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おやじむし

Author:おやじむし
私「おやじむし」の人生のメインテーマである「何をするためにこの世に生まれてきたのか」を知ること、そして、「豊な人生を送る」という目標のために日々読書し、そこから得たことをアウトプットしたものです。

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人生を成功に導く読書術!?おやじむしの3分書評?
私「おやじむし」が発行するメルマガ のブログ版です。 みなさん一緒に「豊かな人生」を目指しましょう
加藤諦三の文章の書き方・考え方
加藤諦三の文章の書き方・考え方 加藤諦三の文章の書き方・考え方
加藤 諦三 (1998/03)
PHP研究所

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──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:加藤諦三の文章の書き方・考え方
 著者:加藤諦三
 出版:PHP研究所
 定価:1200円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4569600352/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f955153%2f
 ビーケーワン
 http://www.bk1.co.jp/product/1555482/p-pyajimushi



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 好きでもないものをわざわざ書いていないか
 第2章 あなたは「自分の頭で考える」タイプか
 第3章 一行はじめに書きさえすればうまく行く
 第4章 億劫にならずに書き進める法
 第5章 背のびをした文章は人を感動させない
 第6章 自己を直視しないと行き詰まる
 第7章 「偉そうな文章」に隠された心理




──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■■□□□
 豊かな心:■□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は1998年3月に出版されています。
 
 著者は、早稲田大学の教授で心理学系の本を多数書いています。
 
 このメルマガでも何度か紹介しています。



 たくさんの本を書いてきた著者の「文章の書き方」とはどのような
 ものなのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)文章を書くテーマはどの様に選ぶべきなのか?
 2)他人の文章と比較してはならないのはなぜか?



 テーマ選びはどのように考えれば良いのでしょうか?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)文章を書くテーマはどの様に選ぶべきなのか?

 「犬好きな人が犬の話をしていると何時間でも話をしている。
 犬に興味のない人にしてみれば何をそんなにはなすことがあるの
 かと思うのだが、いつまで話しても話はつきない。話が弾む。
 話している人の目が輝いている。話の声に張りがある。要するに
 話に花が咲くのである」
 
 「書く場合も同じである、犬好きの人が犬のことを書けば、苦労
 なく犬のことを書ける。そして話はおもしろい。しかし犬が好きで
 ない人が犬のことを書こうとすれば大変である。なかなか書けない。
 苦労に苦労を重ねて書いても、読む人には面白くない」

 「つまり人は愛する物があれば文章は書ける。別に犬でなくても
 いい。鉛筆一本についてでも、その鉛筆に愛着を持ち、愛を注いで
 いる人は、鉛筆についてのエッセイを書ける。鉛筆について書く
 ことが、同じように『私の愛の物語』になる」
 
 「ここに、書ける人と書けない人との違いがある。愛がある場合は
 それが犬についてのエッセイであれ、鉛筆についてのエッセイで
 あれ、そこに自分の哲学が出る。文章にその人の哲学がにじみでる」


 2)他人の文章と比較してはならないのはなぜか?

 「もうひとつ、書くテーマと同じように、書き方も自分のスタイル
 を忘れてはいけない。生真面目な人は生真面目な文章を書けばいい。
 生真面目なのにユーモアにあふれた文章を書こうとするから、
 書けなくなる。自分の文章と他人の文章とを比較しないことである」
 
 「文章に価値の序列を付けない、ユーモアのある文章のほうが、
 ユーモアのない文章よりもいいという価値観をもてば、ユーモア
 のない人は文章が書けなくなる。生真面目な人は生真面目な文章で
 いいのである。文は人を表すで、自分の文章は自分の分身なので
 ある」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【もっと、自分の文章を書いてみよう】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「文章を書くテーマはどの様に選ぶべき」なのでしょうか?

▽毎日書評を書いていると、自分の文章が書きたくなります。

 書評は他人の書いた文章に対してどう感じたか?を書いているので、
 主体が自分ではありません。
 
 書評部分と冒頭の「今日の出来事」部分のどちらが書きや易いか
 と言うと、実は「今日の出来事」のほうが書き易かったりします。
 
 自分の見たこと、考えたこと、感じたことをそのまま書けるから
 だと思います。
 
 そこには、表題こそありませんが、何らかのテーマを持って書いて
 います。
 
 たまに、そのテーマにたどり着く前に終わってしまう場合があって、
 その場合は何日かに分けて書いています。
 
▽文章を書くには、やはりテーマが必要です。

 「何でもいいから書け」、と言われても書けません。
 
 かといって、「このテーマで書け」と言われても、この場合も
 おそらく書けないです。
 
 よく小学校の時の作文で、何かテーマを決めて書かせる場合が
 ありますが、今考えるとあれでは書けるはずがありません。
 
 この本の中で著者も書いていますが、文章を書くときのテーマと
 いうのは自分で書きたいと思ったものじゃないと書けないのです。
 
▽では、そのテーマはどのように決めればよいのでしょうか?

 著者は、この本の冒頭部分で次のように書いています。
 
 「犬好きな人が犬の話をしていると何時間でも話をしている。
 犬に興味のない人にしてみれば何をそんなにはなすことがあるの
 かと思うのだが、いつまで話しても話はつきない。話が弾む。
 話している人の目が輝いている。話の声に張りがある。要するに
 話に花が咲くのである」
 
 「書く場合も同じである、犬好きの人が犬のことを書けば、苦労
 なく犬のことを書ける。そして話はおもしろい。しかし犬が好きで
 ない人が犬のことを書こうとすれば大変である。なかなか書けない。
 苦労に苦労を重ねて書いても、読む人には面白くない」
 
 文章を書く場合も話すことと同じで、そのことに興味がないと
 書けないのです。
 
 例えば、私がバイクに関することを書くと、もう何年も前に乗って
 いたことをいくらでも書けます。
 
 でも、現在乗っている自動車のことについては、おそらくほとんど
 書けません。
 
 なぜかと言うと、興味がないから。
 
 自動車に関しては、今の車について言えばボンネットを開けたのは
 1回しかありませんし、洗車も1年くらいしてません。
 
 何かを書くときにテーマを決めるのであれば、自分の興味がある
 ことをテーマにしなくてはならないのです。
 
 また、著者は文章を書くには興味と愛が必要だと言います。
 
 「つまり人は愛する物があれば文章は書ける。別に犬でなくても
 いい。鉛筆一本についてでも、その鉛筆に愛着を持ち、愛を注いで
 いる人は、鉛筆についてのエッセイを書ける。鉛筆について書く
 ことが、同じように『私の愛の物語』になる」
 
 「ここに、書ける人と書けない人との違いがある。愛がある場合は
 それが犬についてのエッセイであれ、鉛筆についてのエッセイで
 あれ、そこに自分の哲学が出る。文章にその人の哲学がにじみでる」
 
 文章を書くテーマを決めるには、興味があること、そして愛情が
 あることが必要なのです。
 
 ということは、小説家という人たちは、自分の構想と文章、もし
 くは登場人物に興味と愛情を持っている人たちかもしれませんね。


●「他人の文章と比較してはならない」のはなぜでしょうか?

▽著者は、文章を書くときに大切な要素として、「書き方」もある
 と言います。
 
 「もうひとつ、書くテーマと同じように、書き方も自分のスタイル
 を忘れてはいけない。生真面目な人は生真面目な文章を書けばいい。
 生真面目なのにユーモアにあふれた文章を書こうとするから、
 書けなくなる。自分の文章と他人の文章とを比較しないことである」
 
 「文章に価値の序列を付けない、ユーモアのある文章のほうが、
 ユーモアのない文章よりもいいという価値観をもてば、ユーモア
 のない人は文章が書けなくなる。生真面目な人は生真面目な文章で
 いいのである。文は人を表すで、自分の文章は自分の分身なので
 ある」
 
 私は、仕事でずっと設計書を書いてきましたが、自分の文章とい
 うのは書いたことがありませんでした。
 
 メルマガを書き始めて、初めて
 
 「自分の文章ってこんな感じなんだ」
 
 というのが分かりました。
 
 いろいろな文体で試して書いてみたのですが、今書いている書き方
 が何も考えなくてよくて、一番楽に書けます。
 
 いまいちおもしろみに欠ける文章ですが、これが自分の文章だと
 思っています。
 
 そして、これを他人と比較しないことも大切です。
 
 他に書評を書いている人のメルマガを読んでいると、みなさん
 上手にまとめていて、とても読みやすく書いています。
 
 最初の頃は、それが羨ましかったりしたのですが、今では
 
 「自分は自分、他人は他人」
 
 と思っています。
 
 この考え方は、人の生き方にも関係します。
 
 他人と比較して人生を生きていると、羨ましいことばかりです。
 
 「自分は自分、他人は他人」
 
 こう思って生きていると、楽に生きていけます。
 
 自分に興味があって愛情を込められるテーマを、自分の文章で
 書けば、いくらでも書けると思います。





 この本は、主に文章の書き方について書かれている本ですが、
 著者の得意分野である「生き方」についても随所で触れられてい
 ます。
 
 読書感想文や作文が嫌いな人もたくさんいます。
 
 どちらかというと、嫌いな人の方が多いのではないでしょうか?
 
 その原因は、小中学校で宿題に出された、読書感想文や作文に
 原因があると思われます。
 
 小中学生の頃は無理でも、ある程度人生を生きてきた人であれば、
 何かしら興味があって打ち込んでいる、あるいは打ち込んでいた
 ものがあると思います。
 
 そのことについて、文章を書いてみると、おそらく自分が思って
 いる以上に書けると思います。
 
 いちど試してみてはいかがでしょうか?



 人生を成功に導く読書術! ?おやじむしの3分書評? より抜粋

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