訪問者数

カレンダー

05 | 2007/06 | 07
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

全記事(数)表示

全タイトルを表示

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

メルマガ登録はこちらからどうぞ

この日記は、メルマガ「人生を成功に導く読書術!~おやじむしの3分書評~」の抜粋版です。 気に入っていただけましたらメルマガ登録をお願いします。

おやじむしの3分書評
メールアドレスを入力してボタンを押すと登録できます。

登録フォーム
メルマガバックナンバー

リンク

このブログをリンクに追加する

プロフィール

おやじむし

Author:おやじむし
私「おやじむし」の人生のメインテーマである「何をするためにこの世に生まれてきたのか」を知ること、そして、「豊な人生を送る」という目標のために日々読書し、そこから得たことをアウトプットしたものです。

RSSフィード

人生を成功に導く読書術!?おやじむしの3分書評?
私「おやじむし」が発行するメルマガ のブログ版です。 みなさん一緒に「豊かな人生」を目指しましょう
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

家族の痕跡
家族の痕跡―いちばん最後に残るもの 家族の痕跡―いちばん最後に残るもの
斎藤 環 (2006/01)
筑摩書房

この商品の詳細を見る



いつもありがとうございます。ご協力お願いします(クリックしてください)→人気blogランキングへ


──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:家族の痕跡
 副題:いちばん最後に残るもの
 著者:斎藤環
 出版:筑摩書房
 定価:1500円+税
 購入:ブックオフで800円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4480842691/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f3715468%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 母親は「諸悪の根源」である
 第2章 システムとしての家族
 第3章 「世間」と「家族」と「個人」
 第4章 家族の価値観
 第5章 結婚と家族の理不尽



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■□□□□
 豊かな心:■□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は2006年1月に出版されています。
 
 著者は、医学博士で現在はある病院の診療部長をしている方です。
 
 専門は思春期・青年期の精神病理学、病跡学、ラカンの精神分析、
 ひきこもり問題の治療・支援並びに啓蒙活動と紹介されています。



 人間の基礎は家族で作られます。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)家族のダブルバインドとは?



 ダブルバインドって何でしょう?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)家族のダブルバインドとは?

 「ダブルバインドとは、その場から逃げ出せない状況において、
 重要な相手から、あるメッセージ(たとえば言葉)と、これに
 矛盾するメタ・メッセージ(例えば表情)を同時に受け取らな
 ければならないような状況を示す」
 
 「たとえば、統合失調症(分裂病)で入院中の息子を母親が
 見舞いに来たとしよう。患者が喜んで母親の肩を抱くと、母親は
 思わず体をこわばらせる。患者がおどろいて体を離すと、母親は
 『もう私のことが好きじゃないの?』と尋ねる。その言葉に患者が
 赤面すると、今度は『そんなにまごついちゃいけないわ』と言わ
 れる。このやりとりの結果、患者の症状は悪化する」

 「ところが統合失調症においては、矛盾を矛盾のまま受け止めて
 しまい、メッセージを処理できないまま混乱に陥ってしまうのだ」

 「こうした状況は、患者は母親の表現(自分への嫌悪感)を正確に
 識別したために罰せられ、かつまた不正確に識別した(肩を抱く)
 ために罰せられるということになる」
 
 「このような、逃げ場のないコミュニケーション状況をダブル
 バインドと呼ぶ」

 「肯定的な言語メッセージを、否定的な態度で示されるとき、
 人は一般に混乱したりはしない。言葉で『愛しているよ』と言い
 ながら、態度はいかにも面倒くさそうだったりしたら、人はどう
 感ずるか。同じ態度で『愛していない』と言われた場合以上に、
 拒否された印象を持つのではないだろうか」
 
 「要するに、ある態度を、その態度と矛盾する言語メッセージと
 ともに表明する場合、その態度はいっそう真実みを帯びて受け止め
 られるのではないか」

 「家族という場所は、こうしたメッセージとメタ・メッセージが
 さまざまに錯綜する、特異なコミュニケーション空間である。
 精神医学が対象とする疾患のかなりの部分は、こうした家族
 コミュニケーションの磁場から、さまざまな影響を強く受けて
 しまう」

 「就労せずひきこもり続ける息子に対して、多くの母親が、愚痴や
 叱咤激励でなんとか動かそうと試みる。しかしその一方で、我が子
 からの要求に振り回され続けている」
 
 「三度の食事を部屋まで運び、求めに応じて金銭を渡し、欲しい
 ゲームソフトを買いに店へ走らされ、『自分をこんな風に育てた』
 親への罵詈雑言を、えんえんと聞かされる」
 
 「母親はその一切を受容しつつ、しかし許すのではない。理不尽な
 要求に従いながらも。わが子に対してはほぼ常に、愚痴と文句で
 応ずるのだ」

 「多くのひきこもりを抱えた母親たちが、わが子に『はやく自立
 しなさい』『家からでなさい』という否定的メッセージを繰り
 返し与えつつ、実はわが子の生活を曖昧に支え続けている」
 
 「無限に許す母親がいけないのではない。そんな母親こそ例外的
 存在なのだ。否定の言葉とともに抱きしめることが、いかに人を
 束縛するか」
 
 「引きこもる本人は、そうした姿勢に秘められた矛盾を意識しつ
 つも、もはや関係の磁場から立ち去ることができなくなる。これ
 こそが私の考える『日本的ダブルバインド』の本質である」




──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 自分の言動を思い返してみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「家族のダブルバインド」とは何のことを言っているのでしょうか?

▽「ダブルバインド」という言葉は初めて知りました。

 日本語でいうと「板挟み」と訳されます。
 
 著者は言います。
 
 「ダブルバインドとは、その場から逃げ出せない状況において、
 重要な相手から、あるメッセージ(たとえば言葉)と、これに
 矛盾するメタ・メッセージ(例えば表情)を同時に受け取らな
 ければならないような状況を示す」
 
 「たとえば、統合失調症(分裂病)で入院中の息子を母親が
 見舞いに来たとしよう。患者が喜んで母親の肩を抱くと、母親は
 思わず体をこわばらせる。患者がおどろいて体を離すと、母親は
 『もう私のことが好きじゃないの?』と尋ねる。その言葉に患者が
 赤面すると、今度は『そんなにまごついちゃいけないわ』と言わ
 れる。このやりとりの結果、患者の症状は悪化する」
 
 まさに「板挟み」状態です。
 
 言葉と、態度・表情のどちらを採用しても罰せられるのです。
 
 しかし、私たちは言葉通りには受け取りません。
 
 普通は、態度や表情(メタ・メッセージ)の方を優先して考えます。
 
 上記のような例であれば、普通は「母親は自分のことが好きじゃ
 ないんだな」というふうに受け取ります。
 
 著者は言います。
 
 「ところが統合失調症においては、矛盾を矛盾のまま受け止めて
 しまい、メッセージを処理できないまま混乱に陥ってしまうのだ」
 
 これが、病気を悪化させることになります。
 
 「こうした状況は、患者は母親の表現(自分への嫌悪感)を正確に
 識別したために罰せられ、かつまた不正確に識別した(肩を抱く)
 ために罰せられるということになる」
 
 「このような、逃げ場のないコミュニケーション状況をダブル
 バインドと呼ぶ」
 
 言葉と態度・表情が一致していれば何の問題も起きませんが、
 人間は複雑な生き物ですから、しばしば矛盾が生じます。
 
 しかし、普通の人はダブルバインドを意識することなく生活する
 ことができます。
 
 著者は言います。
 
 「肯定的な言語メッセージを、否定的な態度で示されるとき、
 人は一般に混乱したりはしない。言葉で『愛しているよ』と言い
 ながら、態度はいかにも面倒くさそうだったりしたら、人はどう
 感ずるか。同じ態度で『愛していない』と言われた場合以上に、
 拒否された印象を持つのではないだろうか」
 
 「要するに、ある態度を、その態度と矛盾する言語メッセージと
 ともに表明する場合、その態度はいっそう真実みを帯びて受け止め
 られるのではないか」
 
 ダブルバインドで表現することは、その「態度」が示すメッセージ
 が「強化」されてしまうのです。
 
▽そこで、「家族」という空間を見た場合、このダブルバインドが
 多々発生する場所になります。
 
 著者は言います。
 
 「家族という場所は、こうしたメッセージとメタ・メッセージが
 さまざまに錯綜する、特異なコミュニケーション空間である。
 精神医学が対象とする疾患のかなりの部分は、こうした家族
 コミュニケーションの磁場から、さまざまな影響を強く受けて
 しまう」
 
 精神疾患の多くは、その原因が家族である場合が多いのです。
 
▽著者は、「ひきこもり」治療の専門家です。

 「ひきこもり」のいる家庭では、このダブルバインドが随所に
 見られるようです。
 
 著者は言います。
 
 「就労せずひきこもり続ける息子に対して、多くの母親が、愚痴や
 叱咤激励でなんとか動かそうと試みる。しかしその一方で、我が子
 からの要求に振り回され続けている」
 
 「三度の食事を部屋まで運び、求めに応じて金銭を渡し、欲しい
 ゲームソフトを買いに店へ走らされ、『自分をこんな風に育てた』
 親への罵詈雑言を、えんえんと聞かされる」
 
 「母親はその一切を受容しつつ、しかし許すのではない。理不尽な
 要求に従いながらも。わが子に対してはほぼ常に、愚痴と文句で
 応ずるのだ」
 
 「ひきこもり」の現場を見たことがないので、どのような状況に
 あるのかぜんぜん分かりませんが、本を読む限りでは、母親は
 ひきこもりのわが子の要求に答え続けます。
 
 そして、この態度が続くことによって、一層「ひきこもり」は
 強化されていまうことになるのです。
 
 「多くのひきこもりを抱えた母親たちが、わが子に『はやく自立
 しなさい』『家からでなさい』という否定的メッセージを繰り
 返し与えつつ、実はわが子の生活を曖昧に支え続けている」
 
 「無限に許す母親がいけないのではない。そんな母親こそ例外的
 存在なのだ。否定の言葉とともに抱きしめることが、いかに人を
 束縛するか」
 
 「引きこもる本人は、そうした姿勢に秘められた矛盾を意識しつ
 つも、もはや関係の磁場から立ち去ることができなくなる。これ
 こそが私の考える『日本的ダブルバインド』の本質である」
 
 この「ひきこもり」の状態というのは、外国人にとっては理解
 できないそうです。
 
 「なぜ親は成人しても働かない子どもを、家から追い出さないのか?」
 
 言われて当たり前です。
 
 私も同じ意見です。
 
 しかし、ことはそんなに単純ではないようです。
 
 ひきこもりは、親と子どもがお互いに依存している、いわゆる
 「共依存」的な状態です。
 
 解消するには、このダブルバインドを崩せば良いのではないかと
 思います。





 この本には、家族に関する著者のいろいろな考え方が書かれてい
 ます。
 
 専門家の話はとても勉強になりますが、かなり難しい本です。
 
 言葉の使い方、表現の方法が、私のような一般人を相手に書かれて
 いないような気がします。
 
 もう少し簡単に書いてくれると嬉しかったのですが...



最後まで読んでいただきありがとうございます。ご協力お願いします(クリックしてください)→人気blogランキングへ


 人生を成功に導く読書術! ?おやじむしの3分書評? より抜粋

 【メルマガバックナンバー】→ http://www.mag2.com/m/0000194014.html
 【豊かな人生研究委員会HP】→ http://www.oyajimushi.com/
 【楽天日記】→ http://plaza.rakuten.co.jp/successread
 【FC2ブログ】→ http://successread.blog66.fc2.com/
 【ライブドアブログ】→http://blog.livedoor.jp/oyajimushimushi/
 【アメバブログ】→http://ameblo.jp/oyajimushi

スポンサーサイト

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。