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Author:おやじむし
私「おやじむし」の人生のメインテーマである「何をするためにこの世に生まれてきたのか」を知ること、そして、「豊な人生を送る」という目標のために日々読書し、そこから得たことをアウトプットしたものです。

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ネグレクト
ネグレクト―育児放棄-真奈ちゃんはなぜ死んだか (小学館文庫 す 2-1) ネグレクト―育児放棄-真奈ちゃんはなぜ死んだか (小学館文庫 す 2-1)
杉山 春 (2007/08)
小学館

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:ネグレクト
 副題:育児放棄?真奈ちゃんはなぜ死んだか
 著者:杉山春
 出版:小学館文庫
 定価:552円+税
 購入:本屋さんで購入



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/409408195X/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f4486172%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 逆境
 第2章 出生
 第3章 発端
 第4章 餓死
 第5章 法廷



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■■
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■■■



 この本は、2007年8月に出版されています。
 
 2004年11月に出版された単行本に加筆し、文庫版として
 出版されています。
 
 小学館ノンフィクション大賞を受賞しています。
 
 著者は、フリーランスライターと紹介されています。
 
 著書も何冊かあります。



 「育児放棄」とはどのような状態のことをいうのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)育児放棄とは?



 なぜ...?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)育児放棄とは?

 「3歳になったばかりのその女の子は、二十日間近くもダンボール
 の中に入れられ、ほとんど食事を与えられず、ミイラのように
 なって死んだ。両親はともに21歳、十代で親になった茶髪の
 夫婦だった」
 
 「真奈ちゃんの死亡時の身長89センチは3歳の女児としては
 ほぼ平均だったが、体重はわずかに5キロ。標準の中央値とされる
 13.6キロの4割にも満たなかった」
 
 「オムツは糞尿でふくれあがり腰から太股辺りまでが便にまみれ、
 強い悪臭を放っていた。皮下脂肪は失われ、皮膚は老人のように
 かさかさに乾いていた」
 
 「身体の割におおきな頭を黒々と髪が覆い、頬の肉が削げていた。
 目の周囲の脂肪が完全に失われていたため、瞼(まぶた)を閉じる
 ことができず、眼球が乾燥し白目が黒褐色に変色していた。足は
 股関節と膝関節がそれぞれ直角に曲がって固まっており、2、3
 週間は動かしていないかったことを物語っていた」

 「12月4日付けのシートによれば、耳栓も購入している。真奈は
 このころになると、『ひーひー』という、甲高い金属音のような
 声で泣くようになっていた。この泣き声は、餓死する子どもの
 末期に特有なものだという」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「育児放棄」とはどのような状態なのでしょうか?

▽人間が現在のように繁栄したのは、子どもを産み・育ててきた
 からです。
 
 人間の赤ん坊は、自分の力だけでは決して生きることができません。
 
 かなり長い期間、親(育ててくれる人)による養育が必要になり
 ます。
 
 これは仕方のないことで、人間は子どもが自立できるまで育てる
 ことで、人口を増やしてきました。
 
 つまり、人間にとって子どもを育てることは遺伝子の中に組み
 込まれた一つの機能だと考えられます。
 
 しかし、世の中には子育てがなかなか普通にできない親がいます。
 
 そういう親でも普通に子育てができないなりに、子どもに様々な
 影響を与えながらも、自立できるまでには育てることができます。
 
 しっかりと栄養を与えてあげれば、問題を抱えつつも身体は大きく
 なり個体を保つことができるようになります。
 
▽しかし、養育する人がネグレクト(育児放棄)すると、それさえも
 できなくなります。
 
 今回紹介する本で語られているのは、2000年12月に起きた
 3歳の女の子(真奈ちゃん)が自宅で「餓死」していたという
 事件です。
 
 女の子の状態を以下に記します。
 
 「3歳になったばかりのその女の子は、二十日間近くもダンボール
 の中に入れられ、ほとんど食事を与えられず、ミイラのように
 なって死んだ。両親はともに21歳、十代で親になった茶髪の
 夫婦だった」
 
 「真奈ちゃんの死亡時の身長89センチは3歳の女児としては
 ほぼ平均だったが、体重はわずかに5キロ。標準の中央値とされる
 13.6キロの4割にも満たなかった」
 
 「オムツは糞尿でふくれあがり腰から太股辺りまでが便にまみれ、
 強い悪臭を放っていた。皮下脂肪は失われ、皮膚は老人のように
 かさかさに乾いていた」
 
 「身体の割におおきな頭を黒々と髪が覆い、頬の肉が削げていた。
 目の周囲の脂肪が完全に失われていたため、瞼(まぶた)を閉じる
 ことができず、眼球が乾燥し白目が黒褐色に変色していた。足は
 股関節と膝関節がそれぞれ直角に曲がって固まっており、2、3
 週間は動かしていないかったことを物語っていた」
 
 これが、日本で起きた事件だというのが信じられないです。
 
 現在の日本では「餓死」というのはめずらしい言葉です。
 
 普通に生きていれば、餓死することのほうが難しいのではないで
 しょうか。
 
 しかし、大人の養育を必要とする子どもにとっては、育ててくれる
 人の対応の仕方一つで「餓死」してしまうのです。
 
▽なぜ、3歳の女の子「真奈ちゃん」は餓死しなければならなかった
 のでしょうか?
 
 母親の村田雅美は、結婚した時は18歳。
 
 中学校を卒業後、働きながら夜間高校に通いますが、2ヶ月あまり
 で仕事は退職し、夜間高校も退学します。
 
 そして、夜になると、暴走族仲間とツルんで遊ぶようになります。
 
 雅美の両親は離婚していて、母(真奈ちゃんの祖母)秀子は
 トラック運転手をしていて忙しく、雅美との交流はあったものの、
 メールでのやりとりが多かったみたいです。
 
 父親の村田智則は結婚したときは18歳の高校3年生で、生真面目
 な印象の男の子でした。
 
 智則の実父と母(真奈ちゃんの祖母)聡子は智則が年長組の時に
 離婚しています。
 
 聡子が再婚したのは智則が2年生の頃になります。
 
 真奈ちゃんの両親は若い2人で、しかも自分の親も様々な問題を
 抱えていて、そのための心の葛藤を持ちつつ大人に成ろうとして
 いる状態で、結婚・出産という形になったのです。
 
 普通で言うと、お互いに「思春期」のまっただ中にいることに
 なり、大人への階段を一段ずつ登っている最中に、身体だけは
 大人になり子どももできて、アンバランスな状態になってしまった
 のだと思われます。
 
 たとえ18歳で親になったとしても、子どもを普通に育てている
 親もいます。
 
 一概に、結婚が早すぎるとは言えないと思います。
 
 ただ、心の準備が全く出来ていなかったと言った方が正しいかも
 しれません。
 
▽最初の事件は真奈ちゃんが1歳半の時でした。

 急性硬膜化血腫と硬膜外血腫の合併症で、軽微な脳挫傷も併発
 して病院に担ぎ込まれました。
 
 明らかに「幼児虐待」なのですが、証拠もないし遊んでいたら
 突然倒れたということだったので、病院側も問題にしませんでした。
 
 これを契機に、真奈ちゃんは父親に近寄らなくなります。
 
 退院してからの真奈ちゃんの状態がおかしくなってきたのを境に
 父智則は、真奈ちゃんの暴力を振るうようになります。
 
 やがて相手にしなくなって、仕事とテレビゲームに逃げるように
 なります。
 
 母雅美も最初は子育てをやりますが、自分の思い通りに動いて
 くれない真奈ちゃんにだんだんと嫌気がさしてきます。
 
 一歳半検診に行ったときに、真奈ちゃんが同世代の子どもたちと
 「比較」して、身体の成長も、言葉の発達も、行動も全てにおいて
 「遅れている」という認識を持ちます。
 
 「自分は母親失格である」そう思うようになります。
 
 そして、その焦りは子育てに現れます。
 
 母親失格の責任は真奈ちゃんにあるように感じ、自分でも虐待を
 するようになります。
 
 いたずらをする真奈ちゃんを囲いを作って3畳間に押し込み、
 食事も適当に与えるようになります。
 
 智則は仕事に没頭し、家に帰ってくると何の会話もなくテレビ
 ゲームに没頭します。
 
 雅美は、心の不安を取り除くように、カタログショッピングに
 はまり、いろいろな物を買い込んで最終的に経済的に立ちゆか
 なくなってきます。
 
 それでも、誰にも相談できず、夫にすら相談できずにいました。
 
▽そして、12月の始め、雅美は耳栓を購入しています。

 「12月4日付けのシートによれば、耳栓も購入している。真奈は
 このころになると、『ひーひー』という、甲高い金属音のような
 声で泣くようになっていた。この泣き声は、餓死する子どもの
 末期に特有なものだという」
 
 区切られた3畳間のダンボールの中で、糞尿まみれになりながら
 目も閉じることはできず、最後の助けを求める声も両親には届かず
 真奈ちゃんは死んでいったのです。





 なんと言っていいのやら言葉が見つかりません。
 
 この両親は、真奈ちゃんを通して何を学ぶべきだったのでしょうか。
 
 いろいろな選択肢があったと思いますが、もっと違う選択ができ
 なかったのでしょうか。
 
 
 次回もう一度紹介させてください。



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 人生を成功に導く読書術! ?おやじむしの3分書評? より抜粋

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