 著者:外山滋比古
 出版:ちくま文庫
 定価:340円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4480020470/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f217193%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 グライダー
 不幸な逆説
 朝飯前
 醗酵
 寝させる
 
 他、たくさんあるので省略します。



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、1986年4月に出版されています。
 
 著者は、紹介文によると、大学の教授をされていて、専攻は英文学
 と書かれています。
 
 平明で論理的な日本語を開拓したエッセイストとしても定評がある
 そうです。



 思考を上手く整理する方法とは?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)思考の整理方法とは?



 忘れてしまうことが大切みたいです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)思考の整理方法とは?

 「学校はグライダー人間の訓練所である。飛行機人間はつくらない」

 「学校の生徒は、先生と教科書に引っ張られて勉強する。自学
 自習という言葉こそあるけれども、独力で知識を得るのではない。
 いわばグライダーのようなものだ。自力で飛び上がることはでき
 ない」

 「グライダーの練習に、エンジンのついた飛行機などが混じって
 いては迷惑する。危険だ。学校では、ひっぱられるままに、どこへ
 でもついて行く従順さが尊重される」
 
 「勝手に飛び上がったりするのは規律違反。たちまちチェック
 される。やがてそれぞれにグライダーらしくなって卒業する」
 
 「優等生はグライダーとして優秀なのである。飛べそうではないか、
 ひとつ飛んでみろ、などと言われても困る。指導するものがあって
 のグライダーである」

 1.朝飯前に仕事をする
 2.醗酵させる
 3.寝させる
 4.カクテル(混ぜ合わせる)
 5.知のエディターシップ(並べ替える)
 6.触媒(すでに存在するものを結びつける)
 7.アナロジー(例えをあげて表現する)
 8.セレンディピティ(思いがけない偶然から生まれる発見)
 9.情報のメタ化(情報の抽象化)
 10.スクラップ(スクラップの整理の方法)
 11.カードやノートに書く
 12.つんどく法(積んでおいて必ず読む)
 13.手帳とノート(記録して忘れる)
 14.メタ・ノート(ノートから抽象化して移植する)
 15.思考の整理(忘れること)
 16.知識を捨てる(自然の忘却)



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 何かを書いてみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「思考の整理方法」とはどのような方法なのでしょうか?

▽先日、会社の帰りに大きな本屋さんでウロウロしていたところ
 この本を発見しました。
 
 本屋さんのおすすめ本としてPOPが立っていたので、携帯に
 メモしておいて、ブックオフへ行ったときに購入しました。
 
 この本は、約20年前に書かれています。
 
 ただ、書いてあることは現在読んでも何らおかしいことはありま
 せん。
 
 ということは、人間は20年くらいではあまり進歩していない
 ということなのでしょうか?
 
▽どういったことが書かれているかと言うと、簡単に言ってしまうと
 論文(おそらく大学の卒業論文)を書く人用に情報の集め方から
 整理の方法、思考の整理方法が書かれています。
 
 その冒頭では、次のようなことが書かれています。
 
 「学校はグライダー人間の訓練所である。飛行機人間はつくらない」
 
 グライダーは、飛んでいる姿は飛行機と同じだけれど、エンジンが
 付いてないので自力で飛ぶことはできません。
 
 それを、学校教育に当てはめて、次のように表現しています。
 
 「学校の生徒は、先生と教科書に引っ張られて勉強する。自学
 自習という言葉こそあるけれども、独力で知識を得るのではない。
 いわばグライダーのようなものだ。自力で飛び上がることはでき
 ない」
 
 確かに言われてみれば、学校と言うところは強制的に勉強を教え
 ます。
 
 しかも、ほとんどの人間が退屈だと思っている授業に参加し、
 先生の話を聞いています。
 
 著者は言います。
 
 「グライダーの練習に、エンジンのついた飛行機などが混じって
 いては迷惑する。危険だ。学校では、ひっぱられるままに、どこへ
 でもついて行く従順さが尊重される」
 
 「勝手に飛び上がったりするのは規律違反。たちまちチェック
 される。やがてそれぞれにグライダーらしくなって卒業する」
 
 「優等生はグライダーとして優秀なのである。飛べそうではないか、
 ひとつ飛んでみろ、などと言われても困る。指導するものがあって
 のグライダーである」
 
 現代の教育の弊害を指摘しています。
 
 つまり、現在の学校教育では、自力で考える力をもった人間は
 育たない、と批判しているのです。
 
 それまでは、グライダー人間が重宝されてきました。
 
 言われたとおり文句を言わずに、まるでコンピューターのように
 仕事をこなして行くグライダー人間の方が、会社にとっては使い
 安いのです。
 
 しかし、最近のコンピューターは優秀です。
 
 グライダー人間がやるような仕事は、コンピューターでも出来る
 ようになりました。
 
 エンジンつきの飛行機、つまり自力で思考できるような人間に
 ならないと、コンピューターに仕事を奪われてしまう、という
 警告を、著者は20年前に提唱しています。
 
▽では、自力で思考できる「飛行機人間」になるにはどうすれば
 良いのでしょうか?
 
 この本では、いろいろな方法が紹介されています。
 
 簡単に紹介します。
 
 1.朝飯前に仕事をする

 2.醗酵させる
 
 3.寝させる
 
 4.カクテル(混ぜ合わせる)
 
 5.知のエディターシップ(並べ替える)
 
 6.触媒(すでに存在するものを結びつける)
 
 7.アナロジー(例えをあげて表現する)
 
 8.セレンディピティ(思いがけない偶然から生まれる発見)
 
 9.情報のメタ化(情報の抽象化)
 
 10.スクラップ(スクラップの整理の方法)
 
 11.カードやノートに書く
 
 12.つんどく法(積んでおいて必ず読む)
 
 13.手帳とノート(記録して忘れる)
 
 14.メタ・ノート(ノートから抽象化して移植する)
 
 15.思考の整理(忘れること)
 
 16.知識を捨てる(自然の忘却)
 
 
 と、ここまでが、情報の集めか方、思考の整理の方法です。
 
 整理してみると、情報は集めるだけ集めて、抽象化し、余計な
 ことは忘れてしまう、というのが「思考の整理方法」のようです。





 この本は、論文を書く人のために、どうやって情報を集め、その
 情報を元に、どのように自分で思考するかが書かれています。
 
 これは、論文を書く人だけでなく、いろいろな仕事に応用できる
 ことだと思います。
 
 「思考を整理することは、忘れることである」と、やけに忘れる
 ことを強調しているような気がしました。
 
 忘れるのがベストなのかもしれませんが、その前に少しくらい
 忘れても大丈夫なように、情報を集めておかなければなりません。
 
 今、情報を集めるだけ集めているので、自分にも役に立ちそうです。



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終わらない愛の育てかた
終わらない愛の育てかた―結婚カウンセラーがそっと教える 終わらない愛の育てかた―結婚カウンセラーがそっと教える
M.ゲイリー ニューマン (2002/12)
春秋社

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 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:終わらない愛の育てかた
 副題:結婚カウンセラーがそっと教える
 著者:M・ゲイリー・ニューマン
 出版:春秋社
 定価:1800円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
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──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 秘訣1 結婚に対する責任が二人の絆です
 秘訣2 すばらしい結婚には相互依存が大切です
 秘訣3 明確で現実的なゴールを決めましょう
 秘訣4 結婚にもしっかりした役割分担が必要です
 秘訣5 相手を受け入れるとは正しく理解すること
 秘訣6 何よりもパートナーとの関係が大事です
 秘訣7 子供時代の経験を理解しましょう
 秘訣8 すばらしいセックスは技術ではありません
 秘訣9 子供よりパートナーが優先です
 秘訣10 すばらしい結婚には時間が必要です
 おまけの秘訣 義理の親との関係づくり



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :■■■□□
 豊かな心:■■■□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、2002年12月に出版されています。
 
 著者は、アメリカフロリダ州認定のメンタルヘルス・カウンセラー
 で、フロリダ最高裁認定家族調停員にしてユダヤ教のラビ、と
 紹介されています。



 始まるときは、終わることを考えてません。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)10の秘訣とは?



 努力が必要みたいです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)10の秘訣とは?

 「愛を見つけ、有意義で安定した結婚生活を続けている人々には、
 ある単純明快な秘訣があります。多くのカップルはこの秘訣を
 知らず、理解もせず、考えてみようともしません」
 
 「その秘訣とは『結婚生活には、たいへんな努力がいる』という
 ことです」

 秘訣1 結婚に対する責任が二人の絆です
 秘訣2 すばらしい結婚には相互依存が大切です
 秘訣3 明確で現実的なゴールを決めましょう
 秘訣4 結婚にもしっかりした役割分担が必要です
 秘訣5 相手を受け入れるとは正しく理解すること
 秘訣6 何よりもパートナーとの関係が大事です
 秘訣7 子供時代の経験を理解しましょう
 秘訣8 すばらしいセックスは技術ではありません
 秘訣9 子供よりパートナーが優先です
 秘訣10 すばらしい結婚には時間が必要です
 おまけの秘訣 義理の親との関係づくり

 「幸せな結婚生活を築きたければ、自立という考えは捨てなければ
 なりません。たがいに依存しあうことを学ぶべきです」
 
 「もし、結婚と自立を両立させようとすれば、結婚で最も重要な
 『パートナーと一つになる』ことができなくなります。自分だけで
 満足できるのなら、パートナーは愛や幸せをもたらす存在では
 なくなります」
 
 「パートナーがあなたの幸福を損なうかもしれないと感じれば、
 すぐに重荷になるでしょう。パートナーが独立していて、あなたの
 人生の危機にも大した支援を与えてくれないのなら、結婚している
 意味などあるでしょうか」
 
 「心を開き、相手と依存しあって、はじめて安心は得られます。
 恐れずに愛し、互いを必要とすることです。それによって結び
 つきが強くなり、人生の荒波を乗り越えていけるようになります」
 
 「健全な結婚とはパートナー同士が依存しあい、結婚している
 ゆえに完全だと感じ、パートナーなしの人生は考えられないと
 思うことです」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 依存できるところは依存しよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「10の秘訣」とはどのようなことなのでしょうか?

▽人は大人になって、(大半の人は)ある異性を愛するようになり、
 その気持ちをお互いが感じていると、結婚という一種の契約をし
 ます。
 
 ここでは、「結婚できるのは異性同士」という前提で話を進めて
 いきます。
 
 「結婚」という形は、単なる役所に提出する紙切れ一枚のこと
 なのですが、結婚することによって、お互いがお互いを尊重し、
 励まし合い、助け合い、共に成長していく、というのが結婚に
 期待されることです。
 
 結婚してなくても、同じ屋根の下に住んでいれば同じ事だと思い
 ます。
 
 しかし、お互いの愛を確かめ合って結婚したはずなのに(もしか
 したら違うカップルがいるかもしれませんが...)、その関係を
 解消してしまうカップルもいます。
 
 しかもたくさん。
 
 それは、なぜなのでしょうか?
 
 結婚は、実は「ただ愛しているから結婚する」だけでは続かない
 のです。
 
 著者は言います。
 
 「愛を見つけ、有意義で安定した結婚生活を続けている人々には、
 ある単純明快な秘訣があります。多くのカップルはこの秘訣を
 知らず、理解もせず、考えてみようともしません」
 
 「その秘訣とは『結婚生活には、たいへんな努力がいる』という
 ことです」
 
 結婚するまでは実は簡単な話で、結婚する者同士のお互いの了解
 があれば、役所にかみ切れ1枚を提出すれば結婚できます。
 
 日本の場合、そこに「家」が絡んできますが、基本的には本人の
 同意があれば結婚できます。
 
 しかし、その結婚生活を続けるためには、相応の「努力」が必要に
 なるのです。
 
 私が以前、このメルマガで自分のパートナーに
 
 「1日1回でいいから愛してるって言おう」
 
 ということを書いたことがあります。
 
 これも、その努力の一つです。
 
 結婚して時間が経てば、自動的に愛が深まって、お互いを尊敬で
 きるようになり...というのは幻想でしかありません。
 
 何らかの努力をしないと、結婚生活は破綻します。
 
 日本には、「結婚」という形式をとっていても破綻しているカッ
 プルはたくさんいることと思います。
 
 みな、結婚生活を上手く送りたいと思っていますが、どうもそんな
 に上手くはいってないみたいです。
 
 努力が足りないのだと思います。
 
▽そこで著者は、結婚生活を破綻することなく、上手く続かせる
 ための「10の秘訣+α」を提案しています。

 目次でも書きましたが、もう一度書きます。
 
 秘訣1 結婚に対する責任が二人の絆です
 秘訣2 すばらしい結婚には相互依存が大切です
 秘訣3 明確で現実的なゴールを決めましょう
 秘訣4 結婚にもしっかりした役割分担が必要です
 秘訣5 相手を受け入れるとは正しく理解すること
 秘訣6 何よりもパートナーとの関係が大事です
 秘訣7 子供時代の経験を理解しましょう
 秘訣8 すばらしいセックスは技術ではありません
 秘訣9 子供よりパートナーが優先です
 秘訣10 すばらしい結婚には時間が必要です
 おまけの秘訣 義理の親との関係づくり
 
 全ては紹介できないので、この中から「秘訣2」の相互依存に
 ついて紹介します。
 
▽特に男性は、子どもの頃から「自立」することを目標に、教育
 されます。
 
 父親がメインでお金を稼いでくる家庭が多いと思います。
 
 そういう家庭で育った男の子は、「お金は父親が稼ぐものだ」と
 とうぜん思うようになります。
 
 そして、親からは早く自立するようにし向けられます。
 
 現在は、女性も同じで親から離れて独り立ちできるように育て
 られる場合が多いと思います。
 
 本屋さんに行けば、「自分の夢を実現する方法」といった、自己
 啓発書や成功法則本がたくさん並んでいます。
 
 自分のやりたいこと、趣味を追い求め、充実した人生にしましょう、
 とうたっているの本がたくさんあります。

 しかし著者は、結婚生活を送るにあたっては、その考え方は
 間違っていると言います。
 
 「幸せな結婚生活を築きたければ、自立という考えは捨てなければ
 なりません。たがいに依存しあうことを学ぶべきです」
 
 「もし、結婚と自立を両立させようとすれば、結婚で最も重要な
 『パートナーと一つになる』ことができなくなります。自分だけで
 満足できるのなら、パートナーは愛や幸せをもたらす存在では
 なくなります」
 
 「パートナーがあなたの幸福を損なうかもしれないと感じれば、
 すぐに重荷になるでしょう。パートナーが独立していて、あなたの
 人生の危機にも大した支援を与えてくれないのなら、結婚している
 意味などあるでしょうか」
 
 「心を開き、相手と依存しあって、はじめて安心は得られます。
 恐れずに愛し、互いを必要とすることです。それによって結び
 つきが強くなり、人生の荒波を乗り越えていけるようになります」
 
 「健全な結婚とはパートナー同士が依存しあい、結婚している
 ゆえに完全だと感じ、パートナーなしの人生は考えられないと
 思うことです」
 
 自立心というのは必要かもしれません。
 
 パートナーに完全に依存しきってしまうというのは、パートナーの
 負担を増やすだけです。
 
 お互いがお互いの役割を担い、相手に依存出来る部分は依存して
 しまう、というのが理想だと思います。
 
 お互いに頼り頼られる関係が良いのだと思います。
 
 我が家は、私が嫁さんに頼りっぱなしかもしれません...





 この本は、結婚生活の危機を乗り切るための秘訣が10書かれて
 います。
 
 400ページ近くあって、全てを読むには時間がかかります。
 
 結婚生活が上手く行くということは、人生を楽しく生きること
 でもあるので、「努力」は必要です。
 
 「努力してみよう」と思う方でしたら、読んでみることをお勧め
 します。



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スピリチュアルメッセージ2
スピリチュアルメッセージII―死することの真理 スピリチュアルメッセージII―死することの真理
江原 啓之 (2003/02/25)
飛鳥新社

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:スピリチュアルメッセージ2
 副題:死することの意味
 著者:江原啓之
 出版:飛鳥新社
 定価:1200円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4870315467/oyajimushicom-22/ref=nosim/
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──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 死後の旅路―この世を去ったたましいは、どんな旅を続けるのか
 第2章 光の懐に抱かれて―「死」のときを、いかにして迎えるか
 第3章 メッセージの真実―この世とあの世、二つの世界をつなぐもの



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :■■■■□
 豊かな心:■■■□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、2003年3月に出版されています。
 
 著者は、スピリチュアルカウンセラーの江原さんです。
 
 見たことはないですが、テレビや雑誌でも活躍中で、著書も多数
 あります。



 死を考えることは、生きることを考えることでもあります。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)なぜ自殺はいけないことなのか?



 自殺してはいけないことは分かるのですが...



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)なぜ自殺はいけないことなのか?

 「寿命は、現世の者たちには定められぬ。ゆえ、自殺は誤りじゃ。
 寿命のなかに自殺はない」

 「失うことの恐れ、恐怖、弱さのためもがき、物質欲に苦しむ。
 そして、それがあまりにも強力な悪の力となり、そこからまた
 脅かされる弱者、逃避する弱者が生まれる。それがぬしらの世じゃ」

 「自殺する者は、死んだらしねると思うから自殺するわけじゃ。
 しかし、魂は永遠。みずからの手で、みずからを終えることは
 できぬ」

 「今の世の自殺者に多いのは、『死して人は死なず』を知ること
 なく自殺に挑む者じゃ」
 
 「実は自殺者には、死してから、生きる以上の苦しみがある。
 死んだところで、その呪縛から解けぬからじゃ。死んでも続行
 するだけじゃ。いわば、肉体をもって続行するのと(現界)、
 肉体をもたず続行すること(幽現界)の違い」
 
 「しかし、肉体をもたずして続行することの方が、よほど苦難じゃ。
 なぜならば、現世に生きられる限りは、訂正も山ほどできる。
 しかし自殺すれば、自殺した時点で、いつまでも呪縛される。
 いわば進歩が遅れるのじゃ」

 「苦難から逃れたければ、生き抜くことなのじゃ。逃れたければ、
 みずからのたましいのあり方を変えるべきなのじゃ」
 
 「自殺するほどならば、路上で生きながらえた方がすっと立派じゃ。
 なぜならば、『生きる』ことに意義があるわけであるから」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 死生観を持とう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「なぜ自殺はいけないこと」なのでしょうか?

▽日本の自殺者は年間3万人を超えています。

 ネットで調べてみると、平成18年度は32155名(!)の方
 が自殺しています。
 
 男性が圧倒的に多く、歳を重ねる毎に自殺者は増加し、60代
 以上の高齢者層が一番多いです。
 
 ただ、20代?50代までの働く男性の世代の自殺者を足して
 みると、60代の自殺者の2倍以上となります。
 
 なぜ、人間は自殺してしまうのでしょうか?
 
 自殺の理由として多いのが、「健康問題」と「経済・生活問題」で、
 全体の70%を占めます。

 物質的な理由で自殺している方が多いですね。
 
 その他に多いのは「家庭問題」と「勤務問題」となっています。
 
▽人間はこの世に生まれてくる前に、自分で寿命を決めてきます。

 「何歳まで生きる」と決めて、その時期になるとそれ以上は生きる
 ことはできません。
 
 現代は医療が発達して「延命」することも可能ですが、延命した
 としても、自分で決めた寿命とほとんど変わらないそうです。
 
 自分で決めた寿命を放棄して、この世から自らの意志で肉体から
 離れてしまうことを「自殺」と言います。
 
 著者は言います。
 
 「寿命は、現世の者たちには定められぬ。ゆえ、自殺は誤りじゃ。
 寿命のなかに自殺はない」
 
 少し説明しておくと、この本で書かれている話は著者の守護霊の
 「昌清」が霊媒(著者)の口を通して話したものです。
 
 従って、口調が昔の話し方になっています。
 
 自殺をするということは、自分で決めた寿命を放棄してしまう
 ことになります。
 
▽自殺にもいろいろと種類があるのですが、一番良くないのは、
 「自らの弱さゆえの自殺」なのです。
 
 著者は言います。
 
 「失うことの恐れ、恐怖、弱さのためもがき、物質欲に苦しむ。
 そして、それがあまりにも強力な悪の力となり、そこからまた
 脅かされる弱者、逃避する弱者が生まれる。それがぬしらの世じゃ」
 
 自殺の理由を考えてみても、物質に関することが理由で自殺して
 いる人がほとんどです。
 
 苦しんでいる人にとっては、それこそ「死ぬほどつらい」のかも
 しれません。
 
 その苦しみから逃げようとして自殺するのですが、実は自殺しても
 自殺できないのです。
 
 著者は言います。
 
 「自殺する者は、死んだら死ねると思うから自殺するわけじゃ。
 しかし、魂は永遠。みずからの手で、みずからを終えることは
 できぬ」
 
 「自殺すれば全てが楽になる。嫌な自分から解放される」と思って
 自殺しても、その苦しみからは解放されません。
 
 著者は言います。
 
 「今の世の自殺者に多いのは、『死して人は死なず』を知ること
 なく自殺に挑む者じゃ」
 
 「実は自殺者には、死してから、生きる以上の苦しみがある。
 死んだところで、その呪縛から解けぬからじゃ。死んでも続行
 するだけじゃ。いわば、肉体をもって続行するのと(現界)、
 肉体をもたず続行すること(幽現界)の違い」
 
 「しかし、肉体をもたずして続行することの方が、よほど苦難じゃ。
 なぜならば、現世に生きられる限りは、訂正も山ほどできる。
 しかし自殺すれば、自殺した時点で、いつまでも呪縛される。
 いわば進歩が遅れるのじゃ」
 
 自殺すると、苦しみから解放されるどころか、その苦しみをその
 まま延々と味わうことになるのです。
 
 生きていても苦しくて、自殺してももっと苦しいとなると、
 苦しんでいる人はどうしたらいいのでしょうか。
 
 どうやっても逃れられないのでしょうか?
 
 苦しみから逃れるには「生き抜く」ことしかないようです。
 
 著者は言います。
 
 「苦難から逃れたければ、生き抜くことなのじゃ。逃れたければ、
 みずからのたましいのあり方を変えるべきなのじゃ」
 
 「自殺するほどならば、路上で生きながらえた方がすっと立派じゃ。
 なぜならば、『生きる』ことに意義があるわけであるから」
 
 どのような状況に陥っても、死ぬまで生きること。
 
 苦しくても苦しくてもとにかく死ぬまで生きること。
 
 どのように惨めな状況で孤独であっても、とにかく生きること。
 
 それが、苦しみから逃れる方法なのです。
 
 苦しいのなら生きて助けを求めれば、必ず助けてくれる人が現れ
 ます。
 
 「助けて!」って叫んでみれば苦しみから逃れることができるかも
 しれません。
 
 とにかくとことん生きることが大切です。





 この本は、この世での「死」に焦点を当てて、どのように考える
 べきかが書かれています。
 
 見方によっては、人間は生まれた瞬間から死に向かっています。
 
 「いかに生きるか」を考えるということは、「死」について考える
 ことでもあります。
 
 いつ死んでも後悔しないように生きなくてはならないのです。



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二宮金次郎はなぜ薪を背負っているのか?
二宮金次郎はなぜ薪を背負っているのか?―人口減少社会の成長戦略 (文春文庫 い 17-14) 二宮金次郎はなぜ薪を背負っているのか?―人口減少社会の成長戦略 (文春文庫 い 17-14)
猪瀬 直樹 (2007/08)
文藝春秋

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:二宮金次郎はなぜ薪を背負っているのか?
 副題:人口減少社会の成長戦略
 著者:猪瀬直樹
 出版:文春文庫
 定価:495円+税
 購入:ブックオフで300円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4167431149/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f4483727%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 序 章 皇室は鏡のように
 第一章 人口減少社会に挑戦した男
 第二章 積小偉大
 第三章 複利の魔力
 第四章 偉大なる発明「分度」
 第五章 見捨てられた領地の再生
 第六章 希望の未来を指し示す
 第七章 カギは農業にあり
 終 章 二宮金次郎は現代に甦る



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :■□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、2007年8月に出版されています。
 
 著者は、先日紹介した「道路の権力」を書いた猪瀬さんです。
 
 本業は作家ですが、現在は東京都副知事をしています。



 二宮金次郎は「勤勉」というイメージがありますが...



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)なぜ薪を背負っているのか?



 金次郎の本質とは?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)なぜ薪を背負っているのか?

 「現代の感覚では、山に柴刈りにいくことは、落ちているものを
 拾うようなものだが当時、柴や薪はたいへんな貴重品であり、
 村の共有財産である入会地で柴や薪を拾うにも、入山できる期間や、
 採取できる量に厳しい制限があった。大人がやったら村人から
 咎められるが、金次郎は少年でありその境遇から大目に見てもら
 えた」

 「弟子のひとり、福住正兄の『二宮翁夜話』ではこう説明されている。」
 
 「『おおきな事をしたいと思えば、小さな事を怠らず勤めるが
 よい。小が積もって大となるからだ。およそ小人の常として、
 大きな事を望んで小さな事を怠り、できにくいことに気をもんで、
 できやすいことを勤めない。それゆえ、ついに大きな事をしとげ
 られない』」
 
 「金次郎に勤倹、節約のイメージがついてまわるのはこの部分
 だけを強調されたからだが、むしろ金次郎の本質は、コスト削減
 によって生じた余剰をどう活用するか、にある」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 我が家の家計を見直してみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「なぜ薪を背負っている」のでしょうか?

▽先日読んだ「道路の権力」が意外と面白かったので、著者の本を
 探しに行ったところ、面白そうな題名だったのでこの本を選びま
 した。
 
 以前、子供用の本「二宮金次郎」(Vol032、2006/6/7配信)を
 紹介したことがあります。
 
 この本を読んだときは、子ども向けということもあり、金次郎の
 勤勉さ、人を思う心が強調されていました。
 
 しかし、二宮金次郎の「本質」は、別のところにあったのです。
 
▽金次郎が13歳のときに病死したために、金次郎は一家の大黒柱
 として働かなくてはならない状況にありました。
 
 そこで、柴や薪を「入会地(いりあいち)」という所で入手し、
 都市へ行って売りさばくということをやっていたのです。
 
 著者は言います。
 
 「現代の感覚では、山に柴刈りにいくことは、落ちているものを
 拾うようなものだが、当時、柴や薪はたいへんな貴重品であり、
 村の共有財産である入会地で柴や薪を拾うにも、入山できる期間や、
 採取できる量に厳しい制限があった。大人がやったら村人から
 咎められるが、金次郎は少年でありその境遇から大目に見てもら
 えた」
 
 金次郎が背負っていた柴や薪を、努力や根性の象徴ではなく、
 優れた換金商品とする見方をすると、その時代(江戸時代後期)
 の背景や、金次郎の本質が見えてきます。
 
 江戸時代は現在のように「電気」「ガス」というものがありません。
 
 ということは、日々の生活で必要な燃料は柴や薪ということに
 なります。
 
 そして、当時はその燃料費が出費全体のかなりの比重を占めて
 いたそうです。
 
 金次郎は25歳の時に、薪山を安い値段で購入し、柴や薪を拾っ
 ては売り、それで得た現金を使ってしまうのではなく「運用」する
 ことでもっとたくさんの利益が得られることに気がつきます。
 
 金次郎の銅像は「努力」とか「勤勉」を示していると思われて
 ますが、「効率」を意味しているとも考えられます。
 
▽成人した金次郎は、小田原藩家老の服部家の若党として務める
 ようになります。
 
 そこでたちまち頭角を現します。
 
 奉公人の身の上相談に乗ってあげるようになります。
 
 当時の身の上相談はほとんどが金銭の問題で、金次郎は高利の
 借金をできるだけ立て替えてやり、低利で融通していました。
 
 そして、コスト意識を持つように話しをしていたのです。
 
 著者は言います。
 
 「弟子のひとり、福住正兄の『二宮翁夜話』ではこう説明されている。」
 
 「『おおきな事をしたいと思えば、小さな事を怠らず勤めるが
 よい。小が積もって大となるからだ。およそ小人の常として、
 大きな事を望んで小さな事を怠り、できにくいことに気をもんで、
 できやすいことを勤めない。それゆえ、ついに大きな事をしとげ
 られない』」
 
 「金次郎に勤倹、節約のイメージがついてまわるのはこの部分
 だけを強調されたからだが、むしろ金次郎の本質は、コスト削減
 によって生じた余剰をどう活用するか、にある」
 
 著者がなぜ二宮金次郎に目を付けたのかが分かってきました。
 
 最初は、著者と二宮金次郎がどうしてもつながらなかったのですが、
 金次郎の考えていたことが「コスト削減」と「余剰資金の運用」
 にあるとしたら、著者の追いかけているテーマに合致します。
 
 金次郎は、服部家で使用する燃料コストの削減に成功し、そこで
 はたらく使用人たちに節約した分を分け与えます。
 
 さらに、自分で買った薪山に使用人達を連れて行き、薪を町で
 売らせて手に入れた利益で、「金次郎ファンド」を作り運用する
 ようになるのです。
 
 貸し出し、回収の管理は金次郎がやり、出資して何年か経てば
 1両が数倍、数十倍にもなるのです。
 
 昔の日本人にはスゴイ人がいたものです。
 
▽金次郎は、この時代に「複利」の仕組みに気がついていました。
 
 投資した資金は、年数が経過すればするほど有利になって戻って
 きます。
 
 その仕組みを使った仕組みを、金次郎が26歳の時に作った
 「五常講」というシステムでした。
 
 低金利の融資と運用を利用したシステムです。
 
▽こうしたシステムが上手くいくと、それがいろいろな所で話題に
 上がり、財政難に苦しむ藩から財政立て直しの依頼が舞い込む
 ようになります。
 
 財政の立て直しを依頼された金次郎は、いろいろなシステムを
 考え出します。
 
 そのシステムの一つが「分度(ぶんど)」という考え方で、簡単に
 言うと、「収入はこの先10年、これだけしか発生しないので、
 支出はこれ以内に抑えるように」という考え方です。
 
 余剰資金が運用に回されます。
 
 普通に考えると当たり前の話なのですが、これができていないのが
 「日本」という国です。
 
 収入の約2倍の歳出がある現在の日本はおかしいのです。
 
 江戸時代後期にこのような意識を持っていた日本人がいた、という
 驚きと、現在の日本の国を動かしている人たちに、金次郎のような
 意識を持っている人がいない、という驚きがあります。
 
 もしかしたら、現在もいるのかもしれませんが、なかなか日本は
 変わらないです。





 この本は、日本の現状の経済状況と、江戸時代後期のある藩の
 経済状況を比較して、現在の問題点を分かりやすく説明してくれて
 います。
 
 そこから、著者のテーマである特殊法人の見直しにつながります。
 
 「収入の範囲内に支出を抑える」という考え方は、当たり前の
 ことなのですが、その当たり前のことができないと、延々と借金
 地獄に苦しむことになります。
 
 なかなか面白い本です。



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パール判事の日本無罪論
パール判事の日本無罪論 (小学館文庫) パール判事の日本無罪論 (小学館文庫)
田中 正明 (2001/10)
小学館

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:パール判事の日本無罪論
 著者:田中正明
 出版:小学館文庫
 定価:533円+税
 購入:本屋さんで購入



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 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
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──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1部 東京裁判とは何だったのか?戦争裁判の法的欺瞞
 第2部 太平洋戦争はなぜ起きたか?「共同謀議」という焦点
 第3部 戦争における「殺人の罪」?贖罪意識の植え付け
 第4部 東京裁判のもたらしたもの?国際論争と戦後日本人の意識



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :■■□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、2001年11月に出版されています。
 
 1963年9月に出版された「パール博士の日本無罪論」を文庫化
 したものです。
 
 著者は、戦前アジア解放運動に従事し、戦後は国際平和協会専務
 理事等を歴任しています。
 
 2006年に亡くなっています。



 日本にとっては重要な「歴史観」を少し考えてみたいと思います。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)なぜ日本は無罪だと主張したのか?



 たった一人だけ無罪を主張したそうです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)なぜ日本は無罪だと主張したのか?

 「問題は二つある。国際正義を行うための、公正なる国際裁判を
 やろうというなら、戦勝国のみならず、中立国はもとより、戦敗国
 をその締約国とする国際条約によって設置された裁判所の構成に
 よって裁くべきであるということ」
 
 「いま一つは、戦勝国の中にも、戦争放棄に違反した軍人や政治家が
 あったならば、すすんでこの法廷に引き渡すべきである、それで
 こそ公正なる裁判ということができよう」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 真実を知ろう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「なぜ日本は無罪だと主張した」のでしょうか?

▽1945年8月15日、日本は終戦を迎えました。

 ポツダム宣言を受諾し「無条件降伏」したことになっています。
 
 その後「極東軍事裁判」、いわゆる東京裁判が開かれ、そこで
 A級戦犯として28名が裁かれ、判決を受けたのは25名、2名は
 病死、1名は精神障害により入院、という結果になっています。
 
 25名の内訳は、絞首刑7名、終身刑16名、有期禁固刑2名と
 なっています。
 
 裁判の判事となった国は、戦勝国と被害国から、アメリカ、英国、
 ソ連、フランス、オランダ、中国、オーストラリア、ニュージー
 ランド、カナダ、インド、フィリピンの11カ国で、オランダ、
 フランス、インド、フィリピン、オーストラリアの各判事の少数
 意見を法廷記録に集録しつつも、多数派7カ国の意見をもって
 「有罪」と認定しました。
 
 この裁判で有罪になったA級戦犯たちが、靖国神社に祭られて
 いるために日本の総理大臣が終戦記念日に参拝に訪れたりすると、
 中国と韓国の近隣諸国から非難を浴びるという構図になっています。
 
▽11カ国の判事の中で、ただ一人判決に全面的に反対したのが、
 インド代表のパール判事でした。
 
 パール判事ただ一人だけは日本の全面無罪を主張したのです。
 
 「私は無罪だと思う」と単純に主張しただけではなく、パール
 判事の判決文は、英文にして1275ページ、日本語にして百万語
 に及ぶ膨大な文章になっていたそうです。
 
 では、なぜ「無罪」だと主張したのでしょうか。
 
 東京裁判の起訴事実は、3種55訴因に分けられています。
 
 3種とは以下の通りです。
 
 第1種 平和に対する罪
     
     被告らが共同謀議して、侵略戦争を計画し、準備し、
     開始し、遂行して、世界平和をかく乱したという罪。

 第2種 殺人の罪
     
     条約違反の罪から引き出されたものであって、宣戦を
     布告せずしてなされた敵対行為は戦争ではない。した
     がって、その戦闘によって生じた殺傷は殺人行為である、
     という罪。
     
 第3種 通例の戦争犯罪および人道に対する罪
     
     非戦闘員に対して加えられた大量殺戮、または捕虜の
     虐待、酷遇等、通例の戦争犯罪を総括して言う。
 
 第2種の「殺人の罪」は、東京裁判の検察団によって発明された
 罪なのだそうです。
 
 私が学校で習った戦争の歴史では、「日本はポツダム宣言を受諾し
 無条件降伏した...」とありました。
 
 今の教科書はどうなっているのか分かりませんが、この「無条件
 降伏」とは、「全日本軍の無条件降伏と...」という定義に
 なっています。
 
 「日本は無条件降伏したから、何をされてもいい」というわけでは
 ありません。
 
 ポツダム宣言受諾の勧告がなされたのが、1945年7月26日、
 その後、日本が受諾するのが8月10日、その間、8月6日と
 8月9日に、広島と長崎に原爆が投下され、8月8日には日ソ
 不可侵条約を破ってソ連が満州に攻め入る、という事実があります。
 
▽パール判事がA級戦犯の無罪を主張したのは、この東京裁判が
 勝者が敗者をさばく単なる「リンチ」だと考えたからです。
 
 著者は言います。
 
 「問題は二つある。国際正義を行うための、公正なる国際裁判を
 やろうというなら、戦勝国のみならず、中立国はもとより、戦敗国
 をその締約国とする国際条約によって設置された裁判所の構成に
 よって裁くべきであるということ」
 
 「いま一つは、戦勝国の中にも、戦争放棄に違反した軍人や政治家が
 あったならば、すすんでこの法廷に引き渡すべきである、それで
 こそ公正なる裁判ということができよう」
 
 東京裁判では、太平洋戦争において日本は近隣諸国に極悪非道な
 行為を行ったことになっています。
 
 戦後の日本も、そのように歴史を教えられてきました。
 
 私は、戦争当時の日本軍による「極悪非道の事実」について、
 何も調べてないので真実がなんなのかほとんど知りません。
 
 仮に、日本軍がそういった行為をしたことを事実としましょう。
 
 しかし、「極悪非道」を罪として裁くのであれば、アメリカが
 広島と長崎に投下した原爆は極悪非道ではないのか?という疑問
 が湧いてきます。
 
 そして、日ソ不可侵条約を破って、満州になだれ込み、婦女子を
 暴行し、住民の財産を奪い、大量の日本人をシベリアに連れて
 行って虐待し奴隷とした事実は、極悪非道ではないのか?という
 疑問も湧いてきます。
 
 日本の戦争を侵略戦争として裁くのであれば、アメリカやイギリス
 が、全世界を侵略したことは罪にはならないのか?という疑問も
 湧いてきます。
 
 戦勝国の罪は一切問わず、敗戦国の罪ばかりを裁いた東京裁判は
 はたして公平な裁判だったのか、という疑問がとうぜん湧いてき
 ます。
 
 しかも、法律というのは、法律ができる以前の過去の出来事は
 裁かないことになっています。
 
 これは法治国家としては当然のことです。
 
 しかし、東京裁判では、それが当然のごとく行われたいました。
 
▽パール判事は、それらのことを真剣に考え調査し、全面的に無罪を
 主張したのです。
 
 しかし、シナリオは裁判が始まる前から決まっていたみたいです。
 
 つまり、罪があろうが無かろうが、そんなことは戦勝国にとっては
 どうでもよくて、敗戦国である日本を裁くというのが目的だった
 みたいです。
 
 ということはA級戦犯の定義もおかしくなってきます。
 
 戦後の日本の歴史観というのは、東京裁判から始まっています。





 この本は、東京裁判が戦勝国によって、いかに画策された茶番劇
 だったかを解説していて、そのことをパール判事が調査した膨大な
 資料の中から事実を判断している本です。
 
 ただ、この一冊だけをもって、これが正しいと判断するのは、
 単純すぎるような気がします。
 

 私自身は不勉強で、何が真実で、何が真実ではないのかが分かり
 ません。
 
 もう少しいろいろな本を読んで、日本の何が問題だったのか?
 戦争しなければならない理由は何だったのか?を探ってみたいと
 思います。



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食べすぎてしまう女たち
食べすぎてしまう女たち―「愛」の依存症 食べすぎてしまう女たち―「愛」の依存症
ジェニーン ロス (1996/11)
講談社

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:食べすぎてしまう女たち
 副題:「愛」の依存症
 著者:ジェニーン・ロス
 出版:講談社
 定価:1600円
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4062084430/oyajimushicom-22/ref=nosim/
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──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 食べ物に愛を求める女たち
 第2章 「愛し合う」ことが不安になるとき
 第3章 もし痩せれば、人生は劇的に変化するのか
 第4章 禁じられたものへの欲求が
 第5章 あなたの中に二人の違う人物がいる
 第6章 悲しみのあとに何が訪れるのか
 第7章 二人の関係のために道を開く
 第8章 何が正しい、何が悪いということはない
 第9章 「求めている愛」が本当の愛になるとき



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :■■□□□
 豊かな心:■□□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、1996年7月に出版されています。
 
 著者は、摂食障害の分野での講演・著作で多くの指示を集めて
 いるセラピスト、と紹介されています。
 
 日本語訳の本がもう一冊出版されています。



 過食症も愛情飢餓から起きます。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)過食症の原因とは?



 その原因は、予想通り...



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)過食症の原因とは?

 「強迫行動は、、感情レベルでの絶望の表現です、強迫とは、
 家に誰もいないという気持ちです。誰かを家にいさせるために、
 私たちは強迫行動に走るのです」
 
 「私たちの欲しい者は、愛なのです。強迫行動に溺れたい人など
 いません。生き延びるためにやるのです。発狂しないためにやる
 のです。自分のためになるからやるのです」
 
 「食べ物は、私たちにとっての愛です。食べることは、私たち
 なりの愛されるという方法なのです。両親がいない時も、食べ物
 はいてくれます。父に見捨てられても、食べ物は見捨てたりしま
 せん。食べ物は傷つけません。ダメと言いません。アルコール
 依存症になったりしません。いつも、そこにいてくれます。食べる
 とおいしい味がします」

 「強迫行動の真の理由は、自己愛の欠如です。強迫行動とは、
 自分がいい人間ではないという思い込みが、表面化しているもの
 なのです」

 「ある年齢の時点で私たちは、愛されるためには自分をさらけ
 出してはいけないと学びました。愛されるためには、欲しいものを
 求めてはいけないのです」

 「過食症者の人生に、退屈という文字はありません。太りすぎて
 いるから自分を嫌っていたり、痩せる望みに酔いしれていたり、
 むちゃ食いしているときには自分を引き裂いてやりたいと思ったり
 しているから。混沌、緊迫感、ドラマが過食症者の日常生活なの
 です。苦難こそが、この世界に生きる道なのです」
 
 「食べているとき、私たちはまるで過去の親子関係を体内で再現
 しているのかのようです。子どもの時に聞かされたか、聞かされた
 と思っているメッセージは、私たちは悪い子で、こんな仕打ちを
 受けるのも当然だというものでしたが、今、気持ち悪くて動け
 なくなるほど食べることによって、そのことを再現しているのです」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 無条件の愛を与えてあげよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「過食症の原因」とはどのようなことなのでしょうか?

▽電車に乗って通勤していると、駅のホームや乗り換えのために
 歩いているときに、とても痩せた女性を見かけます。
 
 一般人だったり高校生だったりしますが、見かける人は女性しか
 いません。
 
 ガリガリに痩せていて、骨と皮しかないように見えます。
 
 もしかしたら何かの病気のためにそうなっているのかもしれま
 せんが、食べ物を食べるのを拒んで極限まで痩せようとしている
 人のことを「拒食症」と言います。
 
 自分の身体を何とか「コントロール」しようとしているみたいです。
 
▽逆にひたすら食べまくる女性もいます。

 全く自分を「コントロール」できなくなってしまい、信じられ
 ないくらいの量を食べて食べて食べまくって、食べすぎで気持ち
 悪くなって吐き、吐いて食べられるようになると、さらに食べて
 しまいます。
 
 中には、指をのどにつっこんで無理やり吐いて、さらに食べる
 人もいるそうです。
 
 とうぜん摂取カロリーが多いため太り始めます。
 
 このような状態にある人を「過食症」と言います。
 
▽ほとんどの場合、拒食症である期間と過食症である期間を延々と
 繰り返す女性が多いそうです。
 
 ある時は、体重が30キロ代でガリガリに痩せているのに、ある
 時は60キロとか70キロまで増えてしまったりします。
 
 何かを求めるように食べ続け、何かをコントロールしようとして
 食べるのを拒むのです。
 
 このように食べ物に関する何らかの障害のことを総称して「摂食
 障害」と言います。
 
▽幸い、私の周りには「摂食障害」がある女性はいません。

 彼女たちはなぜ、摂食障害に陥ってしまうのでしょうか?
 
 著者は言います。
 
 「強迫行動は、感情レベルでの絶望の表現です、強迫とは、
 家に誰もいないという気持ちです。誰かを家にいさせるために、
 私たちは強迫行動に走るのです」
 
 「私たちの欲しい者は、愛なのです。強迫行動に溺れたい人など
 いません。生き延びるためにやるのです。発狂しないためにやる
 のです。自分のためになるからやるのです」
 
 「食べ物は、私たちにとっての愛です。食べることは、私たち
 なりの愛されるという方法なのです。両親がいない時も、食べ物
 はいてくれます。父に見捨てられても、食べ物は見捨てたりしま
 せん。食べ物は傷つけません。ダメと言いません。アルコール
 依存症になったりしません。いつも、そこにいてくれます。食べる
 とおいしい味がします」
 
 過食症の女性たちにとって、食べ物とは一番「愛」にちかいもの
 なのだそうです。
 
 「食べ物を食べなきゃならない」という強迫行動は、何かを求めて
 やっていることなのです。
 
 著者は言います。
 
 「強迫行動の真の理由は、自己愛の欠如です。強迫行動とは、
 自分がいい人間ではないという思い込みが、表面化しているもの
 なのです」
 
子どもの頃に、もらえるはずの「無条件の愛」をもらえなくて、
 ひたすら我慢していたために、大人になってから与えられなかった
 「愛」を食べ物にすり替えてひたすら食べ続けてしまうのです。
 
▽著者も、摂食障害に悩んでいた長い時期がありました。

 自分のことしか考えられないアル中の母親と、すべてを受け入れ
 られない父親、そして、ことある毎に著者に暴力を振るう祖母。
 
 このような家庭で育った著者は、幼いながらに次のように考え
 たのです。
 
 「ある年齢の時点で私たちは、愛されるためには自分をさらけ
 出してはいけないと学びました。愛されるためには、欲しいものを
 求めてはいけないのです」
 
 愛されることを抑圧し続けた結果、自分のコントロールが効かなく
 なってしまったのです。
 
▽過食症にある人は精神的に追いつめられています。

 著者は言います。
 
 「過食症者の人生に、退屈という文字はありません。太りすぎて
 いるから自分を嫌っていたり、痩せる望みに酔いしれていたり、
 むちゃ食いしているときには自分を引き裂いてやりたいと思ったり
 しているから。混沌、緊迫感、ドラマが過食症者の日常生活なの
 です。苦難こそが、この世界に生きる道なのです」
 
 「食べているとき、私たちはまるで過去の親子関係を体内で再現
 しているのかのようです。子どもの時に聞かされたか、聞かされた
 と思っているメッセージは、私たちは悪い子で、こんな仕打ちを
 受けるのも当然だというものでしたが、今、気持ち悪くて動け
 なくなるほど食べることによって、そのことを再現しているのです」
 
 大人に近くなってから、早ければ思春期くらいから、過去の親子
 関係が精神的に影響を与えるようになります。
 
 影響を与えるというよりも、心に中に押さえつけてきたものが、
 押さえきれなくなって出てくるようです。
 
 自分を破壊することが過食症を患う人たちの目的なのです。





 この本は、著者の実体験に基づき、精神的な分析、及び、親子関係の
 分析がなされています。
 
 過食症者の精神的、肉体的な苦しみが伝わってくる本です。
 
 根本的な問題は、やはり幼少期の親子関係にあります。
 
 
 ただ、書いてあることが分散されていてまとまりがなく、分かり
 づらいです。
 
 もっと系統立てて書いてくれると分かりやすいです。



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道路の権力(2回目)
道路の権力 道路公団民営化の攻防1000日 道路の権力 道路公団民営化の攻防1000日
猪瀬 直樹 (2003/11/13)
文藝春秋

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:道路の権力
 副題:道路公団民営化の攻防1000日
 著者:猪瀬直樹
 出版:文藝春秋
 定価:1600円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4163654003/oyajimushicom-22/ref=nosim/
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──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1部 行革断行評議会篇
  第1章 聖域に挑む
  第2章 実力者たち
  第3章 九三四二キロという旗
  第4章 変人の戦術
 第2部 道路公団民営化委員会篇
  第5章 民営化委員会発足
  第6章 総裁たちの弁明
  第7章 「凍結」の道路
  第8章 論破
  第9章 最終答申
  終 章 国民の選択



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、2003年11月に出版されています。
 
 著者の職業は作家です。
 
 以前、「日本国の研究」を読んだことがありましたが、良く知る
 ようになったのは、特殊法人の廃止・民営化の委員をやって、
 テレビに出るようになってからです。
 
 著書も多数あります。



 道路になぜ権力があるのでしょうか。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)道路の権力とは?



 「国」というのはなかなかやっかいな存在です。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)道路の権力とは?

 「限られた資源が、平等に分配されるという幻想。平等にという
 要求は、限られた資源を無限の資源と錯覚させるのである。それが、
 “道路の権力”の実体である」
 
 「五兆八千億円の道路特定財源、利用する毎に徴収される高速道路
 の通行料金が二兆六千億円、さらに道路4公団が郵貯・簡保・年金
 から借りる財政投融資という名の膨大な資金、一度この密の味を
 なめたら、もはやその味は忘れられない」
 
 「打ち出の小槌と言い換えようか。振れば振るほど小判が湧くのだ。
 架空の密を、架空の小槌を、奪い合った結果は...」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「道路の権力」とはどのようなものなのでしょうか?

▽なぜ道路が「権力」になってしまうのでしょうか?

 「道路の権力」の実体とはいかなるものなのでしょうか?
 
 著者は言います。
 
 「限られた資源が、平等に分配されるという幻想。平等にという
 要求は、限られた資源を無限の資源と錯覚させるのである。それが、
 “道路の権力”の実体である」
 
 「五兆八千億円の道路特定財源、利用する毎に徴収される高速道路
 の通行料金が二兆六千億円、さらに道路4公団が郵貯・簡保・年金
 から借りる財政投融資という名の膨大な資金、一度この密の味を
 なめたら、もはやその味は忘れられない」
 
 「打ち出の小槌と言い換えようか。振れば振るほど小判が湧くのだ。
 架空の密を、架空の小槌を、奪い合った結果は...」
 
 道路特定財源とは、道路に関係する税金のことで、車を所有すると
 払わなくてはならない税金、例えば重量税等の税金のことです。
 
 そして、どうやらお金の流れの一番の問題は「郵便局」に代表
 されるように資金が湯水のように湧いてくる(と錯覚している)
 部分なのです。
 
▽政治家は、自分が当選するための票集めのに「道路」を利用します。
 
 「私が当選すれば、この町に高速道路を開通させます」
 
 交通の便が良くない地方を地盤にしている政治家にとっては、
 「道路」は自分の政治家としての死活問題になっています。
 
 そう言った人たちが、道路に関する部会等に参加し「族議員」と
 言われるようになります。
 
 族議員になると、道路に関する改革をしようとすると抵抗する
 ようになります。
 
 それを小泉さんは「抵抗勢力」と表現していました。
 
 一部の政治家にとって「道路」というのは、自分が国会議員に
 なって「権力」を行使するための重要な道具なのです。
 
 考えているのは、日本のことではなくて自分の地元、そしてなに
 よりも自分のことです。
 
▽役所(ここでは国土交通省)は、自分の省庁の利益しか考えて
 いません。
 
 道路公団を民営化するということは、道路に関する収入、先程
 書いた「打ち出の小槌」の一部がなくなってしまうことになります。
 
 「自分の省庁の利益」だけならまだしも、役所が抱えている
 道路4公団に関連するファミリー企業(なんと誰も把握していない!)
 が数千社あり、そこが自分たちの「天下り先」となっているのです。
 
 「天下り先」は役人にとって、いるだけでお金が年間数千万円
 もらえるようになる、まさに「打ち出の小槌」です。
 
 蜜がこんこんと湧いているような場所を、そう易々と手放すわけが
 ありません。
 
 役所というところは、目が国民に向いているわけではなく、その
 原動力となっているのは、自分の省庁の利益、そして最終的には
 自分の個人の利益にしか目が向いていないのです。
 
 そのためにいくら国民からお金を徴収しようと、そんなことは
 知ったことではないのです。
 
 とにかく道路は創るに越したことはないというのが政治家と役人の
 考え方です。
 
 道路に関することを決めるのは、これまではその政治家と役人
 が密室で決定していました。
 
 そこでは、日本国民のことは一切考えられていなかったのです。
 
 役人が決めたストーリーに従って、それぞれの思惑を盛り込み
 政策が決定していくのです。
 
 その結果が返済の目処が全く立たない40兆円の債務であり、
 それが分かっていながらさらに道路を造ろうとしているおかしな
 考え方になってくるのです。
 
 きっと、返済の目処が立たないので、そのときには最終的に国民に
 向けて「税金」という形でそのツケを回してきます。
 
 これが「道路の権力」に関する構図となっています。
 
▽そこへ、著者が参加する「道路関係四公団民営化推進委員会」が
 発足し、「道路の権力」に関係のない(はずの)第3者どうしの
 話し合いで総理大臣へ意見を具申するという試みが、メディアへ
 全て公開するという形で行われたのです。
 
 「全て公開」を原則とすることを押し通したのは著者で、これは
 メディアの性格をとことんまで利用しようとする試みだったよう
 です。
 
 この形式はこれまでのこういった話し合いではありませんでした。
 
 全て役所の筋書きにしたがって、政治家が自分の都合が良いように
 着色していく、という構図から離れてしまったのです。
 
 そのために、政治家からの圧力や、役人からのさまざまな「嫌が
 らせ」が起き始めます。
 
 著者は脅迫までされ、最終的に身の危険を感じ、自宅近辺の警察の
 見回りと、会合場所までの自動車での送り迎えを付けてもらえる
 ように要請します。
 
 それほどまでに「道路の権力」とは甘い甘い蜜の味だったのです。
 
▽「道路関係四公団民営化推進委員会」の7人の委員の中にも、
 どうやら役所側の人間がいたみたいで、その結果、土壇場で委員長が
 辞任し、話し合いではなくて多数決で決定するという、こういった
 委員会では異例な決定になってしまったのです。
 
 しかし、この委員会が出した結論は、「総理大臣に意見の具申を
 する」だけにとどまり、そこから先は「政治の出番」ということに
 なります。
 
 決定ではないのです。
 
 この意見具申を参考に「役所で」法案を作成し、「政治家」が
 着色していくことになります。
 
 壁は何重にも張り巡らせてあるみたいです。





 この本では、意見の具申をする部分までのことが書かれています。
 
 その後も、著者が参加した委員会は、役所と政治家の出す結果を
 チェックしていたみたいです。
 
 現在、民営化されているようですが、そのことは「道路の決着」
 という著書に書かれているみたいです。
 
 機会があったら読んでみたいと思います。
 
 
 ノンフィクション作家が書いた本だからかどうかは分かりませんが
 なかなかスリリングな展開で物語は進んでいきます。
 
 もしかしたら、小説よりも面白いかもしれません。



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道路の権力
道路の権力 道路公団民営化の攻防1000日 道路の権力 道路公団民営化の攻防1000日
猪瀬 直樹 (2003/11/13)
文藝春秋

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 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:道路の権力
 副題:道路公団民営化の攻防1000日
 著者:猪瀬直樹
 出版:文藝春秋
 定価:1600円+税
 購入:ブックオフで105円



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 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4163654003/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1614088%2f



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 ◆本の目次
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 第1部 行革断行評議会篇
  第1章 聖域に挑む
  第2章 実力者たち
  第3章 九三四二キロという旗
  第4章 変人の戦術
 第2部 道路公団民営化委員会篇
  第5章 民営化委員会発足
  第6章 総裁たちの弁明
  第7章 「凍結」の道路
  第8章 論破
  第9章 最終答申
  終 章 国民の選択



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、2003年11月に出版されています。
 
 著者の職業は作家です。
 
 以前、「日本国の研究」を読んだことがありましたが、良く知る
 ようになったのは、特殊法人の廃止・民営化の委員をやって、
 テレビに出るようになってからです。
 
 著書も多数あります。



 道路になぜ権力があるのでしょうか。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)道路の権力とは?



 どのようなドラマが起きていたのでしょうか?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)道路の権力とは?

 まずは、著者の主張。
 
 「道路4公団の分割民営化は、永田町の利益や霞ヶ関の利益の
 ためではなくて、国民の利益のためにやるんだということが第一
 前提だと思います」
 
 「永田町や霞ヶ関の人だけでこういうことを討論したり決めて
 いくと、必ずしも国民の利益になるかどうかわからない。した
 がって僕は民間人の立場から、国民の利益をつねに考えた意見を
 述べさせていただきたい、こう思っています」

 そして、当時総理大臣だった小泉さんの主張。
 
 「公務員、役所の構造改革という分野での改革は、小泉内閣が
 目指す改革の中核です。改革が一番遅れているのが役所の構造
 改革だ」
 
 「郵政3事業だけでなく、国全体の財政投融資制度、特殊法人、
 天下り問題などの仕事を見直さなければいけない。その象徴として
 あげたのが、郵政3事業の民営化であり、道路公団の民営化など
 である」
 
 「この税金を誰が、いつ負担するかという問題を解決しないと
 日本の経済の再生はない。だからいま構造改革に最も力を入れて
 いるんです」

 「道路はただの道路ではない。道路建設は巨大な資源の分配であり、
 どこに、いつ、どれだけのコストをかけてつくるのか、それを
 決めるのが政治であり、権力の行使そのものだからだ。そして
 日本の意思決定は、官僚機構と族議員との間で、国民のあずかり
 知らぬ密室でなされてきたのである」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「道路の権力」とはどのようなことなのでしょうか?

▽今から4、5年前、ニュースステーション等のテレビのニュースを
 見ていると、毎日のように「民営化」の話題があったような記憶が
 あります。
 
 つい最近の話しような気がしますが、もう何年も経っています。
 (現在では郵政事業の民営化が始まっています)

 そして、この本の著者である猪瀬直樹さんもよくテレビに出てま
 した。
 
 確か、「特殊法人の廃止、民営化」について話をしていたと思い
 ます。
 
 「思います」ということは、私自身そのときには何が問題なのか
 何も分かってなかったということです。
 
▽日本という国は「特殊法人」という、国が管理している組織が
 あります。(現在どのようなっているかよく分かりません)
 
 特殊法人の何が悪いのかというと、要するに「金」が問題なのです。
 
 この本に書かれているのは「道路公団」のことなので、道路公団
 に限って言えば、その当時の役人の試算でいくと、
 
 「今後20年間にわたって毎年3000億円(計6兆円)の税金を
 投入すれば、現行の料金収入水準を維持しつつ9342キロの
 高速道路を整備することが可能である」
 
 と言われていたそうです。
 
 当時の道路公団は4つあって、「日本道路公団」「首都高速道路
 公団」「阪神高速道路公団」「本州四国連絡橋公団」です。
 (ちなみに2005年9月に全て民営化され株式会社になってます)
 
 「道路は国の政策なので、税金を投入して当たり前」という理論
 の基、ジャブジャブとお金を投入してきたのです。
 
 とにかく9342キロを作ってしまうのが先決だと。
 
 「そのためには税金をいくら投入しても構わない」というのが
 「道路」に関連する人、組織の主張なのです。
 
▽「道路」に群がっているのは、国土交通省そして、いわゆる
 「道路族」と言われる政治家等、ジャブジャブ投入される税金に
 群がってくるアリはたくさんいました。
 
 そこにメスを入れたのが「変人」の小泉さんでした。
 
 そして、著者は「行政改革断行評議会」という行政改革担当大臣の
 諮問機関として発足した会のメンバーに選出されたのです。
 
▽本を読んでいると、役人と政治家の知らなかった姿がよく見えて
 きます。
 
 なぜ、「道路族」という族議員が出てくるかというと、彼らは
 地元の選挙で戦う時に、「おらが町に高速道路を引く」というのを
 公約に掲げた人たちなのです。
 
 したがって、その公約を守れない場合は次の選挙に勝てない、
 というのが切実なる政治家の思いなのです。
 
 従って、税金はいくら投入したとしてもかならず高速道路は自分の
 地元まで引かなくてはならないのです。
 
 そして、高速道路を引いた結果として、ほとんど交通量のない
 地方の片田舎に道路ができてしまったりするのです。
 
 また、役人にしてみると、特殊法人という赤字になってもいくら
 でも金が使えるおかしな組織にいる限り、その特殊法人の別の
 組織を作って自分の天下り先を確保するという甘い汁を手放す
 わけにはいかないのです。
 
 そういったことを見直そうというのが、「民営化」なのです。
 
▽いろいろな立場のいろいろな人が言いたいことがあるのですが、
 その主張を抜粋してみます。
 
 まずは、著者の主張。
 
 「道路4公団の分割民営化は、永田町の利益や霞ヶ関の利益の
 ためではなくて、国民の利益のためにやるんだということが第一
 前提だと思います」
 
 「永田町や霞ヶ関の人だけでこういうことを討論したり決めて
 いくと、必ずしも国民の利益になるかどうかわからない。した
 がって僕は民間人の立場から、国民の利益をつねに考えた意見を
 述べさせていただきたい、こう思っています」
 
 我々国民からするととても真っ当な意見です。
 
 そして、当時総理大臣だった小泉さんの主張。
 
 「公務員、役所の構造改革という分野での改革は、小泉内閣が
 目指す改革の中核です。改革が一番遅れているのが役所の構造
 改革だ」
 
 「郵政3事業だけでなく、国全体の財政投融資制度、特殊法人、
 天下り問題などの仕事を見直さなければいけない。その象徴として
 あげたのが、郵政3事業の民営化であり、道路公団の民営化など
 である」
 
 「この税金を誰が、いつ負担するかという問題を解決しないと
 日本の経済の再生はない。だからいま構造改革に最も力を入れて
 いるんです」
 
 私たち一般人にはなかなか分かりづらい構図ですが、国のお金の
 流れを変えないと日本は良くならないよ、と言うのが小泉さんの
 主張です。
 
 その他に、役人の主張、族議員の主張も当然それぞれあります。
 
 その主張を読んでみると、「変人」なのは役所の人間であり、
 族議員のような気がしてならないです。

▽道路の権力について、著者は次のように書いています。

 「道路はただの道路ではない。道路建設は巨大な資源の分配であり、
 どこに、いつ、どれだけのコストをかけてつくるのか、それを
 決めるのが政治であり、権力の行使そのものだからだ。そして
 日本の意思決定は、官僚機構と族議員との間で、国民のあずかり
 知らぬ密室でなされてきたのである」
 
 まるで砂糖に群がるアリの群れです。





 この本は、著者が実際に参加した政治の世界を、作家の視点で
 書いている本です。
 
 実はこの本を買った時はあまり興味がなくて、「どんなことが
 起きてたんだろう」ということを知りたくて買ったのですが、
 読んでみるとなかなか面白いです。
 
 政治家の思惑、役所の思惑、役所の人間の思惑、小泉首相の決意
 著者の主張等々、それぞれの思惑や言いたいことを読んでいく
 だけでも面白いですが、そこに役所や族議員の著者への嫌がらせや
 圧力、脅し、協力等、まるで子どもの遊びのようなあからさまな
 駆け引きが出てきます。
 
 とても大人のやることには思えません。
 
 
 この本は500頁近くあって、実はまだ半分しか読めてません。
 
 というわけで、次回もう一度残りの半分を紹介します。
 
 
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この国のけじめ
この国のけじめ この国のけじめ
藤原 正彦 (2006/04)
文藝春秋

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 ◆今日読んだ本
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 題名:この国のけじめ
 著者:藤原正彦
 出版:文藝春秋
 定価:1190円+税
 購入:ブックオフで105円



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 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
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 ◆本の目次
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 国家再生への道標
 祖国愛
 甦れ、読み書き算盤
 学びのヒント
 藤原家三代
 私の作家批評
 日々の風景



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 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■■□□□
 豊かな心:■□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、2006年4月に出版されています。
 
 著者は、大学の教授で、専攻は数論です。
 
 著書「国家の品格」がベストセラーになって有名になりました。
 
 「国家の品格」は200万部突破しているそうです。
 
 著書も多数あります。



 日本の良いところとはどのようなところなのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)日本の良い部分、良くない部分とは?



 いつの時代も同じ事が言われていたと思います。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)日本の良い部分、良くない部分とは?

 「日本では長い間、会社は従業員のものであった。従業員の忠誠
 とそれに応えた終身雇用、という人間的関係を軸としていた。
 リストラは禁じ手であり、不況になれば、まず役員から給料を
 下げ、下に浸透させるという方式をとっていた」
 
 「実力主義とか成果主義もとらなかった。普通の人を大事にする、
 というやり方だった。この方法で経済大国をなした。バブル崩壊後
 の十年余りの不況を経ても、なお世界第2の経済大国を保ってきた」
 
 「なぜいまになって、日本経済の強みであった経営方法、広く
 言って日本型資本主義をかなぐり捨てねばならないのか。前近代的
 な市場原理よりはるかに進んだ、日本型資本主義こそ世界に広めて
 いくべきではないのか。市場原理でうまくいかないのはアメリカを
 見ればよくわかる」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「日本の良い部分と良くない部分」とはどのようなことなので
 しょうか?

▽心の病のことが書かれた本を読むと、日本の自殺者の多さが指摘
 されている本が多いです。
 
 しかも、中高年の自殺が多いと。
 
 自殺の理由としては、健康の問題と住宅ローンなどの負債を抱えて
 首が回らなくなって、というのが多いそうです。
 
 健康の問題も、住宅ローンの問題も(私の勝手な予想ですが)
 おそらく仕事が原因なのではないかと思います。
 
 今では普通の言葉になってしまった「リストラ」ですが、その
 リストラの恐怖に直面している人たちにとってはたまったものでは
 ありません。
 
 幸いにも私が現在派遣されている会社はリストラとはあまり関係が
 なさそうな会社で、「あの人はリストラされた」といった話は
 まったく聞きません。
 
 しかし、「リストラ」という言葉が聞こえ始めたのは、そんなに
 昔の話ではないです。
 
 いつのころからか日本の会社の方針は「終身雇用」から「成果
 主義」にとって変わりました。
 
 この成果主義というのは、聞こえはとても良いです。
 
 結果を残した者が評価され、結果を残さない者は評価されないため
 辞めざる終えなくなる、といった図式になります。
 
 結果を残した者だけが会社に残っていくので、会社のレベルが
 上がり、伸びていくということになっています。
 
 しかし、実際はどうかというと、決して思ったとおりにはなりま
 せん。
 
 成果主義なので、他人の成果を助けるという無駄なことはしなく
 なります。
 
 人間の心理として普通に考えられます。
 
 そして、「縁の下の力持ち」といった存在もなくなります。
 
 見えない成果には誰も手を出しません。
 
 これも人間の心理としては普通の考え方です・
 
 周りの人たちは協力者ではなく、競争相手になり、自分のミスは
 公にできなくなり、相手のミスを指摘するようになります。
 
 私は、そういった成果主義を取り入れている会社で働いたことが
 ないので本でしか情報を得ていませんが、人の心理を普通に考え
 ると、何となく予想できます。
 
 著者は言います。
 
 「日本では長い間、会社は従業員のものであった。従業員の忠誠
 とそれに応えた終身雇用、という人間的関係を軸としていた。
 リストラは禁じ手であり、不況になれば、まず役員から給料を
 下げ、下に浸透させるという方式をとっていた」
 
 「実力主義とか成果主義もとらなかった。普通の人を大事にする、
 というやり方だった。この方法で経済大国をなした。バブル崩壊後
 の十年余りの不況を経ても、なお世界第2の経済大国を保ってきた」
 
 「なぜいまになって、日本経済の強みであった経営方法、広く
 言って日本型資本主義をかなぐり捨てねばならないのか。前近代的
 な市場原理よりはるかに進んだ、日本型資本主義こそ世界に広めて
 いくべきではないのか。市場原理でうまくいかないのはアメリカを
 見ればよくわかる」
 
 以前の日本の会社の全てが良いとは言えませんが、今の成果主義
 よりはまだ人間味があって良いと思います。
 
▽聞いたことがあるかもしれませんが、会社のように人がたくさん
 集まって仕事をする場所では、「80対20の法則」というのが
 働きます。
 
 例えば、100人の従業員がいる会社では、出来る人20人が
 会社の利益の80%を稼ぐ、といった法則があります。
 
 しかし、残りの80人のうち普通に出来る人は60人、残りの
 20人は仕事があまりできない人、という割合になっているそう
 です。
 
 しかし、この20人を辞めさせたとしても、残りの80人に対して
 80対20の法則が成り立つそうです。
 
 したがって、成果を上げない人をいくらリストラしたところで
 同じ事なのです。
 
▽日本はバブル崩壊後、「不況だ不況だ」と騒ぎながらも世界第2位
 の経済大国だったみたいです。
 
 知りませんでしたが...
 
 ということは、日本型の会社も悪くはないと言うことだと思います。
 
 良い部分は残して、良くない部分は改善するというのベストかと
 思います。
 
 でも、きっと理想論なんでしょうね。





 この本は、著者が新聞や雑誌で書いた記事に、加筆、修正した
 ものです。
 
 「国家の品格」もそうでしたが、多分に理想論的な部分があって
 「言うだけなら誰でも言える」といった感じがしないでもないです。
 
 こういった、当たり障りのない内容の本が、日本では何百万部と
 いった単位で売れます。
 
 100万部売れるということは、普段本を読まない人も読んだ
 ということなのだそうです。
 
 前半の内容は、日本の歴史を用いて良い部分の日本と、良くない
 分部の日本を比較しています。
 
 おそらく、「最近の若い者は...」と同じで、いつの時代も
 同じようなことが言われてきたはずです。
 
 「昔は良かった...」と。
 
 問題はこれからどうするかです。


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人生の流れを変える
人生の流れを変える 人生の流れを変える
藤原 和博 (1998/08)
PHP研究所

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:人生の流れを変える
 著者:藤原和博
 出版:PHP研究所
 定価:1190円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4569602479/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f993977%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 「脱・常識」できる人が流れを変える
 第2章 「仕事の流れ」を変える
 第3章 「人を好きになるチカラ」が流れを変える
 第4章 自分の人生のオーナーになる



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■□□□
 勇気  :■■■□□
 豊かな心:■■□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、1998年8月に出版されています。
 
 著者は、民間出身で初の中学校校長になった方です。
 
 このメルマガでも何度か紹介しています。



 人生の流れを変えるにはどうすればいいのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)自分の人生のオーナーになるには?



 自分の人生のオーナーは自分でしかないような気がしますが...



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)自分の人生のオーナーになるには?

 「これってサラリーマンの通勤をパターンにはめる『通行手形』
 じゃあないか。だから無意識にパターン化される日常から逃れる
 ために、私はまず定期券から逃れることにした」
 
 「わざと寄り道をしていろいろなルートから帰ることが、私の
 日常をちょっとだけ豊かにしてくれる」

 「ヒーローは探す方の私なのか、はたまた探される方の私なのか。
 どこまでいってもきりがない」
 
 「『本当の私』は唯一のものであって、絶対的な『一つだけの存在』
 だと考えてしまうと、このように自分探しの無限地獄は続く」
 
 「逆に『いくつもの私』が『私』であって、とりあえず今の私と
 『もう一人』くらい探そうかと、楽に考える方がいい」
 
 「そのうち、あそこにも、ここにも、友人や上司の中にも、そして
 恋人の中にも『私のかけら』がいることに気付くだろう。そして
 だんだん、八百万の『私』の意識が、地球を覆っていくように感じ
 始める」

 「誰の中にも、自分でも発見できないでいる天才がある。天才や
 天分というとちょっと気恥ずかしい人でも、“福分”という言葉
 なら口に出してもおかしくはなかろう」
 
 「“福分”というのは、『自分が天から授かった分(才能という
 よりキャラクターの方に近い)』のこと。それが、たった一つの
 大きなものと考えずに、いくつもの断片からなっていると考えよう」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 自分のことを認めてしまおう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「自分の人生のオーナーになるには」どうすればいいのか?

▽この本は、著者がまだリクルートと「フェロー」として契約して
 いるときに書かれた本です。
 
 著者はこの時点ですでに、サラリーマンを脱してます。
 
 人生の流れを変えてしまったのです。
 
 人は「人生を変えよう」と決意しない限り、自分の人生は現状の
 まま流れていきます。
 
 日々無意識に過ごすことになってしまいます。
 
 朝起きて気が付いたら会社にいて、気が付いたら仕事が終わって
 気が付いたら家に帰ってたりします。
 
 1年はあっという間に過ぎ、2年3年が猛烈なスピードで過ぎて
 いきます。
 
 「人生の流れを変える」ということは、無意識に過ごしてしまう
 人生をやめようと決意することだと思います。
 
 著者はサラリーマン時代に、大変活躍されていますが、それでも
 流されていたことに気がつきます。
 
 それは、会社から支給される定期券を見てふと思ったそうです。
 
 著者は言います。
 
 「これってサラリーマンの通勤をパターンにはめる『通行手形』
 じゃあないか。だから無意識にパターン化される日常から逃れる
 ために、私はまず定期券から逃れることにした」
 
 「わざと寄り道をしていろいろなルートから帰ることが、私の
 日常をちょっとだけ豊かにしてくれる」
 
 確かに、定期券は考えようによっては家と会社との往復切符と
 言えなくもありません。
 
 別の方向へ行くことを躊躇してしまうし、一度乗ってしまうと
 途中下車すら面倒くさくなってしまいます。
 
 考えようによってはまるで「余計なことは考えるな。するな」と
 いわれているような気がしないでもないです。
 
 そういう私も何か用事がない限り、定期券に書かれている路線を
 外さずに家に帰ります。
 
 路線内ではいろいろな場所で降りますが、それも本屋さん目当てで
 降りる場合が多いです。
 
 交通費のことを考えると、定期券を買わないと出費がかさみます。
 
 しかし、それで人生が流れを変えられるきっかけになるのであれば
 安いかもしれません。
 
 ただ、個人的には定期券のままでも人生の流れは十分変えられると
 思ってます。
 
 「無意識に生きるのをやめる」と決意するだけです。
 
▽人生のオーナーになるには「本当の自分を見つけること」と書か
 れている本はたくさんあります。
 
 私もそのような本を飽きるほど読みました。
 
 「自分は何をするためにこの世に生まれてきたのか?」
 
 と一日中考えていたこともあります。
 
 でも、いくら考えてみたところで答えは見つかりません。
 
 そしてある時気が付きました。
 
 「本当の自分は現在の自分なのではないか?」
 
 何かに特化した自分が別に隠れているのではなくて、いろいろな
 ことがちょっとずつできる現在の自分が本当の自分なのではないか、
 そう思うようになりました。
 
 そして問題なのは、「本当の自分を認められない自分なのでは?」
 ということを考えるようになりました。
 
▽著者も、若干違いますが似たようなことを書いています。

 「ヒーローは探す方の私なのか、はたまた探される方の私なのか。
 どこまでいってもきりがない」
 
 「『本当の私』は唯一のものであって、絶対的な『一つだけの存在』
 だと考えてしまうと、このように自分探しの無限地獄は続く」
 
 「逆に『いくつもの私』が『私』であって、とりあえず今の私と
 『もう一人』くらい探そうかと、楽に考える方がいい」
 
 「そのうち、あそこにも、ここにも、友人や上司の中にも、そして
 恋人の中にも『私のかけら』がいることに気付くだろう。そして
 だんだん、八百万の『私』の意識が、地球を覆っていくように感じ
 始める」
 
 まだ、著者の心境までは到達してませんが、相手の中に認められ
 ない部分あるということは、自分が持っている同じ部分も認め
 られない、ということと同じことなのです。
 
 そして、自分の得意分野を自分でいくつか強引に認めてしまえば
 いいのです。
 
 他人の意見なんて必要ありません。
 
 著者は言います。
 
 「誰の中にも、自分でも発見できないでいる天才がある。天才や
 天分というとちょっと気恥ずかしい人でも、“福分”という言葉
 なら口に出してもおかしくはなかろう」
 
 「“福分”というのは、『自分が天から授かった分(才能という
 よりキャラクターの方に近い)』のこと。それが、たった一つの
 大きなものと考えずに、いくつもの断片からなっていると考えよう」
 
 「本当の自分を見つける」ということは、自分の才能を自分で
 認めることなのです。
 
 でも、それが簡単に出来ないのが人間みたいです。





 この本には「人生の流れを変える」というテーマで、自分の人生
 において著者が気が付いたことがいくつか書かれています。
 
 そして、実際に人生の流れを変えた人の話はなかなか説得力が
 あります。
 
 ただ、著者と同じように人生の流れを変えられるかというと、
 それは人それぞれ別な人生があるので、必ず返られるとは限り
 ません。
 
 もし、犯罪を犯しているのならば悔い改める必要はありますが、
 そうではないならば、現状の自分が本当の自分だと認める方が
 簡単だと思います。
 
 自分で自分を認められてはじめて、いろいろなことにチャレンジ
 できるようになるのではないかと思います。



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古代への情熱
古代への情熱―シュリーマン自伝 (岩波文庫) 古代への情熱―シュリーマン自伝 (岩波文庫)
ハインリヒ シュリーマン (1976/01)
岩波書店

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 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:古代への情熱
 副題:シュリーマン自伝
 著者:ハインリヒ・シュリーマン
 出版:岩波文庫
 定価:460円+税
 購入:本屋さんで購入



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
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──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 1 少年時代と商人時代(一八二二?六六)
 2 最初のイタカ、ペロポネソス、トロヤ旅行(一八六八?六九)
 3 トロヤ(一八七一?七三)
 4 ミケネ(一八七四?七八)
 5 トロヤ、第二回と第三回発掘(一八七八?八三)
 6 ティリンス(一八八四?八五)
 7 晩年(一八八五?九〇)
 8 シュリーマン略年譜



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■■■■□
 豊かな心:■■□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、1954年11月に出版されています。
 
 著者は「シュリーマン」となってますが、シュリーマンの自伝を
 元に訳者が解説を加えたものです。



 トロヤの遺跡を発掘したシュリーマンとはどのような人物だった
 のでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)シュリーマンとはどのような人だったのか?



 とにかく凄い人だったみたいです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)シュリーマンとはどのような人だったのか?

 ※「もっと知りたい方のために」を参照してください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 子どもの頃の夢を思い出してみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「シュリーマンとはどのような人だった」のでしょうか?

▽シュリーマンと言えば、トロイ(本書ではトロヤと書かれています)
 の遺跡を発掘した人としか知りませんでした。
 
 名前からしてドイツの人で、考古学者か歴史学者ということしか
 知りませんでした。
 
 シュリーマンは、1822年1月6日に生まれ、1890年12月
 26日に亡くなっています。
 
 今から、120年くらい前の人です。
 
 そして、シュリーマンが発掘したトロヤとは、ギリシャ神話に
 出てくる伝説の都市でした。
 
 シュリーマンは小さい頃から、古代史に非常に興味を持っていた
 父親にいろいろな話を聞かせてもらいます。
 
 そこで、ホメロスが書いた英雄の働きやトロヤの戦いの話をよく
 話してもらったそうです。
 
 ホメロスとは、紀元前8世紀後半に存在した、古代ギリシャの
 詩人で、「イリアス」や「オデュッセイア」といった英雄叙事詩
 を伝えた人です。
 
 「イリアス」に関してはウィキペディアで調べてみました。
 
 ギリシャ神話を題材としたもので、ギリシャでは最古の叙事詩
 なのだそうです。
 
 元々は文字ではなく、日本の平家物語のように口承されてきたもので、
 紀元前6世紀頃に文字化されたそうです。
 
 「オデュッセイア」は「イリアス」の続編になります。
 
 登場する人物は、まさに神話の世界の話で「アポロン」、「アガ
 メムノン」、「アキレウス」、「ゼウス」、「アフロディテ」、
 「ヘクトル」、「ポセイドン」、「ヘラクレス」等が出てきます。
 
 話を聞かせてた父親も、当然神話として自分の息子に話をしてい
 たのだと思います。
 
 シュリーマンが8歳の頃、父親に「子どものための世界歴史」
 という本をプレゼントされます。
 
 そこに描かれていた燃え上がるトロヤの挿絵が載っていて、それを
 見たシュリーマンは、伝説上のトロヤが実在していて、現在は
 埋もれていると確信します。
 
 そして、父親と2人で将来は土に埋もれたトロヤを発掘することを
 誓います。
 
 しかり、周りの人たちはシュリーマンのことを当然の事ながら
 嘲笑します。
 
 「そんなのは神話であって実在するはずはない」と。
 
▽14歳で学校を卒業し小さな町の小さな店の小僧として雇われます。

 しかし、重い物を持ち上げたときに吐血し、仕事ができなくなって
 しまいます。
 
 その後、舟に乗り給紙の仕事にありつきますが、この頃は無一文
 で自分の服も買えないくらいの貧乏でした。
 
 しかし、その船も途中で座礁してしまいます。
 
 そのあたりからシュリーマンの人生の歯車が回転し始めます。
 
 親切な船舶仲買人に出会い、仕事の世話をしてもらい、貧困から
 脱出するために、仕事と学習に精を出します。
 
▽シュリーマンは生涯で多くの言語を習得しています。

 英語、フランス語、オランダ語、スペイン語、イタリア語、ポル
 トガル語、ロシア語、スウェーデン語、ポーランド語、現代ギリ
 シャ語、古代ギリシャ語、ラテン語、アラビア語、ヘブライ語、
 母国語はドイツ語です。
 
 しかも彼は、数ヶ月という短時間で一つの言語を覚えてしまいます。
 
 その習得方法も書かれているので、語学の習得に興味を持っている
 方は読んでみるといいかも知れません。
 
 しかも、この他に考古学も学んでいます。
 
▽人生の歯車が周り始めたシュリーマンは、商売にも天才的な才能が
 ありました。
 
 いろいろな国を回り手広く商売を始めます。
 
 ここで、習得したさまざまな国の言葉が役に立ったのは言うまで
 もありません。
 
▽クリミア戦争で財産を作り、事業を精算して全世界を旅行します。

 日本にも来たことがあって、横浜と江戸に寄っています。
 
 「シナと日本」という著者もあるそうです。
 
 40代から考古学を学び、40代中頃から発掘作業を開始します。
 
 そして、子どもの頃に夢に見た通り、トロヤの遺跡の発掘に成功
 します。
 
 子どもの頃に見た夢を実現してしまったのです。
 
 神話と言われ、周りの人に笑われた夢は、着々と準備を進めた
 シュリーマンにとっては神話ではありませんでした。
 
▽シュリーマンはトロヤの発掘を生涯にわたって3回行い、その他に
 「ミケネ」や「ティリンス」といった伝説の都市も発掘しています。
 
 シュリーマンの人生の全てが神話の世界の発掘にあったのだと
 思われます。





 この本には、シュリーマンのトロヤに対する夢と情熱が描かれて
 います。
 
 子どもの頃に描いた夢を大人になって実現する人はなかなかいま
 せん。
 
 どこかできっとあきらめてしまうのです。
 
 この本を読んでいると、自分の子どもの頃の夢を考えてしまいます。
 
 本当は実現するのかもしれません。



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殺人と犯罪の深層心理
殺人と犯罪の深層心理―「攻撃願望」というヒトの本性 殺人と犯罪の深層心理―「攻撃願望」というヒトの本性
福島 章 (1999/07)
講談社

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:殺人と犯罪の深層心理
 副題:「攻撃願望」というヒトの本性
 著者:福島章
 出版:講談社+α文庫
 定価:640円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4062563568/oyajimushicom-22/ref=nosim/
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──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 序 章 ヒトの本性とは何か
 第1章 ある大量殺人事件
 第2章 身体と意識が過敏になるとき
 第3章 無意識の奥の人類史
 第4章 深層心理に隠される攻撃衝動
 第5章 禁欲と我慢
 第6章 性犯罪者たちの行動分析
 第7章 支配したい、飼育したい
 第8章 血の銘酊
 第9章 好奇心と攻撃性
 第10章 鍵となる男性ホルモン
 第11章 天才たちの狩猟的世界
 終 章 変化の時代



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、1999年7月に出版されています。
 
 1996年3月に出版だれた「ヒトは狩人だった」に加筆、修正し
 文庫版にしたものです。
 
 著者は医学博士で、専攻は精神医学です。
 
 大学の教授をされています。
 
 著書も多数あります。



 人間は昔、狩りをしていました。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)犯罪を犯す者の深層心理とは?



 以外と根深いみたいです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)犯罪を犯す者の深層心理とは?

 「異常・凶悪に見える彼らの衝動や行動も人がみなもっていながら、
 内面の奥深くに抑圧しているものの、時ならぬ復活なのである」

 「私がこの本でたどってゆこうとする道は、ヒトの<意識の自然史>
 とでもいうべきものである。その大筋を簡単にいってしまえば
 『ヒトは狩人だった』ということである。『ヒトは狩人だった』
 ということばには、二つの意味がある」
 
 「第一は、かつて人類の祖先は狩猟をしていた狩人であった、
 という歴史的事実である。そして第二は、現代人の心理と生理の
 深層には、かつて狩猟時代に身につけた多くの本質特性が残って
 いて、それが知らず知らずにわれわれを支配しているということ
 である。結局『ヒトの本性は狩人だ』という意味である」

 「ある日、彼は『駆られる者』から『狩る者』へと変貌する。
 彼は道具や知恵を駆使して、これまでは対抗できなかった動物を
 『狩り』、倒すことができるようになる」
 
 「狩りの目的は、しかし単に攻撃者をなくすことではなく、相手を
 『食う』ことである。攻撃性の発動と、その成功のあとには、
 かならず獲物をむさぼり食うことが体験された」
 
 「これはもちろん、大きな『快』の体験であったが、それは単に
 口唇的な満足にとどまることなく、征服欲の勝利の感覚として、
 得意で強烈な満足の体験となったのではなかろうか。こうして、
 ヒトは狩人としての生活をはじめ、それは数十万年続くことに
 なった」
 
 「狩人としても適性をもった『攻撃的な』決闘は繁栄し、非攻撃的
 で平和な遺伝子プログラムをもつ血統はしだいに少数者となって
 いった」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 狩人は終わりにしよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「犯罪を犯す者の深層心理」とはどのような心理なのでしょうか?

▽人間の社会では毎日のように犯罪が起きています。

 詐欺や万引きといった事件から凶悪事件まで様々です。
 
 「殺人事件」に絞って毎日の報道を追っていくと、報道されない日
 は無いと言って良いほどです。
 
 つまり、人が人を殺すというこは、そんなにめずらしい事では
 ないのです。
 
 他の動物を見てみると、人間のように同じ種で殺し合うという
 ことはないそうです。
 
 肉食獣(例えばライオン)がお腹が空いたからといって自分の
 身近にいる同じライオンを襲って食べるということは無いそうです。
 
 なわばり争いや、メスの取り合いで闘って結果的に死ぬことは
 あっても、基本的に殺し合うことはないのです。
 
 人間だけが同じ種を殺しています。
 
▽では、なぜ、人は人を殺してしまうのでしょうか?

 著者は言います。
 
 「異常・凶悪に見える彼らの衝動や行動も人がみなもっていながら、
 内面の奥深くに抑圧しているものの、時ならぬ復活なのである」
 
 どういうことなのでしょうか?
 
 「私がこの本でたどってゆこうとする道は、ヒトの<意識の自然史>
 とでもいうべきものである。その大筋を簡単にいってしまえば
 『ヒトは狩人だった』ということである。『ヒトは狩人だった』
 ということばには、二つの意味がある」
 
 「第一は、かつて人類の祖先は狩猟をしていた狩人であった、
 という歴史的事実である。そして第二は、現代人の心理と生理の
 深層には、かつて狩猟時代に身につけた多くの本質特性が残って
 いて、それが知らず知らずにわれわれを支配しているということ
 である。結局『ヒトの本性は狩人だ』という意味である」
 
 人類の進化は簡単に言うと、採集時代→狩猟時代→農耕牧畜時代→
 工業化時代→情報化時代、と流れてます。
 
 その中でも狩猟時代というのは200万年も期間があるそうです。
 
 採集時代というのもかなり長かったみたいですが、人類は狩猟
 時代において、武器を使うようになり、言語が発達し、火を使う
 ようになり、いろいろな面において発達してきたのです。
 
 その時の言動が人類の遺伝子の中に組み込まれて現在に至っている
 というのが著者の主張です。
 
 少し考えが飛躍し過ぎじゃないか、という感じがしないでもない
 ですが、本を読むに従って「なるほど。確かに」と思えるように
 なってきました。
 
▽ここで、ある凶悪殺人犯が紹介されています。

 ある男性が競売物件で家を買い、利益を乗せて売り抜けようと
 したのですが、その家には元の持ち主の親類が居座り、裁判を
 起こしても立ち退こうとしません。
 
 次第に契約の期限が迫ってきて、早く受け渡さないとこの男性は
 かなりの損害を被ってしまう状況になってきました。
 
 男性は、そこに居座っている夫婦の誠意のない対応に次第に被害
 妄想が出てきて、「狙われている」と思うようになります。
 
 居座っているのは5人家族で小さな子どももいました。
 
 しかし、男性はしっかりと道具を準備、その家に侵入し次々と
 帰ってきた家族を殺していくのです。
 
 そして、殺して逃げるのではなく、遺体を解体してしまいます。
 
 その犯人へ著者がインタビューした内容が書かれていますが、
 その内容は、憎しみではなく「やらなければやられる」という
 心理でした。
 
 著者は言います。
 
 「ある日、彼は『駆られる者』から『狩る者』へと変貌する。
 彼は道具や知恵を駆使して、これまでは対抗できなかった動物を
 『狩り』、倒すことができるようになる」
 
 「狩りの目的は、しかし単に攻撃者をなくすことではなく、相手を
 『食う』ことである。攻撃性の発動と、その成功のあとには、
 かならず獲物をむさぼり食うことが体験された」
 
 「これはもちろん、大きな『快』の体験であったが、それは単に
 口唇的な満足にとどまることなく、征服欲の勝利の感覚として、
 得意で強烈な満足の体験となったのではなかろうか。こうして、
 ヒトは狩人としての生活をはじめ、それは数十万年続くことに
 なった」
 
 「狩人としても適性をもった『攻撃的な』血統は繁栄し、非攻撃的
 で平和な遺伝子プログラムをもつ血統はしだいに少数者となって
 いった」
 
 つまり、現在生き残っているヒトというのは、狩猟時代を生き
 抜いてきた者ばかりなのだから、その遺伝子にはかならず狩人
 の遺伝子が組み込まれているはず、ということなのです。
 
 確かに言われてみると、現在生き残っている人類は選りすぐられた
 遺伝子が、淘汰されずに残っていると考えることもできます。
 
 ヒトがヒトを殺すという行為は、狩猟時代の名残りかもしれません。
 
 現代人は、その狩猟時代の遺伝子に加え、農耕、牧畜時代から
 情報化社会に至る遺伝子も組み込まれ、それによって簡単には
 ヒトを殺さないようになっているようです。
 
 しかし、何かの条件によって、例えば覚醒剤の使用や精神的な
 崩壊によって、そのタガが外れると狩猟民族に戻って狩りを始めて
 しまう、ということなのです。
 
 ヒトはわずかな部分でヒトを殺さないようにできているのです。
 
 しかし、その「タガ」は戦争になると、あっと言う間に外れて
 しまうのですが...





 この本では、人類が本来持っている「狩人」の本性を、殺人犯や
 暴行犯の心理に照らし合わせ、狩人だった名残が犯罪に向かわせる
 ということを主張しています。
 
 どれをとっても著者の仮説でしかありませんが、犯罪の行動や
 そのときの犯罪者の心理を解説されると納得できてしまいます。
 
 殺人事件や戦争がなくならないということは、人間はいまだに
 狩人ということなのでしょうか。



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つっこみ力
つっこみ力 ちくま新書 645 つっこみ力 ちくま新書 645
パオロ・マッツァリーノ (2007/02/06)
筑摩書房

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:つっこみ力
 著者:パオロ・マッツァリーノ
 出版:ちくま新書
 定価:700円+税
 購入:ブックオフで400円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4480063471/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f4290173%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第一夜 つっこみ力とはなにかもしくはなぜメディアリテラシーは
     敗れ去るのか
  愛の章  わかりにくさは罪である
  笑いの章 つっこみ力の神髄
  勇気の章 権威へのつっこみ
  幕間   みんなのハローワーク?職業って、なんだろう
 第二夜 データとのつきあいかた



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■□□□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■□□□



 この本は、2007年2月に出版されています。
 
 著者は、紹介文によると、日本文化に造詣の深い、自称イタリア
 生まれの30代で、現在は千葉県民と書かれています。
 
 プロフィールが書いてありますが、かなり怪しげな感じです。
 
 何をしている人か良く分かりません。
 
 著書が何冊かあります。



 何に対してのつっこみ力なんでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)つっこみ力とは?



 良く分かりません。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)つっこみ力とは?

 「メディアリテラシー」という言葉をご存じでしょうか?

 「テレビや新聞、雑誌、広告が伝える内容には、創作側の意図に
 よる偏りが含まれるから、鵜呑みにせず、制作者の意図をきちんと
 見抜いて判断しましょうね、ということ」

 「いっそのことメディアリテラシーを日本人向けに『つっこみ力』
 と改名したらどうかと、ご提案するのです。そう、漫才で使う、
 あのつっこみです」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「つっこみ力」とはどのようなことなのでしょうか?

▽はっきり言うと、この本を読んでも著者が何を言いたいのか私には
 良く分かりませんでした。
 
 もしかしたら、私の読み方が良くないのかもしれません。
 
 話があちこちに飛び回るので、何が本筋なのか良く分からないの
 です。
 
 どうやら、最初の方はメディアリテラシーのことについて書か
 れているらしいのですが、雑学がいたるところにちりばめられて
 いて、主題が何なのか良く分かりません。
 
 しかも、言い訳させてもらうと、この日カバンに入れて持って
 いった本がこの本1冊しかなかったので、読んだ本もこの本だけ
 です。
 
 仕方ないので、私が読みとった限りの内容で紹介します。
 
▽「メディアリテラシー」という言葉をご存じでしょうか?
 
 著者は言います。
 
 「テレビや新聞、雑誌、広告が伝える内容には、創作側の意図に
 よる偏りが含まれるから、鵜呑みにせず、制作者の意図をきちんと
 見抜いて判断しましょうね、ということ」
 
 私がテレビや新聞をほとんど利用しないのも、このメディアリテ
 ラシーが存在するからです。
 
 特にテレビや新聞はどうも嘘が多いような気がします。
 
 報道する内容には、必ず一定の現実があって、それだけを伝えれば
 良いような気がしますが、報道する側が持っている「思想」を必ず
 繁栄させます。
 
 したがって、起きている事象は全く同じであるにもかかわらず、
 報道される内容がぜんぜん違う、ということが起こります。
 
 例えば、新聞でいうと朝日新聞と産経新聞を両方読んでみると
 分かります。
 
 思想の違いが良く分かります。
 
 一般家庭では、おそらく新聞は1社しか取りません。
 
 ということは、その新聞で報道されていることを読んでいると、
 読み手側も必ずその新聞と同じ思想になります。
 
 我が家では、朝日、読売、日経、産経を取ったことがありますが、
 読んでいると、何が真実なのか良く分からなくなってきます。
 
 テレビも同じです。
 
 報道番組でも必ず作り手の思想が入ります。
 
 有名なキャスターがいる番組は、そのキャスター思想がかなり
 繁栄された報道になります。
 
 もちろん、番組制作側の思想と合ってないとそのキャスターは
 使ってもらえないと思いますが...
 
 そういったメディリテラシーの存在が自分で気が付いてから、
 テレビや新聞はほとんど利用しなくなりました。
 
 偏った思想や考え方を持つのがなんとなく嫌だったのです。
 
 日本で一番購読数が多い新聞は朝日新聞ですが、朝日新聞しか
 取ってない方は、一度産経新聞を読んでみると面白いです。
 
 同じ日の新聞を比べて読んでみると、なかなか面白いです。
 
 テレビや新聞を利用しなくなって、社会から取り残されてしまうの
 では、と恐怖心を抱く方もいるかもしれませんが、決してそんな
 ことはありません。
 
 普通に生きていけます。
 
 「情報が命」の職業に就いている方は利用しないわけにはいきま
 せんが、社会の最新情報にあまり関係ない仕事をしている方は、
 いっそのこと利用するのを止めることをお勧めします。
 
▽その「メディリテラシー」という言葉ですが、私は知りません
 でした。

 この本を読んで初めて知った言葉です。
 
 そこで、この本の題名である「つっこみ力」が出てくるのです。
 
 著者は言います。
 
 「いっそのことメディアリテラシーを日本人向けに『つっこみ力』
 と改名したらどうかと、ご提案するのです。そう、漫才で使う、
 あのつっこみです」
 
 そして、著者はつっこみ力に必要なのは「愛と勇気とお笑い」
 だと言います。
 
 
 ・・・やっぱり理解できん。





 この本は、メディアが発する報道や、その報道の根拠になっている
 データに対して疑問を投げかけている(と思います)本です。
 
 ただ、先程も書いたように、いたるところに雑学知識が書かれて
 いて、結局何を伝えたいのか私には読みとることができませんで
 した。
 
 その雑学はけっこう面白く読めます。
 
 肩の凝らない本ではあります。



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自分いじめはやめなさい
自分いじめはやめなさい―ネガホリック克服法 自分いじめはやめなさい―ネガホリック克服法
シェリー・U. カータースコット (1990/07)
ダイヤモンド社

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:自分いじめはやめなさい
 副題:ネガホリック克服法
 著者:シェリー・U・カータースコット
 出版:ダイヤモンド社
 定価:1300円
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4478700591/oyajimushicom-22/ref=nosim/



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 1章 あなたはネガホリックにかかっていないか
 2章 ネガホリックは親子関係から始まる
 3章 心が自分の手に負えなくなっていないか
 4章 自分の感情に素直になろう
 5章 自分いじめの心のからくりを知れば答えが見つかる
 6章 自分いじめはこうすればやめられる
 7章 危機に陥ったときの対処法
 8章 自分の心に正直になると可能性が開ける
 9章 自己回復への道



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、1990年7月に出版されています。
 
 著者は自己成長とモチベーション・トレーニング・プログラムの
 専門会社の社長をしている方です。
 
 著書も何冊かあります。



 自分をいじめるとはどういうことなのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)ネガホリックとは?



 心の病気みたいです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)ネガホリックとは?

 「ネガホリズムとは症候群の一つで、この病気に罹ると、自分の
 持つ本来的な能力を無意識のうちに規制し、自分の望むものを
 手にすることはできないと確信し、願いや希望を打ち壊してしまい
 ます」
 
 「あなたがネガホリックならば、来る日も来る日も心の中で闘って
 いることだろう。あなたの心の中で二つの対立するものが常に
 葛藤している」

 「ネガホリズムとは、この『私には無理だ』側が優勢になって、
 あなたの生活にのさばっている状態のことをいう」

 「ネガはネガティブ(否定)、ホリックはあることに中毒になって
 いる人。つまりネガホリックは、自己否定中毒症の人のことをさす」
 
 「『お前には無理だ。お前にはできない。お前には手が届かない。
 だから忘れてしまえ!』あなたがその予言が当たっていたことを
 認めると、『私には無理だ』が一人笑いし、『だからそう言った
 だろ』という声が聞こえてくる」

 著者は「ネガホリック」を四つのタイプに分けています。

 1.態度ネガホリック
 2.行動ネガホリック
 3.精神的ネガホリック
 4.言語ネガホリック



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 できるもんね! 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「ネガホリック」とはどのようなことなのでしょうか?

▽私の周りにもいますが、考えること全てがマイナス思考の人が
 います。
 
 何かが起きるとネガティブな事ばかり考えているみたいです。
 
 職場で私の隣に座っているW君もそんな一人で、「いつも不安
 なんですよね」と漏らしていました。
 
 何か仕事を任されると、それが終わるまでは常に最悪の事態を
 考えたり、過去に起こった出来事を現在の不幸の最初の出来事
 だと思ってみたり、上手く仕事を為し遂げたとしても、それは
 「たまたま」で、次はきっと上手くいかない、と思ってたりと、
 素晴らしいくらいの想像力が湧いてくる人もいるようです。
 
 こういう人たちのことを、著者は「ネガホリック(自己否定中毒)」
 と呼んでいます。
 
 著者は言います。
 
 「ネガホリズムとは症候群の一つで、この病気に罹ると、自分の
 持つ本来的な能力を無意識のうちに規制し、自分の望むものを
 手にすることはできないと確信し、願いや希望を打ち壊してしまい
 ます」
 
 「あなたがネガホリックならば、来る日も来る日も心の中で闘って
 いることだろう。あなたの心の中で二つの対立するものが常に
 葛藤している」
 
 心の中の対立する二つのものとは「私にはやれる」という思いと、
 「私には無理だ」という思いです。
 
 この思いは、人間なら誰でも持っているものだと思います。
 
 チャレンジャーな人なら「私にはやれる」という思いが強く、
 普通の人なら、その場その場によって違ってくると思います。
 
 しかし、世の中にはさまざまな人がいるので、とうぜん「私には
 やれる」という思いを全く持てない人もいます。
 
 著者は言います。
 
 「ネガホリズムとは、この『私には無理だ』側が優勢になって、
 あなたの生活にのさばっている状態のことをいう」
 
 そして、ネガホリックの人の思考は何かを選択する場面において、
 必ず「私には無理だ」という思考法に沿って選択します。
 
 いかなる場合も「私には無理だ」が基本になってしまっているの
 です。
 
 著者は言います。
 
 「ネガはネガティブ(否定)、ホリックはあることに中毒になって
 いる人。つまりネガホリックは、自己否定中毒症の人のことをさす」
 
 「『お前には無理だ。お前にはできない。お前には手が届かない。
 だから忘れてしまえ!』あなたがその予言が当たっていたことを
 認めると、『私には無理だ』が一人笑いし、『だからそう言った
 だろ』という声が聞こえてくる」
 
 ネガホリックの人は、何をするにしても「私には無理だ」と思って
 やり始めます。
 
 現実は人間の思考に沿って実現していく傾向にあるので、当然
 「私には無理だ」の現実を引き寄せてしまいます。
 
 そして、恐れていた通りの結果になると、「やはり、私には無理
 だった」ということになります。
 
 これの繰り返しで人生が過ぎていくのです。
 
 こうなると人生楽しくなさそうです。
 
▽著者は「ネガホリック」を四つのタイプに分けています。

 主な特徴を紹介します。
 
 1.態度ネガホリック
 
   態度ネガホリックの人は成功しており、自分を厳しく律して
   いる。はた目には落ち着いているように見えるが、心の中
   では苦しんでいる。
   
   彼らは外見上、きびきびしていて身なりもきちっとしていて
   礼儀正しく、趣味の良い人たちだからだ。彼らはたいてい
   あらゆることでトップに立っている。
   
   このタイプのネガホリックは、完全主義者、妥協を許さない人、
   部下をこき使う上司などである。
   
 2.行動ネガホリック
 
   自分でも思わぬ出世をしているが、目的を逸することがよく
   ある。彼らは一所懸命なので、咎めだてしたくはないが、
   彼らは常にセルフ・サボタージュ(自己破壊)を行っている。
   
   努力はしているように見えても、結局それまでの行動スタイル
   から抜け出せないでいる。
   
   行動ネガホリックの人がとる否定的な行動は、例えばタバコの
   吸い過ぎ、食べ過ぎ、飲み過ぎ、ギャンブルやエクササイズ、
   テレビ、仕事、付き合い、セックス、宗教に溺れるなど救い
   がたいものだ。
 
 3.精神的ネガホリック
 
   常に自分自身を批判している。自分がやったことや言った
   ことにこだわり続ける。容赦なく、見境なく過去、現在、
   未来のことを責めたて、おとしめ、裁き、ののしっている。
   
   ひっきりなしに批判する人、他人と比較して競争する人、
   過去を蒸し返してあら探しをする人、諦めの早い人などは
   みな、精神的ネガホリックである。
   
 4.言語ネガホリック
 
   絶望的で、救いようがなく、変わりようがない。この人達は、
   自分や他人に対して、状況、立場、あらゆるものに対して
   否定的になっている。そのうえ自分が否定的だ等とはこれっ
   ぽっちも思っておらず、自分がおかれている状況を正確に
   つかんでいると思っている。
   
   このグループに入るのは、ベアートラッパー、常に不平を
   言う人、災難を予告する人、そして陰気で世をはかなむ人
   などだ。
 
 
 最後の「ベアートラッパー」とは、他人の援助、支え、助言などを
 求めているくせにそれを拒み、できないことを言い訳する人のこと
 を言います。
 
 「援助拒否不平家」というそうです。
 
 いずれのネガホリックの態度も、ありがちなタイプです。
 
 自分はどれにも属してないと思っていますが、もしかしたら自分
 では気が付かないうちにネガホリックな人になっているかもしれ
 ません。
 
 いずれにしろネガホリックの人は、人生が楽しくなさそうです。





 この本には、ネガホリックのタイプの解説と、その原因、そして
 ネガホリックの克服法が書かれています。
 
 ネガホリックの原因は、思っていた通り、自分の親との関係の中に
 あります。
 
 上記の4タイプに当てはまる方がいましたら、読んでみてはいかが
 でしょうか。



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帰宅拒否
帰宅拒否―いい父親ほど心を病む 帰宅拒否―いい父親ほど心を病む
関谷 透 (1999/07)
PHP研究所

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:帰宅拒否
 副題:いい父親ほど心を病む
 著者:関谷透
 出版:PHP研究所
 定価:1350円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4569607047/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1078402%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 家庭にも会社にも自分の居場所がない!
 第2章 心病むシグナルは発せられている
 第3章 なぜ真面目な父親ほど、傷ついてしまうのか?
 第4章 「帰らなくていい」という心の治療
 第5章 絶望はやがて希望にかわる



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :■■□□□
 豊かな心:■■■□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は1999年7月に出版されています。
 
 著者は、初台関谷クリニックの院長をされていて、多方面に活躍中
 です。
 
 「帰宅拒否症候群」の命名者でもあるそうです。



 なぜ家に帰りたくないのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)帰宅拒否の原因とは?



 家で癒されるはずなのですが...



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)帰宅拒否の原因とは?

 「本来安らぎの場であるはずの家に、何となく帰りたくないの
 です。あるいは家に帰らなければと思っているのに、なぜか足が
 家のほうに向かいません。おかしなことですが、そういう事例が
 ビジネスマンの間に増えています」

 「初期の帰宅拒否症患者はおおむね、仕事が終わっても家に帰らず
 に居酒屋や喫茶店で時間をつぶし、家族が寝静まったのを見計
 らって帰宅するという行動をとりました」
 
 「しかしこの症状が重くなると、しばしば外泊するようになり、
 やがて本当に家に帰らなく(帰れなく)なってしまうのです」

 「せっかく仕事を終えて家に帰ってきても、奥さんに給料が少ない
 だの出世が遅いだのとイヤミを言われる。さらに出世競争で同僚に
 出し抜かれたとなると、奥さんから鬼の首をとったような勢いで
 自分の無能を責められる...」
 
 「それでは家に帰りたくなくなるのも当然でしょう。これらは
 奥さんからわざわざ言われなくても、本人が一番わかっている
 ことだけにいたたまれません」
 
 「奥さんにしてみれば何気なく出たひと言なのかもしれませんが、
 言われた夫達は追い打ちをかけられた印象を受け、家長としての
 自信をますますなくしてしまいます」
 
 「そして不幸なことに、奥さんはそのひと言がどれだけ夫に精神的
 プレッシャーを与えるかを知る由もなかったのです」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 もっともっと感謝しよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「帰宅拒否」の原因にはどのようなものがあるのでしょうか?

▽この本は1999年7月に出版されているので、今から約8年前に
 書かれた本です。
 
 8年前の状況から現在がどのように変化しているのか分かりません。
 
 分からないですが、だいたいこの手の「心の病」は解決してない
 場合が多いです。
 
 おそらく、この本が書かれた時期よりももっと大変な状況にある
 かもしれません。
 
▽私は普段からお酒をほとんど飲まないため、会社帰りに居酒屋へ
 行くことはありません。
 
 忘年会や歓送迎会に出席するだけです。
 
 その居酒屋でカウンターに一人で座ってお酒を飲んでいる男性が
 いるそうです。
 
 居酒屋で一人でお酒を飲むのが普通かどうかは分かりませんが、
 独身の方ならば、「夕食代わり」ということもあるので、まあ
 理解できなくもないです。
 
 しかも、深夜の飲食店や喫茶店で時間をつぶしているビジネスマン
 が非常にたくさんいるそうです。
 
 その中には、当然独身の男性もいるかと思いますが、結婚している
 男性も多いみたいです。
 
 自分の家庭があるのに「家に帰りたくない」という男性が増えて
 いるのです。
 
▽この本の冒頭に紹介されている48歳の男性は、4年間の単身
 赴任が終了し、2年前から自宅に帰ってきました。
 
 男性が家を空けている間に、中学受験を控えた長男を中心に家庭が
 回るようになっていたのです。
 
 仕事から帰ってきて、テレビを見ようとすると、受験勉強に邪魔
 だからとテレビを消され、男性がテレビを見るときはイヤホンで
 聞くようになってしまいました。
 
 長男が居間に降りてくると、奥さんは息子の夜食作りに精を出し
 男性のことはお構いなしです。
 
 男性が見ているテレビのチャンネルを息子が勝手に変えても、
 誰も文句は言わず、男性は長男にまで気を遣うようになって
 しまったのです。
 
 しばらくするうちに、男性はこの家に帰るのが嫌になってきたの
 です。
 
 「自分が家に帰ることで家族のリズムを狂わせるくらいなら、
 最終電車まで時間をつぶして帰るほうがましだ」
 
 そう感じたこの男性は仕事もないのに会社に居残り、居酒屋や
 バー、パチンコ屋、ゲームセンターなどで時間をつぶすように
 なります。
 
 著者は言います。
 
 「本来安らぎの場であるはずの家に、何となく帰りたくないの
 です。あるいは家に帰らなければと思っているのに、なぜか足が
 家のほうに向かいません。おかしなことですが、そういう事例が
 ビジネスマンの間に増えています」
 
 この男性が著者のクリニックに来院したときには、過度のストレス
 から「うつ病」にかかった状態だったそうです。
 
 これが「帰宅拒否症候群」に見られる典型的な症状なのです。
 
 父親はお金だけを家に入れていれば、後はいなくても良いよ、と
 言われているのと同じです。
 
 こうなると、帰宅拒否になるのもうなづけます。
 
▽帰宅拒否症候群が進行するとどうなってしまうのでしょうか?

 著者は言います。
 
 「初期の帰宅拒否症患者はおおむね、仕事が終わっても家に帰らず
 に居酒屋や喫茶店で時間をつぶし、家族が寝静まったのを見計
 らって帰宅するという行動をとりました」
 
 「しかしこの症状が重くなると、しばしば外泊するようになり、
 やがて本当に家に帰らなく(帰れなく)なってしまうのです」
 
 うつ病を患っている場合も多いので、自殺の可能性もあるそうです。
 
 昨今の中高年の自殺が多いのも、「帰宅拒否」が原因である場合
 もあるのではないでしょうか。
 
▽帰宅拒否症候群になってしまう原因にはいろいろなことがあります。

 一つは、家庭内のコミュニケーションに問題があります。
 
 出世できない、給料が上がらない、仕事量は増える等々、長引く
 不況の影響で男性は、毎日のようにリストラの恐怖に接しつつ
 必死に働いています。
 
 著者は言います。
 
 「せっかく仕事を終えて家に帰ってきても、奥さんに給料が少ない
 だの出世が遅いだのとイヤミを言われる。さらに出世競争で同僚に
 出し抜かれたとなると、奥さんから鬼の首をとったような勢いで
 自分の無能を責められる...」
 
 「それでは家に帰りたくなくなるのも当然でしょう。これらは
 奥さんからわざわざ言われなくても、本人が一番わかっている
 ことだけにいたたまれません」
 
 「奥さんにしてみれば何気なく出たひと言なのかもしれませんが、
 言われた夫達は追い打ちをかけられた印象を受け、家長としての
 自信をますますなくしてしまいます」
 
 「そして不幸なことに、奥さんはそのひと言がどれだけ夫に精神的
 プレッシャーを与えるかを知る由もなかったのです」
 
▽弁護するわけではないですが、奥さんの無神経な発言だけが原因の
 全てではないことを付け足しておきます。
 
 「社宅に住んでいる」といった環境にいるのも原因の一つかも
 しれないですが、お互いにコミュニケーションが取れてないのが
 主な原因だと思います。
 
 そして、人間にとって何が大切なのか、といったことを話し合って
 いないからだと思われます。
 
 給料が高いこと、出世することは人の幸せには関係がありません。
 
 私のように出世にはまったく無縁で、給料もそんなに高くないし、
 上がらないけれど、それなりに楽しく生きている人はたくさんい
 ます。
 
 人生の価値をどこに置くかということを、話し合っておかなければ
 ならないのだと思います。
 
▽帰宅拒否症になる男性の性格として、生真面目な方が多いそうです。

 一所懸命に身を粉にして働いても、家には帰る場所がない、と
 いうのは悲しすぎます。
 
 お互いに気を遣い、感謝することが大切です。




 この本は、帰宅拒否になってしまった男性の事例がたくさん書か
 れています。
 
 どの事例も、コミュニケーションといたわりと感謝が足りてま
 せん。
 
 そして、進行すると「うつ病」を発症し、最悪は自殺する場合も
 あります。
 
 そうならないためにも、普段からのささいな気遣いが必要です。


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仕事は、かけ算。
仕事は、かけ算。 ~20倍速で自分を成長させる 仕事は、かけ算。 ~20倍速で自分を成長させる
鮒谷 周史 (2006/06/07)
かんき出版

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:仕事は、かけ算。
 副題:20倍速で自分を成長させる
 著者:鮒谷周史
 出版:かんき出版
 定価:1500円+税
 購入:図書館で借りてきました。



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4761263466/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f4056068%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 かけ算発想をするだけで突然、成功のサイクルが回り出す
     ?「結果を出す思考」編
 第2章 人の半分の時間で、最大の成果を得るためのオキテと習慣
     ?「タイムマネジメント」編
 第3章 20倍速で仕事ができるようになる、自分のすごい変え方
     ?「セルフプロデュース」編
 第4章 人的ネットワークこそ、かけ算で無限大に広がる
     ?「コミュニケーション」編
 第5章 どんな言葉を口にするかで、自分の結果に天地の差がつく
     ?「声に出したい言葉」編
 第6章 誰よりも早く成長し続ける自己投資の法則
     ?「インプット&アウトプット」編



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■■□□□
 豊かな心:■□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、2006年6月に出版されています。
 
 著者は、約15万部(!)の発行部数を誇る「平成・進化論。」の
 発行者です。
 
 現在は、3社の経営者でもあり、沖縄大学の非常勤講師もされて
 います。
 
 進化しちゃったんですね。



 進化するためにはどうすればいいのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)自分が進化する方法とは?



 役に立つ方法があるでしょうか?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)自分が進化する方法とは?

 「テレビを見る時間を1時間減らすだけで、年間15日、寝ずに
 働き続けるのと同じ『時間の塊』を捻出できる」

 「コミュニケーション能力を伸ばしたいと思ったら、人が読む
 ことを前提とした文章を書くことをお勧めします。そして、その
 文章は、自分の瞬間的な気持ちや出来事を写真に納めた、いわば
 スナップショットになるように心がけてください」

 「自分が瞬間的に思ったことを相手に上手に伝えるには、その
 瞬間、瞬間で、自分の思考をきちんと言語化しておく必要があり
 ます。それこそがコミュニケーション能力を向上させる良いトレー
 ニングになります」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 読者を意識した文章を書こう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「自分が進化する方法」とはどのような方法なのでしょうか?

▽私がメルマガを発行しようと考えていた時期に、メルマガを何紙か
 研究していました。
 
 発行部数が多いメルマガはどのような構成になっていて、どのような
 内容が書かれているのかを確認するためです。
 
 総合ランキングで上位50誌くらいをいろいろと研究していた時に
 一番発行部数が多かったのが著者が発行している「平成・進化論。」
 でした。
 
 そのときは約15万部の発行部数があり、現在は何と28万4千部
 の発行部数となっています。
 
 当然1位です。
 
 研究の結果、まぐまぐで上位を占めているメルマガのキーワードは
 「成功」「稼ぐ」「お金」「ビジネス」「英語」です。
 
 他には「ダイエット」というのも上位にランクするためには必要な
 キーワードです。
 
 書評メルマガを発行しようとしていた私には、その時点で上位に
 ランクインすることはあきらめました。
 
 そして、題名に「成功」の文字だけ入れてみました。
 
 この本は、その「平成・進化論。」の記事から読者から反応が
 良かった記事に加筆、修正し、本にしたものです。
 
 内容的には「成功法則」になります。

▽「平成・進化論。」は現在でも登録してありますが、たまにしか
 読んでません。
 
 「読んでいる時間がない」というのが正直なところです。
 
 そんなことを思いながら読んでいると、タイムマネジメントの話が
 書かれていました。
 
 「勉強する時間が取れないときにはどうするか?」

 著者は言います。
 
 「テレビを見る時間を1時間減らすだけで、年間15日、寝ずに
 働き続けるのと同じ『時間の塊』を捻出できる」
 
 確かに、サラリーマンをしていると、時間はなかなか自由になり
 ません。
 
 仕事を定時で終わらせたとしても、寝るまでに自分の自由になる
 時間はそんなに残ってないのが現実です。
 
 ということは、現在やっている何かをやめるしかないです。
 
 著者は、「テレビを毎日3時間見ているなら1時間減らしてみては」
 と提案しています。
 
 私も自分のマルマガに何度か書いていますが、テレビはほとんど
 見ません。
 
 朝、ご飯を食べながらビジネス系のテレビを見るくらいで、他には
 ドキュメンタリー番組くらいしか見ません。
 
 新聞はほとんどの場合、読書欄の見出しを読むだけなので、3分
 くらいで終了します。
 
 テレビを見る時間を1時間減らすだけで、年間15日の時間が
 作ることができるなら、2時間減らせば年間30日の時間が作れ
 ます。
 
 テレビはボーッとしてみていると、あっと言う間に時間が過ぎて
 いきます。
 
 私も、「時間が足りない」と思っている人には、テレビを見る
 時間を減らすことを提案します。
 
 と言いつつも、テレビを見ない私が「メルマガを読む時間がない」
 ということは、どこかにまだ減らせる何かがあるということに
 なります。
 
 読書時間か、メルマガを書いている時間か、寝る時間を削るしか
 なさそうです。
 
▽サラリーマンをやりながら本を読んで、その書評をメルマガで
 発信していると、一番犠牲になっているのは他人とのコミュニ
 ケーションかもしれません。
 
 読書も書評書きも、自分一人でやる作業なので、その時間を確保
 することは、一人の時間を確保することでもあります。
 
 私はお酒を飲まないので、仕事が終わってから飲みに行くことも
 ほとんどありません。
 
 会社で私の周りにいる人は、お酒好きがあまりいないので仕事が
 終わると、みんなあっさり帰って行きます。
 
▽せっかくメルマガを発行しているので、それを利用してコミュニ
 ケーション能力を伸ばす方法があれば知りたいです。
 
 著者は言います。
 
 「コミュニケーション能力を伸ばしたいと思ったら、人が読む
 ことを前提とした文章を書くことをお勧めします。そして、その
 文章は、自分の瞬間的な気持ちや出来事を写真に納めた、いわば
 スナップショットになるように心がけてください」
 
 文章術の本を読むと、どの本にも「読者を意識して文章を書こう」
 と書いてあります。
 
 著者は言います。
 
 「自分が瞬間的に思ったことを相手に上手に伝えるには、その
 瞬間、瞬間で、自分の思考をきちんと言語化しておく必要があり
 ます。それこそがコミュニケーション能力を向上させる良いトレー
 ニングになります」
 
 確かに、思ったことを正確に文章として表現出来るようになれば
 実際の会話の際にも役に立つと思われます。
 
 私も読者がいることを意識しないでもないですが、基本的に自分の
 ために書いているので、どちらかというとかなり独りよがりの
 文章になっていると思います。
 
 今度から読者を意識して文章を書いてみます。





 この本には、ビジネスで成功するための教訓が書かれています。
 
 いわゆる成功法則本ですが、肩がこることなく読めます。
 
 いろいろと役に立つ内容もありますが、ビジネスを起こすこと、
 ビジネスで成功することは、その人それぞれの考え方と、その人が
 持っている人生のテーマが違うため、一概に自分のビジネスを
 持つことが良いわけではないです。
 
 現実の話として、サラリーマンが一番多く、サラリーマンがいなく
 なって皆が起業してしまったら、社会は成り立たなくなります。
 
 「自分で起業しよう」と考えている方には良い本だと思います。



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ハッピーバースデー
ハッピーバースデー―命かがやく瞬間 (ときめき文学館) ハッピーバースデー―命かがやく瞬間 (ときめき文学館)
加藤 美紀、青木 和雄 他 (1998/01)
金の星社

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:ハッピーバースデー
 副題:命かがやく瞬間
 著者:青木和雄
 出版:金の星社
 定価:1300円+税(文庫版が出ています)
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4323025270/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
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──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 1 バースデーケーキ
 2 ねむの木
 3 宅配便
 4 旅立ち
 5 転校生
 6 エスケープ
 7 養護学校
 8 反撃
 9 授業参観
 10 兄弟
 11 記憶
 12 ハッピーバースデー



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■□□□□
 豊かな心:■■■□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、1997年12月に出版されています。
 
 著者は、教育カウンセラーで、イジメに関する教師、親と子の
 相談・指導にあたっているそうです。
 
 以前、Vol.457で「HELP!キレる子どもたちの心の叫び」を
 紹介したことがあります。



 なぜ少女は声を失ってしまったのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)この本で伝えたいこととは?



 どのような物語なのでしょうか?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)この本で伝えたいこととは?

 ※「もっと知りたい方のために」を参照してください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「この本で伝えたいこと」とはどのようなことなのでしょうか?

▽この本は「第44回青少年読書感想文全国コンクール課題図書」
 と書かれています。
 
 どうやら小学校高学年?中学生向けの本みたいです。
 
 アニメ映画も公開されたみたいです。
 
 どのような物語なのかと言うと、小学校5年生の「あすか」という
 名の少女が、自分の誕生日に兄と母親から
 
 「お前なんて生まれてこなければよかったのに...」
 
 と言われ、声が出なくなってしまうところから始まります。
 
 自分の母親に「生まなきゃよかった」といわれた子どもは、
 
 「自分は存在してはいけない」
 
 と思うようになります。
 
 子どもの頃に自分の存在を否定されると、子どもは大きくなる
 につれて「死」を考えるようになります。
 
 自分の命をこの世に生んでくれた者に「生きるな」と言われる
 ことほどつらいことはありません。
 
 小学生くらいだと、自分の命を握っている親に反抗することは
 できないため、子どもは自分の気持ちを抑圧し、心の奥深くしまい
 こみます。
 
 子どもは、本能的に親に逆らうことはできないのです。
 
▽この物語で登場してくる母親は、「アダルトチルドレン」と書か
 れています。
 
 あすかの兄は、勉強でがきて親の言いなりに生きている高校生です。
 
 父親は銀行員で「ワーカホリック」です。
 
 絵に描いたようなアダルトチルドレン家族です。
 
▽声が出なくなってしまったあすかは、顔に表情がなくなり、心が
 壊れそうになってしまいます。
 
 それに気がついた兄が、さすがにまずいと思ったのかあすかの
 ことを心配し始め、母親にも抵抗を始めます。
 
 学校の先生のすすめもあり、あすかは田舎の祖父母の家に一人で
 行くことになりました。
 
 この祖父母は、母親の両親にあたるのですが、その母親とは違って
 とても温かい、優しい祖父母です。
 
 なぜ、この両親からあの母親ができるのか?
 
 母親が子どもの頃に、実は姉がいたのです。
 
 母親の姉は心臓の病気で16歳の若さで亡くなっていました。
 
 祖父母の家に行ったあすかは、亡くなった姉の写真を見て、自分と
 そっくりだということを知ります。
 
 母親がまだ小さいとき、祖母は身体の弱い姉に付きっきりでした。
 
 親の愛が欲しい時期に、親は姉に付き添っていたため、あすかの
 母親は姉に憎しみを抱くようになります。
 
 この状況はけっこうありがちなのではないでしょうか。
 
 複数の子どもがいて、そのうちの一人が身体が弱くて、他の子が
 身体が丈夫なら、当然母親は身体が弱い子に接する時間が長く
 なります。
 
 私には3つ違いの姉がいて、私は産まれた頃から小学校低学年
 くらいまで身体が弱くて、週末になると熱を出して病院に連れて
 行かれたそうです。
 
 私が1歳(姉が4歳)の頃、私は薬に負けて死にかけていたそう
 です。
 
 入退院を繰り返していたらしいのですが、そのとき姉はどうして
 いたのでしょう?
 
 こういった家族は、たくさんいるのではないかと思います。
 
 そうすると、たとえ親に問題がなくても、その子どもは心に何らか
 の傷を抱えてしまうことになるのです。
 
 幼少期に親の愛が得られなかった子どもは、大人になって子どもが
 できても、自分の子どもに対して十分な愛を与えることができま
 せん。
 
 育てられたようにしか育てられないのです。
 
▽この物語で、祖父母の家に預けられたあすかは、自分の親から
 与えてもらえなかった優しさをたくさん与えられ、声も取り戻し
 ます。
 
 優しさで心が満たされたあすかは次第に強くなっていき、今度は
 周りの人間に影響を与えるようになります。
 
 祖父の死、重度障害を抱えた友人の死を乗り越え、最後はハッピー
 エンドの結末を迎えます。
 
 よかった、よかった。





 この本では、最後に全てが上手くいきます。
 
 ただ、アダルトチルドレンや、虐待、依存症の本をたくさん読んで
 きた私には、あまりにもできすぎた話にしか思えません。
 
 何も知らない人にはハッピーエンドになって「よかった、よかった」
 で終わるかもしれませんが、現実はそうそう簡単にはいかない
 みたいです。
 
 物語としては、なかなか楽しめると思います。
 
 課題図書になるのもうなづけます。



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 人生を成功に導く読書術! ?おやじむしの3分書評? より抜粋

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