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Author:おやじむし
私「おやじむし」の人生のメインテーマである「何をするためにこの世に生まれてきたのか」を知ること、そして、「豊な人生を送る」という目標のために日々読書し、そこから得たことをアウトプットしたものです。

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7つの習慣(7回目)
7つの習慣―成功には原則があった! 7つの習慣―成功には原則があった!
スティーブン・R. コヴィー、ジェームス スキナー 他 (1996/12)
キングベアー出版

この商品の詳細を見る



──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:7つの習慣
 副題:成功には原則があった!
 著者:スティーブン・R・コヴィー
 出版:キング・ベアー出版
 定価:2000円
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1部 パラダイムと原則について
      インサイド・アウト
      人生の扉を開く「7つの習慣
 第2部 私的成功
     第一の習慣 主体性を発揮する
      自己責任の原則
     第二の習慣 目的を持って始める
      自己リーダーシップの原則
     第三の習慣 自己管理の原則
      自己管理の原則
 第3部 公的成功
      相互依存のパラダイム
     第四の習慣 WinWinを考える
      人間関係におけるリーダーシップの原則
     第五の習慣 理解してから理解される
      感情移入コミュニケーションの原則
     第六の習慣 相乗効果を発揮する
      創造的な協力の原則
 第4部 再新再生
     第七の習慣 刃を研ぐ
      バランスの取れた自己再新再生の原則
      再びインサイド・アウト
 付 録



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■■
 勇気  :■■■□□
 豊かな心:■■■□□
 おすすめ:■■■■■



 第5の習慣は「理解してから理解される」です。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)インサイド・アウトとは?
 2)原則中心のパラダイムとは?
 3)第一の習慣とはどのような習慣なのか?
 4)第二の習慣とはどのような習慣なのか?
 5)第三の習慣とはどのような習慣なのか?
 5.5)相互依存のパラダイムとは?
 6)第四の習慣とはどのような習慣なのか?
 7)第五の習慣とはどのような習慣なのか?
 8)第六の習慣とはどのような習慣なのか?
 9)第七の習慣とはどのような習慣なのか?



 「感情移入コミュニケーションの原則」とは、どのようなこと
 なのでしょうか?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)インサイド・アウトとは?

 「インサイド・アウトとは、自分自身の内面(インサイド)を変
 えることから始めるということであり、自分自身の根本的なパラ
 ダイム、人格、動機などを変えることから始めるということである」

 2)原則中心のパラダイムとは?

 人間の基本的な法則を中心に据えたものの見方(世界観)と言え
 そうです。
 
 「私たちの持つパラダイム、頭の中に描く地図が、こうした原則
 や自然の法則に一致すればするほど、それは正確かつ機能的なも
 のになる」

 ※以上、7/16に紹介した分です。


 3)第一の習慣とはどのような習慣なのか?

 第一の習慣の原則は「自己責任の原則」です。

 「問題は自分の外にあると考えるならば、その考えこそが問題で
 ある」

 第一の習慣は「主体性を発揮する」ことです。

 「主体性を持つということは率先力を発揮するだけではなく、
 人間として自分の人生に対する責任をとるということである」

 「率先力を発揮することは、自分から進んで状況を改善する行動
 を起こすようにすることである」

 ※以上、7/22に紹介した分です。


 4)第二の習慣とはどのような習慣なのか?

 「第二の習慣は、生活の様々な状況に当てはまるものであるが、
 最も基礎的な応用は、全ての行動を測るための尺度として、人生
 の最後の姿を描き、それを念頭において今日という1日を始める
 ことである」
 
 「そうすれば、自分にとって何が本当に大切なのかをベースに、
 今日の行動、明日の行動、来週の行動、来月の行動を計画するこ
 とができる」

 「目的を持って始めるという習慣は、『すべてのものは二度つく
 られる』という原則に基づいている。万物にはまず知的な第一の
 創造があり、それから物的な第二の創造がある」
 
 「程度こそ違うが、この原則は生活のすべて場面において見られ
 るものである」

 「リーダーシップは知的な第一の創造である。リーダーシップは
 マネジメントとは違う。マネジメントは物的な第二の創造にかか
 わるものである」
 
 「マネジメントは手段に集中しており、どうすれば目標を達成で
 きるかという質問に答えようとするものである。一方、リーダー
 シップは望む結果を定義しており、何を達成したいのかという質問
 に答えようとするものである」

 「目的を持って始める最も簡単で大きな効果をもたらす方法の
 ひとつは、ミッション・ステートメント(個人的な憲法、または信条)
 を書くことである」
 
 「その中で自分はどうなりたいのか、何をしたいのか、そして自分
 の行動の基礎となる価値観や原則を明らかにする」

 ※以上、8/3に紹介した分です。


 5)第三の習慣とはどのような習慣なのか?

 「第三の習慣は第二の創造、つまり物的創造を行うことである」

 「効果的なマネジメントの定義は、『重要事項を優先する』こと
 である。リーダーシップは『重要事項』とは何なのかを決めること
 であり、それに対して、マネジメントはそれを優先して、毎日、
 瞬間瞬間において実行することである。つまり、マネジメントと
 は自制する力であり、実行力なのだ」

        緊急          緊急でない
  ┏━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━┓
  ┃第一領域        ┃第二領域        ┃
  ┃・締め切りのある仕事  ┃・人間関係づくり    ┃
 重┃・クレーム処理     ┃・健康維持       ┃
 要┃・せっぱつまった問題  ┃・準備や計画      ┃
  ┃・病気や事故      ┃・リーダーシップ    ┃
  ┃・危機や災害      ┃・真のレクリエーション ┃
  ┃            ┃・勉強や自己啓発    ┃
  ┃            ┃・品質の改善      ┃
  ┣━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━┫
  ┃第三領域        ┃第四領域        ┃
  ┃・突然の来訪      ┃・暇つぶし       ┃
 重┃・多くの電話      ┃・単なる遊び      ┃
 要┃・多くの会議や報告書  ┃・だらだら電話     ┃
 で┃・無意味な冠婚葬祭   ┃・待ち時間       ┃
 な┃・無意味な接待や付き合い┃・多くのテレビ     ┃
 い┃・雑事         ┃・その他の意味のない活動┃
  ┃            ┃            ┃
  ┗━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━┛

 「効果的に人生を営む人は、第三領域と第四領域を避けようとする。
 なぜなら、それは緊急であろうがなかろうが、重要ではないから
 である」
 
 「そして、この人達は第二領域に時間を投資することにより、
 第一領域の問題をなくしていくようにする」

 ※以上、8/13に紹介した分です。


 5.5)相互依存のパラダイムとは?

 「自制と自己のコントロールこそ、他人との充実した関係の土台
 になるのだ。相互依存の関係は、自立した人にしかできない選択
 である」
 
 「人間関係づくりに最も大切な要素は、私たちが何を言うか、何を
 するかということではなく、私たちはどういう人間であるのかと
 言うことである」

 「信頼口座つまり信頼残高とは、ある関係に置いて築かれた信頼
 のレベルを表す比喩表現であり、言い換えれば、その人に接する
 安心感ともいえるだろう」
 
 「礼儀正しい行動、親切、正直、約束を守る等の行動を通して
 信頼残高をつくっていけば、そこに蓄えができる。残高を高める
 ことによって、必要とあらば、その信頼を何度でも頼りにするこ
 とができる」

 信頼残高を増やすための「六つの大きな預け入れ」
 1.相手を理解する
 2.小さなことを大切にする
 3.約束を守る
 4.期待を明確にする
 5.誠実さを示す
 6.引き出してしまったときは、誠意をもって謝る

 「私たちは、見返りを求めず無条件の愛という形で預け入れを行
 うとき、『愛の基礎的な法則』を守っていることになる。そうした
 行為で私たちは、相手に安定感と安全な気持ちを感じさせる。
 そして相手は自分自身の本来の価値を感じることができ、自分の
 真のアイデンティティーを肯定されたことになる」
 
 「愛は相手の自然な成長を促進させ、『人生の基礎的な法則
 (協力・貢献・自制・誠実)』に沿って生活する動機付けになる。
 相手は自分の本来の可能性を発見し、発揮することができるよう
 になる」


 ※以上、8/27に紹介した分です。


 6)第四の習慣とはどのような習慣なのか?

 「WinWinとは、『自分も勝ち、相手も勝つ(それぞれの
 当事者が欲しい結果を得ること)』という考え方である。Win
 Winを考えることは、単なるテクニックではない。それは人間
 関係の全体的な哲学である。WinWinは人間関係における6つ
 のパラダイムの一つである」

 1.Win?Win
 2.Win?Lose
 3.Lose?Win
 4.Lose?Lose
 5.Win
 6.Win?Win または NoDeal
 
 「しかし、ほとんどの状況は相互依存の現実の中にあり、Win?
 Winを考える以外に現実的な方法はない」

 「本当のWin?Winを達成することができなければ、No
 Dealを選ぶ方が適当である」

 「『Win?Winを考える』という第4の習慣は、人間関係
 おけるリーダーシップの原則にかかわる習慣である。それを実行
 するには、人間の4つの独特の性質(自覚・想像力・良心・自由
 意志)をすべて発揮しなければならない」
 
 「Win?Winの原則は、全ての対人関係において成功するため
 の基礎であり、5つの柱によって支えられている。それは『人格』
 で始まり、『関係』に進み、その中から『合意』がつくられる。
 Win?Winはそれを支える『システム』、組織構造の中で育成
 され、Win?Winの『プロセス』によって達成されるのだ」

 ※以上、9/16に紹介した分です。


 7)第五の習慣とはどのような習慣なのか?

 「私たちは、急いで問題の中に飛び込んで、何かのアドバイスで
 問題を素速く解決しようとする傾向が極めて強い。しかも、多くの
 場合、診断する、あるいは問題を深く理解する時間をとることを
 忘れてしまっている」

 「人間関係について私が今まで学んだ最も大切な教訓を要約すれば、
 それは『まず相手を理解するように努め、その後で、自分を理解
 してもらうようにしなさい』ということである。この原則が、
 人間関係における効果的なコミュニケーションの鍵なのである」

 「自分の夫・妻、隣人、上司、同僚、友人と効果的に接し、相手に
 影響を与えたければ、まずその人を理解する必要がある」
 
 「相手に対して本当に影響を与えることができるかどうかは、
 あなた自身が模範を示すこと、つまり日頃どう行動しているかに
 かかっている」
 
 「その模範とは、あなたは真にどういう人なのか、あなたの人格は
 どうなのかということから自然に流れ出るものである。それは、
 他の人があなたのことをどう言っているかとか、あなたが相手に
 どう思って欲しいかとかいうことではなく、あなたと接するとき、
 相手は何を経験するか、にかかっているのである」

 「相手が話しているとき、ほとんどの場合、私たちは次の四つの
 いずれかのレベルで聞いている」
 
 「まず無視する、あるいは実際に聞いていない。次は、聞くふり
 をする。例えば、『うんうん』とあいづちを打つという具合である。
 そして、選択的に聞く。それから、注意して聞くこともある」
 
 「ほとんどの場合、この4つのいずれかで聞いている。しかし、
 この上の最も高い傾聴のレベル、感情移入をして相手の話を聞く
 人は少ない」

 「感情移入とは、相手の見地に立ち、相手の立場から物事を眺め、
 相手が見ている世界を見ることであり、相手のパラダイムを理解し、
 相手の気持ちを感じとることなのだ」
 
 「感情移入の本質は、相手に賛成することではなく、感情的にも
 その人のことを正確に理解することである」

 「たいていの場合、人は外からの助言など必要ない。相手は本当に
 心の中を打ち明けることができさえすれば、自分の問題を自分なり
 に整理し、その過程で解決策も明確になってくる」

 「ほとんどの人はプレゼンテーションを行うとき、すぐロゴス
 入って、左脳の論理展開をし、自分のアイディアを打ち出そうと
 する。そして、その論理の正当性を強調するあまり、エトス
 パトスの側面を無視してしまう」


 ※以下、次回以降の紹介となります。
 8)第六の習慣とはどのような習慣なのか?
 9)第七の習慣とはどのような習慣なのか?



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【感情移入して人の話を聞こう】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「第5の習慣」とはどのような習慣なのでしょうか?

▽第5の習慣の原則は「感情移入のコミュニケーションの原則」です。

 著者は次のように言います。

 「私たちは、急いで問題の中に飛び込んで、何かのアドバイスで
 問題を素速く解決しようとする傾向が極めて強い。しかも、多くの
 場合、診断する、あるいは問題を深く理解する時間をとることを
 忘れてしまっている」

 「人間関係について私が今まで学んだ最も大切な教訓を要約すれば、
 それは『まず相手を理解するように努め、その後で、自分を理解
 してもらうようにしなさい』ということである。この原則が、
 人間関係における効果的なコミュニケーションの鍵なのである」
 
 以前読んだ「話を聞かない男、地図が読めない女」という本のなか
 で、男性と女性の会話についても同じようなことが書いてありま
 した。
 
 特に男性に多いのが、女性が話をする問題について、すぐに解決策
 提示することらしいです。
 
 女性はコミュニケーションとして、話を聞いて欲しいだけなのに、
 話の途中でアドバイスをされてしまい、「全然話を聞いてくれない」
 ということになるのです。
 
 男性は解決策が欲しいときだけ相手に相談するので、女性が話す
 諸問題についても、すぐに答えを出そうとします。
 
 相手とコミュニケーションをとりたい場合は、まず最初に相手の
 話を聞くことから始めなくてはならないのです。
 
 相手の話をじっくり聞き、相手が何を望んでいるのか、それを
 見極める必要があります。
 
 話を聞いて欲しいだけなのか。
 何かの解決策が欲しいのか。
 
 まずは相手を理解するように努めれば、自分のことも理解して
 もらえるようになるのです。
 
▽著者は言います。
 
 「自分の夫・妻、隣人、上司、同僚、友人と効果的に接し、相手に
 影響を与えたければ、まずその人を理解する必要がある」
 
 「相手に対して本当に影響を与えることができるかどうかは、
 あなた自身が模範を示すこと、つまり日頃どう行動しているかに
 かかっている」
 
 「その模範とは、あなたは真にどういう人なのか、あなたの人格は
 どうなのかということから自然に流れ出るものである。それは、
 他の人があなたのことをどう言っているかとか、あなたが相手に
 どう思って欲しいかとかいうことではなく、あなたと接するとき、
 相手は何を経験するか、にかかっているのである」
 
 相手に動いて欲しければ、「相手を何とかしよう」と思うのでは
 なく、まず自分のことを変えなくてはなりません。
 
 自分自身が日頃、他人に対してどういう態度をとっているか?

 それが計算された態度ではなく、自分の人間性を高めることに
 よって自然と出てくる態度でなくてはならないのです。
 
 つまり、意識して取る行動ではなく、無意識のうちに取る行動で
 なくてはなりません。
 
 自分自身の人間性を高め、その上で相手を十分に理解し、そして
 はじめて相手に影響を与えることができるようになるのです。
 
 これは、口で言うのは簡単ですが、実際は難しそうです。
 
▽では、相手を本当に理解するためにはどうすれば良いのでしょうか?

 著者は言います。
 
 「相手が話しているとき、ほとんどの場合、私たちは次の四つの
 いずれかのレベルで聞いている」
 
 「まず無視する、あるいは実際に聞いていない。次は、聞くふり
 をする。例えば、『うんうん』とあいづちを打つという具合である。
 そして、選択的に聞く。それから、注意して聞くこともある」
 
 「ほとんどの場合、この4つのいずれかで聞いている。しかし、
 この上の最も高い傾聴のレベル、感情移入をして相手の話を聞く
 人は少ない」
 
 感情移入とは「傾聴テクニック」のことではありません。
 
 心理カウンセラーの本を読むと「傾聴」という言葉が出てきますが、
 カウンセラーは仕事で「傾聴」しているのであって、必ずしも感情
 移入しているわけではありません。
 
 著者は言います。
 
 「感情移入とは、相手の見地に立ち、相手の立場から物事を眺め、
 相手が見ている世界を見ることであり、相手のパラダイムを理解し、
 相手の気持ちを感じとることなのだ」
 
 「感情移入の本質は、相手に賛成することではなく、感情的にも
 その人のことを正確に理解することである」
 
 これはなかな難しそうです。
 
 簡単に言うと、相手の頭と心になりきることなのです。
 
 相手になりきって、理解しようとして聴かなくてはなりません。

 そうすれば、相手に影響を与えることができるようになるのです。
 
 相手に「影響を与えよう」そう思って話を聴いてはいけないのです。
 
▽それでは、感情移入して話を聞くにはどうすれば良いのでしょうか?
 
 感情移入のスキルには4つの段階があります。
 簡単に紹介します。
 
 ・第一段階
 
  効果性は低いが、話の中味を繰り返すこと。
  
  例)「父さん、学校なんてもういやだよ」
    「学校がいやなんだね」

 ・第二段階
 
  話の中身を自分の言葉に置き換えること。
  ここで効果は多少高まるが、まだ言葉を使ったコミュニケー
  ションに限定されている。
  
  例)「父さん、学校なんてもういやだよ」
    「そうか、学校に行きたくないんだ」
  
 ・第三段階
 
  相手の感情を反映する。
  ここでは何を言っているかと言うよりも、それについてどう
  感じているかに注意する。
  
  例)「父さん、学校なんてもういやだよ」
    「なんだかイライラしているようだね」
  
 ・第四段階
 
  第二と第三の両方を合わせること。
  つまり、内容を自分の言葉で言い、同時に感情を反映する。
  
  例)「父さん、学校なんてもういやだよ」
    「学校に行きたくなくて、なんだかイライラしているよう
    だね」
 
 
 この感情移入のスキルは、決して助言を与えるものではありません。
 
 助言を与えるものではなく、相手が抱えている問題を相手に考え
 させることにより、自分自身で答えを見つけることができるように
 傾聴するのです。
 
 著者は言います。
 
 「たいていの場合、人は外からの助言など必要ない。相手は本当に
 心の中を打ち明けることができさえすれば、自分の問題を自分なり
 に整理し、その過程で解決策も明確になってくる」
 
 相手の立場で問題を理解し、その解決策を一緒に探すことが重要
 なのです。
 
▽これまでは「理解する」ことについて説明してきましたが、
 「理解される」にはどうすればよいのでしょうか?
 
 著者は、理解されるためには「エトス」、「パトス」、「ロゴス
 の順で話をするのが効果的だと言います。
 
 ・エトス
 
  個人の信頼性である。
  人があなたの誠実さと能力に対して持つ信頼であり、あなたの
  持つ信頼残高である。
 
 ・パトス
 
  感情移入のことである。
  それは気持ちであり、相手のコミュニケーションの感情的側面を
  理解するということである。
  
 ・ロゴス
 
  理論であり、プレゼンテーションの論理展開のことである。
 
 
 著者は次のように言います。
 
 「ほとんどの人はプレゼンテーションを行うとき、すぐロゴス
 入って、左脳の論理展開をし、自分のアイディアを打ち出そうと
 する。そして、その論理の正当性を強調するあまり、エトス
 パトスの側面を無視してしまう」
 
 順序は「人格」、「人間関係」、それから「プレゼンテーション
 の論理展開」という流れでなくてはならないのです。
 
 まずは、相手の立場を相手以上に上手く説明してみる。
 それから、自分の立場を相手の見地から説明し、理解してもらう。
 
 この方法でプレゼンテーションを行うことができれば、必ず人に
 伝わるのです。





 いろいろな人間関係の本を読んでいて、人とコミュニケーション
 を取る場合に必ず出てくるのが、「人の話をよく聞きなさい」と
 いうことです。
 
 それほど、私たちは人の話を聞いていないということになります。
 
 確かに、人の話をだまって聞くということは練習しないとでき
 ないことです。
 
 しかし、それができるようになるとお互いのコミュニケーションが
 より深まることになるのです。
 
 まずは人の話を聞いてみましょう。



 人生を成功に導く読書術! ?おやじむしの3分書評? より抜粋

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